余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
今週は特に一貫したテーマらしきものが見えない。新しいエキスパンションからも古いエキスパンションからも採られてるし、内容もクリーチャータイプの話、背景世界の話、ルールテキストの話、などなど広い範囲に及んでいるし。
余談2:月曜日 《Hazezon Tamar》
7マナで2/4、場に出た次のターンのアップキープにだけ1/1トークンをばらまいてくれる伝説のクリーチャー。昨今のカードパワーのインフレを見ていると、同じマナコストで毎ターンばらまいても不思議じゃない気がする。
余談3:火曜日 《大聖堂の皮膜/Cathedral Membrane》
こういう最後の一文に「オチ」のあるネタは好き。訳すときに、あからさまに「オチている」風に訳すか、原文に忠実に書いてオチが伝わるかどうかは読者任せにするかで悩む。
余談4:水曜日 《火の玉/Fireball》
この複雑な効果も《火の玉/Fireball》が範囲魔法であることを表すためだったんだろうな。あくまで《地震/Earthquake》とは違って、全体ではなく限定的な範囲。
ファンタジー的なフレイバーという意味ではそれで十分かもしれないけど、RPGに出てくる魔法という意味での《火の玉/Fireball》を表現するなら「対象が4つ以上必要」のようにすれば「ときには味方を巻き込んででも撃たないといけない」という面を表せたかもしれない。明らかに使いづらいけど。
余談5:木曜日 《戦争門/Wargate》
イラストに出てくるクリーチャーが既存の特定カードのクリーチャーということはよくある話だけど、今回のようにそれが文中で明らかにされないというのは珍しい気がする。
自分で調べた範囲でそれらしきものを紹介しておいたけど、文中で特定されていないということはもしかしたら特定のスフィンクスがモデルじゃないのかもしれない。
それでも《戦争門/Wargate》に描かれているスフィンクスは《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》に良く似てることは間違いない。
余談6:金曜日 《Little Girl》
和訳されるとしても《幼女/Little Girl》にはやっぱりならないだろうな。
余談7:プレイヤータイプ
マジックのプレイヤーをそのプレイスタイルから「ティミー・ジョニー・スパイク」の3種類に分類できるという話は、公式コラムなどで今まで何度も紹介されてきている。
だけどさらに「メルヴィン・ヴォーソス」という分類があるらしい。気になったので調べてみたら、それに関する記事を和訳しているブログと出会えた。
デザインのための言葉
http://iwasgame.sakura.ne.jp/archives/49
これによると「メルヴィン・ヴォーソス」というのは今までの「プレイスタイルによる分類」ではなく、「プレイヤーがカードを評価する際の分類」らしい。詳細は上記リンク先の記事を見てもらうとして、簡単に言うと「メルヴィン:ルールやバランス面から評価」で「ヴォーソス:フレイバー面から評価」ということ。
《凍結/Frozen Solid》が例として挙がっていて、これが素晴らしく分かりやすい。なるほど。自分がヴォーソス寄りだということがよく分かった。《凍結/Frozen Solid》のデザインは素晴らしい。
余談8:記事の形式
知り合いから「毎日のCard of the Dayで、訳だけじゃなくて個人的な感想とか見解とかも一言付け加えてみたら? なんか今のままだとちょっと文章がさみしくない?」との言葉をもらった。
たまにそれも考えるけど「訳」には自分を出す必要はないかなと思ってるので、カードに関する私見はこの「週のまとめ」に書いてくことになると思う。
まあ、気が変わることもあるかもしれないけど。
余談9:05月30日の月曜日
アメリカの祝祭日の為、Card of the Dayの更新はお休み。
ちなみに5月30日が休みと決まっているわけではなく、5月の最後の月曜日が「Memorial Day」と決まっているらしい。戦没者を追悼する日。
