今週のCard of the Day (2011年10月 第1週) とか
2011年10月9日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
予想と1週間ずれて始まったFAQ週間。始まってみたら始まってみたで意外と目から鱗が落ちる内容が多くて楽しかった。なお、2週間前のまとめに書いた予想はことごとく外れてた。その程度です。
余談2:月曜日 《天使の監視者/Angelic Overseer》
人間(Human)をコントロールしていると「呪禁を持つとともに破壊されない」となる5/3の天使は、全体ダメージで自陣の人間をなぎはらわれると結局自分もお亡くなりなる、という話。これが《審判の日/Day of Judgment》なら大丈夫。
全体ダメージに耐性がないことを考えると最初からタフネスが5ある《悪斬の天使/Baneslayer Angel》のほうが強いんじゃないかな、とか、そもそもタフネスうんぬんでなく《悪斬の天使/Baneslayer Angel》のほうが強いんじゃないかな、とか思っても口に出してはいけない。
余談3:火曜日 《血統の切断/Sever the Bloodline》
両面カードの表面と裏面はそれぞれ別のカード名をもちますよ、という話。裏面のカード名を《金輪際/Nevermore》されても表面は唱えられるし、残響シリーズで表面のカードを対象にされても裏面状態のカードには影響がない。当たり前といえば当たり前かな。
それより印象的だったのはカード名とその効果。日本の昔話でよくある「子々孫々まで呪ってやる」ということで、血族が死に絶える。名前で判断しているので、いわゆる「家系」を見ているらしい。
余談4:水曜日 《ルーデヴィックの実験材料/Ludevic’s Test Subject》
英語のFAQを初めて読んだときは意味がよく分からなかった。2度、3度と読んでからようやく意味を理解した。こんなこと出来るなんてまったく思い浮かばなかった。Frequently Asked Question なのか、これ。いや、面白いからいいけど。
なお、公式訳の「お勧めするわけではない」は、原文では「though not advisable」。くだけた言い方をするなら「ま、しないほうがいいとは思うけどね」という感じかな。こういう遊び心のあるFAQは好きだ。
コメントにあったように現象としては「一瞬だけ孵化してまた元の卵に戻る」という脅威の実験。最低でも12マナかかる実験だから、見逃したら大変だ。ちょっと席を外してた研究員が急いで帰ってきて「まだ実験やってないよね!」「え、もう終わっちまったぜ」「嘘!? マジで!?」みたいなことになったらかわいそう。いや、一番大変なのは元に戻す実験のつもりだったのにマナが足りなくて《ルーデヴィックの嫌悪者/Ludevic’s Abomination》になっちゃった場合だけど。
卵に戻してあげた場合でも瞬間的には「13/13」が戦場に現れるんだよな。変身は反転カードと同じく「新たに戦場に出て」くるわけじゃないから、これといった使い道はなさそうだけど。まあ、12マナ以上を一気に払う余裕があるなら小細工を考えるより本体に火力叩き込んだほうが早いか。
余談5:木曜日 《不気味な人形/Creepy Doll》
なんか前にもこういう「破壊されない人形」があったよな。えーと、そうそう、《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》だ。この「破壊されない」は、ダークスティール製品みたいに「固くて壊せない」んじゃなくて、ホラー特有の「壊したはずなのに気が付くとまた元通りになってる」ってことなんじゃないかと思ってる。
これと相対したクリーチャーからしてみれば、前にもう倒した(致死ダメージを与えた)はずの相手なのに何度も何度も遭遇するし、しかも殺傷能力があるようには見えないのに出会うたびに死の危険にさらされる。まさにホラー。
人形の呪いを解こうと唱えた《解呪/Disenchant》も効かないし、《神への捧げ物/Divine Offering》にしようとしても人形は無傷(ライフは回復する)。そうこうしている間にも犠牲者は増え続け、困った村人は《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》に助けを求めたのでした……、そんなストーリーが浮かんだ。でもこれも狩人が生きている間しか効果がないから、根本的な解決になってないんだよな。
余談6:金曜日 《瀬戸際からの帰還/Back from the Brink》
死んだと思ったら生きてた。だけどふとした拍子に存在の不確かなトークン・クリーチャーになっている自分に気づいて「そうか、俺はやっぱりあのときに死んでたのか」と気づく。そんなホラー風味のカード。
普通のクリーチャーであれば一瞬気が遠くなるだけで済むはずの《一瞬の瞬き/Momentary Blink》や、一時的に元いた場所に戻されるだけのはずの《送還/Unsummon》で存在が消滅してしまう、ということに気づいたときの衝撃はいかほどのものか。
「え? 墓地に落ちたカードとは別のオブジェクトだから、カードの『記憶』は引き継がないでしょ? 生まれたときからトークン・クリーチャーだよ?」
