今週のCard of the Day (2009年03月 第2週) とか
2015年3月15日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
動物シリーズだったもよう。
最初は「クリーチャータイプがカード名にも入っている」が共通点かな、とも思ったけど「カマキリ(Mantis)」も「猿(Monkey)」もクリーチャータイプとしては存在しない(それぞれ、クリーチャータイプは「昆虫(Insect)」と「類人猿(Ape)」)。
……待てよ、もしかしたら2007年に起きた例の大規模クリーチャータイプ更新で絶滅させられたのかもしれない。確認してみよう……ああ、そういうことか。
MTG Wikiの「廃止されたクリーチャー・タイプ」一覧を参照させてもらったところ、「カマキリ(Mantis)」も「猿(Monkey)」も過去に存在していたらしい。
解決した。先週からの続きか。
ちなみに月曜日から順に「蟷螂、虎、蛇、鶴、猿」。なんとなく漢字で書いてみて気づいたんだけど……拳法?(例:蟷螂拳) いや、まさか週のテーマじゃないだろう。メジャーな動物ほどそれを模した拳法が存在しやすい、という偶然の一致。たぶん。
余談2:月曜日 《カマキリ・エンジン/Mantis Engine》
エンジンと言うと日本語で使われるエンジン以上の意味を知らないのだけど、「名詞 + Engine」で何か違う意味になるのかな。「~の形を模した動くもの」を表現することになるとか?
それはさておき「フォイル版だけに存在するフレイバーテキスト」というネタがなかなかツボだった。フォイル版は注釈文が削られるからスペースが生まれる、というのが、なんか「推理小説で読者の盲点をついたトリック」っぽい感じがして。
余談3:火曜日 《忍び寄る虎/Stalking Tiger》
ヴァンガードに使われるアバターネタ。ヴァンガードと言ったら日本人の間では国産トレーディングカードゲームのほうが有名そう。そもそも「Stalking Tiger? ああ、ヴァンガードでカード化されてたね」って人、本当にいるんだろうか。
余談。ウェザーライトメンバーは大体ヴァンガード化されてるみたいだけど、個人的にヴァンガードで一番有名なアバターはモミールではないかと思ってる。
さらに余談。Hearthstoneにも《Stalking Tiger》っていなかったっけ、と思って確かめてみたら《Stranglethorn Tiger》だった。特殊能力「Stealth」を持ってるから、勝手に勘違いしてた。
余談4:水曜日 《蛇かご/Snake Basket》
この蛇の入ったカゴってマナを支払うまで中に何体の蛇がいるのか確定しないんだな。なんかシュレディンガーの飼ってた猫みたいだ。
末尾の「blow ~ out of the water」は英語の言い回しで「戦力差が大きいこと」を指すらしい。どちらかというと砕けた言い方だから「目じゃない、相手にならない、敵じゃない」と言った方が正しいか。
今回はせっかく蛇ネタなんだし、ということで上手いこと言ってみた。ただ英語の方はそういった「上手いこと言った」感はないので、訳す側の自己満足ということになる。
余談5:木曜日 《象牙の鶴の根付/Ivory Crane Netsuke》
1マナでほぼ上位互換の《象牙の塔/Ivory Tower》はやはり強すぎたことがよく分かる。そもそも「強いカード」の中でも「自分が死ななくなるカード」は、勝ちにつながらない上にとにかくゲームを長引かせるのでやはり淘汰されるべき存在なんだろう(と《Zuran Orb》の方を見る)。
冒頭の "Netsuke" は、日本語訳するときに「根付(Netsuke)」とカギ括弧で括るかどうか迷った。完全に日本語だし、まあいいか、というわけで英単語を注釈的に付け加える形にしてみた。
末尾の「is precisely on point」は色々と選択肢がある中で「理にかなっている」が一番しっくり来たので採用。他の選択肢としては「的を得ている」「道理にかなっている」「つじつまがあっている」など。
余談6:金曜日 《Monkey Monkey Monkey》
カードそれ自体は馬鹿過ぎてネタに走りづらいので訳の話。
ジョークっぽいけど普通に訳してしまった。もっと面白く訳すことも出来るのかもしれない。でも「あえて大真面目に語る」というジョークな気もするので、結果オーライという気もする。
動物シリーズだったもよう。
最初は「クリーチャータイプがカード名にも入っている」が共通点かな、とも思ったけど「カマキリ(Mantis)」も「猿(Monkey)」もクリーチャータイプとしては存在しない(それぞれ、クリーチャータイプは「昆虫(Insect)」と「類人猿(Ape)」)。
……待てよ、もしかしたら2007年に起きた例の大規模クリーチャータイプ更新で絶滅させられたのかもしれない。確認してみよう……ああ、そういうことか。
MTG Wikiの「廃止されたクリーチャー・タイプ」一覧を参照させてもらったところ、「カマキリ(Mantis)」も「猿(Monkey)」も過去に存在していたらしい。
解決した。先週からの続きか。
ちなみに月曜日から順に「蟷螂、虎、蛇、鶴、猿」。なんとなく漢字で書いてみて気づいたんだけど……拳法?(例:蟷螂拳) いや、まさか週のテーマじゃないだろう。メジャーな動物ほどそれを模した拳法が存在しやすい、という偶然の一致。たぶん。
余談2:月曜日 《カマキリ・エンジン/Mantis Engine》
エンジンと言うと日本語で使われるエンジン以上の意味を知らないのだけど、「名詞 + Engine」で何か違う意味になるのかな。「~の形を模した動くもの」を表現することになるとか?
