余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
ギルド門侵犯のカードということ以外には特にこれといった特定のテーマは存在しなかった模様。色もレアリティもカードタイプもバラバラ。新セットが出たばかりの頃は色んなカードを紹介して欲しいものだし、別に問題はない。
余談2:月曜日 《囁く狂気/Whispering Madness》
ブログの記事のほうにもすでに余談として書いたけど、不思議なことにこの12月31日のCard of the Dayは1月分のページにまとめておかれている。冬期休暇後だからかな(あまり理由になってない気もする)。それはさておき訳の話。
前半はまあいいとして、後半部分。本当にこの訳がいいんだろうか。イラストの魔道士ときたら怪しげな生物の力を借りているようだけど本当に大丈夫なのか……、というネタだと思うんだけど。
ジョークっぽい言い回しは英語の意味がどうこうだけじゃなくて「本気で言っているのかジョークなのか」というところから疑わないといけないので難易度が上がる。
余談3:火曜日 《瓦礫鬼/Rubblehulk》
「hulk」って翻訳テンプレートだと「鬼」になるのか!?、ということが意外だったので調べてみたら、今時点ではまだこのカードだけらしい。
既存のカードで「hulk」を含むカード名はすべて「Hulk」という独立した英単語として登場しており、これらは「大男」と訳されている。たとえば《絡み森の大男/Tangle Hulk》とか《ファイレクシアの大男/Phyrexian Hulk》とかみたいに。
英単語の一部に「hulk」が含まれている、という形で登場したのはこのカードが初めてみたいだ。1枚だけだと今後も同様にテンプレートされるかどうかは未知数だな。
余談4:水曜日 《殺人の捜査/Murder Investigation》
誤字の指摘コメントが妙に面白かった。いやそもそも間違えちゃいけないんだけど、こうやってネタを仕込みつつ突っ込んでもらえるとなんか嬉しい。でも間違いは無いようにしないと。
それはさておきカードの話。
クリーチャーが死ぬと、その死について調べるために捜査員たる兵士がわらわら沸いて出てくる、というフレイバーが伝わってくる。「有力なクリーチャーが死んだときほど捜査にも多くの兵士が動員される」というのも面白い。良いカードだ。強いかどうかは知らない。
余談5:木曜日 《ディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind》
一部の能力を残しつつ他のクリーチャーのコピーとなるカード。こういうカードは「であることを除き」がつくんだけど、このラザーヴさん、さすがギルドマスターだけあって例外が多いこと多いこと。
・名前が《ディミーアの黒幕ラザーヴ》であることを除いたうえで
・他のタイプに加えて伝説であることを除いたうえで
・呪禁とこの能力を得ることを除いたうえで
上記の条件を満たした上でようやく対象のカードのコピーになるらしいけど、なんかそこまで来るともうコピーというより上位的存在というか進化体というか……親しい人じゃなくても別人だって気付くんじゃないかな。そもそも名前違うし。
それはさておき訳に話。「彼は誰にだってなれるのだ!」と訳した箇所の原文は「He could be anyone!」。簡単そうに見えて、シンプル過ぎる分、意外と訳しづらかった。
あと原文に「elusive」という単語があった。「とらえどころがない、見つけにくい、あやふやな」という意味。調べてみたら、この単語を名前に含むカードがちょうどギルド門侵犯に新登場してた。
名前は《Elusive Krasis》で日本語名は《神出鬼没の混成体》。当然のように「ブロックされない」の能力を持っている。そりゃ「とらえどころがなくて、見つけにくくて、あやふや」なんだからブロックされるわけがない。
余談6:金曜日 《先端生物学者/Biovisionary》
拙訳で「例の名無しのカード」とした箇所の原文は「The Card With No Name」。アンヒンジドのアンコモンで名前を持たないことが名前になっているマジックで唯一のカード。一応、公的にはアンダーバー5個で表記されることになっている(らしい)。
1マナで好きな名前に変更できるだけでなく、実は1マナでフレイバーテキストも好きなカードのフレイバーテキストに変更できる能力(?)も持っている。
10年くらい前にMark Gottliebがこのカードをネタにしてコラムを書いている。
DailyMTG:Blankety-Blank
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/daily/mg153
上記コラムの拙訳。
《 》の話。いや、だから《 》の話だよ。ほら、アンヒンジドのあいつ
http://regiant.diarynote.jp/201101130407484233/
ギルド門侵犯のカードということ以外には特にこれといった特定のテーマは存在しなかった模様。色もレアリティもカードタイプもバラバラ。新セットが出たばかりの頃は色んなカードを紹介して欲しいものだし、別に問題はない。
余談2:月曜日 《囁く狂気/Whispering Madness》
ブログの記事のほうにもすでに余談として書いたけど、不思議なことにこの12月31日のCard of the Dayは1月分のページにまとめておかれている。冬期休暇後だからかな(あまり理由になってない気もする)。それはさておき訳の話。
原文:
In the art for Whispering Madness, a Dimir mage appears to be getting advice from tiny skeleton. That’s probably safe, right?
