余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
カード名の由来がネタ。いや由来と言うよりカード名に使われている変な単語や珍しい単語の解説というべきかな。造語や背景ストーリー独自の用語なども含めて。
余談2:月曜日 《目覚ましヒバリ/Reveillark》
英語版の名前の由来についての記事で、なんでも「réveil + lark」で「reveillark」らしい。そのまんまだ。日本語名も「目覚まし + ヒバリ」で「目覚ましヒバリ」となっている。
ただ後半の「lark」については、無邪気に明るく遊ぶ様子という意味もあるらしく、イラストの雰囲気はそこから来ているとのこと。さすがに日本語カード名はそこまではフォローしきれなかったか。
カードのフレイバーとしては「明るく無邪気なヒバリの精霊が死ぬとき、かわりに小さき者たちを死という眠りから目覚めさせる」という感じか。おとぎ話っぽい。
個人的には「LARK」と言われると煙草を思い出すなあ、とか思いつつ、訳の話。
原文では1文であるところをいくつにも区切っている。また英語では括弧内に収めている部分をそのまま括弧無しで長々と書いている。どっちが読みやすく分かりやすいかを試行錯誤してこうなった。
余談3:火曜日 《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron》
これといってカードに思うところがないので、訳の話。
そんなに見た目がカゲロウ(虫)っぽいかなあ、と腑に落ちないまま訳してた。あらためて考えると原文の「it certainly might look like」っていうのはジョークなのかもしれない。まあ、そもそもカゲロウの見た目なんてよく知らないんだけど。
余談4:水曜日 《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》
体から黒い瘴気を放出しているから「Kokusho(黒瘴)」なんだよ、という名前の由来ネタ。英語サイトの原文でも、ちゃんと漢字で「黒」と「瘴」が表示されていたのがなんか嬉しい。
それはさておき、モダンマスターズで神話レア枠を占めていることから随分と叩かれたご様子。まあ、確かに弱くはないしカッコ悪くもないけど、他の「当たり」の神話レアと比べると分が悪すぎる。
しかも追い打ちをかけるかのように「伝説のクリーチャーが同時に出ても片方生き残らせていいよ」というありがた迷惑なルール改訂まで加わり、ますます肩身が狭い事態になってる。不憫だ。
余談5:木曜日 《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》
カードの名前の由来と言うより、カード名に使われている英単語「Nabob」の語源を紹介している。元々はムガール帝国の領主を指す言葉だったらしい。
日本語版で用いられている「太守」は元々は中国で使われていた官職名で、それを平安時代ごろから日本でも使うようになったらしい。さらにWikipediaによると様々な外国の官職名の訳語としても当てられていると紹介されており、その中に「ムガル帝国の諸州におかれたナワーブ」があった。
この「ナワーブ」から英語版Wikipediaの「Nawab」へリンクが張られており、Nawabから派生した官職名の1つとして「Nabob」が紹介されていた。要するに「Nabob」を「太守」と訳した翻訳スタッフはさすがだな、という話。
余談6:金曜日 《スポロロスの古茸/Sporoloth Ancient》
日本語で考えると「スポロロス」より「スポポロス」のほうが語呂が良さそう。
ところでこのカードの日本語訳がなかなか面白い。「Sporoloth = スポロロス」なのだから「Ancient = 古茸(ふるたけ)」ということになってしまうけど、当然「Ancient」に茸(キノコ)なんて意味は欠片もない。
英語名ではSporolothの中に胞子をいう意味が含まれておりキノコであることが分かるけど、日本語で「スポロロス」なんて言っても「ああ、でかいキノコね」なんて伝わらないから、上記の通り訳したんだろうな。
ただ「Reveillark」を「目覚ましヒバリ」を訳して良いなら「Sporoloth」を「茸巨獣」にするのもギリギリセーフなんじゃないかと思った。もしくは英語名が「胞子 + デカい生物」を意味するところから「キノコザウルス」とか。(そりゃ違うカードだ)
カード名の由来がネタ。いや由来と言うよりカード名に使われている変な単語や珍しい単語の解説というべきかな。造語や背景ストーリー独自の用語なども含めて。
余談2:月曜日 《目覚ましヒバリ/Reveillark》
英語版の名前の由来についての記事で、なんでも「réveil + lark」で「reveillark」らしい。そのまんまだ。日本語名も「目覚まし + ヒバリ」で「目覚ましヒバリ」となっている。
ただ後半の「lark」については、無邪気に明るく遊ぶ様子という意味もあるらしく、イラストの雰囲気はそこから来ているとのこと。さすがに日本語カード名はそこまではフォローしきれなかったか。
