今週のCard of the Day (2011年07月 第1週) とか
2011年7月10日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
お休みがあったことを差っぴいても特にテーマらしいテーマはなかった模様。収録セットもレアリティもカードタイプもバラバラだし、扱っているネタはフレイバーテキストやファンの作ったぬいぐるみや名前ネタなどこれまたバラバラだった。
余談2:月曜日
月曜日はアメリカの建国記念日のためお休み。アメリカの祝祭日はあまりよく知らないため、Card of the Day がお休みになるたびに覚えている感じ。建国記念日以外だと、戦没者追悼記念日が先々月の05月30日にあった。
余談3:火曜日 《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker》
長引いたリミテッドの試合をその8マナの能力で終わらせてくれるコモンのサイクル Invoker/発動者 たち。その発動者が残したと思しき伝承である「発動者伝」の話が火曜日のネタ。
フレイバーテキストからはこれが書物なのか口伝なのかもはっきりとしないけど、とりあえず白の発動者だけに伝わってる話ではないと思われる。その理由は、この「発動者伝」が「エメリア、ウーラ、コーシ」という3つの神について言及しているから。
公式サイトの記事によると「エメリア、ウーラ、コーシ」はそれぞれ異なる種族に信仰されていたらしい。そしてこの「発動者伝」には「What we knew as Emeria, Ula, and Cosi(我々がエメリアやウーラやコーシとして知っていたもの)」とあるから、多分、色んな種族が集まって形成された伝承なんでないかと思われる。
マーフォーク、コー、エルフ、ゴブリン、吸血鬼のそれぞれを代表する発動者たちが焚き火を中心に車座になって、とつとつと互いの部族に伝わる伝承のすり合わせを夜空の下で行っている図を想像すると、なんか和む。
たぶん集会所は持ち回りで「来週はマーフォーク担当だから海か……流れる水は苦手なんだよなあ」と吸血鬼が気を重くしたりするし、やっぱり気の合わない種族同士でもめることもあって「3点ドレインするぞ、こら」「ああん? ちょっと浮いてみるか?」みたいなどうでもいい争いが起きたりもする。でもきっと仲良し。
余談4:水曜日 《黄昏の呼び声/Twilight’s Call》
最初訳したときはてっきり文中の「Keldon Warlord」は、既存のカードそのものを指していると考えて、訳の表記も《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》としてた。
だけど《黄昏の呼び声/Twilight’s Call》のイラストを見ていて「こんな兜だったっけなあ」と半信半疑だったので念のため《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》のイラストを確認しにいったら似ても似つかない兜をかぶっていた。
それだけならまだしも、そもそも鎧どころかまともに服も着てない半裸のバーバリアンがそこにいた。
どういうことだ?、と思って公式サイトの元記事を確認したら、なんと「Keldon Warlord」の単語にリンクが張られていない。公式サイトの記事は(例えカード名そのものでなくても)特定のカードを指しているときは基本的にギャザラーのカードデータへリンクが張られている。
偶然の一致というのもあるものだなあ、と思った次第。
あと余談。この日は妙に《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》に関する日記が多いな、と不思議に思ってたら、07月06日は「甲鱗のワームの日」らしい。マジックのカードの中で記念日を持っているカードって他にないだろうな。さすがだ。
余談5:木曜日 《危険なマイア/Perilous Myr》
その原文の短さに反して意外と訳に困った記事。英語で読むと特に分かりづらい表現もない文章なのに、いざ日本語にしてみるとなると不思議にとまどってしまう。まずはその前半。
正解がない中で、それなりに上手くいったんじゃないかと思ってる。そして後半もちょっと考え込んでしまった部分があった。日本語で「ぬいぐるみ」とした箇所。
原文では「little plush toy」とされているの箇所。まさか「ビロードの一種でできた小さなおもちゃ」とするわけにもいかないので、実物を確認してから大人しく見た目そのまま「ぬいぐるみ」とした。
考えてみたら大きなぬいぐるみもあるわけだから、せめて「little」は残して「小さなぬいぐるみ」としても良かったかもしれないけど、まあ、いいか。
余談6:金曜日 《戦闘塁壁/Battle Rampart》
カード名から勝手にストーリーを思い描くようなこういう記事が好きだ。
