計略の魔除け/Trickery Charm - オンスロート コモンTrickery Charm / 計略の魔除け (青)
インスタント
以下の3つから1つを選ぶ。「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。」「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まであなたが選んだ1種類のクリーチャー・タイプになる。」「あなたのライブラリーのカードを上から4枚見る。それらを、望む順番で戻す。」
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Trickery+Charm/
様々なことがオンスロートの頃とはだいぶ違ってきている。
例えば、David Martinがオンスロートの《計略の魔除け/Trickery Charm》のイラストを描くに当たって受けた指示は「貝殻の形をしたガラスの魔除けの中に青い霧」だけだった。
そこでDavid Martinが最初に書き上げたスケッチは、クリエイティブ・チームが望んだものより少々「道化じみて」いた。そのイラストはここ(註1)で見られる。
(註1) ここ
リンク先は以下のURL。《計略の魔除け/Trickery Charm》のイラストに関するコラム(註2)。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/arcana/386
(註2) コラム
【翻訳】スケッチの広場:計略の魔除け/Sketches: Trickery Charm【Daily MTG】
2003年07月24日
元記事:http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/arcana/386
今週の「スケッチの広場」では、オンスロートのセット収録のあまり使われなかった青いインスタントである《計略の魔除け/Trickery Charm》を取り上げようと思う。このカードのイラストを担当したのはDavid Martinだ。
1.イラストレーターへの指示
このカードは開発中は《Whimsy Charm (気まぐれな、風変りな魔除け)》と呼ばれていた。これはこの話の重要な部分なので要注意だ。そして以下がイラストレーターへ与えられた指示の全てだ。
「貝殻の形をしたガラスの魔除けの中に青い霧」
2.ラフスケッチ
これがDavid Martinが最初に提出してきたものだ。結果として少々行きすぎてしまったが、彼はカード名の「Whimsy」から思い浮かんだイメージどおりに、奇妙でしゃれた感じの要素(たとえば蝶々や道化師)をいくつも詰め込んだのだ。最初に提出してきたイラスト (ピエロが苦手な人は注意)
http://www.wizards.com/global/images/mtgcom_arcana_386_pic1_en.jpg
全てが《ミラーリ/Mirari》の元に変容してしまっているようなブロックの世界において、ピエロや蝶々に居場所はないと美術チームが判断したのも仕方のない話だ。
そしてDavid Martinは彼のイラストから全ての気まぐれで風変りな要素を取り除き、かわりに穏やかに流れる滝の前にその魔除けを置くことにした。
3.最終バージョン
これが最終版のイラストを大きなサイズにしたものだ。ピエロも、蝶々もいない。実際にカードに用いられたイラストを大きくした画像
http://www.wizards.com/global/images/mtgcom_arcana_386_pic2_en.jpg
4.カード
最後に、これが君がブースターパックから見つけるであろうカードだ。記事では、ここにカードテキストまで含めた実際のカード画像がある
公式カード検索エンジンGathererへのリンクなので省略
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0412
コメント
>最初に提出してきたイラスト (ピエロが苦手な人は注意)
え?そんなに?→((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
初期ヴァージョンがカード化されなくて本当に良かった。
《アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling(LRW)》
《屑嗅ぎ鼻/Offalsnout(MOR)》
の両者に匹敵するカードになっていたかと思います。
鼻? ふーん、まさかそこまでじゃないでしょ……ぎゃー! これはキツい!
なんですか、この「ベルセルクですら一軍入りできそうなクリーチャー」。
リミテッドで、クリーチャーが足りないけど絵が怖いから入れなかった、までありえる。