今週のCard of the Day (2012年01月 第2週) とか
2012年1月15日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
今週から闇の隆盛の新カードのお披露目。発売までのあと2週間はほぼ同じと思われる。
余談2:月曜日 《ゾンビの黙示録/Zombie Apocalypse》
墓場から全てのゾンビがよみがえり、全ての人間を殺し尽くしてしまう。まるでゾンビ映画そのままのようなカードで、カード自体もホラー映画のタイトルでありそうな名前だ。
人間以外はエルフもドワーフもキスキンも絶対に手をつけない。そのかわり一緒に生き返った仲間であっても「種族:人間」である限りは見境なく食べてしまうあたり、食の嗜好が実にはっきりしたゾンビたちなんだな、と思った。
余談3:火曜日 《近野の忍び寄り/Nearheath Stalker》
新能力「不死」のお目見え。すでにそこかしこで話題になっていたことだけど、+1/+1カウンターの乗った「不死」のクリーチャーを致死量に達するだけの-1/-1カウンターで殺した場合、カウンターの相殺より先にクリーチャーが死ぬため復活できないらしい。イマイチ直観的でないような気もするけど、それがルールならしょうがない。
フレイバー的な意味では「殺したと思ったモンスターが力を増してよみがえり襲いかかってくる」というわけで実にホラーっぽい。ただ、格闘ゲーム好きからすると「ああ、ギルのリザレクションね」という感じかもしれない。
余談4:水曜日 《高まる混乱/Increasing Confusion》
イラストを見ると、ポルターガイスト的な現象らしい。とにかくライブラリーがこれでもかと粉微塵にされている。《大あわての捜索/Frantic Search》を彷彿とさせるものがあるけど、何を探しているわけでもなく単に荒らされるだけ。
フラッシュバックが付与されている点をフレイバー的にとらえるとすると「いったん収まって安心していたら、数日後に倍はすさまじい怪奇現象が発生」という感じなんだろうか。住人があらためて専門家を呼ぶ決心をするフラグとも言える。
余談5:木曜日 《Jar of Eyeballs / 目玉の壺》
こういう絵がダメな人いるだろうなあ、というイラストのカード。
フレイバー的には、クリーチャーが「1体死亡するたび」に「目玉カウンターを2個」置くというのがポイント。普通の生き物は目が2つあるんだから、1体当たりからとれる目玉は2個だろう、という話で、非常にフレイバーを大事にしていることが分かる。
某所で「目を失っているはずのファイレクシアからも目玉を採取するんだなあ」というツッコミがあった。個人的にはそれよりも「酸のスライムからでも目玉を採取するのか」ということのほうが驚きだ。
余談6:金曜日 《降霊術/Seance》
変換ミスしそうになるカード名で、日本語名は「交霊術」ではなくて「降霊術」。元の「Seance(セアンス)」は、霊を降ろしてからその霊と交信をとる会なのでどっちでもいいような気もしないでもない。
りゅーさんのブログでもネタにされてたけど、リーフファイトTCGでは《降霊術》は第1版の頃から最強カードの1つ。効果は「ノーコストでカードを2枚引く」というもの。ポケモンカードの《マサキ》から何も学ばなかったのか……と思いきや、レアリティがレアにされているあたり、何かを分かっているような気もする。
余談7:開発部の許容範囲/Engineering Tolerance
長いこと放置していた「訳し途中」の記事をようやく完了。全文に渡って何度も出てくる「Tolerance」の訳が難しかった。「余地」というか「幅」というか「猶予」というか「許容されるブレ」というか。日本語で、ピシッとハマる訳語が思いつかなかったので場所ごとに違う言葉を遣っている。英語で読むと何の問題もないんだけど……難しい。
原文の意味は一読するだけできちんと伝わってくるのに、いざ日本語にしようとすると意外と難しい。英語力よりも日本語力を試される文章と言えるかもしれない。
意訳したところは「most of the best decks」を「~デッキばかりが活躍している」としたあたり。「最高のデッキの大半が」と訳すのはイマイチ日本語が変な気がしたので。
基本セットの新たなプレインズウォーカー3人の強さについて、色んな議論が上がることを好ましく思っている、という箇所。前後の文章から「こういう日本語が入るとつながる」という感じに日本語文を挿入。あまり「訳して」ない。
今週から闇の隆盛の新カードのお披露目。発売までのあと2週間はほぼ同じと思われる。
余談2:月曜日 《ゾンビの黙示録/Zombie Apocalypse》
墓場から全てのゾンビがよみがえり、全ての人間を殺し尽くしてしまう。まるでゾンビ映画そのままのようなカードで、カード自体もホラー映画のタイトルでありそうな名前だ。
