余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
映画「Frozen」(邦題:アナと雪の女王)がテーマだった気がする。どうかな。「Sister(姉妹)」「Winter(冬)」「Snowman(雪だるま)」とあること、加えて金曜日の締めに題名そのものの「Frozen」が来ているというのがその理由。
火曜日の《くぎ付け/Hold at Bay》がよく分からない。映画をちゃんと見れば分かるんだろうか(相手を寄せ付けない魔法が唱えられるシーンがあるとか)。悪い評判も聞かないし見てみてもいいかもしれない。
余談2:月曜日 《石の死の姉妹/Sisters of Stone Death》
ゴルゴンと言えば3人姉妹、というわけで3人娘がそれぞれ作業分担。
1.魅了して(ブロックを強制して)
2.意識を奪って(追放して)
3.精神を乗っ取る(コントロールを得る)
マジック全然関係ない話だけど、3体がそれぞれ役割分担を持つ魔物というとカマイタチを思い出す。妖怪漫画の「うしおととら」では(今回のゴルゴンたちと同じく)3人兄妹だった。ちなみにカマイタチの役割分担は……
1.転ばせる
2.傷をつける
3.薬を塗る
……らしい。ところで、このいわゆるカマイタチ現象については「つむじ風による真空状態で切り傷が出来る(古傷が開く)」という説明を聞くことが多い。これ本当なのかなあ。リアルでそんな目にあったという話を聞いたことが一度もないんだけど。
覚えのない切り傷が足についていたということはある。固い葉っぱのふちで切れたんではないかと思ってる。あと考えられることとしては、昔の人は現代人より古傷が多かったのかもしれない。
余談3:火曜日 《くぎ付け/Hold at Bay》
日本語のカード名だと「相手をその場から動けなくする魔法」っぽい。つまりかけられている側が不利な魔法ということになる。しかし実際の効果は「ダメージを7点軽減する」であり、イラストの指示でも「魔法によって戦士が守られている(解けたら襲われる)」状態だと説明されている。
どちらかというと「安全地帯を作る(相手が入ってくるのを食い止める)魔法」っぽい。
余談4:水曜日 《Winter’s Chill》
アイスエイジ特有の長いテキスト。えーと、すごい簡単に言うと「(X)(青)を支払うことで、対戦相手の攻撃クリーチャーX体を破壊する青のインスタント」。ただもちろん制限があって、対戦相手はクリーチャー1体につき2マナを支払うことで効果を無効にできる。
ここまでが基本で「2マナのかわりに1マナしか支払わないと《濃霧/Fog》がかかる」という追加効果と、さらに「唱えられるのはブロック・クリーチャー指定前」と「(X)はあなたのコントロールする氷雪土地の枚数まで」という制限がついている。
フレイバー的には「すごい寒い地形に攻め込んできた相手クリーチャーが満足に動けずに散っていく」ということなんだと思う。それはいいんだ。ただルール面で詰め込み過ぎだよ。無理だよ。ただでさえアイスエイジは英語版しか売ってなかったというのに……。
ちなみにこんなマニアックなカードにも関わらず、すでに2013年08月19日にも Card of the Day に取り上げられている。7か月ぶり2回目の登場。
Card of the Day - 2013/08/19
http://regiant.diarynote.jp/201308251145083039/
余談5:木曜日 《ゴブリンの雪だるま/Goblin Snowman》
初めてみたときはさっぱり効果も使い道も分からなかった。
4マナで1/1というサイズも意味不明だったし、相手にダメージを与えるゲームだと思っていたからブロック時にしか効果がない能力というのも意味がないように思えたし、相手にダメージが与えられないという自分に不利な能力も意味が分からなかった。
今なら色々分かる。対戦相手のクリーチャーは「敵を見つけた!」と単なる雪だるまを攻撃してアタックが無駄になってしまう。もちろん単なる雪だるまなんだから相手にダメージを与えることもない。そしてまんまとだまされた相手クリーチャーに向かって、物陰に隠れていたゴブリンが笑いながら石を投げつける、というわけだ。面白い。
まあ、ある意味、《Winter’s Chill》と同じく、フレイバーを重視しすぎた結果、ゲームの使用に耐えられないカードとなってしまったわけだけど、こっちはイラストがフレイバーに合致している、という意味で遥かに完成度が上だと思う。
余談6:金曜日 《凍てつく影/Frozen Shade》
記事のリンク先にある、マナを払ってもパンプされないたった1つの例外、こと《イーサンの影/Ihsan’s Shade》にはちょっとした思い出がある。
初めてマジックの記事を目当てに買ったゲーム雑誌に載っていた記事が「《暗黒の儀式/Dark Ritual》や《燃えがらの壁/Cinder Wall》を使って《イーサンの影/Ihsan’s Shade》を高速召喚するデッキの紹介」だった。巨大な黒い騎士が描かれた《イーサンの影/Ihsan’s Shade》がひどく強そうに見えたことを覚えている。
しかしなんで《イーサンの影/Ihsan’s Shade》って日本語名があるんだ? ホームランドのカードだったはずだけど、タイムシフトでもしたんだろうか。MTG Wikiでも確認するか。
へー。そんなことがあったのか。ありがとう、MTG Wiki。
映画「Frozen」(邦題:アナと雪の女王)がテーマだった気がする。どうかな。「Sister(姉妹)」「Winter(冬)」「Snowman(雪だるま)」とあること、加えて金曜日の締めに題名そのものの「Frozen」が来ているというのがその理由。
