今週のCard of the Day (2008年10月 第3週) とか
2014年10月19日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
当時、発売直前(直後?)だったアラーラの断片のカードたち。それ以外に特に共通点はない模様。タイプも「伝説のクリーチャー、クリーチャー、インスタント、クリーチャー、クリーチャー、」と様々、色も「(白)(青)(黒)、(赤)、(青)、(緑)、(白)」と様々。
余談2:月曜日 《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon》
「伝説の」というタイプ(?)についてネタにしている記事。当時と今とでは「伝説の」扱いが異なっているので、念のため付記しておいた。
個人的な話。マジックを遊び始めた頃は、第4版 + アイスエイジ + クロニクル 辺りを使っていたので「伝説の」クリーチャーを使う機会はそこそこあった。すぐ思い出せる範囲では、絵が綺麗だったのでデッキに入れてた《Skeleton Ship》や、《Burnt Offering》するためにリアニメイトデッキに入っていた《アクセルロッド・グナーソン/Axelrod Gunnarson》など。ワールドエンチャントとの挙動の違いに仲間と悩まされたのもいい思い出。
訳の話。
あらためて読み直してみると「対戦相手がすでに出していてもプレイすることが出来るから、伝説のクリーチャーであることはデメリットではない」という文脈はおかしい気がする。これだけだと「伝説であること」はデメリットな気がする。少なくともメリットではない。デメリットと訳すべきは「Disadvantage」の場合であって「Drawback」はもっと適切な訳があるかも。
余談3:火曜日 《ヴィーアシーノの骸骨/Viashino Skeleton》
ヴィーアシーノと言えば「赤」で、骸骨と言えば「黒」。色のフレイバーとしては何ら問題ない。ただ「4マナ 2/1、能力は再生のみ、しかもコストが手札」はさすがに弱すぎないかなあ。当時って墓地を肥やすのがそこまで強い時代だったっけか。
訳の話。
色々とツッコミどころのある訳だろうと思われるけど、個人的に一番気にしているのは、原文にないにも関わらず文頭につけた接続詞、「ところで」。最後の一文だけ、あまりに直前の話題から飛んでるので、付けずにはいられなかった。
余談4:水曜日 《陸亀の体勢/Tortoise Formation》
Wikipediaによると、ローマ軍歩兵の隊列の一種である「テストゥド」は、英語で「Tortoise Formation」とも呼ばれるらしい。日本語訳の「~の体勢」と言われると、いまいち移動する感じを受けないのが残念。あえて翻訳テンプレートをガン無視するなら《隊列:亀の型》かな。まあ、イラストを見ると、どうみても動くつもりなさそうなので公式日本語訳のが適切かもしれない。
余談5:木曜日 《神触れ/Godtoucher》
その昔、少年ジャンプに「神撫手」という漫画が連載されてたな。
余談6:金曜日 《鋤引きの耕し獣/Yoked Plowbeast》
頭からつま先まで難しかった訳の話。
1つ1つ順番に。
(1) look on A with awe
「畏れ、敬愛」をもって何をしているのかというと「look on」しているらしい。「見ている」わけでも「眺めている」わけでもないだろう。でもさすがに「look」を「崇めている」として良いものか。
(2) be more down-to-earth
そのまま日本語でも「地に足をつけた」という意味があるけど、じゃあそう訳せば意味が通るかというと別問題なわけであって「エルフたちはガルガンチュアンたちを崇めている。人間はもっと地に足をつけている」だとわけが分からない。
(3) exemplify A’s approach to B
「AのBに対するアプローチの好例である」らしい。アプローチという外来語に英語の「approach」が持つニュアンスが含まれているのか、いまいち自信がなかった。
そもそも「鋤引きの耕し獣が良い例」で文章として意味が通るのか。「鋤引きの耕し獣に対する人間の扱い方が良い例」と補わないと日本語になっていない気がするような気もするし、いやいや読めば分かるだろ、という気もするし、うーんうーん。
難しかった。
当時、発売直前(直後?)だったアラーラの断片のカードたち。それ以外に特に共通点はない模様。タイプも「伝説のクリーチャー、クリーチャー、インスタント、クリーチャー、クリーチャー、」と様々、色も「(白)(青)(黒)、(赤)、(青)、(緑)、(白)」と様々。
余談2:月曜日 《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon》
「伝説の」というタイプ(?)についてネタにしている記事。当時と今とでは「伝説の」扱いが異なっているので、念のため付記しておいた。
