今週のCard of the Day (2013年02月 第2週) とか
2013年2月10日 週のまとめ余談0:更新まとめ
1月があまりに忙しかったので滞らせてものを色々とまとめて更新。今までの翻訳記事をまとめた「翻訳のまとめ」は、自分で過去の翻訳記事を読みたくなったときに探しやすくするためでもある。
今週のCard of the Day (2013年01月 第1週) とか
http://regiant.diarynote.jp/201302020738025843/
今週のCard of the Day (2013年01月 第2週) とか
http://regiant.diarynote.jp/201302101355422157/
今週のCard of the Day (2013年01月 第3週) とか
http://regiant.diarynote.jp/201302111557598899/
今週のCard of the Day (2013年01月 第4週) とか
http://regiant.diarynote.jp/201302111720071427/
今週のCard of the Day (2013年01月 第5週) とか
http://regiant.diarynote.jp/201302112147178778/
翻訳のまとめ:第1回 カテゴリ別と各種統計
http://regiant.diarynote.jp/201302111802299147/
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
金曜日に「who you should call」とあって、水曜日には「緑のスライム」がいたので、もしかしたら「ゴーストバスターズ」がテーマだったのかな。いや、他の曜日が関係なさすぎるか。
関連付けようと思えばできるけど、直観的ではないことは確か。うーん、なんか隠されたテーマがありそうに見えるんだけどな。一応、カード名とクリーチャータイプをリスト化しておくので、推理したい人はどうぞ。
<カード名> <クリーチャータイプ>
《鍵達人のならず者/Keymaster Rogue》 人間・ならず者
《ロクソドンの門番/Loxodon Gatekeeper》 象・兵士
《暴食するスライム/Gluttonous Slime》 ウーズ
《崖の暴君、カズール/Kazuul, Tyrant of the Cliffs》 オーガ・戦士
《霊の罠師/Geist Trappers》 人間・戦士
余談2:月曜日 《鍵達人のならず者/Keymaster Rogue》
最初に見たとき「強いな。《大クラゲ/Man-o’-War》から1マナ増えると、パワーが上がった上にアンブロッカブルにまでなるのか」と思ったけど、そんなことなかった。ネット見てると同じ勘違いした人が他にもいるらしいことに安心した。
訳の話。
苦労したのは「every key it could ever need」と「a helpful sort of thing」の2箇所。言いたいことは分かるんだけど、自然な日本語に見せかけるのが大変だった。
そもそも成功しているかどうか……「every key」だけでも「鍵全部・すべての鍵・ありとあらゆる鍵」とか色々思い付いて大変だった。
余談3:火曜日 《ロクソドンの門番/Loxodon Gatekeeper》
宿命的な象の兵士。この記事も訳すのが難しかった。
あらためて見て思うけど、本当にこの訳で合ってるんだろうか……「ラヴニカの次元がまた舞台になったということはロクソドンという種族は今またその辺にいるはずだ」ってことだと思って、それに沿うように、かつ原文を尊重しつつ訳してみた。
余談4:水曜日 《暴食するスライム/Gluttonous Slime》
2/2の貪食1が2体喰らってるってことは4/4になってるわけか。シルエットから察するに、食べられてるのはゴブリンかな。しかし食べれば食べるほど大きくなる、というフレイバーとスライムは非常に相性がいいな。
個人的には、こいつが瞬速を持っているのは「素早いから」ではなくて「壁にひっついたり背景に溶け込むことで相手の不意をつけるから」だと思ってる。基本的にスライム系は動きが緩慢なかわりに発見しづらい、というイメージが強い。
余談5:木曜日 《崖の暴君、カズール/Kazuul, Tyrant of the Cliffs》
能力は機能的にプロパガンダ系で現在では白に属する効果だけど、フレイバー的には確かに赤で問題ない。マナを支払うかどうかだけではなく、力で押し通る相手(4/4以上)には一方的に負けてしまうところがオーガっぽい気がする。
なお、記事からリンクが張られている2010年のSavor the Flavorの記事、どこかに公式の日本語訳がないかと思って探してみたけど見つからなかった。どこかにありそうな気がする。
余談6:金曜日 《霊の罠師/Geist Trappers》
誰かと力を合わせることで初めて浮遊する霊をとらえられるようになる戦士たち。彼らからすると、空を飛んでいるものは全て「霊」扱いらしい。
しかし彼らだけでは捕まえられず、誰かに手伝ってもらうことでしか捕獲できないというのは、どういうことなんだろう。誰かがいれば高い所に手が届くようになる……肩車?