火曜日の《くぎ付け/Hold at Bay》がよく分からない。映画をちゃんと見れば分かるんだろうか(相手を寄せ付けない魔法が唱えられるシーンがあるとか)。悪い評判も聞かないし見てみてもいいかもしれない。
余談2:月曜日 《石の死の姉妹/Sisters of Stone Death》
ゴルゴンと言えば3人姉妹、というわけで3人娘がそれぞれ作業分担。
1.魅了して(ブロックを強制して)
2.意識を奪って(追放して)
3.精神を乗っ取る(コントロールを得る)
マジック全然関係ない話だけど、3体がそれぞれ役割分担を持つ魔物というとカマイタチを思い出す。妖怪漫画の「うしおととら」では(今回のゴルゴンたちと同じく)3人兄妹だった。ちなみにカマイタチの役割分担は……
1.転ばせる
2.傷をつける
3.薬を塗る
……らしい。ところで、このいわゆるカマイタチ現象については「つむじ風による真空状態で切り傷が出来る(古傷が開く)」という説明を聞くことが多い。これ本当なのかなあ。リアルでそんな目にあったという話を聞いたことが一度もないんだけど。
覚えのない切り傷が足についていたということはある。固い葉っぱのふちで切れたんではないかと思ってる。あと考えられることとしては、昔の人は現代人より古傷が多かったのかもしれない。
余談3:火曜日 《くぎ付け/Hold at Bay》
日本語のカード名だと「相手をその場から動けなくする魔法」っぽい。つまりかけられている側が不利な魔法ということになる。しかし実際の効果は「ダメージを7点軽減する」であり、イラストの指示でも「魔法によって戦士が守られている(解けたら襲われる)」状態だと説明されている。
どちらかというと「安全地帯を作る(相手が入ってくるのを食い止める)魔法」っぽい。
余談4:水曜日 《Winter’s Chill》
アイスエイジ特有の長いテキスト。えーと、すごい簡単に言うと「(X)(青)を支払うことで、対戦相手の攻撃クリーチャーX体を破壊する青のインスタント」。ただもちろん制限があって、対戦相手はクリーチャー1体につき2マナを支払うことで効果を無効にできる。
ここまでが基本で「2マナのかわりに1マナしか支払わないと《濃霧/Fog》がかかる」という追加効果と、さらに「唱えられるのはブロック・クリーチャー指定前」と「(X)はあなたのコントロールする氷雪土地の枚数まで」という制限がついている。
フレイバー的には「すごい寒い地形に攻め込んできた相手クリーチャーが満足に動けずに散っていく」ということなんだと思う。それはいいんだ。ただルール面で詰め込み過ぎだよ。無理だよ。ただでさえアイスエイジは英語版しか売ってなかったというのに……。
ちなみにこんなマニアックなカードにも関わらず、すでに2013年08月19日にも Card of the Day に取り上げられている。7か月ぶり2回目の登場。
Card of the Day - 2013/08/19
http://regiant.diarynote.jp/201308251145083039/
余談5:木曜日 《ゴブリンの雪だるま/Goblin Snowman》
初めてみたときはさっぱり効果も使い道も分からなかった。
4マナで1/1というサイズも意味不明だったし、相手にダメージを与えるゲームだと思っていたからブロック時にしか効果がない能力というのも意味がないように思えたし、相手にダメージが与えられないという自分に不利な能力も意味が分からなかった。
今なら色々分かる。対戦相手のクリーチャーは「敵を見つけた!」と単なる雪だるまを攻撃してアタックが無駄になってしまう。もちろん単なる雪だるまなんだから相手にダメージを与えることもない。そしてまんまとだまされた相手クリーチャーに向かって、物陰に隠れていたゴブリンが笑いながら石を投げつける、というわけだ。面白い。
まあ、ある意味、《Winter’s Chill》と同じく、フレイバーを重視しすぎた結果、ゲームの使用に耐えられないカードとなってしまったわけだけど、こっちはイラストがフレイバーに合致している、という意味で遥かに完成度が上だと思う。
余談6:金曜日 《凍てつく影/Frozen Shade》
記事のリンク先にある、マナを払ってもパンプされないたった1つの例外、こと《イーサンの影/Ihsan’s Shade》にはちょっとした思い出がある。
初めてマジックの記事を目当てに買ったゲーム雑誌に載っていた記事が「《暗黒の儀式/Dark Ritual》や《燃えがらの壁/Cinder Wall》を使って《イーサンの影/Ihsan’s Shade》を高速召喚するデッキの紹介」だった。巨大な黒い騎士が描かれた《イーサンの影/Ihsan’s Shade》がひどく強そうに見えたことを覚えている。
しかしなんで《イーサンの影/Ihsan’s Shade》って日本語名があるんだ? ホームランドのカードだったはずだけど、タイムシフトでもしたんだろうか。MTG Wikiでも確認するか。
ホームランドは日本語版が存在しないエキスパンションであるが、ホビージャパンのカード復刻キャンペーンの1枚に選ばれたため、このカードには例外的に日本語版が存在する
引用:http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%BD%B1/Ihsan%27s_Shade
へー。そんなことがあったのか。ありがとう、MTG Wiki。
コメント
《融けゆく氷河》みたいに、意外なところで日本語名がついてる(これは刷られてはいないので公式名ではありませんが)カードって案外あって、時々驚かされます。
MTGwikiの「経年カウンター」の議論ページの中に
当時の告知ページのInternet Archiveへのリンクがあります。
関係ない話になりますけど、くだんのArchiveページにあるトーメントの宣伝文句「破天荒なカード「マッドネス」や邪悪な「ナイトメア」など上級者も納得のカードシリーズ」がなんか面白かったです。