余談1:Card of the Day について
なんでも Facebook にある Magic; the Gathering の公式アカウントで Card of the Day が続けられているらしい、という情報をキャッチした。本当かどうかは知らない。これからチェックするつもり。本当だったら嬉しい。
しかし Facebook か。始めたくはないなあ。ただでさえいくつものホームページやらブログやらSNSやらを抱えていて、むしろ減らしたい状態にある。これ以上増やしてどうする、というのが本音。ちなみに Twitter のアカウントも持ってるけどマジックについては一切呟いていない。
余談2:翻訳記事について
最近、Diarynoteの翻訳勢の動きが活発な気がする。休眠されていた方々が起きてきたり、新規で始められる方がいたり、という状況なんだろうか。それとも単に最近になってそういう方々の存在に気付いた、というだけなんだろうか。
ところで他の方々の翻訳記事を読んでいると、どうしても記事の内容以外が気になってしまう。具体的には「レイアウト」と「口調・語尾」。
レイアウトというのは、見出し部分、引用部分、対話部分、リスト部分などを(Diarynoteの限られたタグで)どう表記するか、という話。見出しについては色を使わずに太字とフォントサイズで表現されている方が多い気がする。見習おうかな。
リストが面倒くさい。特に横に複数の項目が並ぶときのリスト。MSゴシックみたいに幅がそろわないので全角スペースと半角スペースを駆使する羽目になる。しかもどうやらブラウザによって見え方が変わったりするらしい。めんどい。
口調と語尾は、もっと細かく言うと「口調・語尾」「一人称」「砕けたセリフや冗談めかした言葉」などが挙げられる。同じ著者でも訳す人によって一人称が違うことがある。当然、受ける印象も異なってくる。中の人は同じなのにね。面白い。
個人的に「砕けたセリフや冗談めかした言葉」の訳が一番自由奔放なのはTakuさんのLSVカードレビュー。自由すぎて原文をチェックするのが楽しくてしょうがない。変わらないあなたでいてください。
余談3:マナカーブの翻訳について
エルフ週間の記事をアップしたら、Twitterで紹介してくれた方々が何人かいらっしゃって、そのうちの1人である Orihata さんという方の他のつぶやきをチェックしていたら「この記事面白そう」と紹介していたのがこのマナカーブの記事。
読んでみたら、普遍的に通用しそうな内容が平易な文章で面白く書かれていた。ありがとう、Orihata さん。なお戦略的な記事を翻訳するときは大体このパターン(誰かが「こんな記事あるよー、英語だけど」と紹介しているのを訳す)。
このマナカーブ以外ではシャッフルに関する記事やイカサマに関する記事がそれ。プレインズウォーカーポイントに関する記事もそうだな。あれは確か Mrgreed さんが Twitter で呟かれていたのを見つけて訳した。あれは長くて訳すのが大変だったけど、結構みんな興味のあるトピックだったらしくて訳した甲斐があった。
あれに比べると今回のマナカーブの記事は、前述したとおり文章的にも難しいところのない簡潔なもので非常に訳しやすかった。アメコミとかドラマとか映画とかに元ネタがありそうな言い回しもなかったし(そうだよ、Mark Rosewater。君のことだよ)。
とはいえ、そんな中でも「意味は分かったけどじゃあどういう日本語にしようかな」という箇所はいくつもあったわけで、思い出せる範囲で書き出してみる。誰得とか言わない。
直訳わっしょい。マッドサイエンティストは、まあまだ許してもらえそうだけど、その次の「Analytical Crusader」はもうちょっとカッコよく意訳できる人がいそう。
ちなみにこの著者紹介文は、原文では記事の末尾に書かれている。
迷ったのは「laying out decks according to piles per converted mana cost」。