余談7:【翻訳】ラヴニカへの回帰のプロツアーで失格処分を受けた私について【TCG Player】
高潮のさんのブログで紹介されていた、失格処分に関する記事。内容もさることながら、訳そうと決意させてくれたのは、ラストで登場したまさかの須藤元気。
訳し始めたら色々と大変だった。まずは単純に長いこと。次にルール関連の文章について公式文書を調べるのが手間だったこと。以下にあげるのはそれら以外で苦労した箇所。
「Bashful」という単語を最初「攻撃的」という意味かと勘違いした。いや、アリアンロッドだと攻撃力を高める技能が「バッシュ」だし……実際は恥ずかしがり屋とか内気って意味だった。
対戦相手がライフの総計をメモするところを見たかどうかとジャッジに聞かれた際の返事。最初は「ジャッジに言うべきはこれじゃないと思った」と訳したけど、日本語的な自然さを優先してこうなった。
正直、ここでものすごい悩んで、訳が止まってしまった。十中八九、括弧部分の訳は間違ってると思うんだけど、じゃあ正解は何なのかというと……うーん? 最後は目をつぶって引き金を引いたような感じ。すいません。
日本語っぽさがイマイチ薄いというか、訳が固い。ここは訳し間違えてはいけない重要な箇所なので、原文を極力尊重した結果そうなった。……言い訳っぽいな。とりあえず訳としては間違っていないとは思う。
「ubiquity」は「そこかしこに存在する、偏在する、普遍的である」という意味。発音は「ユーベクイティ」という感じらしい。
「stain」は「汚れ、シミ」という意味で、「stain on ~」となることで「~についた汚点、~の名誉を汚す」という意味になる。
ラストの須藤元気について言及している箇所。「after one’s own heart」で「探し求めていた理想の人物」という意味らしい。
1月があまりに忙しかったので滞らせてものを色々とまとめて更新。今までの翻訳記事をまとめた「翻訳のまとめ」は、自分で過去の翻訳記事を読みたくなったときに探しやすくするためでもある。
今週のCard of the Day (2013年01月 第1週) とか
http://regiant.diarynote.jp/201302020738025843/
今週のCard of the Day (2013年01月 第2週) とか
http://regiant.diarynote.jp/201302101355422157/
今週のCard of the Day (2013年01月 第3週) とか
http://regiant.diarynote.jp/201302111557598899/
今週のCard of the Day (2013年01月 第4週) とか
http://regiant.diarynote.jp/201302111720071427/
今週のCard of the Day (2013年01月 第5週) とか
http://regiant.diarynote.jp/201302112147178778/
翻訳のまとめ:第1回 カテゴリ別と各種統計
http://regiant.diarynote.jp/201302111802299147/
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
金曜日に「who you should call」とあって、水曜日には「緑のスライム」がいたので、もしかしたら「ゴーストバスターズ」がテーマだったのかな。いや、他の曜日が関係なさすぎるか。
関連付けようと思えばできるけど、直観的ではないことは確か。うーん、なんか隠されたテーマがありそうに見えるんだけどな。一応、カード名とクリーチャータイプをリスト化しておくので、推理したい人はどうぞ。
<カード名> <クリーチャータイプ>
《鍵達人のならず者/Keymaster Rogue》 人間・ならず者
《ロクソドンの門番/Loxodon Gatekeeper》 象・兵士
《暴食するスライム/Gluttonous Slime》 ウーズ
《崖の暴君、カズール/Kazuul, Tyrant of the Cliffs》 オーガ・戦士
《霊の罠師/Geist Trappers》 人間・戦士
余談2:月曜日 《鍵達人のならず者/Keymaster Rogue》
最初に見たとき「強いな。《大クラゲ/Man-o’-War》から1マナ増えると、パワーが上がった上にアンブロッカブルにまでなるのか」と思ったけど、そんなことなかった。ネット見てると同じ勘違いした人が他にもいるらしいことに安心した。
訳の話。
原文:
it carries a bag with every key it could ever need. That sounds like a helpful sort of thing for a Rogue to have around, doesn’t it?
拙訳:
必要になるであろう鍵すべてをカバンの中にそろえているかららしい。ならず者が持ち歩くものとしては実に役立ちそうな品じゃないか?
苦労したのは「every key it could ever need」と「a helpful sort of thing」の2箇所。言いたいことは分かるんだけど、自然な日本語に見せかけるのが大変だった。
そもそも成功しているかどうか……「every key」だけでも「鍵全部・すべての鍵・ありとあらゆる鍵」とか色々思い付いて大変だった。
余談3:火曜日 《ロクソドンの門番/Loxodon Gatekeeper》
宿命的な象の兵士。この記事も訳すのが難しかった。
原文:
The Loxodon from the original Ravnica block are still around now that we’ve returned to the plane.
