今週のCard of the Day (2012年12月 第1週) とか
2012年12月9日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
月曜日がアゾリウスとセレズニアのギルド名について言及していたので、そのままどちらかのギルドがテーマになるのかな、と思いきや、そんなことなかった。
特にテーマらしきものは見られなかった。あえて言えば、ラヴニカへの回帰のカードの紹介。一応、以下にカード名とその他基本情報を並べておくので、調べたい方はどうぞ。
<カード名・マナコスト・カードタイプ・レアリティ>
《報復の矢/Avenging Arrow》・(白)・インスタント・コモン
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》・(3)・アーティファクト・レア
《圧縮/Downsize》・(青)・インスタント・コモン
《摩天楼の捕食者/Skyline Predator》・(4)(青)(青)・クリーチャー・アンコモン
《幽霊の将軍/Phantom General》・(3)(白)・クリーチャー・アンコモン
余談2:月曜日 《報復の矢/Avenging Arrow》
フレイバーテキストの意味がちょっとよく分からない。なんで「盗み」は許されるんだろう。慈悲の心? 単に、人を騙すという行為に対する禁忌がそれだけ強い、って話かな。
訳の話。
後半の「others that were from the Azorius」がちょっと困った箇所。
このカードのイラストで言及されている1本はフレイバーテキストからセレズニアの射手によって射られたものだと分かっている。しかし、このセットの全てのカードが特定のギルドに属しているわけでもないので、この1本以外の《報復の矢/Avenging Arrow》が他のギルド、例えばアゾリウスに所属している者によって用いられている可能性はある……という話なんだけど、このまま書いたら「訳」じゃなくて「解説」になってしまうので、どうしようかな、と。
結局はあまり原文に忠実というわけでもなくなってるな。
あと訳に関してもう1つ。「wrongdoers」という単語を初めて知った。どうやら「wrong(過ち、間違い) + doer(~をする者、実行者)」ということらしい。覚えておこう。
余談3:火曜日 《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
これを始めとして「光を放つアーティファクト」がフレイバー的にマナ能力と結びついているらしい。同じく光源としては《幽体の照明灯/Spectral Searchlight》がある。
あとプリズムシリーズとして《予言のプリズム/Prophetic Prism》、《マナ・プリズム/Mana Prism》、《五元のプリズム/Pentad Prism》など。
始祖である《天界のプリズム/Celestial Prism》からの派生でこれらが生まれて、さらにそこから「ピカピカ光るものはマナを生む」ってことになっていったのかな。《天界のプリズム/Celestial Prism》自身はマナ生まないけど。
余談4:水曜日 《圧縮/Downsize》
記事では「インドリク」という種族がネタにされている。つい先日も似たような話があった気がする。えーと……ああ、そうそう、2012年10月12日の Card of the Day だ。インドリクという種族の初出がディセンションだった、という話。
ところで英語のカード名(Downsize)は「サイズが縮められてしまって攻撃力が下がる」って雰囲気があるんだけど、日本語のカード名(圧縮)はちょっと違うような気がしてしまった。イメージ的に「4点もの修整値を受けるような圧縮受けたら死ぬんじゃないか?」と思ってしまう。
ところで《圧縮/Downsize》されても防御力は下がらないのは、小さくなる分、相手の命中率も下がって相対的に防御性能は変わらないから、ってことだと(勝手に)解釈している。「じゃあなんで《巨大化/Giant Growth》は防御力下がらんの?」という質問は、ノーコメントで。
余談5:木曜日 《摩天楼の捕食者/Skyline Predator》
翼が生えているクリーチャーの種族の見分け方に関する記事で、ドラゴン(Dragon)とドレイク(Drake)は前足の有無で分かるという話。なお足がない場合はワームということになる。
ただしこれは爬虫類系の外見を持ったクリーチャーに限定された見分け方で、毛が生えている場合は、4本足がグリフィン(Griffin)、前足が無ければ鳥(Bird)。さらに翼が生えている人型の場合、白ければ天使(Angel)で、黒ければ悪魔(Demon)もしくはインプ(Imp)となる(多分)。
余談6:金曜日 《幽霊の将軍/Phantom General》
2012年09月以来となる、4か月ぶり2回目の登場。それはさておき訳の話。
確かに今までは「トークン = 幽霊」というより「スピリット・トークン = 幽霊」という意味づけが強かった(例:《深夜の出没/Midnight Haunting》や《未練ある魂/Lingering Souls》)。
ただ《無形の美徳/Intangible Virtue》は、強化する対象はトークン・クリーチャー全般としつつもフレイバーテキストやカード名を見る限り「実体を持たない死後の霊的な存在たち」を対象としているから、《幽霊の将軍/Phantom General》と実質同じことじゃないかなあ、と思う。
月曜日がアゾリウスとセレズニアのギルド名について言及していたので、そのままどちらかのギルドがテーマになるのかな、と思いきや、そんなことなかった。
特にテーマらしきものは見られなかった。あえて言えば、ラヴニカへの回帰のカードの紹介。一応、以下にカード名とその他基本情報を並べておくので、調べたい方はどうぞ。
<カード名・マナコスト・カードタイプ・レアリティ>
《報復の矢/Avenging Arrow》・(白)・インスタント・コモン
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》・(3)・アーティファクト・レア
《圧縮/Downsize》・(青)・インスタント・コモン