いや、まあ、ルール的にはそうなんだけどね。
予想と1週間ずれて始まったFAQ週間。始まってみたら始まってみたで意外と目から鱗が落ちる内容が多くて楽しかった。なお、2週間前のまとめに書いた予想はことごとく外れてた。その程度です。
余談2:月曜日 《天使の監視者/Angelic Overseer》
人間(Human)をコントロールしていると「呪禁を持つとともに破壊されない」となる5/3の天使は、全体ダメージで自陣の人間をなぎはらわれると結局自分もお亡くなりなる、という話。これが《審判の日/Day of Judgment》なら大丈夫。
全体ダメージに耐性がないことを考えると最初からタフネスが5ある《悪斬の天使/Baneslayer Angel》のほうが強いんじゃないかな、とか、そもそもタフネスうんぬんでなく《悪斬の天使/Baneslayer Angel》のほうが強いんじゃないかな、とか思っても口に出してはいけない。
余談3:火曜日 《血統の切断/Sever the Bloodline》
両面カードの表面と裏面はそれぞれ別のカード名をもちますよ、という話。裏面のカード名を《金輪際/Nevermore》されても表面は唱えられるし、残響シリーズで表面のカードを対象にされても裏面状態のカードには影響がない。当たり前といえば当たり前かな。
それより印象的だったのはカード名とその効果。日本の昔話でよくある「子々孫々まで呪ってやる」ということで、血族が死に絶える。名前で判断しているので、いわゆる「家系」を見ているらしい。
余談4:水曜日 《ルーデヴィックの実験材料/Ludevic’s Test Subject》
英語のFAQを初めて読んだときは意味がよく分からなかった。2度、3度と読んでからようやく意味を理解した。こんなこと出来るなんてまったく思い浮かばなかった。Frequently Asked Question なのか、これ。いや、面白いからいいけど。
なお、公式訳の「お勧めするわけではない」は、原文では「though not advisable」。くだけた言い方をするなら「ま、しないほうがいいとは思うけどね」という感じかな。こういう遊び心のあるFAQは好きだ。
コメントにあったように現象としては「一瞬だけ孵化してまた元の卵に戻る」という脅威の実験。最低でも12マナかかる実験だから、見逃したら大変だ。ちょっと席を外してた研究員が急いで帰ってきて「まだ実験やってないよね!」「え、もう終わっちまったぜ」「嘘!? マジで!?」みたいなことになったらかわいそう。いや、一番大変なのは元に戻す実験のつもりだったのにマナが足りなくて《ルーデヴィックの嫌悪者/Ludevic’s Abomination》になっちゃった場合だけど。
卵に戻してあげた場合でも瞬間的には「13/13」が戦場に現れるんだよな。変身は反転カードと同じく「新たに戦場に出て」くるわけじゃないから、これといった使い道はなさそうだけど。まあ、12マナ以上を一気に払う余裕があるなら小細工を考えるより本体に火力叩き込んだほうが早いか。
余談5:木曜日 《不気味な人形/Creepy Doll》
なんか前にもこういう「破壊されない人形」があったよな。えーと、そうそう、《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》だ。この「破壊されない」は、ダークスティール製品みたいに「固くて壊せない」んじゃなくて、ホラー特有の「壊したはずなのに気が付くとまた元通りになってる」ってことなんじゃないかと思ってる。
これと相対したクリーチャーからしてみれば、前にもう倒した(致死ダメージを与えた)はずの相手なのに何度も何度も遭遇するし、しかも殺傷能力があるようには見えないのに出会うたびに死の危険にさらされる。まさにホラー。
人形の呪いを解こうと唱えた《解呪/Disenchant》も効かないし、《神への捧げ物/Divine Offering》にしようとしても人形は無傷(ライフは回復する)。そうこうしている間にも犠牲者は増え続け、困った村人は《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》に助けを求めたのでした……、そんなストーリーが浮かんだ。でもこれも狩人が生きている間しか効果がないから、根本的な解決になってないんだよな。
余談6:金曜日 《瀬戸際からの帰還/Back from the Brink》
死んだと思ったら生きてた。だけどふとした拍子に存在の不確かなトークン・クリーチャーになっている自分に気づいて「そうか、俺はやっぱりあのときに死んでたのか」と気づく。そんなホラー風味のカード。
普通のクリーチャーであれば一瞬気が遠くなるだけで済むはずの《一瞬の瞬き/Momentary Blink》や、一時的に元いた場所に戻されるだけのはずの《送還/Unsummon》で存在が消滅してしまう、ということに気づいたときの衝撃はいかほどのものか。
「え? 墓地に落ちたカードとは別のオブジェクトだから、カードの『記憶』は引き継がないでしょ? 生まれたときからトークン・クリーチャーだよ?」
いや、まあ、ルール的にはそうなんだけどね。
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