拙訳:
元祖ラヴニカブロックに存在していたロクソドンたちは、私たちが再びラヴニカの次元に戻ったことを考えると現役と呼べるはずだ。
あらためて見て思うけど、本当にこの訳で合ってるんだろうか……「ラヴニカの次元がまた舞台になったということはロクソドンという種族は今またその辺にいるはずだ」ってことだと思って、それに沿うように、かつ原文を尊重しつつ訳してみた。
余談4:水曜日 《暴食するスライム/Gluttonous Slime》
2/2の貪食1が2体喰らってるってことは4/4になってるわけか。シルエットから察するに、食べられてるのはゴブリンかな。しかし食べれば食べるほど大きくなる、というフレイバーとスライムは非常に相性がいいな。
個人的には、こいつが瞬速を持っているのは「素早いから」ではなくて「壁にひっついたり背景に溶け込むことで相手の不意をつけるから」だと思ってる。基本的にスライム系は動きが緩慢なかわりに発見しづらい、というイメージが強い。
余談5:木曜日 《崖の暴君、カズール/Kazuul, Tyrant of the Cliffs》
能力は機能的にプロパガンダ系で現在では白に属する効果だけど、フレイバー的には確かに赤で問題ない。マナを支払うかどうかだけではなく、力で押し通る相手(4/4以上)には一方的に負けてしまうところがオーガっぽい気がする。
なお、記事からリンクが張られている2010年のSavor the Flavorの記事、どこかに公式の日本語訳がないかと思って探してみたけど見つからなかった。どこかにありそうな気がする。
余談6:金曜日 《霊の罠師/Geist Trappers》
誰かと力を合わせることで初めて浮遊する霊をとらえられるようになる戦士たち。彼らからすると、空を飛んでいるものは全て「霊」扱いらしい。
しかし彼らだけでは捕まえられず、誰かに手伝ってもらうことでしか捕獲できないというのは、どういうことなんだろう。誰かがいれば高い所に手が届くようになる……肩車?
余談7:【翻訳】ラヴニカへの回帰のプロツアーで失格処分を受けた私について【TCG Player】
高潮のさんのブログで紹介されていた、失格処分に関する記事。内容もさることながら、訳そうと決意させてくれたのは、ラストで登場したまさかの須藤元気。
訳し始めたら色々と大変だった。まずは単純に長いこと。次にルール関連の文章について公式文書を調べるのが手間だったこと。以下にあげるのはそれら以外で苦労した箇所。
原文:
He struck me as a bit bashful, and I wondered if it was his first Pro Tour.
拙訳:
私から見ると彼はけっこう内気な感じがして、もしかしたら初のプロツアー参戦なのかな、と思った。
「Bashful」という単語を最初「攻撃的」という意味かと勘違いした。いや、アリアンロッドだと攻撃力を高める技能が「バッシュ」だし……実際は恥ずかしがり屋とか内気って意味だった。
原文:
"Yes", I said slowly. I knew this wasn’t what the judge wanted to hear, but it was the truth.
拙訳:
私はゆっくりと「はい、見ました」と答えた。そう答えてはいけないと何かが告げていたけど、これは真実だ。
対戦相手がライフの総計をメモするところを見たかどうかとジャッジに聞かれた際の返事。最初は「ジャッジに言うべきはこれじゃないと思った」と訳したけど、日本語的な自然さを優先してこうなった。
原文:
We were in a strange, grey area of the new rules, and we’d sunken into it like it were Takenuma. (Anyone? Anyone?)
日本語訳:
私たちは奇妙なルールのグレーゾーンに踏み込み、そこはまるで竹沼みたいに私たちを呑みこんでしまった(上手いこと言った!)
正直、ここでものすごい悩んで、訳が止まってしまった。十中八九、括弧部分の訳は間違ってると思うんだけど、じゃあ正解は何なのかというと……うーん? 最後は目をつぶって引き金を引いたような感じ。すいません。
原文:
First, I was incentivized to lie to a judge about my own perceptions.
拙訳:
1つ目として、このルールは自身の認識について嘘をつくことを奨励している。
日本語っぽさがイマイチ薄いというか、訳が固い。ここは訳し間違えてはいけない重要な箇所なので、原文を極力尊重した結果そうなった。……言い訳っぽいな。とりあえず訳としては間違っていないとは思う。
原文:
However, they are very much in Flux, as there is no easy and clear-cut way to deal with the ubiquity of mandatory triggers.
拙訳:
しかし強制的な誘発能力は様々な状況に起きうるもので、単純に「こうすればよい」とひとくくりに決められるものではなく、そのためルールも流動的だ。
「ubiquity」は「そこかしこに存在する、偏在する、普遍的である」という意味。発音は「ユーベクイティ」という感じらしい。
原文:
You’re a stain on the Magic Online Community Cup.
拙訳:
お前はマジックオンラインコミュニティ杯に泥を塗った
「stain」は「汚れ、シミ」という意味で、「stain on ~」となることで「~についた汚点、~の名誉を汚す」という意味になる。
原文:
He’s a renaissance man after my own heart and a practicing Buddhist.
拙訳:
彼は私の理想であり、敬虔な仏教徒でもある。
ラストの須藤元気について言及している箇所。「after one’s own heart」で「探し求めていた理想の人物」という意味らしい。
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