今週のCard of the Day (2014年04月 第4週) とか
2014年4月27日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
ニクスへの旅で新たに登場したカードたち。全部レアかなと思ったら、神話レアとアンコモンが混ざってた。半年くらい前から記事内にレアリティを載せなくなったので確認がちょっと面倒。
あと週の途中からリリースノート(FAQ)の紹介がされてた。いつもは1週間以上続くのに今回はわずか2日で切り上げて、次の週からいつもの Card of the Day に戻ってた。不思議。
余談2:月曜日 《全希望の消滅/Extinguish All Hope》
エンチャントである生命体は希望ではないらしい。もっともそれを言うならプレインズウォーカーも希望ではないということになってしまうので、深く考えてはいけない。
うろ覚えだけど、なんかの映画に「希望は良いものだ。おそらく最高のものだ。そして良いものは決してなくならない(Hope is a good thing. Maybe best of things. Good things never die)」というセリフがあった。でもマジックだと消滅してしまうらしい。クリーチャーは戦場から離れては生きられないのよ。
《霧虚ろのグリフィン》「滅びないよ。何度でも甦るさ。クリーチャーこそマジックだからね」
ああ、そうか。君がいたな。
余談3:火曜日 《神討ち/Deicide》
原文の書き出しが「It is done.」となっており、これは《神討ち/Deicide》のフレイバーテキストでもある。当然、日本語訳もそれに合わせるしかないな、と思ったら、フレイバーテキストの日本語訳は「これで終わりです。」と丁寧語になっていた。
この日の Card of the Day が例外的に丁寧語で訳されていたのはそういうわけ。
以下、マジックに関係ないけど《神討ち/Deicide》と関係ある余談と、マジックに関係あるけど《神討ち/Deicide》に関係ない余談を1つずつ。
昔、クラスメートだった江里口君がデスメタルのファンで、英語は苦手なくせにこういった単語には妙に詳しかった。「なんとかごろしってCideがつくんだぜ。皆殺しは Genocide、自殺は Suicide、そして神殺しが Deicide」と教えてくれた。元気にしてるかなあ。
あと《神討ち/Deicide》を見てて思ったのは、多相(Changeling)のクリーチャーたちは今や「神」でもあるんだな(エンチャントではないから《神討ち/Deicide》はされないけど)。ちなみに多相(Changeling)のクリーチャーたちは「Mutant」であり「Ninja」であり「Turtle」でもある。2014年05月現在はまだ「Teenage」というクリーチャータイプは存在しないので、今後に期待。
余談4:水曜日 《最悪の恐怖/Worst Fears》
英語カード名が複数系なのが気になる。
そうそう。この日の記事で紹介されているリリースノートにも書かれているように、プレイヤーは他のプレイヤーをコントロールしている間、「そのプレイヤーが見ることのできるカードをすべて見ることができる。(中略)サイドボード(中略)もすべて含まれる」。
これ、土日のプロツアーアトランタがネットで配信されていた際の実況でネタにされてた。うろ覚えだけど、確か以下のような会話がなされていたようないなかったような。
「サイドボード見ることができるんですよね」
「あれ? 見られるんでしたっけ」
「相手の見ることが出来るカードは全部見られるので」
「じゃあ見せないといけないんですね」
「どうしても見せたくなければ投了するしかないです」
「ああ、そうか、投了は出来るんですよね」
「そうそう。だからスタックに乗らない割り込みが生じます」
「サイドボードを見るのにレスポンスして投了!」
余談5:木曜日 《エレボスの代行者/Agent of Erebos》
《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead》の代行らしいけど、実際のところ《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead》は墓地からカードを除去する能力を持ってない。詐欺じゃないのか。
「エレボスのほうから来ました。墓地にあるすべてのカードを追放します」
「そんなひどい。でもエレボス様ならしょうがないや」
「ありがとうございました」
「ということがあったんです」
「わし、そんなこと代行依頼してないんじゃが」
「え!? でもエレボスのほうから来ましたって……」
エレボスとは言ってない。こういう詐欺はまだあるのかなあ。詐欺の手口はある程度認知される一気に廃れて、新しい手口へ移行するから「有名な詐欺の手口」ってジェネレーションギャップが発生しやすい。「オレオレ詐欺」も気が付けば「振り込め詐欺」になってるし……って、また随分マジック関係ない話に流れたな。いつものことだけど。
なお、この日の更新がこのブログの Card of the Day 翻訳が888件目。
余談6:金曜日 《船団の出航/Launch the Fleet》
船と言われると青いイメージがあるけど白のカード。軍団が整然と進行する様が規律を重んじる白のフレイバーなのかな? いや、我ながらこじつけっぽい。
ついでに気になる点をあげると、船団が出航することと、攻撃に参加した兵力に応じて追加の兵士がアタックに参加するのもよく分からない。援軍を要請されて船で送りつけてるイメージ?
