余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 月曜日が《五連火災/Five-Alarm Fire》の「5」で、火曜日が「4」匹のマイアトークン、水曜日が「3」つの頭を持つケルベロス、木曜日が「2」匹セットで現れる双子のエルドラージという感じにカウントダウンしていって金曜日が「1」で終了。分かりやすい。

余談2:月曜日 《五連火災/Five-Alarm Fire》

 MTG Wikiにも書いてあるように「(数字)-Alarm Fire」というのは英語で火災の規模を表す言葉らしい。地震の大きさを表す日本特有の「震度」という言葉があるようなものかな。
原文:
 Goblins are pretty straightforward about these things.

拙訳:
 ゴブリンによるネーミングはこういった際にはきわめてシンプルだ。

 大した話ではないんだけど「pretty straightforward about these things」を「こういった際にはきわめてシンプル」と訳すか「こういった際にきわめてシンプル」と訳すかで迷った。

 そもそもこの2つの日本語にどういったニュアンスの違いがあるのか……それを説明できないのに、何を悩むんだ、という気もする。本当に大した話でないなあ。

余談3:火曜日 《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》

 このカードイラストは、苦手な人は本当に苦手だろうなあ、と思う。小さな虫がいっぱい集まってる画像に強い拒否感を示す人って、一定数いるよね。友人にも1人いる。
原文:
 Has anyone ever asked?

拙訳:
 誰か聞いてみた?

 大した話ではないんだけど、「誰か聞いてみた?」と訳すか「誰か聞いてみたら?」と訳すかで迷った。訳として正しいのは前者なので最終的にはそう訳した。ただ後者も(若干ニュアンスが変わるとはいえ)文章としてはありかなあ、と。

余談4:水曜日 《死の国のケルベロス/Underworld Cerberus》

 単にテンプレなだけかもしれないけど、この「Underworld」を「死の国」と訳すのがとても好き。なんというか「古き良きファンタジー訳」を感じる。瀬田貞二っぽいというか。
原文:
 Obviously a separate blocker is required for each head-but do you need three hands to pet it properly? What a good puppy...

拙訳:
 なるほど、それぞれの頭ごとにブロッカーを用意する必要がある、ということだね。それは分かった。でも、じゃあ頭を撫でてあげるために3本の手が必要ってことになるのか? おー、よしよし……いい子だ……

 正直、訳としてはいくつもの点で怪しい。

 初っ端の「Obviously」を「なるほど~ということだね」と訳したのは、ギリギリかな。記事のネタの方向性としては外れてないと思う。たぶん。

 次の「three hands to pet it」を「pet」が分からなかった。動詞としての「pet」の意味を色々チェックしてみたら、どうやら「可愛がる」という訳語がありそうで「可愛がるのに3本の手が必要」というのが適切な訳になりそうだったんだけど……3つの頭との関連性が弱い気がして「頭を撫でる」ととらえてみることにした。

 最後の「What a good puppy ... 」は正直何を言ってるのかさっぱり分からなかったので「こうとらえれば日本語になるよね」と訳した。あと上記の拙訳だと、続きを想像させる効果もあるかな、というのも考えた(なんか手を食いちぎられそうな気がしない? ダメかな)

余談5:木曜日 《荒廃の双子/Desolation Twin》

 ペアルックといえば、このエルドラージの巨人たちって服を着てるのね……誰だよ、この服を作ったのは……行きつけの服屋とかあるのか?
原文:
 These twins do everything together-shop, crush Zendikari forces like bugs, play chess, you name it.

拙訳:
 この双子ときたらなんでも一緒なんだ。買い物も一緒、ゼンディカー軍を虫けらみたいにひねりつぶすのも一緒、チェスを遊ぶのも一緒、その他なんでも君が思いつくようなことは一緒にやってるよ。

 英語だと短いフレーズで並列にしてはいけないような内容をポンポンポンッと続けるのがネタになるんだけど、日本語に訳すと1つ1つが文章になってしまって「シビア度が全然違う事柄を横に並べている感」が上手く伝わっていない気がする。どうかな。

 あと最後の「You name it」を同じくらい短く訳すか、意味をきちんと伝えるためにそれなりの文字数を割くか、で後者を選択してみた。ここらへんは趣味。

余談6:金曜日 《最高の時/Finest Hour》

 書いてあることは強いけど、じゃあ強いカードかというとまた別の話、という感じ。
原文:
 There can be only one! One creature attacking, that is. Obviously you get more than one combat phase.

拙訳:
 その数とは「1」だ! ただ1体のクリーチャーしか攻撃しないのだ! ……とはいえ、まあ攻撃回数は1回ではすまないだろうがね。

 意訳の範疇に収まるか、怪しいところ。誤訳と捉えられても仕方ないかなあ。「1回の追加攻撃フェイズが得られるとあるけど実際は間違いなくそれ以上の効果を得られるはず」という意味をどう日本語にするか。

 まあ、そんなんより難しかったのは冒頭だけど。

 どうやったら「There can be only one」を自然な日本語にできるんだよ。日本語には数詞と呼ばれるものがあってだなあ……うーん……うーん。

 いつまでも悩んでても進まないし、諦めてそのまま訳した。でも、やっぱり不自然だよなあ……日本語というよりも「翻訳された日本語」になってる。自覚はある。

 難しかった。

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