余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
テーマと言うほどのものはなさそう。あえて言うなら新たなるファイレクシア特集。
余談2:火曜日 《倒れし者の記憶/Remeber the Fallen》
Card of the Dayでは珍しいツイッターでの呟きから拾われたネタ。珍しいと言うか、初めてかもしれない。まあ、それはさておき、内容がすごい。よく思いついたな、と。
原文:Hey, remember The Fallen?
ってか、これをどうやって和訳しろってんだ。英語の掛け言葉があまりに見事すぎて手が出せない。なんかジョークを解説するような無粋さを感じるけど、一応説明しておくと「The Fallen(というカードを)覚えていますか?」という文章にそのまま「Remeber the Fallen」というカード名が入っている、という話。
そういえば前に「別のカードの名前が丸々含まれているカード名」というネタがあったな。この《倒れし者の記憶/Remeber the Fallen》もその仲間に入るのか。
余談3:水曜日 《刻まれた大怪物/Etched Monstrosity》
ダークスティールの《刻まれた巫女/Etched Oracle》の「名前とイラスト」は《刻まれた勇者/Etched Champion》に受け継がれ、能力は《刻まれた大怪物/Etched Monstrosity》に受け継がれた、という話。
巫女から生まれたのが勇者と大怪物、というのはなんとも物語性を感じさせてくれる。「刻まれた/Etched」シリーズって他に何がいたかな。
余談4:木曜日 《戦争報告/War Report》
背景ストーリーはあまり深く追わない身としては、カードにストーリーの各場面が断片的に示されてもそれほど興味はわかないというのが正直なところ。
なんだろう。予習が必要なのがめんどいというか……敵と味方のグループに分かれている、くらいの情報ならいいんだけど、誰が誰を騙そうとしていて逆に裏切られて、みたいな複雑なことをブツ切りにしてカードごとに示されても困る。
今回のCard of the Dayで例に挙げられている《血の復讐/Vendetta》で言えば「タカラがヴォルラスの化けた姿だとスタークが気づいた瞬間」ってことは、つまり「タカラ、ヴォルラス、スターク」という3人の人間関係を知っていないと理解できない場面なわけで、その上で「なんでヴォルラスという人物がタカラに化けていて、かつそれにスタークが気づいてはいけないのか」まで知らないといけない。大変すぎる。
ストーリーよりもシンプルに世界観を感じさせてくれるカードが好き。《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》のフレイバーテキストもそうだし、今回の《戦争報告/War Report》もそう。ファイレクシアとミラディンが争っておりファイレクシアが優勢、というざっくりな理解だけでことが足りる。
余談5:金曜日 《荒廃の工作員/Blighted Agent》
「ブロックされない」の能力を持ったスパイが、ファイレクシアの派閥争いに加わっており、それについてフレイバーテキストで言及されている。
「怪しむかもしれないが、止められはすまい」って、なんかスポーツ漫画っぽいな。「お前のシュートの秘密はもう分かったぜ!」「分かったからと言って止められなければ意味はあるまい!」みたいな。
余談6:公式ガイドブック
何年かぶりに公式ガイドブックを買ってみた。真木孝一郎さんのアレ。《呪文滑り/Spellskite》の構築評価が星2つなのを見ると、やっぱり実際に環境に投入される前に評価するってのは難しいんだな、と思う。
個人的に公式ガイドブックの読みどころは、明らかに評価に困るカードの解説(いや、イラストつきのカード一覧を紙媒体で見られるというのも購入理由の1つだけど)。
バニラ・クリーチャーもそうだし、それより大変っぽいのがシンプルに弱そうなカード。今回で言うと《防御姿勢/Defensive Stance》とか《無情な侵略/Ruthless Invasion》とか。
気になる人は買うが吉。
以下、真木孝一郎さんに関する余談。
一度だけ実際にプレイしているのを見たことがある。記憶が曖昧だけど、確か10年以上前のJGC(Japan Game Convension)で開催されていたドラフトかシールドか何かの決勝戦。
シャドー・クリーチャーがいたからテンペストブロックなはず。そして真木さんは相手のそのシャドー・クリーチャーにぼこぼこに殴られていてライフが危険領域に突入していた。
半分本気、半分冗談で帰り支度を始める真木さんに観客が笑う。そして真木さんが荷物を片づけようとカードボックスをひょいと持ち上げると、なんとそこにいたのは……戦闘ダメージを与えることも与えられることもできなくなる《ガス化/Gaseous Form》をつけられたシャドー・クリーチャー。
そう。
ゲーム序盤で、せっかく出したシャドー・クリーチャーに《ガス化/Gaseous Form》を即座に貼りつけられてしまった真木さんが、戦力外通告と言わんばかりにテーブルに端っこに寄せ、さらに上にボックスを置いて封印したのだ。
真木さん「誰だよ、隠したの!」
その他全員「あんただよ!」
皆が爆笑する中、真木さんが叫び、当然のように一同総ツッコミ。
古い話なので細部は間違ってるかもしれないけど、おおよその内容は合ってるはず。結局、どっちが勝ったんだっけ。覚えてないな。まあ、とにもかくにも、この事件(?)以来、真木さんのファンです。
ご本人のサイト、Cheap Magicもよく見てた。Gary Wiseの引退時の言葉も、Cheap Magicのサイトで知った。あれはちょっと泣けた。
テーマと言うほどのものはなさそう。あえて言うなら新たなるファイレクシア特集。
余談2:火曜日 《倒れし者の記憶/Remeber the Fallen》
Card of the Dayでは珍しいツイッターでの呟きから拾われたネタ。珍しいと言うか、初めてかもしれない。まあ、それはさておき、内容がすごい。よく思いついたな、と。
原文:Hey, remember The Fallen?
