今週のCard of the Day (2012年11月 第1週) とか
2012年11月11日 週のまとめ コメント (2)余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
ツイッターの公式アカウントで種明かしがあった。なんでも「The Card of the Day cycle this week was "the career of Julius Caesar". Sort of.(今週のCard of the Dayのサイクルはジュリアス・シーザーの肩書き。ある意味でね)」ということらしい。なんで「Sort of(ある意味)」なのかは木曜日と金曜日のカードを見れば分かるかと。
<カード名> <肩書き/境遇>
《Ebon Praetor》 法務官(Praetor)
《General Jarkeld》 将軍(General)
《三巨頭の執政官/Archon of the Triumvirate》 執政官(Archon)
《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》 終身独裁官(dictator in perpetuity)
《暗殺/Assassinate》 暗殺(Assassinate)
余談2:月曜日 《Ebon Praetor》
フォールンエンパイアが出た頃に遊び始めたので、記事からリンクされているコラムで紹介されているカードたちが懐かしかった。+1/+2カウンターを用いるカードとして挙げられている《Armor Thrull》を始めとしたスラルたちなど、感慨深いものがある。
ところでそのコラム曰く「+2/+1カウンターも用意されていたが実際にはこれを使うカードは存在しない」とある。なかったっけな。この数字の組み合わせを見たことがあるような……いや、違った、あれは-2/-1カウンターだ(ヒント:黒猫)。
余談3:火曜日 《General Jarkeld》
コメントで誤字の指摘があった。《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》は初めて4枚そろえたレアの特殊地形なのに、名前間違えちゃダメだ。
それはさておきカードの話。このクリーチャー、能力を起動できる状況がレアすぎる気がする(正しくは「能力を起動できて、かつそれで有利になる状況」がレアすぎる)。
タップ能力なのでこいつ以外に2体以上のクリーチャーがアタックしていて、そのうち2体以上がブロックされて、かつブロックしているクリーチャーを入れ替えて得するときでないといけない。……そこまできたら、アンブロッカブルにしたりブロックを強制させたりするほうが強そうな気がする。
ちょっとだけ訳の話。
原文に比べて訳が妙に長く見えるのは分かりやすさ優先の為に「フレイバーテキストで」と付け加えたため。あと原文では単に「died in」となっているのを「最期を迎えた地」と勝手にちょっとカッコよくしたのがもう1つの理由。
余談4:水曜日 《三巨頭の執政官/Archon of the Triumvirate》
なんで古代アテネの最高指導者を表す肩書きが、羽の生えた動物に騎乗している人型の生き物を指すことになったんだろう。1枚目と2枚目の執政官(Archon)である《解放の執政官/Archon of Redemption》と《復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon》が両方ともそういうイラストだったから、後続もそれに倣っただけなのかな。
訳の話。この記事に出て来た「Humanoid」という単語が意外と訳しづらい。意味はよく分かるし、何を指しているかも丸分かりなんだけど、日本語にしづらい。拙訳では「人型の生き物」としたけど、助詞を入れて訳すのはちょっと抵抗があった。でもしょうがないか。「人型生物」だとイマイチ日本語っぽくないし。
余談5:木曜日 《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》
個人的にこの人の名前は覚えにくくて発音しづらい。アルカニススとかアーカニスとかなら言いやすい気がする(あくまで個人の感想であり、以下略)。
ところでマナを消費せずに《Ancestral Recall》が唱えられるのはすごいとして、もう1つの呪文はなんだろう。同じ青1マナのインスタントである《送還/Unsummon》とはまったく違う効果だよな。4マナも消費するし、何の呪文だろう。
きっと《パリンクロン/Palinchron》なら知ってるはず。
余談6:金曜日 《暗殺/Assassinate》
訳の話
原文のスッキリした文章に極力近づけようと努力はした。
ツイッターの公式アカウントで種明かしがあった。なんでも「The Card of the Day cycle this week was "the career of Julius Caesar". Sort of.(今週のCard of the Dayのサイクルはジュリアス・シーザーの肩書き。ある意味でね)」ということらしい。なんで「Sort of(ある意味)」なのかは木曜日と金曜日のカードを見れば分かるかと。
<カード名> <肩書き/境遇>
《Ebon Praetor》 法務官(Praetor)
《General Jarkeld》 将軍(General)
《三巨頭の執政官/Archon of the Triumvirate》 執政官(Archon)
