余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 イニストラードのカード紹介かなあ、と思っていたら水曜日にザ・ダークのカードが出現して困惑。金曜日の《アンデッドの王/Lord of the Undead》の登場で「ああ、なるほど、アンデッド・クリーチャーがテーマか」と気づいた。スピリットもアンデッドとするなら、だけど。

余談2:月曜日 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》

 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》の持つ呪禁能力が表現するのは「幽霊だから攻撃当たらないよ」ということなのかと思っていたけど、よく考えたら人間や熊の物理攻撃は有効。

 幽霊だから、ではなくて、聖人だから邪な魔法がそれてしまうんだろうか。味方からの援護は受けられるわけだし、それっぽい気がする。

 記事からリンクされていた背景ストーリー解説のコラムを読んでて「これ、どっかで読んだような気がする」と気づき、日本語公式サイトをチェックしたら、案の定、すでに和訳されてた。


 そもそもダグ・ベイヤー氏のコラムという時点で日本語訳があるはずと気づくべきだったかもしれない。まあ、何にせよ、聖トラフトにお世話になっているプレイヤーはぜひともこの記事を読んで彼の聖人っぷりを確認して欲しい。

余談3:火曜日 《肉切り屋のグール/Abattoir Ghoul》

 ゾンビがさばいた肉を食べるってのは考えてみるとちょっと気持ち悪いかも。ところでフレイバー的に似ているカードでいうと《肉屋の包丁/Butcher’s Cleaver》がある。あっちは 肉屋/Butcher で、こっちは 肉切り屋/Abattoir。

 魔法の包丁は、相手を仕留め損なおうが、プレインズウォーカー(プレイヤー)の一部だろうが美味しく頂ける。対して、肉切り屋の場合、まだ生きている相手は絶対に食べない。これはあれかな。肉切り屋だった頃の性癖が残ってるのかもしれない。

 ところで《肉切り屋のグール/Abattoir Ghoul》が先制攻撃を持っている理由がいまいち分からない。「黒で4マナ3/2バニラは弱すぎ」「先制攻撃と回復能力の相性はいい」というのはフレイバー的な説明にはならない。イラストを見た感じ、動きは鈍そうなんだけどなあ。

余談4:水曜日 《Drowned》

 青いゾンビはこれが初めてじゃないよ、という話。いや、でも《Drowned》って明らかに異端児だろ。なぜか(コメントでも指摘があったように)同型再版が出てるけどさ。

 過去のゾンビたちについて知りたい人は以下のゾンビ週間のコラムがオススメ。著者のマーク・ローズウォーター自身も随分とこのコラムがお気に入りのようで、今でもゾンビに関する記事を書くときにガ・アークという名前が顔を出すことがある。

  I cc: Dead People
  http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr61

 上記コラムの拙訳。

  このカードはゾンビですか?
  http://regiant.diarynote.jp/201102260801103424/


余談5:木曜日 《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire》

 もしも《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire》のコントローラーがブロッカーのうちの1体に4点ダメージを集中させた場合、吸血鬼を墓地送りにするのに必要な最低クリーチャー数は6体で済む、という注釈をつけようかちょっと迷った。

余談6:金曜日 《アンデッドの王/Lord of the Undead》

 ロードというクリーチャータイプが廃止されたことによって、ロード系の能力である「~ は+1/+1の修整を受ける」が「他の ~ は+1/+1の修整を受ける」に変わったという話。

 随分と懐かしい話を引っ張り出してくるなあ、今更だなあ、と思ったけど、この変更が行われたのも今となっては昔の話。知らないプレイヤーも随分といるのかもしれない。マジックの歴史も長く続いているもんだ。

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