それはさておき、久しぶりにあからさまな意訳を決行してしまった記事でもある。正しくは「多分原文はこういうことを言いたいんだろうな」と推測した内容を日本語で表現するために原文にない単語を勝手に付け加えた訳。
正しくは「~するまであと数年である」という文章のはず、とか、「printed」がこっそり無視されている、とか、細かい点も色々あるけど、ラストに勝手にくっつけた一言が一番大きい。
ミヒャエル・エンデの「果てしない物語」を読んでから随分経つ。また読みたい。
余談7:基本セット2012の新カードあれこれ
色々と面白そうなカードはあるんだけど、個人的に気に入ったのはこのカード。
そして《アラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus》がこれ。
フレイバー的に素晴らしい。蜘蛛が糸を吐いて相手が動けなくなる。剣を振るわれることも進軍を邪魔されることも無くなる。身振り手振りの動作もとれないから特殊能力も使えなくなる。ただし意識を失うわけではないから常時発しているオーラ的なものは持続する。
特に感動したのが「エンチャントされているクリーチャーのパワーが4以上である場合」のくだり。人間サイズの生き物は絡め取られて動けなくなってしまうけど、例えば《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》などの巨大なクリーチャーに糸を吐きかけても力任せに引きちぎられてしまう。それでも毎ターン、絶え間なく糸を吐き続けるととりあえず動きを止めておくことは出来る。
ゲーム的な話をすると墓地から拾えるのがいい。手札から出せないことことを補ってあまりあるメリットだと思う。《アラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus》自体が墓地に落ちることを前提とした効果になっているのともかみ合っている。
あれこれと言いつつ、2枚しか取り上げてない。十分長々と語ったからいいか。
余談8:ゴブリンが私にさせたこと/Mons Made Me Do It
ダイアリーノートには「文字数」制限があるんだけど、どうやら「改行数」も裏でこの制限にカウントしているらしい。そして今回訳したこの記事はとにかく行数が多い(文字数自体は大したことないので訳すのは楽だった)。
行数制限に引っかかって記事を2つに分けるには嫌だなあ、と試しに投稿してみたところ、ギリギリなんとかなって一安心した。スクロールするネタなのに途中で記事が分かれていたら台無しだ。
どうしても意味が分からなかったので憶測で訳した箇所。「stand-up」が調べても調べても分からなかった。「一人立ちする前」みたいな意味? Stand Upには「立ち向かう」みたいな意味もあるけど、それだと意味をなさない。
あと、そもそもここで言っている「ジョーク」自体も実は真っ当な訳はしてない。この「ジョーク」の原文と訳については、以下の通り。
こういうダジャレを訳すのは本当に悩む。悩んだ挙句がこれだよ。でも日本語で「ビー、ボジティブ」って言っても通じないだろうし「ビー」で始まる「楽天的、楽観主義」という意味の英単語も思いつけなかった。
そういった意味を持つカタカナでも通じる英語で、かつ「ビ」の音で始まる単語をご存知の方がもしいたら、白旗を上げて文章を書き直すこともやぶさかではない。
コメント欄で指摘を受けたのですでに記事は修正済み。しかし、まさか英語で「football」と来て、本当にフットボールを指しているとは思いもよらなかった。「当然、サッカーボールでしょ、蹴るって言ってるし」と調べもしなかった。完全敗北。
スヌーピーを読んでたのは小学生の頃だったけど、ルーシーがフットボールを抱えている話ってあったっけなあ……ブランケットくわえてる子がいるのは覚えてるんだけど。
余談9:翻訳
訳してみたい記事をちらほらと見つけたのでとりかかってる。ただ当たり前だけど仕事が優先されるわけでにんともかんとも。
お休みがあったことを差っぴいても特にテーマらしいテーマはなかった模様。収録セットもレアリティもカードタイプもバラバラだし、扱っているネタはフレイバーテキストやファンの作ったぬいぐるみや名前ネタなどこれまたバラバラだった。
余談2:月曜日
月曜日はアメリカの建国記念日のためお休み。アメリカの祝祭日はあまりよく知らないため、Card of the Day がお休みになるたびに覚えている感じ。建国記念日以外だと、戦没者追悼記念日が先々月の05月30日にあった。
余談3:火曜日 《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker》
長引いたリミテッドの試合をその8マナの能力で終わらせてくれるコモンのサイクル Invoker/発動者 たち。その発動者が残したと思しき伝承である「発動者伝」の話が火曜日のネタ。
