余談0:先週のCard of the Day

 先週のCard of the Day (2014年05月 第1週) とか
 http://regiant.diarynote.jp/201406021301064633/

 全然関係ない話だけど「先週」という言葉は「先」なのに「過去」なんだね。「先日のことですが」も過去の話か。でも「先のことですが」とか「先々のことを考えると」と言うと未来になるの。

 さらに関係ない話題だけど、電車のホームで見る「こんど」と「つぎ」って分かりづらい気がする。どっちが先にくるんだろう、ってなる。

余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 ニクスへの旅の新しいカードの中でも、カード名にラテン語や古代ギリシャ語を語源とする単語が含まれているもの。テーロス前から取り上げられていたテーマではあるけど、今年は特に多い気がする。

 個人的な話。ラテン語は過去の言語という思い込みがあり、かつギリシャ語がまだ実際に用いられている言語なので、ラテン語のほうが古いという錯覚を起こしていた。実際はギリシャ語のほうがヨーロッパ地方最古の言語なのね。マジックは勉強になるなあ(自分の不勉強は棚に上げる)。

余談2:月曜日 《神々の神盾/Aegis of the Gods》

 日本語のカード名だと装備品っぽい。実際の効果はエンチャントっぽい。イラストはクリーチャーっぽいけど、一兵卒しかいないことと色合いが地味なせいでレアリティがアンコモン以下っぽい。

 それはさておき記事で触れられているゼウスとアテナだけど、なんでも戦いの神としても知られている女神アテナは、ゼウスのひたいから武装済みの状態で生まれたらしい。以下のデベロップメントチームの役割に関する記事に用いられている描写にて触れられている。

  デベロップメントチームの仕事って結局のところ何なの?/What Developers Do
  原文:http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/172
  拙訳:http://regiant.diarynote.jp/201112210729129831/

 原文では「The game mechanics of Magic don’t spontaneously become incorporated into reality like Athena springing forth from Zeus’s forehead」。拙訳では「マジックというゲームのメカニズムは、ゼウスの額からアテナが飛び出してきたかのように、いきなり自然発生的に生まれるわけじゃない」。

 似たような表現が2007年のカード名の命名に関する記事にも登場している。

  カード名が殺されるとき/Name Killers
  原文:http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/db12
  拙訳:http://regiant.diarynote.jp/201101290607062000/

 原文では「before it’s ready to leap from your booster pack, fully formed and armored out of the forehead of Zeus」、拙訳では「その鎧兜を一部のすき無く着込み出陣の準備を万端に整え、完成品として世に出るその遥かな前段階として」。

余談3:火曜日 《戦場の秘術師/Battlefield Thaumaturge》

 語源をネタにした記事は、元の意味と英語と日本語とをどうやって並べるか悩みつつ、カギカッコとカッコで思考錯誤する羽目になる。読みやすかったらいいんだけど、どうなんだろうなあ。

余談4:水曜日 《夢の饗宴/Feast of Dreams》

 そうかあ……ギリシャ語そのものなのか、という訳の話。
原文:
 The same PIE root that eventually gave us "feast" also provided Greek with theos, or "god."

拙訳(旧):
 「Feast」という単語を私たちにもたらしたその語根は、ギリシャ語へ「God」をもたらしている。

 上記のように訳してみたんだけど、コメントで「theos がギリシャ語で 神 の意味」と教えてもらった。そうか。じゃあ訳し直してみよう。
原文:
 The same PIE root that eventually gave us "feast" also provided Greek with theos, or "god."

拙訳(新):
 「Feast」という単語を私たちにもたらしたその語根は、ギリシャ語へ Theos という単語をもたらしている。その意味は「God(神)」だ。

 さしかえとこ。

余談5:木曜日 《稲妻の髪飾り/Lightning Diadem》

 《ショック/Shock》と《巨人の力/Giant Strength》を1枚にまとめると6マナになるらしい。3マナじゃ強すぎるのかもしれないけど、6マナはちょっとどうかと思うぞ。

 なお記事で単語がネタにされるだけあって、今のところマジック界に髪飾り(Diadem)はこれ1つしか存在しない。ただ頭飾りは別に存在している。《癒し手の頭飾り/Healer’s Headdress》がそれ。

余談6:金曜日 《壮大な英雄譚/Colossal Heroics》

 イラスト見て思ったこと。

 人間って +2/+2 されるとあんなにデカくなるのか。そりゃ《灰色熊/Grizzly Bears》なんて一方的に殺せるよね。でもあれだけデカくなっても《はぐれ象/Rogue Elephant》と相討ちなのか。象すごい。

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