余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
火曜日の段階で推測ついてたとおり、今週のテーマは白雪姫(Sleeping Beauty)。ドワーフ関係のカードと《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》までは予測できたけど「キス(Kiss)」という単語が入っているカードがマジックにあったとは思わなかった。意外と無さそうな気がしてたんだけど。
蛇足ながら詳細を見て行くと……
月曜日 《Mirror Mirror》は、継母が「鏡よ鏡」と問いかける場面。
火曜日 《森での迷子/Lost in the Woods》は、白雪姫が城を追われて森で迷う場面。
水曜日 《ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner》は、森で7人のドワーフたちと出会う場面。
木曜日 《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》は、魔女が毒リンゴを手渡す場面。
金曜日 《最後の口づけ/Last Kiss》は、白雪姫が目覚める最後の口づけの場面。
……という感じかと。
余談2:月曜日 《Mirror Mirror》
記事にあるとおり、まさに「席を取り替えてゲームを続行する」カード。ただ、これに限らず《精神隷属器/Mindslaver》もそうなんだけど、自分以外の人にデッキ(カード)を触られるのが嫌だ、って人もいるんじゃないかなあ、と思うことがたまにある。考え過ぎならいいんだけど。
余談3:火曜日 《森での迷子/Lost in the Woods》
リミテッドで本当に無茶な戦法を実行に移した勇者がいた、という話。このサイドボーディングは「コロンブスの卵」というか、とにかく「最初に思い付いて、かつそれを実行に移したプレイヤー」が全てだと思う。
今後これを実施した人がいたとしてもやっぱり最初の一歩を刻んだ人は別格。
記事はさておきカードの話。カードパワー的には残念レアと言われてもしょうがないけれど、フレイバーという面を見ると実に素晴らしい。自陣の森に魔法をかけて迷わせる。相手が踏みこんできた場所が偶然《森/Forest》だったら迷ってしまうし、そうでなければ普通に攻撃が通る。そんな感じ。
余談4:水曜日 《ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner》
ミラージュの当時はまだ対戦相手が特殊地形を1枚も使っていないってことがあったなあ、と懐かしく思いだしてた。それともまだトーナメント志向な環境に仲間が身を置く前だったからなだけかもしれないけど。
ところでこの記事からリンクを張られているMark Rosewaterのコラムが妙に楽しい。内容がジョークに偏っているせいで訳すのが難しそうだけど、コメントに書いたようにいつか訳したいと思ってる。
余談5:木曜日 《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》
フレイバーテキストは最初読んだとき、最終的に作成されたリンゴパイの数は「7個」だと思った。もし343個になるなら、七人の女房が「それぞれ」七個のリンゴを~、となるんじゃないかなあ、と思ってしまう。
記事でもその点には触れられていて、そうでないと思う理由は「1個のリンゴパイを1個のリンゴから作るのは難しい(量が少なすぎてしまう)」からだそうな。自分でリンゴパイ作ったことないからイマイチ納得しきれていない。
余談6:金曜日 《最後の口づけ/Last Kiss》
記事で挙げられている良く似た4枚のカード(そのうち2枚は同型再販)の中で、他に比べて下位互換であると断言できるのはたった1枚、《不純な飢え/Vicious Hunger》のみ。なんかかわいそう。
とはいえ《不純な飢え/Vicious Hunger》も構築環境で活躍したことが一応あるわけで、そう考えると別段不憫というわけでもないのかもしれない。
ところで《最後の口づけ/Last Kiss》なんだけど、これって「吸血鬼が血を吸い取って(= 2点ダメージ)、それが原因で被害者を死に(= 最後)至らしめる」ということだよね。
なので相手のライフが2点より高い場合だとちょっと気まずいんじゃないだろうか。吸血鬼側からすると、どうせ死ぬだろうと思ってあまり深い事を考えずに口づけしてみたあと、普通に生きたままの相手と目を合わすわけで。
「別にあんたのことなんて好きじゃないんだからね!」とか言い訳したりするのかな。
余談7:公式サイト - なかしゅー世界一周2012
中村修平さんのアメリカの旅。
第5回:アメリカ道中記~ハリスバーグ、シアトル
http://mtg-jp.com/reading/variety/003100/
印象的だったことは2点。1つはとにかく食べ物の写真が美味しそうだったこと。量が多いのが一目で分かるので実際に自分で食べたら途中でギブアップしてしまいそうだけど写真で見る分には「美味しそうだなあ」という感想に尽きる。
もう1つは最後にあったウィザーズ社の見学の箇所で掲載されていた世界地図。上部に大きく「Pin Where You’ve Been」と書かれているので社員の方が今までに(仕事で?)訪ねたことのある場所にピンを刺したものらしい。
この世界地図を一見してすぐに気づいたのは日本に大量に押されたピンの数。北は北海道から南は九州までとにかく埋め尽くしている状態。それ以外には、オセアニアにポツポツと、ヨーロッパに点々と、そしてアメリカのそこかしこに。
余談9:公式サイト - Savor the Flavor
闇の隆盛の時代を迎えたイニストラードを舞台にしたゲームブック形式のコラム。
公式サイト (日本語):君は窮地にあるか?
http://mtg-jp.com/reading/translated/stf/003102/
公式サイト (英語):Is This Your Fateful Hour?
