余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
Card of the Dayの記事に明言されているとおり、基本セット2014の主役となるプレインズウォーカー、チャンドラ・ナラーにスポットライトを当てた週だったらしい。
しかしなんかチャンドラってカードパワー的に他のプレインズウォーカーに比べて不憫と言うかハンデを背負っているというか……こう開発の時点で「簡単には強くしない、むしろ強くしすぎたら負け」みたいに考えてそうな雰囲気を感じる。気のせいだといいんだけど。
余談2:月曜日 《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
訳の話、というか解釈(?)の話。
ここで言っている「チャンドラのファン(her biggest fan)」は、どっちなんだろう。《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》なのか《ルイス・スコット=ヴァーガス》なのか。どっちともとれるからどっちともとれる訳にした。
ところで記事の文中にある「ルイス・スコット=ヴァーガスの記事」から張られたリンク先は、特定の記事ではなくリンク集にでしかない。言及している記事はおそらく以下のリンク先。
Daily Deck List: Pyrodriver
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/1305
余談3:火曜日 《紅蓮術士の篭手/Pyromancer’s Gauntlet》
最初、勘違いしてしまったんだけど「パーマネント1つかプレイヤー1人にダメージを与える場合」というのは別に「対象が1つの場合のときのみ」というわけではないのね。複数にダメージを与えるときは個別にチェックすると。
ところで「特定の色マナシンボルが一切記載されていないアーティファクトなのに赤の魔法使いにしか役立たない」というこれを見ているとどうしても《Gauntlet of Might》(赤のクリーチャー +1/+1、山は倍の赤マナを供給)を思い出す。きっと開発側も意図してる。
さらに余談。以下が「Gauntlet」をその名に含むカード群。意外と少ない? 多い?
《Gauntlet of Might》
《ゴーレム皮の篭手/Golem-Skin Gauntlets》
《ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets》
《混沌の篭手/Gauntlets of Chaos》
《魔力の篭手/Gauntlet of Power》
《紅蓮術士の篭手/Pyromancer’s Gauntlet》
余談4:水曜日 《チャンドラのフェニックス/Chandra’s Phoenix》
個人的にマジックのフェニックス(Phoenix)といえばカウンターフェニックスのキーカード、《陶片のフェニックス/Shard Phoenix》を思い出す。バイバックコストで捨てられ、余ったマナで回収され、ウィニー相手に自爆し、ときに思い出したように場に残って殴り始める。《直観/Intuition》との相性の良さも忘れ難い。
それはさておき、このカードだけでなく前日の《紅蓮術士の篭手/Pyromancer’s Gauntlet》も含めて「赤のインスタント呪文1つか赤のソーサリー呪文1つか赤のプレインズウォーカー1人が対戦相手にダメージを与えるたび」というテキストを見るたび、「今後もチャンドラは必ず対戦相手にダメージを与える能力を持たされるんだな」と思う。制約というよりキャラ付けか。
最後に訳の話。
2つあって、1つは「as you’d expect!」というたった4単語(3.5単語?)の訳が意外と選択肢多くて困ったということ。予想通りなのか期待通りなのか想像通りなのか、「~にね」なのか「~だ」なのか。どれでもいいと言われそうだけど、どれでもいいが一番困るの、というお母さんの献立理論。
2つ目は文末の「with Firestorm Phoenix, from Legends, being the first」。これは「with Firestorm Phoenix (from Legends) being the first」ということで語順(修飾させる順序)がめんどいってのと、この「with」をどうしようか、という話。
「~を含む」ではあるけど「~も」でいいかな、ということで拙訳のようにした。……なんか、何を悩んでるのか分からん、って言われそうだな、これ。
余談5:木曜日 《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage》
赤と言えばバーバリアン(Barbarian)といいドワーフ(Dwarf)といい、いつでもどこでも怒っているというイメージがついて回るように赤のプレインズウォーカーの代表であるチャンドラ(Chandra)も同じらしい。
この《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage》の他に《チャンドラの憤怒/Chandra’s Fury》もあって、今後もチャンドラのお怒りシリーズは増えるんだろうな。
ちなみにチャンドラ以外だと《ウルザの激怒/Urza’s Rage》と《ターンガースの激怒/Tahngarth’s Rage》があって、案の定、両方とも赤の呪文だった。
あと訳の話。
御想像のとおり迷ったのは「"guaranteed" (as much as can be in Magic)」の箇所。この二重引用符の意味するところは強調と考えていいんだよね……ということと直後の「as much as can be in Magic」。いや、マジック以外にカードの使い道ってないはずなんだけど。
余談6:金曜日 《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》
イラストを見て「髪の毛が燃えてるけどまさか本人も気づいてないってことはないよな」と少し不安になった。いや、手から出てるのは明らかに攻撃魔法だけど、髪の毛は違うかもしれないし、背後で火が燃え盛ってるし。
イラスト:《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》
http://magiccards.info/m14/en/132.html
Card of the Dayの記事に明言されているとおり、基本セット2014の主役となるプレインズウォーカー、チャンドラ・ナラーにスポットライトを当てた週だったらしい。
しかしなんかチャンドラってカードパワー的に他のプレインズウォーカーに比べて不憫と言うかハンデを背負っているというか……こう開発の時点で「簡単には強くしない、むしろ強くしすぎたら負け」みたいに考えてそうな雰囲気を感じる。気のせいだといいんだけど。
余談2:月曜日 《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
訳の話、というか解釈(?)の話。
原文:
What better way than with one of her biggest fans?
