余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 金曜日にネタばれがあったように、今週のテーマは「アカデミー賞ノミネート作品」にちなんだカードたちだったらしい。カードと映画との対応は(おそらく)以下の通り。

 <カード名>                      <映画>
 《ガチャガチャ自動人形/Jangling Automaton》 :ヒューゴの不思議な発明 (原題:Hugo)
 《Goblin Mime》                    :アーティスト (原題:The Artist)
 《水晶球/Crystal Ball》                :マネー・ ボール (原題:Moneyball)
 《清麻呂の末裔/Descendant of Kiyomaro》   :ファミリー・ツリー (原題:The Descendants)
 《塹壕馬/Trenching Steed》             :戦火の馬 (原題:War Horse)

 ポイントは「一言も言葉を発してはならない《Goblin Mime》」で「サイレント映画のアーティスト」を表現したところなんじゃないかと。

余談2:月曜日 《ガチャガチャ自動人形/Jangling Automaton》

 一般に使えないレアと言われているカードをなんとかして使ってやろうと考えてしまうのはどの国の人も変わらないんだな。こういう「マジックが好きなら国は違えど考えることは同じ」という話はなごむ。

余談3:火曜日 《Goblin Mime》

 無言でゲームを進めるのは大変だよな、と考えていてふと思ったのが「言葉に出さないで投了するのってどうやるんだろう?」ということ(反則負けせずに)。

 場の札を勝手に山に加えたりしたら反則だし、とか色々考えた挙句に「どうせ投了するなら《Goblin Mime》が墓地送りになってもいいじゃないか」という身もふたもない結論に達した。

余談4:水曜日 《水晶球/Crystal Ball》

 記事でネタにされていたように「メカニズムとフレイバーがガッチリ噛み合った」カード。

 未来が垣間見えるという点だけでなく、この水晶球で占った未来はそれだけじゃ単なる情報に過ぎず(=場に影響を与えず)、実際に運命を変えるのはプレイヤーの行動(=その後、実際に唱えられる呪文)である、という点がいわゆる「占い」だなと思った。

余談5:木曜日 《清麻呂の末裔/Descendant of Kiyomaro》

 麻呂サイクルだから手札枚数を参照する、というとピンと来ないかもしれないけど、MAROサイクルだから手札枚数を参照する、というと「ああ、なるほど」となる。出た当初は日本語版スポイラーばかり見てたから気づかなかった。

余談6:金曜日 《塹壕馬/Trenching Steed》

 Trenchという言葉に「長々と列状に伸びる段差のある部分」というような意味があって、原文にある「畑のTrench」と「戦場のTrench」の対比を上手いこと日本語訳に反映できたんじゃないかな、と思ってる(自画自賛)。

 ただそのあいだに挟まれた部分(迫りくる敵に~、の箇所)は、原文に沿った形には訳せているけれど日本語として自然かどうか(カッコいいかどうか)となるとちょっと自信がない。

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