でも「白の1/1の兵士」と言われるとどうしても「1人」というイメージなんだよね。そして船団と言われると、動く人員が1人2人では済まない気がしてしまう。
まあ、細かいことはさておき訳の話。
リリースノートは公式の日本語訳からの引用。その中に「普通は意味がない」という表現があって、これの原文はなんて書いてあるんだろう、と気になったので確認してみた。
意訳してるなあ。ただリリースノートはルール確認のためのものなので、しゃれた言い方や気の利いた言い回しよりも伝わりやすさを重視すべきで、そう考えると納得至極。
ニクスへの旅で新たに登場したカードたち。全部レアかなと思ったら、神話レアとアンコモンが混ざってた。半年くらい前から記事内にレアリティを載せなくなったので確認がちょっと面倒。
あと週の途中からリリースノート(FAQ)の紹介がされてた。いつもは1週間以上続くのに今回はわずか2日で切り上げて、次の週からいつもの Card of the Day に戻ってた。不思議。
余談2:月曜日 《全希望の消滅/Extinguish All Hope》
エンチャントである生命体は希望ではないらしい。もっともそれを言うならプレインズウォーカーも希望ではないということになってしまうので、深く考えてはいけない。
うろ覚えだけど、なんかの映画に「希望は良いものだ。おそらく最高のものだ。そして良いものは決してなくならない(Hope is a good thing. Maybe best of things. Good things never die)」というセリフがあった。でもマジックだと消滅してしまうらしい。クリーチャーは戦場から離れては生きられないのよ。
《霧虚ろのグリフィン》「滅びないよ。何度でも甦るさ。クリーチャーこそマジックだからね」
ああ、そうか。君がいたな。
余談3:火曜日 《神討ち/Deicide》
原文の書き出しが「It is done.」となっており、これは《神討ち/Deicide》のフレイバーテキストでもある。当然、日本語訳もそれに合わせるしかないな、と思ったら、フレイバーテキストの日本語訳は「これで終わりです。」と丁寧語になっていた。
この日の Card of the Day が例外的に丁寧語で訳されていたのはそういうわけ。
以下、マジックに関係ないけど《神討ち/Deicide》と関係ある余談と、マジックに関係あるけど《神討ち/Deicide》に関係ない余談を1つずつ。
昔、クラスメートだった江里口君がデスメタルのファンで、英語は苦手なくせにこういった単語には妙に詳しかった。「なんとかごろしってCideがつくんだぜ。皆殺しは Genocide、自殺は Suicide、そして神殺しが Deicide」と教えてくれた。元気にしてるかなあ。
あと《神討ち/Deicide》を見てて思ったのは、多相(Changeling)のクリーチャーたちは今や「神」でもあるんだな(エンチャントではないから《神討ち/Deicide》はされないけど)。ちなみに多相(Changeling)のクリーチャーたちは「Mutant」であり「Ninja」であり「Turtle」でもある。2014年05月現在はまだ「Teenage」というクリーチャータイプは存在しないので、今後に期待。
余談4:水曜日 《最悪の恐怖/Worst Fears》
英語カード名が複数系なのが気になる。
そうそう。この日の記事で紹介されているリリースノートにも書かれているように、プレイヤーは他のプレイヤーをコントロールしている間、「そのプレイヤーが見ることのできるカードをすべて見ることができる。(中略)サイドボード(中略)もすべて含まれる」。
これ、土日のプロツアーアトランタがネットで配信されていた際の実況でネタにされてた。うろ覚えだけど、確か以下のような会話がなされていたようないなかったような。
「サイドボード見ることができるんですよね」
「あれ? 見られるんでしたっけ」
「相手の見ることが出来るカードは全部見られるので」
「じゃあ見せないといけないんですね」
「どうしても見せたくなければ投了するしかないです」
「ああ、そうか、投了は出来るんですよね」
「そうそう。だからスタックに乗らない割り込みが生じます」
「サイドボードを見るのにレスポンスして投了!」
余談5:木曜日 《エレボスの代行者/Agent of Erebos》
《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead》の代行らしいけど、実際のところ《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead》は墓地からカードを除去する能力を持ってない。詐欺じゃないのか。
「エレボスのほうから来ました。墓地にあるすべてのカードを追放します」
「そんなひどい。でもエレボス様ならしょうがないや」
「ありがとうございました」
「ということがあったんです」
「わし、そんなこと代行依頼してないんじゃが」
「え!? でもエレボスのほうから来ましたって……」
エレボスとは言ってない。こういう詐欺はまだあるのかなあ。詐欺の手口はある程度認知される一気に廃れて、新しい手口へ移行するから「有名な詐欺の手口」ってジェネレーションギャップが発生しやすい。「オレオレ詐欺」も気が付けば「振り込め詐欺」になってるし……って、また随分マジック関係ない話に流れたな。いつものことだけど。
なお、この日の更新がこのブログの Card of the Day 翻訳が888件目。
余談6:金曜日 《船団の出航/Launch the Fleet》
船と言われると青いイメージがあるけど白のカード。軍団が整然と進行する様が規律を重んじる白のフレイバーなのかな? いや、我ながらこじつけっぽい。
ついでに気になる点をあげると、船団が出航することと、攻撃に参加した兵力に応じて追加の兵士がアタックに参加するのもよく分からない。援軍を要請されて船で送りつけてるイメージ?
でも「白の1/1の兵士」と言われるとどうしても「1人」というイメージなんだよね。そして船団と言われると、動く人員が1人2人では済まない気がしてしまう。
まあ、細かいことはさておき訳の話。
原文:
It’s legal to cast such a spell with no targets, although this is rarely a good idea.
日本語訳:
対象を取らずに呪文を唱えることも可能ではあるが、普通は意味がない。
リリースノートは公式の日本語訳からの引用。その中に「普通は意味がない」という表現があって、これの原文はなんて書いてあるんだろう、と気になったので確認してみた。
意訳してるなあ。ただリリースノートはルール確認のためのものなので、しゃれた言い方や気の利いた言い回しよりも伝わりやすさを重視すべきで、そう考えると納得至極。
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