余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 今週も新たなるファイレクシアのFAQ。すでに訳が用意されている意味では非常に楽……というか訳す必要が一切ない。さみしい……と先週の文章を使いまわしてみる。

余談2:月曜日 《内にいる獣/Beast Within》

 イメージ的には《猿術》みたいに単に獣になってしまうのかな、思った。カード名からイメージされるのは「内に秘めた獣性に負けて、獣そのものになってしまう」という感じ。だけど、よく考えてみたらこれってパーマネントなら何でも獣になるんだよな。

 それこそエンチャントでも獣になるわけで、いまいちイメージがつかめない。場に呪文を唱えておいたのが、ズモモモッと3/3の獣に変わったりする。どういうことなんだろう。エネルギーの変換みたいな?

 フレイバーテキスト見れば少しは何かつかめるかな。
原文:
 "Kill the weak so they can’t drag the strong down to their level.
 This is true compassion."-Benzir, archdruid of Temple Might
 引用元:http://magiccards.info/nph/en/103.html

日本語訳:
 「弱き者を殺せ。強き者をその域に落とさせぬために。
 これぞ真の慈悲だ。」――力の寺院の大ドルイド、ベンジア
 引用元:http://magiccards.info/nph/jp/103.html

 分からん。( ´・ω・`)

 いや、フレイバーテキストの意味はなんとなく分かる。要は「朱に交われば赤くなる」というか「腐ったリンゴの中にあると、新鮮なリンゴも腐る」みたいな意味かな、と。

 だけどカードの効果としては、0/1のクリーチャー・トークンでも3/3になるし(弱き者が強き者になる)、逆に6/6の飛行+先制攻撃+警戒+トランプル+速攻+プロテクション(黒と赤)持ちですら単なる3/3になってしまう(強き者が弱き者になる)わけで。

 ベンジアさんに聞けば分かるんだろうけど、ファイレクシアの人なんだよな。怖い。

余談3:火曜日 《かごの中の太陽/Caged Sun》

 日本語のカード名がいい。とても短い言葉なのに、連想される物語性の広がりが半端ない。

 誰かが太陽を自分のためだけに使おうとそれを持ち去り、魔法のかごに閉じ込めてその力を独り占めしてしまった、みたいなイメージ。その魔法使いの領地ではあふれんばかりのマナが生み出される。逆に奪われた人たちは困り果て、ついに辺境にいる魔法使いに解決を依頼することに。

 ……って、イラスト見たら本物の太陽は別にあるのか。そうか。

余談4:水曜日 《排他の儀式/Exclusion Ritual》

 なぜかずっとレアだと思ってた。アンコモンか。

余談5:金曜日 《ノーンの別館/Norn’s Annex》

 「Annex」って言うと、オンスロート時代の《併合/Annex》が思い出されて「今回は何か背景ストーリー的な意味がある単語なのかな」と思ったら、単に「他動詞では、併合する、という意味」で「名詞では、別館や離れ、を意味する」だけだった。

余談6:FAQ

 今回、FAQの日本語訳を引用させて頂いたのは以下の文書(04月25日、更新版)。

 新たなるファイレクシア よくある質問集
 http://www.wizards.com/dci/downloads/MTGNPH_FAQ_JP_20110425.rtf

 今回、FAQの日本語訳を引用していて、いくつか誤字らしき箇所があった。本当に誤りかどうかはさておき、とりあえず気づいたものを列記しておく。誰かの役に立つかもしれないし。
ノーンの別館/Norn’s Annex
 あるプレイヤーが《ノーンの別館》を複数コントロールしている場合、それぞれが攻撃のためのコストを要求スル。プレイヤーはそれぞれのコストをそう支払うかを個別に決定する。

排他の儀式/Exclusion Ritual
 追放されたカードが何らかの理由で津砲領域を離れた場合、2つ目の能力は以降何の効果も持たない。

囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One
 双頭巨人戦では、最後の能力は対戦相手のチームのアップキープに2回――そのチームのプレイヤー1人につき1回ずつ――誘発する。各プレイヤーは自分がコントロールするクリーチャーのみを1体生け贄に捧げる。

余談7:翻訳

 今週のTom LaPilleの記事でウィンチェスタードラフトについて紹介されていた。その記事の前書きで、2005年に書かれたウィンストンドラフトに関するAaron Forsytheの記事へリンクが張ってあった。

 ウィンチェスタードラフトに関してはすでにDiary Noteで紹介されている方がいらっしゃるので、ウィンストンドラフトに関する記事のほうを訳してみる。今週末に日本へ帰国するので、その前にはアップしておきたい。

 それが終わったら、訳し途中のまま放置してるエンチャント週間の記事に取り掛かる予定。

コメント

みそ@生きてる
みそ@生きてる
2011年5月23日17:53

>ひ
とてもよいです。
メリーラさんにワンチャン感じるクオリティです。

bun
2011年5月23日18:09

《シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast(NPH)》には《メリーラの守り手/Melira’s Keepers(MBS)》がいるじゃないですか。
実際に守られていたのは彼らの方だった訳ですが。

re-giant
2011年5月23日19:16

>みそさん
お褒めにあずかり恐悦至極。

>Bunさん
すっかり忘れてました。そういえば彼女には固定ファンがいるんでしたね。

Taku
2011年5月23日19:25

> ひ

なんというハートフルストーリー。
メリーラたん可愛いよメリーラたん(;´Д`)ハァハァ

re-giant
2011年5月23日19:45

メリーラさん、かわいいですよね。その逆境ぷりも含めて。

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