拙訳:
それには彼女の大ファンを引き合いに出さないわけにはいかないだろう。
ここで言っている「チャンドラのファン(her biggest fan)」は、どっちなんだろう。《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》なのか《ルイス・スコット=ヴァーガス》なのか。どっちともとれるからどっちともとれる訳にした。
ところで記事の文中にある「ルイス・スコット=ヴァーガスの記事」から張られたリンク先は、特定の記事ではなくリンク集にでしかない。言及している記事はおそらく以下のリンク先。
Daily Deck List: Pyrodriver
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/1305
余談3:火曜日 《紅蓮術士の篭手/Pyromancer’s Gauntlet》
最初、勘違いしてしまったんだけど「パーマネント1つかプレイヤー1人にダメージを与える場合」というのは別に「対象が1つの場合のときのみ」というわけではないのね。複数にダメージを与えるときは個別にチェックすると。
ところで「特定の色マナシンボルが一切記載されていないアーティファクトなのに赤の魔法使いにしか役立たない」というこれを見ているとどうしても《Gauntlet of Might》(赤のクリーチャー +1/+1、山は倍の赤マナを供給)を思い出す。きっと開発側も意図してる。
さらに余談。以下が「Gauntlet」をその名に含むカード群。意外と少ない? 多い?
《Gauntlet of Might》
《ゴーレム皮の篭手/Golem-Skin Gauntlets》
《ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets》
《混沌の篭手/Gauntlets of Chaos》
《魔力の篭手/Gauntlet of Power》
《紅蓮術士の篭手/Pyromancer’s Gauntlet》
余談4:水曜日 《チャンドラのフェニックス/Chandra’s Phoenix》
個人的にマジックのフェニックス(Phoenix)といえばカウンターフェニックスのキーカード、《陶片のフェニックス/Shard Phoenix》を思い出す。バイバックコストで捨てられ、余ったマナで回収され、ウィニー相手に自爆し、ときに思い出したように場に残って殴り始める。《直観/Intuition》との相性の良さも忘れ難い。
それはさておき、このカードだけでなく前日の《紅蓮術士の篭手/Pyromancer’s Gauntlet》も含めて「赤のインスタント呪文1つか赤のソーサリー呪文1つか赤のプレインズウォーカー1人が対戦相手にダメージを与えるたび」というテキストを見るたび、「今後もチャンドラは必ず対戦相手にダメージを与える能力を持たされるんだな」と思う。制約というよりキャラ付けか。
最後に訳の話。
原文:
all of them with some form of recursion (as you’d expect!), with Firestorm Phoenix, from Legends, being the first.
拙訳:
その全てが何らかの形で甦ることができる(君たちの期待通りにね!)。当然、最初のフェニックスであるレジェンドの《Firestorm Phoenix》も例外ではない。
2つあって、1つは「as you’d expect!」というたった4単語(3.5単語?)の訳が意外と選択肢多くて困ったということ。予想通りなのか期待通りなのか想像通りなのか、「~にね」なのか「~だ」なのか。どれでもいいと言われそうだけど、どれでもいいが一番困るの、というお母さんの献立理論。
2つ目は文末の「with Firestorm Phoenix, from Legends, being the first」。これは「with Firestorm Phoenix (from Legends) being the first」ということで語順(修飾させる順序)がめんどいってのと、この「with」をどうしようか、という話。
「~を含む」ではあるけど「~も」でいいかな、ということで拙訳のようにした。……なんか、何を悩んでるのか分からん、って言われそうだな、これ。
余談5:木曜日 《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage》
赤と言えばバーバリアン(Barbarian)といいドワーフ(Dwarf)といい、いつでもどこでも怒っているというイメージがついて回るように赤のプレインズウォーカーの代表であるチャンドラ(Chandra)も同じらしい。
この《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage》の他に《チャンドラの憤怒/Chandra’s Fury》もあって、今後もチャンドラのお怒りシリーズは増えるんだろうな。
ちなみにチャンドラ以外だと《ウルザの激怒/Urza’s Rage》と《ターンガースの激怒/Tahngarth’s Rage》があって、案の定、両方とも赤の呪文だった。
あと訳の話。
原文:
Of those, only Chandra’s Outrage and Magma Burst (if you pay the kicker) are "guaranteed" (as much as can be in Magic) to deal 6 points of damage
拙訳:
そのうちこの《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage》と《マグマの噴出/Magma Burst》(キッカー・コストを払った場合)だけが合計6点のダメージを与えることを(マジックにおいて可能な範囲で)保障されている。
御想像のとおり迷ったのは「"guaranteed" (as much as can be in Magic)」の箇所。この二重引用符の意味するところは強調と考えていいんだよね……ということと直後の「as much as can be in Magic」。いや、マジック以外にカードの使い道ってないはずなんだけど。
余談6:金曜日 《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》
イラストを見て「髪の毛が燃えてるけどまさか本人も気づいてないってことはないよな」と少し不安になった。いや、手から出てるのは明らかに攻撃魔法だけど、髪の毛は違うかもしれないし、背後で火が燃え盛ってるし。
イラスト:《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》
http://magiccards.info/m14/en/132.html
コメント
ありがとうございました。なんか納得しました。