原文は単に「decks」としているところを拙訳では「デッキのカード」としたり、原文の「piles」を「列」としようか迷って結局削ったり、「converted mana cost」を「点数で見たマナコスト」にしようか迷って結局「マナコスト」としたり……色々と手を加えた。
あと末尾の「has become customary」もちょっと迷った。こういった部分は、訳す人の趣味で色々手を加えられる部分だと思う。その人のカラーが出るというか。
迷ったのは「an insurmountable board presence」。「insurmountable」の訳も迷ったけど、その直後の「board presence」もなかなか難しかった。
日本語で「ボード」と呼ぶのがどれだけ一般的かどうか、という話。でも「ボードコントロール」はそこそこ使われているような気がして、じゃあ「場」とか「戦場」よりは「ボード」かなあ、と。
言わないかな、「ボードコントロール」。
最初に意味がよく分からなくて、とりあえず先に進むための仮の訳として「全てのゲームは同様にプレイされる」と書いておいた。全然違った。この「先攻、後攻」の訳は毎回間違えてる気がする。
滅多に使わない英語だからしょうがない(おいおい)。
訳すのが意外と難しい単語ベスト10に入るであろう「Love」。この英文もそのまま訳すなら「2マナが1枚差しであることを私は愛している」になる。いや、ならないか。「私は1枚差しの2マナを愛している」かな。いずれにせよ「愛」は無理なので「大好きだ」「好みだ」とか色々試した挙句に上記の訳に。
合ってるかなあ。今回の翻訳で唯一、本当に間違ってるかもしれない、と不安を感じる箇所はここ。記事の中でもそれなりに大事な箇所なので全力は尽くした。今はこれが精一杯(万国旗をどこからともなく取り出す)。
読むだけなら難しくないけど日本語に置き換えるのが難しいタイプの英文。
英文が「(A), (B) for (C)」という形で、日本語にすると「(A)することによって、私は (C) のための (B) が可能になった」という文章になるはず、というところまでたどり着くまでも、それからも大変だった。
あと、個人的に(それがマジックの用語でない場合は)カタカナ語を使うのを避けたいと思っているけど、使わざるを得ない場合もある。上記でいうと「Simple(シンプル)」。簡単な、とか、簡便な、とかより「シンプル」が最も原文に近い気がした。
なおシミュレーションは迷わずカタカナにした模様。
余談4:創作について
マジックを元にした二次創作を書いてみたいという思いは前々からあるけど実際にはなかなか踏み出せない。書ける人や描ける人はすごいなあ、と思う。そんなわけで1つ紹介。
ギャザリング探偵Q 第1話「消えたアルファ」
http://redblue.diarynote.jp/201407100109563685/
ギャザリング探偵Q 第2話「タルモを追え!」
http://redblue.diarynote.jp/201407130034173763/
ギャザリング探偵Q 第3話「ドラフト殺人事件」 前編
http://redblue.diarynote.jp/201408072355437286/
ギャザリング探偵Q 第3話「ドラフト殺人事件」 後編
http://redblue.diarynote.jp/201408100257198411/
実在の人物を元ネタにしているらしく内輪ネタのきらいもあるんだけどそれを抜きにしても面白かった。個人的に推理小説、特にちゃんと解決編ですっきりさせてくれるのが好きなので楽しめた。
余談5:漫画について
漫画家の友人が久しぶりに単行本を出したそうなので宣伝する。1巻の売れ行き次第で2巻以降の発売可否が決まるらしいので、ほんの少しでも興味が沸いたら買って下さい、お願いします! なんでもしますから(友人が)!