人間以外はエルフもドワーフもキスキンも絶対に手をつけない。そのかわり一緒に生き返った仲間であっても「種族:人間」である限りは見境なく食べてしまうあたり、食の嗜好が実にはっきりしたゾンビたちなんだな、と思った。
余談3:火曜日 《近野の忍び寄り/Nearheath Stalker》
新能力「不死」のお目見え。すでにそこかしこで話題になっていたことだけど、+1/+1カウンターの乗った「不死」のクリーチャーを致死量に達するだけの-1/-1カウンターで殺した場合、カウンターの相殺より先にクリーチャーが死ぬため復活できないらしい。イマイチ直観的でないような気もするけど、それがルールならしょうがない。
フレイバー的な意味では「殺したと思ったモンスターが力を増してよみがえり襲いかかってくる」というわけで実にホラーっぽい。ただ、格闘ゲーム好きからすると「ああ、ギルのリザレクションね」という感じかもしれない。
余談4:水曜日 《高まる混乱/Increasing Confusion》
イラストを見ると、ポルターガイスト的な現象らしい。とにかくライブラリーがこれでもかと粉微塵にされている。《大あわての捜索/Frantic Search》を彷彿とさせるものがあるけど、何を探しているわけでもなく単に荒らされるだけ。
フラッシュバックが付与されている点をフレイバー的にとらえるとすると「いったん収まって安心していたら、数日後に倍はすさまじい怪奇現象が発生」という感じなんだろうか。住人があらためて専門家を呼ぶ決心をするフラグとも言える。
余談5:木曜日 《Jar of Eyeballs / 目玉の壺》
こういう絵がダメな人いるだろうなあ、というイラストのカード。
フレイバー的には、クリーチャーが「1体死亡するたび」に「目玉カウンターを2個」置くというのがポイント。普通の生き物は目が2つあるんだから、1体当たりからとれる目玉は2個だろう、という話で、非常にフレイバーを大事にしていることが分かる。
某所で「目を失っているはずのファイレクシアからも目玉を採取するんだなあ」というツッコミがあった。個人的にはそれよりも「酸のスライムからでも目玉を採取するのか」ということのほうが驚きだ。
余談6:金曜日 《降霊術/Seance》
変換ミスしそうになるカード名で、日本語名は「交霊術」ではなくて「降霊術」。元の「Seance(セアンス)」は、霊を降ろしてからその霊と交信をとる会なのでどっちでもいいような気もしないでもない。
りゅーさんのブログでもネタにされてたけど、リーフファイトTCGでは《降霊術》は第1版の頃から最強カードの1つ。効果は「ノーコストでカードを2枚引く」というもの。ポケモンカードの《マサキ》から何も学ばなかったのか……と思いきや、レアリティがレアにされているあたり、何かを分かっているような気もする。
余談7:開発部の許容範囲/Engineering Tolerance
長いこと放置していた「訳し途中」の記事をようやく完了。全文に渡って何度も出てくる「Tolerance」の訳が難しかった。「余地」というか「幅」というか「猶予」というか「許容されるブレ」というか。日本語で、ピシッとハマる訳語が思いつかなかったので場所ごとに違う言葉を遣っている。英語で読むと何の問題もないんだけど……難しい。
原文:
We aren’t attached to any particular kind of creature deck, but we’ve noticed over the years that most people find Magic less fun when most of the best decks have five or fewer creatures in them.
拙訳:
これは、私たちが特定のクリーチャーデッキに肩入れしている、というわけではない。ただ、何年もマジックを見続けてきた結果分かったこととして、クリーチャーが5体以下しか入っていないデッキばかりが活躍している環境のマジックを面白くないと感じるプレイヤーがほとんどだということだ。
原文の意味は一読するだけできちんと伝わってくるのに、いざ日本語にしようとすると意外と難しい。英語力よりも日本語力を試される文章と言えるかもしれない。
意訳したところは「most of the best decks」を「~デッキばかりが活躍している」としたあたり。「最高のデッキの大半が」と訳すのはイマイチ日本語が変な気がしたので。
原文:
I couldn’t be happier with this state of affairs.
拙訳:
そうであることを私は非常に喜ばしく思っている。
基本セットの新たなプレインズウォーカー3人の強さについて、色んな議論が上がることを好ましく思っている、という箇所。前後の文章から「こういう日本語が入るとつながる」という感じに日本語文を挿入。あまり「訳して」ない。
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