余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 ゲートウォッチの誓いのプレビューも始まり、新カードの紹介が始まった。ちなみに前々からそうなんだけど、発売前のカードが Card of the Day で扱われるときはセット名が明記されない、というルールがある。なんでなんだろ。特にリンクを張ってるわけでもないのに……不思議だ。

余談2:月曜日 《大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortion》

 「歪みない」という言葉がいつの間にか「安定している、整っている」という意味のネット用語として地位を確立しているみたいで、おそらくそういう意味で使っている人の大半はそもそもどういった流れから生まれた言葉なのか知らないわけで……なんだろう。「きたこれ!」とか「微粒子レベルで存在する」とかと同じなのかな。まあ言葉を使うのに語源まで知っておく必要ってないよね。
原文:
 Oath of the Gatewatch previews kick into high gear today.

拙訳:
 「ゲートウォッチの誓い」のプレビューは今日からアクセル全開だ。

 ギアを上げるべく蹴りを入れたらしい。さて、どう訳すか。

    ・今日からアクセル全開だ
    ・今日からアクセルを踏み込んで
    ・今日からギアを上げていく
    ・今日からスピードを上げていく

 「Kick」があるからには「蹴る、踏み込む」があったほうが本当はいいんだろうなあ、とか、「Gear」とあるからには「ギア」は入れようよ、とか、色んなご意見あると思う。なんでそうしなかったのか、もう思い出せない。

余談3:火曜日 《崩壊する痕跡/Crumbling Vestige》

 どうでもいい話だけど「Crumble」という英単語を見ると (緑) で唱えられるインスタント呪文を思い出す。さらにどうでもいい話だけど「Crumble」という音の響きが実に「硬かったものがもろくなってぼろぼろと崩れていく」感じがして、よく出来てるなあ、と思う。
原文:
 Crumbling Vestige is a card many players have wanted for a while. On a dying world like Zendikar, it’s plenty flavorful too!

拙訳:
 《崩壊する痕跡/Crumbling Vestige》は多くのプレイヤーたちがここ最近求めていたカードだ。ゼンディカーのように滅びつつある世界の土地であることを考えると、実にフレイバーに富んでいるよね!

 ラストの「too」が難しかった。原文でこの「too」が同列と並べているのは……

   (1) many players have wanted (多くプレイヤーが欲していたこと)
   (2) plenty flavorful (非常にフレイバーに富んでいること)

 ……の2つなんだけど……この2つって同列に並べられることか? 全然違わないか? どちらもあえていえば「ポジティブである」という点で共通しているけど、それだけで「too」って使うのか!?

 というわけで難しかったので訳さなかった(白旗)

余談4:水曜日 《オラン=リーフの廃墟/Ruins of Oran-Rief》

 以前は、豊かな緑マナを生み出すだけでなくそのターンに戦場に出たすべての緑クリーチャーたちを強化してくれたオラン=リーフ。それが今では無色1点しか出せない上に強化してくれるクリーチャーも1体だけ。無常だ。
原文:
 My, how things have changed on Zendikar. It used to be full of green mana (and other colors). Now…less so.

拙訳:
 まったく、なんとゼンディカーの世界は変わってしまったことだろう。かつてここには豊かな緑マナ(や他の色のマナ)があふれていた。今では……それは失われてしまった。

 冒頭と締めの言葉が、それぞれなかなかに訳しがいのあるファジーさで楽しかった。冒頭の「My」は、おそらくため息のような感嘆詞なので「ふう」「はあ」「なんとまあ」「まったく」みたいな感じ(だと思う)。軽く首を振りながら言う感じ。

 末尾の「Now ... less so」は、無理やり直訳すると「今では … 減じている そのような感じは」という感じ。「Less」なので「なくなってしまった」はやりすぎかな、と思って最初は「そうでもない」と訳してみたけど、やっぱりそれじゃ弱い気がして……結局は「失われた」と断言してみた。

 だって無色マナしか出ないんだよ!?

余談5:木曜日 《無情な処罰/Remorseless Punishment》

 ルール的な処理がなんかイマイチ直感的でなかったので思わず記事に余談として「FAQ」の内容を付記してしまった。「2枚捨てる」というと手札破壊カードの印象から「1枚しかないならその1枚を捨てればいい」という気がしてしまったんだけど、このカードの場合はコストに近い扱いなのね。「2枚捨てられなければ」ということ。

 「アホか。それだと手札かクリーチャーの無い敵には効果のない呪文になるぞ」

 そうなんだけど、過去には「平地渡りを持っているクリーチャーにしか効果のないカード(なお平地渡りを持っているクリーチャーは全マジックカードのうち銀枠を含めて4枚)」とかあったことを知ってると、ありえなくもない気が。
原文:
 So you’re saying Ob Nixilis isn’t a good guy/Demon? Huh.