ニンニクナックル 1巻
http://www.amazon.co.jp/dp/4199504079/
公式の宣伝動画
http://www.youtube.com/watch?v=pJc1VCaDBUA
知る人ぞ知る隠れた通好みの雑誌(遠回しな表現)である月刊コミックリュウで連載している漫画。個人的にはヒロインの名前がすごい好き。「村田 箱女」と書いて「むらた ぱんどら」と読ませるセンスにしびれる人なら漫画のノリも合うかと。
ついでに同じ雑誌に載ってる「あせびと空世界の冒険者」と「アリスと蔵六」もおススメしておく。前者はまだ連載開始したばかりで第1巻が確か9月に出るはず。後者は3巻まですでに出ている。
なんでも Facebook にある Magic; the Gathering の公式アカウントで Card of the Day が続けられているらしい、という情報をキャッチした。本当かどうかは知らない。これからチェックするつもり。本当だったら嬉しい。
しかし Facebook か。始めたくはないなあ。ただでさえいくつものホームページやらブログやらSNSやらを抱えていて、むしろ減らしたい状態にある。これ以上増やしてどうする、というのが本音。ちなみに Twitter のアカウントも持ってるけどマジックについては一切呟いていない。
余談2:翻訳記事について
最近、Diarynoteの翻訳勢の動きが活発な気がする。休眠されていた方々が起きてきたり、新規で始められる方がいたり、という状況なんだろうか。それとも単に最近になってそういう方々の存在に気付いた、というだけなんだろうか。
ところで他の方々の翻訳記事を読んでいると、どうしても記事の内容以外が気になってしまう。具体的には「レイアウト」と「口調・語尾」。
レイアウトというのは、見出し部分、引用部分、対話部分、リスト部分などを(Diarynoteの限られたタグで)どう表記するか、という話。見出しについては色を使わずに太字とフォントサイズで表現されている方が多い気がする。見習おうかな。
リストが面倒くさい。特に横に複数の項目が並ぶときのリスト。MSゴシックみたいに幅がそろわないので全角スペースと半角スペースを駆使する羽目になる。しかもどうやらブラウザによって見え方が変わったりするらしい。めんどい。
口調と語尾は、もっと細かく言うと「口調・語尾」「一人称」「砕けたセリフや冗談めかした言葉」などが挙げられる。同じ著者でも訳す人によって一人称が違うことがある。当然、受ける印象も異なってくる。中の人は同じなのにね。面白い。
個人的に「砕けたセリフや冗談めかした言葉」の訳が一番自由奔放なのはTakuさんのLSVカードレビュー。自由すぎて原文をチェックするのが楽しくてしょうがない。変わらないあなたでいてください。
余談3:マナカーブの翻訳について
エルフ週間の記事をアップしたら、Twitterで紹介してくれた方々が何人かいらっしゃって、そのうちの1人である Orihata さんという方の他のつぶやきをチェックしていたら「この記事面白そう」と紹介していたのがこのマナカーブの記事。
読んでみたら、普遍的に通用しそうな内容が平易な文章で面白く書かれていた。ありがとう、Orihata さん。なお戦略的な記事を翻訳するときは大体このパターン(誰かが「こんな記事あるよー、英語だけど」と紹介しているのを訳す)。
このマナカーブ以外ではシャッフルに関する記事やイカサマに関する記事がそれ。プレインズウォーカーポイントに関する記事もそうだな。あれは確か Mrgreed さんが Twitter で呟かれていたのを見つけて訳した。あれは長くて訳すのが大変だったけど、結構みんな興味のあるトピックだったらしくて訳した甲斐があった。
あれに比べると今回のマナカーブの記事は、前述したとおり文章的にも難しいところのない簡潔なもので非常に訳しやすかった。アメコミとかドラマとか映画とかに元ネタがありそうな言い回しもなかったし(そうだよ、Mark Rosewater。君のことだよ)。
とはいえ、そんな中でも「意味は分かったけどじゃあどういう日本語にしようかな」という箇所はいくつもあったわけで、思い出せる範囲で書き出してみる。誰得とか言わない。
原文:
With a reputation as a mad scientist and analytical crusader, he was inducted into the Pro Tour Hall of Fame in 2009.
拙訳:
マッドサイエンティストかつ分析界の十字軍としての名声が加わったことで、彼は2009年にプロツアー殿堂入りを果たしている。
直訳わっしょい。マッドサイエンティストは、まあまだ許してもらえそうだけど、その次の「Analytical Crusader」はもうちょっとカッコよく意訳できる人がいそう。
ちなみにこの著者紹介文は、原文では記事の末尾に書かれている。
原文:
The concept has become so ingrained in Magic theory that laying out decks according to piles per converted mana cost has become customary.
