今週のCard of the Day (2013年08月 第2週) とか
2013年8月11日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
マジック20周年記念週間ということでR&Dメンバーに「マジックの歴史上もっとも重要なカード(the most important cards in Magic’s history)」を聞いてみた結果が記事にされている。
余談2:月曜日 《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
初代のプレインズウォーカーたちを見ると、やっぱり最近のプレインズウォーカーは強くなったなあ、と感じる。
当時の5人のプラス能力をあらためてみると、カードもしくはパーマネント1枚分のアドバンテージをとれるのは《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》の手札を捨てさせる能力しかない。それ以外は「ライフ2点回復」「土地2枚アンタップ」「対象のプレイヤーに1点ダメージ」「各プレイヤーは1枚カードを引く」という感じ。
こうして並べてみると「1マナ呪文でも弱いと感じる程度の効果」なんだな、ということが分かる。初めてのカードタイプということで開発側もカードパワーを抑えに抑えようとしたのかもしれない。確かに逆よりいいか。
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
「呼んだ?」
呼んでない。
余談3:火曜日 《大クラゲ/Man-o’-War》
コモンなのにそこそこ強くて絵も綺麗な《大クラゲ/Man-o’-War》はビジョンズの当時から好きなカードだったな、という思い出話と一緒に訳の話。
どこで切ったらいいのか分からなくて全文引用してしまった。ポイントは「thanks to their warm bodies being relevant all the time」の箇所。「thanks to」とか「warm bodies」とか発言者のトーンが表れている部分なんだけど、イマイチ訳に反映されていない。
原文に忠実にするなら「暖かい~」とか「血の通った~」とかするべきだったのかもしれない。その場合、続くのは「ボディ」より「生身の部分」とかになるのかな。ところで(言い訳じゃないけど)考えてみたら《大クラゲ/Man-o’-War》なのに「warm body」って不思議な話だ。
さらに余談。この記事がこのブログの700件目の「Card of the Day」カテゴリ記事だった
余談4:水曜日 《ネクロポーテンス/Necropotence》
とても短い記事なのに訳すのに悩まされたのはある単語が理由。
いや「Boogeyman」って言われましても……いわゆる「ベッドの下の怪物」というか、もっとも単刀直入に言うなら「おばけ」。ちなみに上記の拙訳以外の訳の候補としては以下の通り。
- このカードを「トーナメントに顔を出した魔物の元祖」と呼んでいる
- このカードを「トーナメントに顔を出した初代ブギーマン」と呼んでいる
うーん。
余談5:木曜日 《カヴーのタイタン/Kavu Titan》
《カヴーのタイタン/Kavu Titan》というと「単なる2マナ2/2として使ったときのほうが勝率が良かった」というマーク・ローズウォーターの思い出話を思い出す。以下の記事に紹介されている逸話。
Body Snatchers of the Invasion
http://www.wizards.com/Default.asp?x=mtgcom/daily/mr188
上記の拙訳(の後半部分)が以下。ちょうどカヴーのタイタンの話から始まってる
世界侵略:インベイジョン決戦/Body Snatchers of the Invasion(後半)
http://regiant.diarynote.jp/201102120925214209/
余談6:金曜日 《Black Lotus》
1回だけ本物を見たことがある。学校に遊びに来たOBが持ってた。スリーブの上からでも触らせてもらえなかった。今考えると当たり前の話だな。それはさておき訳の話。
意味は間違ってないけどやっぱり訳としてはおかしいか。なんというかシンプルな分だけ難しかった。やっぱり「象徴」とか「アイコン」とか「代名詞」とかそんな感じの単語があったほうが良かったかもしれない。
余談7:勘違い
最初、《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》の能力を《ザルファーの聖戦士/Zhalfirin Crusader》の能力のマナがいらない版なのかと勘違いしてた。
つまりダメージの移し替え(redirect)だと思っていた。ダメージでは絶対に死なない上にそのダメージを敵本体とクリーチャーにばらまく超生物の誕生である。
あり得ない強さのはずなのに「最近のクリーチャーは本当に質が高いなあ。それでも黒の除去で死ぬし、飛行クリーチャーは止められないし、そんなもんなのかなあ」とか呑気なことを考えてた。
マジック20周年記念週間ということでR&Dメンバーに「マジックの歴史上もっとも重要なカード(the most important cards in Magic’s history)」を聞いてみた結果が記事にされている。
余談2:月曜日 《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
初代のプレインズウォーカーたちを見ると、やっぱり最近のプレインズウォーカーは強くなったなあ、と感じる。
当時の5人のプラス能力をあらためてみると、カードもしくはパーマネント1枚分のアドバンテージをとれるのは《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》の手札を捨てさせる能力しかない。それ以外は「ライフ2点回復」「土地2枚アンタップ」「対象のプレイヤーに1点ダメージ」「各プレイヤーは1枚カードを引く」という感じ。
こうして並べてみると「1マナ呪文でも弱いと感じる程度の効果」なんだな、ということが分かる。初めてのカードタイプということで開発側もカードパワーを抑えに抑えようとしたのかもしれない。確かに逆よりいいか。
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
「呼んだ?」
呼んでない。
余談3:火曜日 《大クラゲ/Man-o’-War》
コモンなのにそこそこ強くて絵も綺麗な《大クラゲ/Man-o’-War》はビジョンズの当時から好きなカードだったな、という思い出話と一緒に訳の話。
原文:
Uktabi Orangutan, Man-o’-War, and friends showcased the ’enter the battlefield’-with-a-spell effect, creating powerful creatures for tournament play thanks to their warm bodies being relevant all the time, even if the Shatter effect was not.
