余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 金曜日が来るまでは何の疑いもなく「ああ、カード名に Traitor/裏切り者 が含まれているカードが今週のテーマか」と思ってたんだけど、なんなんだ、あの金曜日のカード。まあ、一応 Traitor に非常に響きの近い単語は入ってるけど……。

余談2:月曜日 《裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor》

 先制攻撃と接死だけでも十分に単体でシナジーしているのに、それに加えて「対戦相手がコントロールするクリーチャー1体が戦場から墓地に置かれるたび」を持つという、1人で全て完結している感のあるグリッサさん。

 単騎での強さを追い求めるヴォリンクレックスさんの派閥に組しただけのことはある。

 ところで、このグリッサさんを見ていると、緑緑を含む3マナの伝説のクリーチャーで「表」と「裏」が作られている、ということから《猫族の戦士ミリー/Mirri, Cat Warrior》を思い出す。こっちも女性だな、そういえば。

 ただし、ミリーの「裏」である《呪われたミリー/Mirri the Cursed》は黒単色。さらに、ミリーは「表」が3マナで「裏」が4マナなのに対して、グリッサは「表」が4マナで「裏」が3マナ。どう見ても対照性などはないので、個人的になんとなく思い出した、というレベルの話。

 というか、そもそもミリーの場合は同一人物じゃなくて平行宇宙の存在。

余談3:火曜日 《裏切り者の王、セドリス/Sedris, the Traitor King》

 こういう「名前の由来」とか「語源」とか「~の言葉で~を意味している」という話はとても好き。そういうのが話のカギになっているとさらによい。ずっと序盤からいるキャラの名前が実は……のように、序盤からずっと目の前にカギはぶら下げられてたのに、みたいなどんでん返しが好き。

 ウェザーライトサーガにもそういうキャラがいたような……敵が変装したキャラか何かで、本当の名前のアナグラムを名前として名乗ってた奴。何か、別の作品と勘違いしてるかな。

余談4:水曜日 《現し世の裏切り者、禍我/Maga, Traitor to Mortals》

 神河物語も、背景ストーリーをあまり把握してない。王様が敵に騙されて精霊の宝物を盗み出してしまって、人間と精霊が争うようになり、本当の悪役が裏でほくそえんでる、という展開だっけか。

 まあ、その程度の理解なので登場人物もよく知らず、この 禍我/Maga もずっと デーモン/Demon だと思ってた。だって名前が「禍我/Maga」だよ!? 太い角を生やした身長3mくらいのマッチョなデーモンを想像してもしょうがないじゃないか。

余談5:金曜日 《バザールの交易商人/Bazaar Trader》

 だから、今週のカードの中で、なんでこれだけ Traitor/裏切り者 じゃなくて Trader/交易商人 なんだ? まあ、記事にあるとおり、ある意味「裏切って」はいるわけだけど、ちょっと解せない。

 個人的に好きなカードである《裏切り者の都/City of Traitors》の出番があるかも、という予想は見事に外れてしまった。さみしい。

 なお《裏切り者の都/City of Traitors》を使ってたのはテンペスト時代の白単ウィニー。

 白白が必要なクリーチャーが多いこのデッキに、なぜ無色2点しか生み出せないこいつが入っていたかというと、その主な理由は1ターン早く《ハルマゲドン/Armageddon》を撃つため(ごくまれに、2ターン目に《サルタリーのチャンピオン/Soltari Champion》を召喚するのに使ったりもしたけど、別にそれが目的で入れてたわけではないので)。

 1ターン目と2ターン目にクリーチャーを展開し、「4ターン目までになんとかすればいいか」と無警戒に3ターン目を返してきた相手に《ハルマゲドン/Armageddon》をぶっ放すと、大体そのまま勝てた。ただ、経験値が高い相手はきっちりその可能性をケアしてきて、やっぱり上手い人ってのは違うなー、と思わされた試合も多かった。

余談6:ウィンストンドラフトとは?/Winston Draft

 題名こそウィンストンドラフトに関するものになっているけど、むしろ「アーロン・フォーサイスが先週記事を休まざるを得なかった理由」と「開発部とドラフトについて」が大半を占めている、そんな記事。