フレイバーテキストからはこれが書物なのか口伝なのかもはっきりとしないけど、とりあえず白の発動者だけに伝わってる話ではないと思われる。その理由は、この「発動者伝」が「エメリア、ウーラ、コーシ」という3つの神について言及しているから。
公式サイトの記事によると「エメリア、ウーラ、コーシ」はそれぞれ異なる種族に信仰されていたらしい。そしてこの「発動者伝」には「What we knew as Emeria, Ula, and Cosi(我々がエメリアやウーラやコーシとして知っていたもの)」とあるから、多分、色んな種族が集まって形成された伝承なんでないかと思われる。
マーフォーク、コー、エルフ、ゴブリン、吸血鬼のそれぞれを代表する発動者たちが焚き火を中心に車座になって、とつとつと互いの部族に伝わる伝承のすり合わせを夜空の下で行っている図を想像すると、なんか和む。
たぶん集会所は持ち回りで「来週はマーフォーク担当だから海か……流れる水は苦手なんだよなあ」と吸血鬼が気を重くしたりするし、やっぱり気の合わない種族同士でもめることもあって「3点ドレインするぞ、こら」「ああん? ちょっと浮いてみるか?」みたいなどうでもいい争いが起きたりもする。でもきっと仲良し。
余談4:水曜日 《黄昏の呼び声/Twilight’s Call》
最初訳したときはてっきり文中の「Keldon Warlord」は、既存のカードそのものを指していると考えて、訳の表記も《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》としてた。
だけど《黄昏の呼び声/Twilight’s Call》のイラストを見ていて「こんな兜だったっけなあ」と半信半疑だったので念のため《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》のイラストを確認しにいったら似ても似つかない兜をかぶっていた。
それだけならまだしも、そもそも鎧どころかまともに服も着てない半裸のバーバリアンがそこにいた。
どういうことだ?、と思って公式サイトの元記事を確認したら、なんと「Keldon Warlord」の単語にリンクが張られていない。公式サイトの記事は(例えカード名そのものでなくても)特定のカードを指しているときは基本的にギャザラーのカードデータへリンクが張られている。
偶然の一致というのもあるものだなあ、と思った次第。
あと余談。この日は妙に《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》に関する日記が多いな、と不思議に思ってたら、07月06日は「甲鱗のワームの日」らしい。マジックのカードの中で記念日を持っているカードって他にないだろうな。さすがだ。
余談5:木曜日 《危険なマイア/Perilous Myr》
その原文の短さに反して意外と訳に困った記事。英語で読むと特に分かりづらい表現もない文章なのに、いざ日本語にしてみるとなると不思議にとまどってしまう。まずはその前半。
原文:
Perilous Myr is pretty cute, right? Sure is!
拙訳:
《危険なマイア/Perilous Myr》は、かわいいかな? もちろんさ!
正解がない中で、それなりに上手くいったんじゃないかと思ってる。そして後半もちょっと考え込んでしまった部分があった。日本語で「ぬいぐるみ」とした箇所。
原文:
But it’s even cuter when it’s a little plush toy,
as demonstrated in this Arcana.
拙訳:
だけどこいつがぬいぐるみだったらもっとかわいいよ!
この記事に紹介されているとおりにね。
原文では「little plush toy」とされているの箇所。まさか「ビロードの一種でできた小さなおもちゃ」とするわけにもいかないので、実物を確認してから大人しく見た目そのまま「ぬいぐるみ」とした。
考えてみたら大きなぬいぐるみもあるわけだから、せめて「little」は残して「小さなぬいぐるみ」としても良かったかもしれないけど、まあ、いいか。
余談6:金曜日 《戦闘塁壁/Battle Rampart》
カード名から勝手にストーリーを思い描くようなこういう記事が好きだ。
それはさておき、久しぶりにあからさまな意訳を決行してしまった記事でもある。正しくは「多分原文はこういうことを言いたいんだろうな」と推測した内容を日本語で表現するために原文にない単語を勝手に付け加えた訳。
原文:
It would be a few years until Crude Rampart would be printed in Onslaught with its ability to masquerade as a 2/2 creature lying in wait for the lizard mercenary.