拙訳:
《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》や《大クラゲ/Man-o’-War》といったヤツらは「戦場に出たとき」に呪文1つ分の効果を持つことの有用性を証明して見せたんだ。それがトーナメントレベルのクリーチャーとなり得ることをね。《粉砕/Shatter》みたいな呪文は無駄になることもあるけど、クリーチャーとしてのボディはいつだって無駄にならない。
どこで切ったらいいのか分からなくて全文引用してしまった。ポイントは「thanks to their warm bodies being relevant all the time」の箇所。「thanks to」とか「warm bodies」とか発言者のトーンが表れている部分なんだけど、イマイチ訳に反映されていない。
原文に忠実にするなら「暖かい~」とか「血の通った~」とかするべきだったのかもしれない。その場合、続くのは「ボディ」より「生身の部分」とかになるのかな。ところで(言い訳じゃないけど)考えてみたら《大クラゲ/Man-o’-War》なのに「warm body」って不思議な話だ。
さらに余談。この記事がこのブログの700件目の「Card of the Day」カテゴリ記事だった
余談4:水曜日 《ネクロポーテンス/Necropotence》
とても短い記事なのに訳すのに悩まされたのはある単語が理由。
原文:
James explained his choice by calling it "the original boogeyman of Constructed tournaments."
拙訳:
James Sooyは自身の選んだこのカードを「構築レベルの元祖ぶっ壊れカード」と呼んでいる。
いや「Boogeyman」って言われましても……いわゆる「ベッドの下の怪物」というか、もっとも単刀直入に言うなら「おばけ」。ちなみに上記の拙訳以外の訳の候補としては以下の通り。
- このカードを「トーナメントに顔を出した魔物の元祖」と呼んでいる
- このカードを「トーナメントに顔を出した初代ブギーマン」と呼んでいる
うーん。
余談5:木曜日 《カヴーのタイタン/Kavu Titan》
《カヴーのタイタン/Kavu Titan》というと「単なる2マナ2/2として使ったときのほうが勝率が良かった」というマーク・ローズウォーターの思い出話を思い出す。以下の記事に紹介されている逸話。
Body Snatchers of the Invasion
http://www.wizards.com/Default.asp?x=mtgcom/daily/mr188
上記の拙訳(の後半部分)が以下。ちょうどカヴーのタイタンの話から始まってる
世界侵略:インベイジョン決戦/Body Snatchers of the Invasion(後半)
http://regiant.diarynote.jp/201102120925214209/
余談6:金曜日 《Black Lotus》
1回だけ本物を見たことがある。学校に遊びに来たOBが持ってた。スリーブの上からでも触らせてもらえなかった。今考えると当たり前の話だな。それはさておき訳の話。
原文:
calling it "the icon of legendary cards among all card games."
拙訳:
James Sooyはこれを「カードゲーム界における伝説そのもの」と評している
意味は間違ってないけどやっぱり訳としてはおかしいか。なんというかシンプルな分だけ難しかった。やっぱり「象徴」とか「アイコン」とか「代名詞」とかそんな感じの単語があったほうが良かったかもしれない。
余談7:勘違い
最初、《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》の能力を《ザルファーの聖戦士/Zhalfirin Crusader》の能力のマナがいらない版なのかと勘違いしてた。
Zhalfirin Crusader / ザルファーの聖戦士 (1)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
側面攻撃
(1)(白):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、ザルファーの聖戦士に与えられる次のダメージ1点は、代わりにそれに与えられる。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Zhalfirin+Crusader/
つまりダメージの移し替え(redirect)だと思っていた。ダメージでは絶対に死なない上にそのダメージを敵本体とクリーチャーにばらまく超生物の誕生である。
あり得ない強さのはずなのに「最近のクリーチャーは本当に質が高いなあ。それでも黒の除去で死ぬし、飛行クリーチャーは止められないし、そんなもんなのかなあ」とか呑気なことを考えてた。
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