ってか、これをどうやって和訳しろってんだ。英語の掛け言葉があまりに見事すぎて手が出せない。なんかジョークを解説するような無粋さを感じるけど、一応説明しておくと「The Fallen(というカードを)覚えていますか?」という文章にそのまま「Remeber the Fallen」というカード名が入っている、という話。
そういえば前に「別のカードの名前が丸々含まれているカード名」というネタがあったな。この《倒れし者の記憶/Remeber the Fallen》もその仲間に入るのか。
余談3:水曜日 《刻まれた大怪物/Etched Monstrosity》
ダークスティールの《刻まれた巫女/Etched Oracle》の「名前とイラスト」は《刻まれた勇者/Etched Champion》に受け継がれ、能力は《刻まれた大怪物/Etched Monstrosity》に受け継がれた、という話。
巫女から生まれたのが勇者と大怪物、というのはなんとも物語性を感じさせてくれる。「刻まれた/Etched」シリーズって他に何がいたかな。
余談4:木曜日 《戦争報告/War Report》
背景ストーリーはあまり深く追わない身としては、カードにストーリーの各場面が断片的に示されてもそれほど興味はわかないというのが正直なところ。
なんだろう。予習が必要なのがめんどいというか……敵と味方のグループに分かれている、くらいの情報ならいいんだけど、誰が誰を騙そうとしていて逆に裏切られて、みたいな複雑なことをブツ切りにしてカードごとに示されても困る。
今回のCard of the Dayで例に挙げられている《血の復讐/Vendetta》で言えば「タカラがヴォルラスの化けた姿だとスタークが気づいた瞬間」ってことは、つまり「タカラ、ヴォルラス、スターク」という3人の人間関係を知っていないと理解できない場面なわけで、その上で「なんでヴォルラスという人物がタカラに化けていて、かつそれにスタークが気づいてはいけないのか」まで知らないといけない。大変すぎる。
ストーリーよりもシンプルに世界観を感じさせてくれるカードが好き。《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》のフレイバーテキストもそうだし、今回の《戦争報告/War Report》もそう。ファイレクシアとミラディンが争っておりファイレクシアが優勢、というざっくりな理解だけでことが足りる。
余談5:金曜日 《荒廃の工作員/Blighted Agent》
「ブロックされない」の能力を持ったスパイが、ファイレクシアの派閥争いに加わっており、それについてフレイバーテキストで言及されている。
「怪しむかもしれないが、止められはすまい」って、なんかスポーツ漫画っぽいな。「お前のシュートの秘密はもう分かったぜ!」「分かったからと言って止められなければ意味はあるまい!」みたいな。
余談6:公式ガイドブック
何年かぶりに公式ガイドブックを買ってみた。真木孝一郎さんのアレ。《呪文滑り/Spellskite》の構築評価が星2つなのを見ると、やっぱり実際に環境に投入される前に評価するってのは難しいんだな、と思う。
個人的に公式ガイドブックの読みどころは、明らかに評価に困るカードの解説(いや、イラストつきのカード一覧を紙媒体で見られるというのも購入理由の1つだけど)。
バニラ・クリーチャーもそうだし、それより大変っぽいのがシンプルに弱そうなカード。今回で言うと《防御姿勢/Defensive Stance》とか《無情な侵略/Ruthless Invasion》とか。
気になる人は買うが吉。
以下、真木孝一郎さんに関する余談。
一度だけ実際にプレイしているのを見たことがある。記憶が曖昧だけど、確か10年以上前のJGC(Japan Game Convension)で開催されていたドラフトかシールドか何かの決勝戦。
シャドー・クリーチャーがいたからテンペストブロックなはず。そして真木さんは相手のそのシャドー・クリーチャーにぼこぼこに殴られていてライフが危険領域に突入していた。
半分本気、半分冗談で帰り支度を始める真木さんに観客が笑う。そして真木さんが荷物を片づけようとカードボックスをひょいと持ち上げると、なんとそこにいたのは……戦闘ダメージを与えることも与えられることもできなくなる《ガス化/Gaseous Form》をつけられたシャドー・クリーチャー。
そう。
ゲーム序盤で、せっかく出したシャドー・クリーチャーに《ガス化/Gaseous Form》を即座に貼りつけられてしまった真木さんが、戦力外通告と言わんばかりにテーブルに端っこに寄せ、さらに上にボックスを置いて封印したのだ。
真木さん「誰だよ、隠したの!」
その他全員「あんただよ!」
皆が爆笑する中、真木さんが叫び、当然のように一同総ツッコミ。
古い話なので細部は間違ってるかもしれないけど、おおよその内容は合ってるはず。結局、どっちが勝ったんだっけ。覚えてないな。まあ、とにもかくにも、この事件(?)以来、真木さんのファンです。
ご本人のサイト、Cheap Magicもよく見てた。Gary Wiseの引退時の言葉も、Cheap Magicのサイトで知った。あれはちょっと泣けた。
コメント
おー。それ、RPGマガジンの真木さんのコラムに書いてありましたよ。
確か、立ち上がってブロック指定してる写真と一緒に掲載されてました。
真木さんが勝ったって書いてあったようなー。
(コラムには机の端に寄せたとしか書いてませんでした。実際はさらにボックスの下だったんですね。気付かないわけだ。)
しかし「RPGマガジン」ですか。懐かしすぎる。