今週のCard of the Day (2013年04月 第3週) とか
2013年4月21日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
先週に引き続き、迷路の走者に選ばれたクリーチャーたち。余計なお世話かもしれないけど、単独行になる迷路の探索にイマイチ向いてない人たちがいる気がする。
手近な味方を喰らうことで生き延びる《縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped》、配下のトークンたちを強化する《イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris》、部下の指揮能力に長けた《軍勢の刃、タージク/Tajic, Blade of the Legion》などなど、もっと適任がいるんじゃないだろうかと思ってしまった。
……いや、タージクの「死なない(破壊されない)」という能力は明らかに単独行向きか。
余談2:月曜日 《ラクドスの血魔女、イクサヴァ/Exava, Rakdos Blood Witch》
名前が日本語っぽい。「戦場(いくさば)」という言葉自体、好戦的なラクドスに似合ってる気もする。まあ、そんなことはさておき、訳の話。
素直に訳すなら「ラクドス教団の迷路の走者であるイクサヴァはまた悪魔ラクドス彼自身のお気に入りの血魔女でもあると言われている」でいいんだけど「also」の部分を強めに拾ってみた。
なお「demon(悪魔)」が無いのは、単には忘れてただけなので直しておく。すいません。
余談3:火曜日 《縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped》
なぜか「たてじまのヴァロルズ」と読み間違えてた。全然違う。「しまきずあとのヴァロルズ」だ。語呂悪いな。本人のせいじゃないからあまり強くも言えないけど。
体に共生しているファンガスが刺激を受けるたびに成長して固い瘡蓋で傷口を覆ってくれるらしい。システム的には……
1.クリーチャーを生け贄に捧げて再生
2.生け贄に捧げたクリーチャーは活用を持つのでヴァロルズを強化
……という流れなので、どちらかというとキノコうんぬんより、ゴルガリ団にふさわしく死体を(文字通り)活用して自身を強化するというフレイバーな気がする。キノコ関係ないやん、という話。
ところで「キノコ」で「ダメージを受けるほどに成長する」と言うと、懐かしのあのクリーチャー《キノコザウルス/Fungusaur》を思い出さずにはいられない。
ちなみに、かつてはクリーチャータイプ「キノコザウルス(Fungusaur)」だったけど、今では「ファンガス・トカゲ(Fungus・Lizard)」らしい。……トカゲ?
余談4:水曜日 《精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinker》
なんか似た名前のクリーチャーがいたような気がした。「Mind Drinker」みたいな「心を飲む」クリーチャー。確か黒でコモンで墓地のカードを取り除くかわりにライフを失わせたような……探してみるか。
えーと、多分、思い浮かべてたのは《魂飲み/Souldrinker》だと思われる。能力は「ライフを支払うと+1/+1カウンターが乗る」……って、全然違った。
ところでこいつを探す過程で気付いたこととして、色んなものがマジックでは飲みこまれてるんだなあ、ということ。見かけたのをABC順にラインアップしてみる。
《悲しみを飲み込むもの/Drinker of Sorrow》
《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》
《湿地飲みの巨人/Marshdrinker Giant》
《精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinker》
《魂飲み/Souldrinker》
《臭汁飲みの山賊/Stinkdrinker Bandit》
《臭汁飲みの向こう見ず/Stinkdrinker Daredevil》
《税収飲み/Tithe Drinker》
《血流を飲む者/Vein Drinker》
面白いことに(マルチカラー込みで)全色そろってる。黒ばかりになると思ってた。しかし見事に飲んでみたくないものばかりだな。あえていえば税収くらいか。
余談5:木曜日 《軍勢の刃、タージク/Tajic, Blade of the Legion》
テイサさんとお茶会でいちゃいちゃしてたタージクさん。もっともマジック世界の恋愛ネタは、大抵の場合においてろくな結末を迎えないので、それほどうらやましいわけでもない。むしろ幸せになってくれと祈ってしまう。
人の恋路をどうこう言ってると《ヒッパリオン/Hipparion》に蹴られるので、訳の話をする。
ここに出てくる背景世界の固有名詞と思われる「Warmind Initiative」の対訳が見つけられなかった。「Warmind」はカード名に出てくるので困らなかったんだけど、コラムなどを探しても「Warmind Initiative」という熟語が見当たらない。
とりあえずは、Initiativeもカード名の対訳から拾って来ておいた。同じセットであるドラゴンの迷路に収録されている《軍団の戦略/Legion’s Initiative》がそれ。ボロスカラーでもあるし。
余談6:金曜日 《イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris》
イラストを見ると普通のエルフの女性だけど、サイズはなんと5/7。《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》よりタフネスが高い。身長何センチあるんだろう。
女性のサイズについてあれこれ言うのはマナー違反なので、訳の話。
そして以下が、意訳し過ぎで原文と違う意味になってしまったかも、と没にした訳。
余談7:辞書
ドラゴンの迷路のカード辞書が「まじっ九印どっとこむ」にアップされていたので、ありがたくダウンロードさせていただいた。いつもお疲れ様です & ありがとうございます。
まじっ九印どっとこむ
http://www.magikuin.com/
先週に引き続き、迷路の走者に選ばれたクリーチャーたち。余計なお世話かもしれないけど、単独行になる迷路の探索にイマイチ向いてない人たちがいる気がする。
手近な味方を喰らうことで生き延びる《縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped》、配下のトークンたちを強化する《イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris》、部下の指揮能力に長けた《軍勢の刃、タージク/Tajic, Blade of the Legion》などなど、もっと適任がいるんじゃないだろうかと思ってしまった。
……いや、タージクの「死なない(破壊されない)」という能力は明らかに単独行向きか。
余談2:月曜日 《ラクドスの血魔女、イクサヴァ/Exava, Rakdos Blood Witch》
名前が日本語っぽい。「戦場(いくさば)」という言葉自体、好戦的なラクドスに似合ってる気もする。まあ、そんなことはさておき、訳の話。
原文:
The Cult of Rakdos’s maze runner, Exava, is also said to be the favorite bloodwitch of the demon Rakdos himself.