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/185
こういう形式のコラムは大好きなので(というかゲームブック大好きなので)さっそくトライ。ネタばれになるので選んだ選択肢とその結果、およびラストについては白字で書いておく。
スレイベンへと向かう途中にぬかるみの中にある墓地に行き当たった。剣を構えてゆっくりと注意深く進んだが、やはりアンデッドの領域内に長く身を置く行為は危険すぎたらしく、グール数体に襲われ手傷を負わされた(4点のダメージ:残りLife 16点)。
次には巨大な蜘蛛が下で待ちかまえている吊り橋にさしかかった。別の生き物が網にかかるのを待って、その隙に抜けようと考えて待ってみたが、それより先に蜘蛛がこちらの存在に気づいてしまった。傷を受けたが、馬が犠牲になっている隙になんとか突破(4点のダメージ:残りLife 12点)。
檻に閉じ込められている捕虜を前に助けるべきか悩んでいると、月の光を浴びた男がみるみると怪物へと変身し檻を破って襲って来た。襲われた際に聖印を弾き飛ばされたが、なんとかそれを見つけ出して狼男を退治した。しかしその際、かかとに傷を負う(3点のダメージ:残りLife 9点)。
丘を越えるとき斜面を大量のアンデッドが向かってくるのが見えた。その中に1人、肉親の帽子をかぶっているグールが見てとれた。ボロボロの服と血まみれの剣しか持っていないので、最後の頼みとばかりにアヴァシンに祈りを捧げる。奇跡的にそれは力を発し、ゾンビの軍勢を突っ切ることに成功するがそれだけの代償もあった(7点のダメージ:残りLife 2点)。
街が近づいてくるのが見えるが、狼男にやられた傷のことが心に重しとなってのしかかる。そしてじわりじわりと精神が化け物に侵食されるのを感じる。絶望の中、急ぐつもりにも止まるつもりにもなれず、とぼとぼと歩いているうちにここまでに受けた傷が命を奪っていった。
というわけで残念ながらゲームオーバー。ちなみに2回目のトライでクリアできたよ。
火曜日の段階で推測ついてたとおり、今週のテーマは白雪姫(Sleeping Beauty)。ドワーフ関係のカードと《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》までは予測できたけど「キス(Kiss)」という単語が入っているカードがマジックにあったとは思わなかった。意外と無さそうな気がしてたんだけど。
蛇足ながら詳細を見て行くと……
月曜日 《Mirror Mirror》は、継母が「鏡よ鏡」と問いかける場面。
火曜日 《森での迷子/Lost in the Woods》は、白雪姫が城を追われて森で迷う場面。
水曜日 《ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner》は、森で7人のドワーフたちと出会う場面。
木曜日 《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》は、魔女が毒リンゴを手渡す場面。
金曜日 《最後の口づけ/Last Kiss》は、白雪姫が目覚める最後の口づけの場面。
……という感じかと。
余談2:月曜日 《Mirror Mirror》
記事にあるとおり、まさに「席を取り替えてゲームを続行する」カード。ただ、これに限らず《精神隷属器/Mindslaver》もそうなんだけど、自分以外の人にデッキ(カード)を触られるのが嫌だ、って人もいるんじゃないかなあ、と思うことがたまにある。考え過ぎならいいんだけど。
余談3:火曜日 《森での迷子/Lost in the Woods》
リミテッドで本当に無茶な戦法を実行に移した勇者がいた、という話。このサイドボーディングは「コロンブスの卵」というか、とにかく「最初に思い付いて、かつそれを実行に移したプレイヤー」が全てだと思う。
今後これを実施した人がいたとしてもやっぱり最初の一歩を刻んだ人は別格。
記事はさておきカードの話。カードパワー的には残念レアと言われてもしょうがないけれど、フレイバーという面を見ると実に素晴らしい。自陣の森に魔法をかけて迷わせる。相手が踏みこんできた場所が偶然《森/Forest》だったら迷ってしまうし、そうでなければ普通に攻撃が通る。そんな感じ。
余談4:水曜日 《ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner》
ミラージュの当時はまだ対戦相手が特殊地形を1枚も使っていないってことがあったなあ、と懐かしく思いだしてた。それともまだトーナメント志向な環境に仲間が身を置く前だったからなだけかもしれないけど。
ところでこの記事からリンクを張られているMark Rosewaterのコラムが妙に楽しい。内容がジョークに偏っているせいで訳すのが難しそうだけど、コメントに書いたようにいつか訳したいと思ってる。
余談5:木曜日 《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》
フレイバーテキストは最初読んだとき、最終的に作成されたリンゴパイの数は「7個」だと思った。もし343個になるなら、七人の女房が「それぞれ」七個のリンゴを~、となるんじゃないかなあ、と思ってしまう。