《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》 終身独裁官(dictator in perpetuity)
《暗殺/Assassinate》 暗殺(Assassinate)
余談2:月曜日 《Ebon Praetor》
フォールンエンパイアが出た頃に遊び始めたので、記事からリンクされているコラムで紹介されているカードたちが懐かしかった。+1/+2カウンターを用いるカードとして挙げられている《Armor Thrull》を始めとしたスラルたちなど、感慨深いものがある。
ところでそのコラム曰く「+2/+1カウンターも用意されていたが実際にはこれを使うカードは存在しない」とある。なかったっけな。この数字の組み合わせを見たことがあるような……いや、違った、あれは-2/-1カウンターだ(ヒント:黒猫)。
余談3:火曜日 《General Jarkeld》
コメントで誤字の指摘があった。《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》は初めて4枚そろえたレアの特殊地形なのに、名前間違えちゃダメだ。
それはさておきカードの話。このクリーチャー、能力を起動できる状況がレアすぎる気がする(正しくは「能力を起動できて、かつそれで有利になる状況」がレアすぎる)。
タップ能力なのでこいつ以外に2体以上のクリーチャーがアタックしていて、そのうち2体以上がブロックされて、かつブロックしているクリーチャーを入れ替えて得するときでないといけない。……そこまできたら、アンブロッカブルにしたりブロックを強制させたりするほうが強そうな気がする。
ちょっとだけ訳の話。
原文:
Halvor Arenson, on Lost Order of Jarkeld, tells us that General Jarkeld and his troops died in the Adarkar Wastes.
拙訳:
Halvor Arensonは《Lost Order of Jarkeld》のフレイバーテキスト(註1)で、《General Jarkeld》と彼の兵士たちが最期を迎えた地が《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》であることを私たちに教えてくれている。
原文に比べて訳が妙に長く見えるのは分かりやすさ優先の為に「フレイバーテキストで」と付け加えたため。あと原文では単に「died in」となっているのを「最期を迎えた地」と勝手にちょっとカッコよくしたのがもう1つの理由。
余談4:水曜日 《三巨頭の執政官/Archon of the Triumvirate》
なんで古代アテネの最高指導者を表す肩書きが、羽の生えた動物に騎乗している人型の生き物を指すことになったんだろう。1枚目と2枚目の執政官(Archon)である《解放の執政官/Archon of Redemption》と《復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon》が両方ともそういうイラストだったから、後続もそれに倣っただけなのかな。
訳の話。この記事に出て来た「Humanoid」という単語が意外と訳しづらい。意味はよく分かるし、何を指しているかも丸分かりなんだけど、日本語にしづらい。拙訳では「人型の生き物」としたけど、助詞を入れて訳すのはちょっと抵抗があった。でもしょうがないか。「人型生物」だとイマイチ日本語っぽくないし。
余談5:木曜日 《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》
個人的にこの人の名前は覚えにくくて発音しづらい。アルカニススとかアーカニスとかなら言いやすい気がする(あくまで個人の感想であり、以下略)。
ところでマナを消費せずに《Ancestral Recall》が唱えられるのはすごいとして、もう1つの呪文はなんだろう。同じ青1マナのインスタントである《送還/Unsummon》とはまったく違う効果だよな。4マナも消費するし、何の呪文だろう。
きっと《パリンクロン/Palinchron》なら知ってるはず。
余談6:金曜日 《暗殺/Assassinate》
訳の話
原文:
This card points towards one of Magic’s original cards: Royal Assassin. Royal Assassin taps to Assassinate, get it?
拙訳:
このカードは、とあるマジックのカードを指し示している。そのカードとは《凄腕の暗殺者/Royal Assassin》だ。《凄腕の暗殺者/Royal Assassin》はタップしている相手を《暗殺/Assassinate》するからだ……分かるだろう?
原文のスッキリした文章に極力近づけようと努力はした。
コメント
この文章はダブル・ミーニングです。
拙訳:このカードが指向するのはマジック創生期のカードの一つ、《凄腕の暗殺者》。《凄腕の暗殺者》はタップして《暗殺》するわけだ。分かるかな?
point towardなんていうもったいつけた言い回しをしているのは、《暗殺》が《凄腕の暗殺者》からデザインされたカードだということと、《暗殺》がタップしている《凄腕の暗殺者》を対象に取れるということの両方を言ってるからです。
あと「original」の訳が見過ごされてましたね。ありがとうございました。