拙訳:
これから数年後、オンスロートで《天然の城塞/Crude Rampart》が2/2クリーチャーに化ける擬態能力を用いてこのトカゲの傭兵を待ち伏せすることになるが、それはまた別の物語である。
正しくは「~するまであと数年である」という文章のはず、とか、「printed」がこっそり無視されている、とか、細かい点も色々あるけど、ラストに勝手にくっつけた一言が一番大きい。
ミヒャエル・エンデの「果てしない物語」を読んでから随分経つ。また読みたい。
余談7:基本セット2012の新カードあれこれ
色々と面白そうなカードはあるんだけど、個人的に気に入ったのはこのカード。
Arachnus Spinner / アラクナスの紡ぎ手 (5)(緑)
クリーチャー - 蜘蛛(Spider)
到達(このクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできる。)
あなたがコントロールする蜘蛛(Spider)を1体タップする:クリーチャー1体を対象とする。あなたの墓地やライブラリーから《アラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus Web》という名前のカードを1枚探し、それを戦場に出してそのクリーチャーにつける。あなたがこれによりあなたのライブラリーからカードを探した場合、それを切り直す。
5/7
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Arachnus+Spinner/
そして《アラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus》がこれ。
Arachnus Web / アラクナスの蜘蛛の巣 (2)(緑)
エンチャント - オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは攻撃したりブロックしたりできず、それの起動型能力を起動できない。
終了ステップの開始時に、エンチャントされているクリーチャーのパワーが4以上である場合、アラクナスの蜘蛛の巣を破壊する。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Arachnus+Web/
フレイバー的に素晴らしい。蜘蛛が糸を吐いて相手が動けなくなる。剣を振るわれることも進軍を邪魔されることも無くなる。身振り手振りの動作もとれないから特殊能力も使えなくなる。ただし意識を失うわけではないから常時発しているオーラ的なものは持続する。
特に感動したのが「エンチャントされているクリーチャーのパワーが4以上である場合」のくだり。人間サイズの生き物は絡め取られて動けなくなってしまうけど、例えば《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》などの巨大なクリーチャーに糸を吐きかけても力任せに引きちぎられてしまう。それでも毎ターン、絶え間なく糸を吐き続けるととりあえず動きを止めておくことは出来る。
ゲーム的な話をすると墓地から拾えるのがいい。手札から出せないことことを補ってあまりあるメリットだと思う。《アラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus》自体が墓地に落ちることを前提とした効果になっているのともかみ合っている。
あれこれと言いつつ、2枚しか取り上げてない。十分長々と語ったからいいか。
余談8:ゴブリンが私にさせたこと/Mons Made Me Do It
ダイアリーノートには「文字数」制限があるんだけど、どうやら「改行数」も裏でこの制限にカウントしているらしい。そして今回訳したこの記事はとにかく行数が多い(文字数自体は大したことないので訳すのは楽だった)。
行数制限に引っかかって記事を2つに分けるには嫌だなあ、と試しに投稿してみたところ、ギリギリなんとかなって一安心した。スクロールするネタなのに途中で記事が分かれていたら台無しだ。
原文:
These jokes (if you want to call them that) courtesy of my stand-up days.
拙訳:
このジョーク(そう呼べるのであれば)は小さい頃からの持ちネタだよ。
どうしても意味が分からなかったので憶測で訳した箇所。「stand-up」が調べても調べても分からなかった。「一人立ちする前」みたいな意味? Stand Upには「立ち向かう」みたいな意味もあるけど、それだと意味をなさない。
あと、そもそもここで言っている「ジョーク」自体も実は真っ当な訳はしてない。この「ジョーク」の原文と訳については、以下の通り。
原文:
I’m so optimistic, my blood type is "B(e) Positive."
拙訳:
あまりにも楽観的だから血液型もB型さ。「レット・イット・ビー」ってね。
こういうダジャレを訳すのは本当に悩む。悩んだ挙句がこれだよ。でも日本語で「ビー、ボジティブ」って言っても通じないだろうし「ビー」で始まる「楽天的、楽観主義」という意味の英単語も思いつけなかった。
そういった意味を持つカタカナでも通じる英語で、かつ「ビ」の音で始まる単語をご存知の方がもしいたら、白旗を上げて文章を書き直すこともやぶさかではない。
原文:
Are you the kind of person that thought someday Charlie Brown was actually going to kick the football when Lucy held it?
拙訳(修整前):
君はきっと、いつかチャーリー・ブラウンもルーシーの持ってるサッカーボールを蹴ってくれると信じているタイプの人間だろうね。
コメント欄で指摘を受けたのですでに記事は修正済み。しかし、まさか英語で「football」と来て、本当にフットボールを指しているとは思いもよらなかった。「当然、サッカーボールでしょ、蹴るって言ってるし」と調べもしなかった。完全敗北。
スヌーピーを読んでたのは小学生の頃だったけど、ルーシーがフットボールを抱えている話ってあったっけなあ……ブランケットくわえてる子がいるのは覚えてるんだけど。
余談9:翻訳
訳してみたい記事をちらほらと見つけたのでとりかかってる。ただ当たり前だけど仕事が優先されるわけでにんともかんとも。
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