蘇りしケンタウルス/Returned Centaur - テーロス
Returned Centaur / 蘇りしケンタウルス (3)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ケンタウルス(Centaur)
蘇りしケンタウルスが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上から4枚のカードを自分の墓地に置く。
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引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Returned+Centaur/

 予想はついてるかもしれないが、ケンタウルスの語源もギリシャ語からきている。ギリシャ語の Kentauros がそれだ。しかし語源を研究する人たちもそのギリシャ語がどこから来たのかについて問われると言葉を濁してしまう。
 もしかしたらテッサリア人(註1)の部族にいた闘牛士から来ているのかもしれない。彼ら自身に馬の胴体はついていたわけではなく、Kenteo が「Fight」を、Tauros が「Bull」を意味しているからだ。彼らの出自はそれ自体がまた1つの話(註2)だ。
 またカード名の「Returned」に含まれる「Turn」もまたギリシャ語を通じてもたらされたものだが、そのさらなる源流はインド・ヨーロッパ祖語(略称はPIE(註3))まで遡る可能性がある。

(註1) テッサリア人
 原文では以下のURLへリンクが張られている。英語版Wikipediaの Ancient Thessaly の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Ancient_Thessaly

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%82%A2

(註2) それ自体がまた1つの話
 原文では以下のURLへリンクが張られている。英語版Wikipediaの Centaur の項目の Theories of origin の部分。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Centaur#Theories_of_origin

 日本語版Wikipediaで同じような内容の箇所は以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%82%B9#.E8.B5.B7.E6.BA.90.E3.83.BB.E8.AA.9E.E6.BA.90

(註3) PIE
 原文では以下のURLへリンクが張られている。英語版Wikipediaの Proto-Indo-European language の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Proto-Indo-European_language

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E8%AA%9E%E6%97%8F

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1013

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