拙訳:
この概念は今やマジックの理論の根底を成すものとなり、デッキのカードを広げる際にマナコスト順に並べるのは見慣れた風景となった。
迷ったのは「laying out decks according to piles per converted mana cost」。
原文は単に「decks」としているところを拙訳では「デッキのカード」としたり、原文の「piles」を「列」としようか迷って結局削ったり、「converted mana cost」を「点数で見たマナコスト」にしようか迷って結局「マナコスト」としたり……色々と手を加えた。
あと末尾の「has become customary」もちょっと迷った。こういった部分は、訳す人の趣味で色々手を加えられる部分だと思う。その人のカラーが出るというか。
原文:
but usually one player will have an insurmountable board presence at that point.
拙訳:
が、そこまでゲームが進めば大抵の場合すでに片方のプレイヤーが挽回不可能な差をボード上に展開している。
迷ったのは「an insurmountable board presence」。「insurmountable」の訳も迷ったけど、その直後の「board presence」もなかなか難しかった。
日本語で「ボード」と呼ぶのがどれだけ一般的かどうか、という話。でも「ボードコントロール」はそこそこ使われているような気がして、じゃあ「場」とか「戦場」よりは「ボード」かなあ、と。
言わないかな、「ボードコントロール」。
原文:
We are on the play every game.
拙訳:
全てのゲームで先攻をとるものとする。
最初に意味がよく分からなくて、とりあえず先に進むための仮の訳として「全てのゲームは同様にプレイされる」と書いておいた。全然違った。この「先攻、後攻」の訳は毎回間違えてる気がする。
滅多に使わない英語だからしょうがない(おいおい)。
原文:
I love the singleton two-drop.
拙訳:
2マナの呪文が1枚しか入っていないのが素晴らしい。
訳すのが意外と難しい単語ベスト10に入るであろう「Love」。この英文もそのまま訳すなら「2マナが1枚差しであることを私は愛している」になる。いや、ならないか。「私は1枚差しの2マナを愛している」かな。いずれにせよ「愛」は無理なので「大好きだ」「好みだ」とか色々試した挙句に上記の訳に。
原文:
This is similar to the rationale behind weird-looking one-ofs that you sometimes see in Constructed decklists---it’s frequently all about filling slots on the curve.
拙訳:
これは構築デッキによくある一見奇妙な1枚差しのカードの根拠に似ている。大抵の場合、カーブに沿うようにスロットを埋めるためなのだ。
合ってるかなあ。今回の翻訳で唯一、本当に間違ってるかもしれない、と不安を感じる箇所はここ。記事の中でもそれなりに大事な箇所なので全力は尽くした。今はこれが精一杯(万国旗をどこからともなく取り出す)。
原文:
Based on some simple assumptions, my computer simulation was able to establish some baselines for how a good mana curve should look.
拙訳:
私はいくつかのシンプルな前提条件を設定することでコンピュータに「理想的なマナカーブがどのようなラインを描くべきか」という叩き台を作らせるシミュレーションを行わせることができた。
読むだけなら難しくないけど日本語に置き換えるのが難しいタイプの英文。
英文が「(A), (B) for (C)」という形で、日本語にすると「(A)することによって、私は (C) のための (B) が可能になった」という文章になるはず、というところまでたどり着くまでも、それからも大変だった。
あと、個人的に(それがマジックの用語でない場合は)カタカナ語を使うのを避けたいと思っているけど、使わざるを得ない場合もある。上記でいうと「Simple(シンプル)」。簡単な、とか、簡便な、とかより「シンプル」が最も原文に近い気がした。
なおシミュレーションは迷わずカタカナにした模様。
余談4:創作について
マジックを元にした二次創作を書いてみたいという思いは前々からあるけど実際にはなかなか踏み出せない。書ける人や描ける人はすごいなあ、と思う。そんなわけで1つ紹介。
ギャザリング探偵Q 第1話「消えたアルファ」
http://redblue.diarynote.jp/201407100109563685/
ギャザリング探偵Q 第2話「タルモを追え!」
http://redblue.diarynote.jp/201407130034173763/
ギャザリング探偵Q 第3話「ドラフト殺人事件」 前編
http://redblue.diarynote.jp/201408072355437286/
ギャザリング探偵Q 第3話「ドラフト殺人事件」 後編
http://redblue.diarynote.jp/201408100257198411/
実在の人物を元ネタにしているらしく内輪ネタのきらいもあるんだけどそれを抜きにしても面白かった。個人的に推理小説、特にちゃんと解決編ですっきりさせてくれるのが好きなので楽しめた。
余談5:漫画について
漫画家の友人が久しぶりに単行本を出したそうなので宣伝する。1巻の売れ行き次第で2巻以降の発売可否が決まるらしいので、ほんの少しでも興味が沸いたら買って下さい、お願いします! なんでもしますから(友人が)!