記事でもその点には触れられていて、そうでないと思う理由は「1個のリンゴパイを1個のリンゴから作るのは難しい(量が少なすぎてしまう)」からだそうな。自分でリンゴパイ作ったことないからイマイチ納得しきれていない。
余談6:金曜日 《最後の口づけ/Last Kiss》
記事で挙げられている良く似た4枚のカード(そのうち2枚は同型再販)の中で、他に比べて下位互換であると断言できるのはたった1枚、《不純な飢え/Vicious Hunger》のみ。なんかかわいそう。
とはいえ《不純な飢え/Vicious Hunger》も構築環境で活躍したことが一応あるわけで、そう考えると別段不憫というわけでもないのかもしれない。
ところで《最後の口づけ/Last Kiss》なんだけど、これって「吸血鬼が血を吸い取って(= 2点ダメージ)、それが原因で被害者を死に(= 最後)至らしめる」ということだよね。
なので相手のライフが2点より高い場合だとちょっと気まずいんじゃないだろうか。吸血鬼側からすると、どうせ死ぬだろうと思ってあまり深い事を考えずに口づけしてみたあと、普通に生きたままの相手と目を合わすわけで。
「別にあんたのことなんて好きじゃないんだからね!」とか言い訳したりするのかな。
余談7:公式サイト - なかしゅー世界一周2012
中村修平さんのアメリカの旅。
第5回:アメリカ道中記~ハリスバーグ、シアトル
http://mtg-jp.com/reading/variety/003100/
印象的だったことは2点。1つはとにかく食べ物の写真が美味しそうだったこと。量が多いのが一目で分かるので実際に自分で食べたら途中でギブアップしてしまいそうだけど写真で見る分には「美味しそうだなあ」という感想に尽きる。
もう1つは最後にあったウィザーズ社の見学の箇所で掲載されていた世界地図。上部に大きく「Pin Where You’ve Been」と書かれているので社員の方が今までに(仕事で?)訪ねたことのある場所にピンを刺したものらしい。
この世界地図を一見してすぐに気づいたのは日本に大量に押されたピンの数。北は北海道から南は九州までとにかく埋め尽くしている状態。それ以外には、オセアニアにポツポツと、ヨーロッパに点々と、そしてアメリカのそこかしこに。
余談9:公式サイト - Savor the Flavor
闇の隆盛の時代を迎えたイニストラードを舞台にしたゲームブック形式のコラム。
公式サイト (日本語):君は窮地にあるか?
http://mtg-jp.com/reading/translated/stf/003102/
公式サイト (英語):Is This Your Fateful Hour?
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/185
こういう形式のコラムは大好きなので(というかゲームブック大好きなので)さっそくトライ。ネタばれになるので選んだ選択肢とその結果、およびラストについては白字で書いておく。
スレイベンへと向かう途中にぬかるみの中にある墓地に行き当たった。剣を構えてゆっくりと注意深く進んだが、やはりアンデッドの領域内に長く身を置く行為は危険すぎたらしく、グール数体に襲われ手傷を負わされた(4点のダメージ:残りLife 16点)。
次には巨大な蜘蛛が下で待ちかまえている吊り橋にさしかかった。別の生き物が網にかかるのを待って、その隙に抜けようと考えて待ってみたが、それより先に蜘蛛がこちらの存在に気づいてしまった。傷を受けたが、馬が犠牲になっている隙になんとか突破(4点のダメージ:残りLife 12点)。
檻に閉じ込められている捕虜を前に助けるべきか悩んでいると、月の光を浴びた男がみるみると怪物へと変身し檻を破って襲って来た。襲われた際に聖印を弾き飛ばされたが、なんとかそれを見つけ出して狼男を退治した。しかしその際、かかとに傷を負う(3点のダメージ:残りLife 9点)。
丘を越えるとき斜面を大量のアンデッドが向かってくるのが見えた。その中に1人、肉親の帽子をかぶっているグールが見てとれた。ボロボロの服と血まみれの剣しか持っていないので、最後の頼みとばかりにアヴァシンに祈りを捧げる。奇跡的にそれは力を発し、ゾンビの軍勢を突っ切ることに成功するがそれだけの代償もあった(7点のダメージ:残りLife 2点)。
街が近づいてくるのが見えるが、狼男にやられた傷のことが心に重しとなってのしかかる。そしてじわりじわりと精神が化け物に侵食されるのを感じる。絶望の中、急ぐつもりにも止まるつもりにもなれず、とぼとぼと歩いているうちにここまでに受けた傷が命を奪っていった。
というわけで残念ながらゲームオーバー。ちなみに2回目のトライでクリアできたよ。
コメント
1回目は残りライフ2点で勝利。2回目は6点なのに敗北。
あれ? と思ったけど、これは窮地の効果に合わせてあるのね。
>あれ? と思ったけど、これは窮地の効果に合わせてあるのね。
コメントの意味が最初はよく分からなかったんですが、色々試してみてやっと分かりました。
なるほど。窮地に陥ることが勝利への条件なんですね。
マルチエンディングは3種類以上あるってことか。コメント読まなかったら2つで満足してました。