拙訳:
 ふむ。つまり君はこう言いたいわけだ。オブ・ニクシリスは実は悪い奴(というか悪魔)なんじゃね、と。

 最初、ちょっと勘違いをして「実はいいやつなんじゃね、と?」と訳しかけた。いや、だってオブ・ニクシリスが悪いヤツというのはあまりにも分かり切った話じゃない?

余談6:金曜日 《ジェイスの誓い/Oath of Jace》

 これは金曜日のネタだったんだけど、この日から次の週の最初の3日間にかけて《~ の誓い/Oath of ~》が4連続している。どうせなら同じ週に収めればいいのにと思ったけど、黒の誓いってないのね。じゃあしょうがない。
原文:
 Happy New Year! What New Year’s resolutions will you be making?

拙訳:
 ハッピーニューイヤー! 新年の抱負はなんだい?

 前半と後半でそれぞれポイントが1つずつ。前半の「Happy New Year」を日本語に訳すなら「あけましておめでとう」になる。でも末尾のオチも含めて、明らかに「アメリカ人がしゃべっている口調」という雰囲気なので、あえてカタカナの「ハッピーニューイヤー」。逆に後半の「New Year’s resolution」は日本語にしっくり来る言葉があるのでそれを採用。

余談7:スターライト・マナバーン

 その昔、ホビージャパンがまだ日本の代理店だった頃に公式サイトで連載されていた「スターライト・マナバーン」がネットで無料公開されることとなったらしい。

 正しくは「スターライト・マナバーン」のうち、第15話から最終回の第38話までが無料公開されている。元々公式サイトで無料後悔されていたのが第15話からだから、と思われる。

 第15話からでも面白いよ、とか言いたくないけど、第15話からしか読めないんだからしょうがないじゃない! というわけで、みんなも読もう。個人的に一番カッコいいと思ってるのはセファリッドの皇帝、アボさん。

  マンガ図書館Z:スターライト・マナ・バーン 15-38話
  http://www.mangaz.com/book/detail/114801 (リンク先消失?)

 ……とここまで書いてから上記のリンクを再度踏んでみたら、なぜか読めなくなってる。何かあったのかな。

余談8:映画

 前々から「いつか見ないといけない映画だな」と言い続けてきた「アナと雪の女王」をレンタルビデオから借りてきた。ついでにサンドウィッチマンがエンタの神様で披露したネタを集めたDVDも借りてきた。ネタの解説も入ってて、期待以上に楽しめた。今度続きを借りてこよう。

 なお「アナと雪の女王」はまだ見てない。

余談9:ハースストーン

 自分でアグロばっかり使っているせいでコントロールデッキを相手にしたときに適切な対応がとれない。そんな毎日を過ごす中、芥さんのブログで面白いコントロールデッキが紹介されてるのを発見。

  青と赤:【ハースストーン】自作・レノメイジ(概要、解説、採用理由など)
  http://tokimawarusora.diarynote.jp/201601290255571603/

 リンク先のコメントに書いたとおり、《イセラ/Ysera》以外のレジェンドは持ってて、2枚あるデス様の片方を砕くだけで足りないエピックも作れることが分かったのでさっそく構築。

 使ってみた感想。ムズい! 今のところ使ってて勝率が2割くらいなんだけど、明らかにプレイングで落としている試合が4割くらいある。どのシークレットを先に張るか、どのミニオンに挑発を付与するか、いつレノで回復するか、etc etc

 考えることがすっごい多い。楽しい。勝ち筋が複数あって、かつそれを「相手に合わせて」「自分で決めないといけない」せいで、負けたときの「自分のせい」感が半端ない。悔しいけど楽しい。ああ、そうそう。レノのせいでデッキに入ってるカードの種類が多いこともあって、毎回全然違うカードが手札に並ぶのも楽しい。

 これは使いこなしてみたい。

コメント

高潮の
2016年2月3日0:18

スターライト・マナバーンですが、見れなくなってるということは正当な権利者からのアップロードではなかったのでしょうね。現在のマンガ図書館Zのシステムではそういうことが起こりえます。ウィザーズ社は(「フォー・カラー・プロブレム」の件からすると)わりと厳しそうなので、今後も再公開はやや望み薄かなあという印象です。

re-giant
2016年2月3日17:31

ああ、そういえばそういうシステムでしたね(賛否両論出ていると噂の)。いつか世に出ることがあれば、ぜひ第1話から、さらに望むのであれば前身のスターライト・ウィザードからまとめて読みたいものです…… (´・ω・`)

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