拙訳:
《囁く狂気/Whispering Madness》のイラストではディミーアの魔道士が小さな骸骨から助言をもらっている様子が見られる。多分、大丈夫だろう……大丈夫だよね?
前半はまあいいとして、後半部分。本当にこの訳がいいんだろうか。イラストの魔道士ときたら怪しげな生物の力を借りているようだけど本当に大丈夫なのか……、というネタだと思うんだけど。
ジョークっぽい言い回しは英語の意味がどうこうだけじゃなくて「本気で言っているのかジョークなのか」というところから疑わないといけないので難易度が上がる。
余談3:火曜日 《瓦礫鬼/Rubblehulk》
「hulk」って翻訳テンプレートだと「鬼」になるのか!?、ということが意外だったので調べてみたら、今時点ではまだこのカードだけらしい。
既存のカードで「hulk」を含むカード名はすべて「Hulk」という独立した英単語として登場しており、これらは「大男」と訳されている。たとえば《絡み森の大男/Tangle Hulk》とか《ファイレクシアの大男/Phyrexian Hulk》とかみたいに。
英単語の一部に「hulk」が含まれている、という形で登場したのはこのカードが初めてみたいだ。1枚だけだと今後も同様にテンプレートされるかどうかは未知数だな。
余談4:水曜日 《殺人の捜査/Murder Investigation》
誤字の指摘コメントが妙に面白かった。いやそもそも間違えちゃいけないんだけど、こうやってネタを仕込みつつ突っ込んでもらえるとなんか嬉しい。でも間違いは無いようにしないと。
それはさておきカードの話。
クリーチャーが死ぬと、その死について調べるために捜査員たる兵士がわらわら沸いて出てくる、というフレイバーが伝わってくる。「有力なクリーチャーが死んだときほど捜査にも多くの兵士が動員される」というのも面白い。良いカードだ。強いかどうかは知らない。
余談5:木曜日 《ディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind》
一部の能力を残しつつ他のクリーチャーのコピーとなるカード。こういうカードは「であることを除き」がつくんだけど、このラザーヴさん、さすがギルドマスターだけあって例外が多いこと多いこと。
・名前が《ディミーアの黒幕ラザーヴ》であることを除いたうえで
・他のタイプに加えて伝説であることを除いたうえで
・呪禁とこの能力を得ることを除いたうえで
上記の条件を満たした上でようやく対象のカードのコピーになるらしいけど、なんかそこまで来るともうコピーというより上位的存在というか進化体というか……親しい人じゃなくても別人だって気付くんじゃないかな。そもそも名前違うし。
それはさておき訳に話。「彼は誰にだってなれるのだ!」と訳した箇所の原文は「He could be anyone!」。簡単そうに見えて、シンプル過ぎる分、意外と訳しづらかった。
あと原文に「elusive」という単語があった。「とらえどころがない、見つけにくい、あやふやな」という意味。調べてみたら、この単語を名前に含むカードがちょうどギルド門侵犯に新登場してた。
名前は《Elusive Krasis》で日本語名は《神出鬼没の混成体》。当然のように「ブロックされない」の能力を持っている。そりゃ「とらえどころがなくて、見つけにくくて、あやふや」なんだからブロックされるわけがない。
余談6:金曜日 《先端生物学者/Biovisionary》
拙訳で「例の名無しのカード」とした箇所の原文は「The Card With No Name」。アンヒンジドのアンコモンで名前を持たないことが名前になっているマジックで唯一のカード。一応、公的にはアンダーバー5個で表記されることになっている(らしい)。
1マナで好きな名前に変更できるだけでなく、実は1マナでフレイバーテキストも好きなカードのフレイバーテキストに変更できる能力(?)も持っている。
10年くらい前にMark Gottliebがこのカードをネタにしてコラムを書いている。
DailyMTG:Blankety-Blank
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/daily/mg153
上記コラムの拙訳。
《 》の話。いや、だから《 》の話だよ。ほら、アンヒンジドのあいつ
http://regiant.diarynote.jp/201101130407484233/
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