ニンニクナックル 1巻
http://www.amazon.co.jp/dp/4199504079/
公式の宣伝動画
http://www.youtube.com/watch?v=pJc1VCaDBUA
知る人ぞ知る隠れた通好みの雑誌(遠回しな表現)である月刊コミックリュウで連載している漫画。個人的にはヒロインの名前がすごい好き。「村田 箱女」と書いて「むらた ぱんどら」と読ませるセンスにしびれる人なら漫画のノリも合うかと。
ついでに同じ雑誌に載ってる「あせびと空世界の冒険者」と「アリスと蔵六」もおススメしておく。前者はまだ連載開始したばかりで第1巻が確か9月に出るはず。後者は3巻まですでに出ている。
コメント
アリスの蔵六、もうちょっと人気出るだろうと思っていたのですがなんだかあんまりですね。藤子F不二雄の「オヤジ・ロック」じゃないですが、頑固おやじを求めてる層は一定数いると感じていたのですが。うーん…
元の意味を殺さずに日本語としてスムーズな文章にしているところに、毎回感動します。
on the play(⇔on the draw)の訳は自分もMTG Wikiが無ければ辿り着けなかったです。マジック用語の英和辞書があればと常々思います。
おや、プッシュされてる感ありですか。それはいいニュース。しかし格闘漫画なのかな、あれ。野球部がバットで相手を滅多打ちにしてたような……まあ、素手格闘については本人の経験を下地にしてるので(実戦的かどうかはさておき)現実味は強いです。買ってくれると友人がパソコンを買い替えることができます。ぜひ。
あと「アリスと蔵六」はもっと知られてもいいかなあ、と思います。「人間じゃない生物が人間になろうとする過程」がすごいそれっぽくて好きです。「知る人ぞ知るいい漫画」を知ってる優越感より「みなに知られて連載がちゃんと続く可能性が上がる」ほうが大事なのでもっと知られて欲しい。
>rainさん
ありがとうございます。勢い余って元の意味を殺しかけてたり、別の生物に生まれ変わってたりする箇所に気付きましたら、ぜひご指摘ください。次回以降の質が上がる……はず……です。
>いとださん
そちらのブログでのコメント返しありがとうございました。翻訳プランB、最高じゃないですか、なんで没になったんですか(とか言いつつ、確かに本採用するのは勇気がいりますね、あれ)。
マジック用語の英和辞書欲しいです。ちなみに過去に調べるのに苦労した単語で「Miser」があります。「デッキ全体に1枚で充分なカード(2枚目を引きたくないカード、もしくは対戦相手に1枚でもあることを意識させると効果的なカード)」を指すらしいです。
元々は「might as well」がなまって「mise well」という口語体から「mise = 運良く引ければ勝てる」みたいな「都合の良い引き」を意味するスラングがあり、それが転じて……って、分かるか、んなもん。
>hak0さん
それだ!!!
>アベカンさん
お、気になりますか。うでさん曰く、どこぞで試し読みもできるらしいので、読んでみて面白かったらぜひともお近くの友人か誰かに買わせてください! ……いや、舞台はあくまで「暴力と餃子の街ウツノミア」なんですけどね(逃げ)。