今週は特に一貫したテーマらしきものが見えない。新しいエキスパンションからも古いエキスパンションからも採られてるし、内容もクリーチャータイプの話、背景世界の話、ルールテキストの話、などなど広い範囲に及んでいるし。
余談2:月曜日 《Hazezon Tamar》
7マナで2/4、場に出た次のターンのアップキープにだけ1/1トークンをばらまいてくれる伝説のクリーチャー。昨今のカードパワーのインフレを見ていると、同じマナコストで毎ターンばらまいても不思議じゃない気がする。
余談3:火曜日 《大聖堂の皮膜/Cathedral Membrane》
こういう最後の一文に「オチ」のあるネタは好き。訳すときに、あからさまに「オチている」風に訳すか、原文に忠実に書いてオチが伝わるかどうかは読者任せにするかで悩む。
余談4:水曜日 《火の玉/Fireball》
この複雑な効果も《火の玉/Fireball》が範囲魔法であることを表すためだったんだろうな。あくまで《地震/Earthquake》とは違って、全体ではなく限定的な範囲。
ファンタジー的なフレイバーという意味ではそれで十分かもしれないけど、RPGに出てくる魔法という意味での《火の玉/Fireball》を表現するなら「対象が4つ以上必要」のようにすれば「ときには味方を巻き込んででも撃たないといけない」という面を表せたかもしれない。明らかに使いづらいけど。
余談5:木曜日 《戦争門/Wargate》
イラストに出てくるクリーチャーが既存の特定カードのクリーチャーということはよくある話だけど、今回のようにそれが文中で明らかにされないというのは珍しい気がする。
自分で調べた範囲でそれらしきものを紹介しておいたけど、文中で特定されていないということはもしかしたら特定のスフィンクスがモデルじゃないのかもしれない。
それでも《戦争門/Wargate》に描かれているスフィンクスは《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》に良く似てることは間違いない。
余談6:金曜日 《Little Girl》
和訳されるとしても《幼女/Little Girl》にはやっぱりならないだろうな。
余談7:プレイヤータイプ
マジックのプレイヤーをそのプレイスタイルから「ティミー・ジョニー・スパイク」の3種類に分類できるという話は、公式コラムなどで今まで何度も紹介されてきている。
だけどさらに「メルヴィン・ヴォーソス」という分類があるらしい。気になったので調べてみたら、それに関する記事を和訳しているブログと出会えた。
デザインのための言葉
http://iwasgame.sakura.ne.jp/archives/49
これによると「メルヴィン・ヴォーソス」というのは今までの「プレイスタイルによる分類」ではなく、「プレイヤーがカードを評価する際の分類」らしい。詳細は上記リンク先の記事を見てもらうとして、簡単に言うと「メルヴィン:ルールやバランス面から評価」で「ヴォーソス:フレイバー面から評価」ということ。
《凍結/Frozen Solid》が例として挙がっていて、これが素晴らしく分かりやすい。なるほど。自分がヴォーソス寄りだということがよく分かった。《凍結/Frozen Solid》のデザインは素晴らしい。
余談8:記事の形式
知り合いから「毎日のCard of the Dayで、訳だけじゃなくて個人的な感想とか見解とかも一言付け加えてみたら? なんか今のままだとちょっと文章がさみしくない?」との言葉をもらった。
たまにそれも考えるけど「訳」には自分を出す必要はないかなと思ってるので、カードに関する私見はこの「週のまとめ」に書いてくことになると思う。
まあ、気が変わることもあるかもしれないけど。
余談9:05月30日の月曜日
アメリカの祝祭日の為、Card of the Dayの更新はお休み。
ちなみに5月30日が休みと決まっているわけではなく、5月の最後の月曜日が「Memorial Day」と決まっているらしい。戦没者を追悼する日。
コメント
何にせよ、需要があるのかないのかがまったくの手探りだったこの週のまとめに、多少なりとも意味がありそうだと分かっただけでも収穫です。ありがとうございました。