それはさておき「フォイル版だけに存在するフレイバーテキスト」というネタがなかなかツボだった。フォイル版は注釈文が削られるからスペースが生まれる、というのが、なんか「推理小説で読者の盲点をついたトリック」っぽい感じがして。
余談3:火曜日 《忍び寄る虎/Stalking Tiger》
ヴァンガードに使われるアバターネタ。ヴァンガードと言ったら日本人の間では国産トレーディングカードゲームのほうが有名そう。そもそも「Stalking Tiger? ああ、ヴァンガードでカード化されてたね」って人、本当にいるんだろうか。
余談。ウェザーライトメンバーは大体ヴァンガード化されてるみたいだけど、個人的にヴァンガードで一番有名なアバターはモミールではないかと思ってる。
さらに余談。Hearthstoneにも《Stalking Tiger》っていなかったっけ、と思って確かめてみたら《Stranglethorn Tiger》だった。特殊能力「Stealth」を持ってるから、勝手に勘違いしてた。
余談4:水曜日 《蛇かご/Snake Basket》
この蛇の入ったカゴってマナを支払うまで中に何体の蛇がいるのか確定しないんだな。なんかシュレディンガーの飼ってた猫みたいだ。
原文:
On a snake-to-snake basis, it blows Orochi Hatchery out of the water!
拙訳:
蛇1匹当たりの効率でいえば《大蛇の孵卵器/Orochi Hatchery》なんて手も足も出ないだろうね!
末尾の「blow ~ out of the water」は英語の言い回しで「戦力差が大きいこと」を指すらしい。どちらかというと砕けた言い方だから「目じゃない、相手にならない、敵じゃない」と言った方が正しいか。
今回はせっかく蛇ネタなんだし、ということで上手いこと言ってみた。ただ英語の方はそういった「上手いこと言った」感はないので、訳す側の自己満足ということになる。
余談5:木曜日 《象牙の鶴の根付/Ivory Crane Netsuke》
1マナでほぼ上位互換の《象牙の塔/Ivory Tower》はやはり強すぎたことがよく分かる。そもそも「強いカード」の中でも「自分が死ななくなるカード」は、勝ちにつながらない上にとにかくゲームを長引かせるのでやはり淘汰されるべき存在なんだろう(と《Zuran Orb》の方を見る)。
原文:
A "netsuke" is a miniature sculpture. So the art for Ivory Crane Netsuke, which shows a miniature crane carved out of ivory, is precisely on point.
拙訳:
根付(Netsuke)とは小さな彫刻を指す。そのため《象牙の鶴の根付/Ivory Crane Netsuke》のカードイラストに象牙製の小さな鶴の彫刻が描かれていることはまったく理にかなっている。
冒頭の "Netsuke" は、日本語訳するときに「根付(Netsuke)」とカギ括弧で括るかどうか迷った。完全に日本語だし、まあいいか、というわけで英単語を注釈的に付け加える形にしてみた。
末尾の「is precisely on point」は色々と選択肢がある中で「理にかなっている」が一番しっくり来たので採用。他の選択肢としては「的を得ている」「道理にかなっている」「つじつまがあっている」など。
余談6:金曜日 《Monkey Monkey Monkey》
カードそれ自体は馬鹿過ぎてネタに走りづらいので訳の話。
原文:
So one of the monkeys got cut, leaving the card with 25% less monkey.
拙訳:
そこで仕方なく Monkey のうちの1匹を諦めることとし、カードのMonkey率は25%減と相成ったわけだ。
ジョークっぽいけど普通に訳してしまった。もっと面白く訳すことも出来るのかもしれない。でも「あえて大真面目に語る」というジョークな気もするので、結果オーライという気もする。
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