 その「開発部とドラフトについて」書かれた中に、ロチェスタードラフトの話が取り上げられていた。

 学生時代に一度だけロチェスタードラフトをやってみたことある。一度しか試していないのに結論づけるのは難しいかもしれないけど、やっぱり普通のブースタードラフトのほうが楽しいと思った。

 敬遠してしまう主な理由は、身もフタもないけど記事に書かれている通りで「時間がかかる割りに、それほど面白くない」から。

 仲間内で遊ぶ分には、ごちゃごちゃと会話しながら進めたい(多分、本来はダメなんだろうけど)。だけどそれやるとピックに他人の意思が影響してしまう。簡単に言うと、手を伸ばした瞬間に「ああ、それ取らないで!」みたいな。

 じゃあ黙って遊ぶか、というと、とんでもなく息苦しい場になる。ブースタードラフトなら自分の手にあるカードをじっと眺めているだけだからそれでもいいんだけど、ロチェスターの場だと、他人の番にすることがない(慣れれば早く終わるからそうでもない?)。

 とはいえ、ロチェスタードラフトでしか出来ないこと、起きないことってのもあるわけで(同じカードが2枚出ない、どんな爆弾カードも必ず1枚は存在する、など)、結局はメリットとデメリットを天秤にかける、って話になるんだろう。

 ああ、そうそう。準備が大変、ってのを忘れてた。全カード1枚ずつを用意するのって、意外と面倒くさい。確かうちらのときは一部プロキシ・カードを使ったような気がする。やっぱりそこまでして遊びたいフォーマットかというと返答に窮してしまうものがある。

 さて、対してウィンストンドラフトがどうかというと、実は遊んだことがない。あったかもしれないけど、記憶にはない。

 2人いればよし、適当に集めた90枚のカードがあれば出来る、再利用も可能、というのはお手軽そうでいい。だけど、まあ、やったことないから、具体的な感想はなんとも。

 次に帰国するとき、やってみようかな。ブースター6つを用意して……ああ、今は土地が1枚入ってるのか。ブースター6つから土地を除くと84枚。1人当たり42枚は少ないかな? ブースター7つで98枚のほうが良さそう。

 何にせよ、次の帰国は、またしばらく先のことではあるけれど。

余談7:公式サイト

 公式サイトのグランド・マナ・ツアーが意外と面白かった。冗談めかしてはいるけれど、実際に肌で感じてみると色々と変わって見えてくるものがある、というのは本当の話。

  公式サイト:グランド・マナ・ツアー
  http://mtg-jp.com/reading/translated/001704/

 もっとも、今現在住んでる場所は基本地形より特殊地形のほうが簡単に見つかる環境。《砂漠/Desert》、《不毛の大地/Wasteland》、《乾燥台地/Arid Mesa》……ってか、冗談抜きで基本地形に該当しそうな地形が見当たらない。

 ある意味、黒マナは出るんだけど、なぜか赤の魔法にしか使えない不思議。実際、工場地帯へ行くと煙突の先に《火炎/Flare》がゆらめいてる。

コメント

nophoto
通りすがり
2011年6月20日6:30

もしかして、ロチェスターをオール・カード・ロチェスターのことと誤解していませんか?

りゅー
りゅー
2011年6月20日9:32

金曜日には
「おう間違ったトレーダーだったぜHAHAHA!」
みたいな、ジョークかましてドヤ顔してるアメリカ人が透けて見えた

re-giant
2011年6月20日11:40

>通りすがりの人
あれ? 違うんでしたっけ。

……ああ、ほんとだ。勘違いしてました。しかも今思い出しましたけど、昔学生時代に遊んだのもブースター単位のロチェスタードラフトでした。そりゃ全カードそろえた記憶がないわけだ。

ただ、個人的にロチェスター形式に対して思うところ、という意味ではあまり変わらないので、とりあえず文章はそのままにしておきます。

ご指摘、ありがとうございました。
ちょっと恥ずかしい ( ´・ω・`)

>りゅーさん
ああ、なるほど、これが噂のアメリカンジョークって奴ですか……

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索