個人的な話。マジックを遊び始めた頃は、第4版 + アイスエイジ + クロニクル 辺りを使っていたので「伝説の」クリーチャーを使う機会はそこそこあった。すぐ思い出せる範囲では、絵が綺麗だったのでデッキに入れてた《Skeleton Ship》や、《Burnt Offering》するためにリアニメイトデッキに入っていた《アクセルロッド・グナーソン/Axelrod Gunnarson》など。ワールドエンチャントとの挙動の違いに仲間と悩まされたのもいい思い出。
訳の話。
原文:
For Sharuum the Hegemon, being Legendary is not a drawback. (中略) they can even be played if one’s already in play on the other side of the table
拙訳:
《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon》の場合、伝説のクリーチャーであることは決してデメリットというわけではない。(中略) 対戦相手がすでに《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon》を出していてもプレイすることは可能だ
あらためて読み直してみると「対戦相手がすでに出していてもプレイすることが出来るから、伝説のクリーチャーであることはデメリットではない」という文脈はおかしい気がする。これだけだと「伝説であること」はデメリットな気がする。少なくともメリットではない。デメリットと訳すべきは「Disadvantage」の場合であって「Drawback」はもっと適切な訳があるかも。
余談3:火曜日 《ヴィーアシーノの骸骨/Viashino Skeleton》
ヴィーアシーノと言えば「赤」で、骸骨と言えば「黒」。色のフレイバーとしては何ら問題ない。ただ「4マナ 2/1、能力は再生のみ、しかもコストが手札」はさすがに弱すぎないかなあ。当時って墓地を肥やすのがそこまで強い時代だったっけか。
訳の話。
原文:
It doesn’t seem quite fair that a skeleton can get Skeletonized, does it?
拙訳:
ところで骸骨を《骸骨化/Skeletonize》できるのはちょっとズルい気がするんだけど、君はどう思う?
色々とツッコミどころのある訳だろうと思われるけど、個人的に一番気にしているのは、原文にないにも関わらず文頭につけた接続詞、「ところで」。最後の一文だけ、あまりに直前の話題から飛んでるので、付けずにはいられなかった。
余談4:水曜日 《陸亀の体勢/Tortoise Formation》
Wikipediaによると、ローマ軍歩兵の隊列の一種である「テストゥド」は、英語で「Tortoise Formation」とも呼ばれるらしい。日本語訳の「~の体勢」と言われると、いまいち移動する感じを受けないのが残念。あえて翻訳テンプレートをガン無視するなら《隊列:亀の型》かな。まあ、イラストを見ると、どうみても動くつもりなさそうなので公式日本語訳のが適切かもしれない。
余談5:木曜日 《神触れ/Godtoucher》
その昔、少年ジャンプに「神撫手」という漫画が連載されてたな。
余談6:金曜日 《鋤引きの耕し獣/Yoked Plowbeast》
頭からつま先まで難しかった訳の話。
原文:
While the elves look on the gargantuans of Naya with awe, the humans are more down-to-earth. The Yoked Plowbeast exemplifies the humans’ approach to these massive creatures.
拙訳:
ガルガンチュアンにナヤのエルフたちが畏怖をもって接しているのに対して、人間たちはもっと現実的だ。人間たちがこれらの大型クリーチャーにどのように接しているのか、この《鋤引きの耕し獣/Yoked Plowbeast》がよく示している。
1つ1つ順番に。
(1) look on A with awe
「畏れ、敬愛」をもって何をしているのかというと「look on」しているらしい。「見ている」わけでも「眺めている」わけでもないだろう。でもさすがに「look」を「崇めている」として良いものか。
(2) be more down-to-earth
そのまま日本語でも「地に足をつけた」という意味があるけど、じゃあそう訳せば意味が通るかというと別問題なわけであって「エルフたちはガルガンチュアンたちを崇めている。人間はもっと地に足をつけている」だとわけが分からない。
(3) exemplify A’s approach to B
「AのBに対するアプローチの好例である」らしい。アプローチという外来語に英語の「approach」が持つニュアンスが含まれているのか、いまいち自信がなかった。
そもそも「鋤引きの耕し獣が良い例」で文章として意味が通るのか。「鋤引きの耕し獣に対する人間の扱い方が良い例」と補わないと日本語になっていない気がするような気もするし、いやいや読めば分かるだろ、という気もするし、うーんうーん。
難しかった。
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