拙訳:
ラクドス教団の代表として迷路の走者となったイクサヴァは、ラクドスのお気に入りの血魔女の代表でもあるという噂だ。
素直に訳すなら「ラクドス教団の迷路の走者であるイクサヴァはまた悪魔ラクドス彼自身のお気に入りの血魔女でもあると言われている」でいいんだけど「also」の部分を強めに拾ってみた。
なお「demon(悪魔)」が無いのは、単には忘れてただけなので直しておく。すいません。
余談3:火曜日 《縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped》
なぜか「たてじまのヴァロルズ」と読み間違えてた。全然違う。「しまきずあとのヴァロルズ」だ。語呂悪いな。本人のせいじゃないからあまり強くも言えないけど。
体に共生しているファンガスが刺激を受けるたびに成長して固い瘡蓋で傷口を覆ってくれるらしい。システム的には……
1.クリーチャーを生け贄に捧げて再生
2.生け贄に捧げたクリーチャーは活用を持つのでヴァロルズを強化
……という流れなので、どちらかというとキノコうんぬんより、ゴルガリ団にふさわしく死体を(文字通り)活用して自身を強化するというフレイバーな気がする。キノコ関係ないやん、という話。
ところで「キノコ」で「ダメージを受けるほどに成長する」と言うと、懐かしのあのクリーチャー《キノコザウルス/Fungusaur》を思い出さずにはいられない。
ちなみに、かつてはクリーチャータイプ「キノコザウルス(Fungusaur)」だったけど、今では「ファンガス・トカゲ(Fungus・Lizard)」らしい。……トカゲ?
余談4:水曜日 《精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinker》
なんか似た名前のクリーチャーがいたような気がした。「Mind Drinker」みたいな「心を飲む」クリーチャー。確か黒でコモンで墓地のカードを取り除くかわりにライフを失わせたような……探してみるか。
えーと、多分、思い浮かべてたのは《魂飲み/Souldrinker》だと思われる。能力は「ライフを支払うと+1/+1カウンターが乗る」……って、全然違った。
ところでこいつを探す過程で気付いたこととして、色んなものがマジックでは飲みこまれてるんだなあ、ということ。見かけたのをABC順にラインアップしてみる。
《悲しみを飲み込むもの/Drinker of Sorrow》
《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》
《湿地飲みの巨人/Marshdrinker Giant》
《精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinker》
《魂飲み/Souldrinker》
《臭汁飲みの山賊/Stinkdrinker Bandit》
《臭汁飲みの向こう見ず/Stinkdrinker Daredevil》
《税収飲み/Tithe Drinker》
《血流を飲む者/Vein Drinker》
面白いことに(マルチカラー込みで)全色そろってる。黒ばかりになると思ってた。しかし見事に飲んでみたくないものばかりだな。あえていえば税収くらいか。
余談5:木曜日 《軍勢の刃、タージク/Tajic, Blade of the Legion》
テイサさんとお茶会でいちゃいちゃしてたタージクさん。もっともマジック世界の恋愛ネタは、大抵の場合においてろくな結末を迎えないので、それほどうらやましいわけでもない。むしろ幸せになってくれと祈ってしまう。
人の恋路をどうこう言ってると《ヒッパリオン/Hipparion》に蹴られるので、訳の話をする。
原文:
Tajic leads the Warmind Initiative
拙訳:
タージクは戦心の戦略(Warmind Initiative)と呼ばれる活動を指揮している。
ここに出てくる背景世界の固有名詞と思われる「Warmind Initiative」の対訳が見つけられなかった。「Warmind」はカード名に出てくるので困らなかったんだけど、コラムなどを探しても「Warmind Initiative」という熟語が見当たらない。
とりあえずは、Initiativeもカード名の対訳から拾って来ておいた。同じセットであるドラゴンの迷路に収録されている《軍団の戦略/Legion’s Initiative》がそれ。ボロスカラーでもあるし。
余談6:金曜日 《イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris》
イラストを見ると普通のエルフの女性だけど、サイズはなんと5/7。《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》よりタフネスが高い。身長何センチあるんだろう。
女性のサイズについてあれこれ言うのはマナー違反なので、訳の話。
原文:
Aside from being the Selesnya Conclave’s maze runner, Emmara is also a friend to Jace Beleren, as shown in The Secretist, Part Two.
拙訳:
イマーラは、セレズニア議事会を代表する迷路の走者であるということ以外に、小説「The Secretist」の2巻(註1)で語られているようにジェイス・ベレレンの友人でもある。
そして以下が、意訳し過ぎで原文と違う意味になってしまったかも、と没にした訳。
没案:
イマーラは、セレズニア議事会を代表する迷路の走者であるということを除いても、ジェイス・ベレレンの友人という意味で重要なキャラクターだ。ジェイス・ベレレンとの間柄については小説「The Secretist」の2巻で語られている。
余談7:辞書
ドラゴンの迷路のカード辞書が「まじっ九印どっとこむ」にアップされていたので、ありがたくダウンロードさせていただいた。いつもお疲れ様です & ありがとうございます。
まじっ九印どっとこむ
http://www.magikuin.com/
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