《摩天楼の捕食者/Skyline Predator》・(4)(青)(青)・クリーチャー・アンコモン
《幽霊の将軍/Phantom General》・(3)(白)・クリーチャー・アンコモン
余談2:月曜日 《報復の矢/Avenging Arrow》
フレイバーテキストの意味がちょっとよく分からない。なんで「盗み」は許されるんだろう。慈悲の心? 単に、人を騙すという行為に対する禁忌がそれだけ強い、って話かな。
訳の話。
原文:
Just because this Avenging Arrow came from a Selesnya archer doesn’t mean there couldn’t be others that were from the Azorius
拙訳:
セレズニアの射手から飛んできた《報復の矢/Avenging Arrow》があったからといって、アゾリウスの射手がそれを飛ばさない理由にはならない。
後半の「others that were from the Azorius」がちょっと困った箇所。
このカードのイラストで言及されている1本はフレイバーテキストからセレズニアの射手によって射られたものだと分かっている。しかし、このセットの全てのカードが特定のギルドに属しているわけでもないので、この1本以外の《報復の矢/Avenging Arrow》が他のギルド、例えばアゾリウスに所属している者によって用いられている可能性はある……という話なんだけど、このまま書いたら「訳」じゃなくて「解説」になってしまうので、どうしようかな、と。
結局はあまり原文に忠実というわけでもなくなってるな。
あと訳に関してもう1つ。「wrongdoers」という単語を初めて知った。どうやら「wrong(過ち、間違い) + doer(~をする者、実行者)」ということらしい。覚えておこう。
余談3:火曜日 《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
これを始めとして「光を放つアーティファクト」がフレイバー的にマナ能力と結びついているらしい。同じく光源としては《幽体の照明灯/Spectral Searchlight》がある。
あとプリズムシリーズとして《予言のプリズム/Prophetic Prism》、《マナ・プリズム/Mana Prism》、《五元のプリズム/Pentad Prism》など。
始祖である《天界のプリズム/Celestial Prism》からの派生でこれらが生まれて、さらにそこから「ピカピカ光るものはマナを生む」ってことになっていったのかな。《天界のプリズム/Celestial Prism》自身はマナ生まないけど。
余談4:水曜日 《圧縮/Downsize》
記事では「インドリク」という種族がネタにされている。つい先日も似たような話があった気がする。えーと……ああ、そうそう、2012年10月12日の Card of the Day だ。インドリクという種族の初出がディセンションだった、という話。
ところで英語のカード名(Downsize)は「サイズが縮められてしまって攻撃力が下がる」って雰囲気があるんだけど、日本語のカード名(圧縮)はちょっと違うような気がしてしまった。イメージ的に「4点もの修整値を受けるような圧縮受けたら死ぬんじゃないか?」と思ってしまう。
ところで《圧縮/Downsize》されても防御力は下がらないのは、小さくなる分、相手の命中率も下がって相対的に防御性能は変わらないから、ってことだと(勝手に)解釈している。「じゃあなんで《巨大化/Giant Growth》は防御力下がらんの?」という質問は、ノーコメントで。
余談5:木曜日 《摩天楼の捕食者/Skyline Predator》
翼が生えているクリーチャーの種族の見分け方に関する記事で、ドラゴン(Dragon)とドレイク(Drake)は前足の有無で分かるという話。なお足がない場合はワームということになる。
ただしこれは爬虫類系の外見を持ったクリーチャーに限定された見分け方で、毛が生えている場合は、4本足がグリフィン(Griffin)、前足が無ければ鳥(Bird)。さらに翼が生えている人型の場合、白ければ天使(Angel)で、黒ければ悪魔(Demon)もしくはインプ(Imp)となる(多分)。
余談6:金曜日 《幽霊の将軍/Phantom General》
2012年09月以来となる、4か月ぶり2回目の登場。それはさておき訳の話。
原文:
But for the purposes of Phantom General, ghosts mean tokens. Just for this one card, though!
拙訳:
ただしこの《幽霊の将軍/Phantom General》の場合のみ、幽霊とはトークン・クリーチャーを意味する。もっとも、たった1枚のこのカードに限ったフレイバーだけどね!
確かに今までは「トークン = 幽霊」というより「スピリット・トークン = 幽霊」という意味づけが強かった(例:《深夜の出没/Midnight Haunting》や《未練ある魂/Lingering Souls》)。
ただ《無形の美徳/Intangible Virtue》は、強化する対象はトークン・クリーチャー全般としつつもフレイバーテキストやカード名を見る限り「実体を持たない死後の霊的な存在たち」を対象としているから、《幽霊の将軍/Phantom General》と実質同じことじゃないかなあ、と思う。
《無形の美徳/Intangible Virtue》のフレイバーテキスト
原文:
In life, they were a motley crew: farmers, lords, cutpurses, priests. In death, they are united in singular, benevolent purpose.
引用元:http://magiccards.info/isd/en/19.html
日本語訳:
生きていた時は、彼らは農夫や領主や巾着切りや僧侶といった烏合の衆だ。 死んでからは、彼らは真義に基づき一つになる。
引用元:http://magiccards.info/isd/jp/19.html
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