カードのフレイバーとしては「明るく無邪気なヒバリの精霊が死ぬとき、かわりに小さき者たちを死という眠りから目覚めさせる」という感じか。おとぎ話っぽい。
個人的には「LARK」と言われると煙草を思い出すなあ、とか思いつつ、訳の話。
原文:
This card’s name is made up of the words "réveil" (French for "awakening," from which we get our word "reveille") and "lark" ~
拙訳:
このカードの名前は2つの単語の組み合わせからできている。
1つ目は「réveil」でこれはフランス語で「awakening(目覚め)」を意味する単語であり、英語の「reveille(起床の合図)」の語源でもある。2つ目は「lark」で~
原文では1文であるところをいくつにも区切っている。また英語では括弧内に収めている部分をそのまま括弧無しで長々と書いている。どっちが読みやすく分かりやすいかを試行錯誤してこうなった。
余談3:火曜日 《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron》
これといってカードに思うところがないので、訳の話。
原文:
While it certainly might look like "Ephemeron" is a name created by modifying the ending of "ephemera"
拙訳:
見た目は確かに「カゲロウ(Ephemeron)」そのものに見えるかもしれないが、名前の実の由来は「ephemera」の末尾をもじったものだ。
そんなに見た目がカゲロウ(虫)っぽいかなあ、と腑に落ちないまま訳してた。あらためて考えると原文の「it certainly might look like」っていうのはジョークなのかもしれない。まあ、そもそもカゲロウの見た目なんてよく知らないんだけど。
余談4:水曜日 《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》
体から黒い瘴気を放出しているから「Kokusho(黒瘴)」なんだよ、という名前の由来ネタ。英語サイトの原文でも、ちゃんと漢字で「黒」と「瘴」が表示されていたのがなんか嬉しい。
それはさておき、モダンマスターズで神話レア枠を占めていることから随分と叩かれたご様子。まあ、確かに弱くはないしカッコ悪くもないけど、他の「当たり」の神話レアと比べると分が悪すぎる。
しかも追い打ちをかけるかのように「伝説のクリーチャーが同時に出ても片方生き残らせていいよ」というありがた迷惑なルール改訂まで加わり、ますます肩身が狭い事態になってる。不憫だ。
余談5:木曜日 《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》
カードの名前の由来と言うより、カード名に使われている英単語「Nabob」の語源を紹介している。元々はムガール帝国の領主を指す言葉だったらしい。
日本語版で用いられている「太守」は元々は中国で使われていた官職名で、それを平安時代ごろから日本でも使うようになったらしい。さらにWikipediaによると様々な外国の官職名の訳語としても当てられていると紹介されており、その中に「ムガル帝国の諸州におかれたナワーブ」があった。
この「ナワーブ」から英語版Wikipediaの「Nawab」へリンクが張られており、Nawabから派生した官職名の1つとして「Nabob」が紹介されていた。要するに「Nabob」を「太守」と訳した翻訳スタッフはさすがだな、という話。
余談6:金曜日 《スポロロスの古茸/Sporoloth Ancient》
日本語で考えると「スポロロス」より「スポポロス」のほうが語呂が良さそう。
ところでこのカードの日本語訳がなかなか面白い。「Sporoloth = スポロロス」なのだから「Ancient = 古茸(ふるたけ)」ということになってしまうけど、当然「Ancient」に茸(キノコ)なんて意味は欠片もない。
英語名ではSporolothの中に胞子をいう意味が含まれておりキノコであることが分かるけど、日本語で「スポロロス」なんて言っても「ああ、でかいキノコね」なんて伝わらないから、上記の通り訳したんだろうな。
ただ「Reveillark」を「目覚ましヒバリ」を訳して良いなら「Sporoloth」を「茸巨獣」にするのもギリギリセーフなんじゃないかと思った。もしくは英語名が「胞子 + デカい生物」を意味するところから「キノコザウルス」とか。(そりゃ違うカードだ)
コメント
>"lark" (being both a bird and a source of harmless fun,
> hence the flying and the bright art containing feathery wings)