今週のCard of the Day (2016年06月 第3週) とか
2016年6月19日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
イニストラードを覆う影の新カードたち、その中でも特にイニストラードを跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)するクリーチャータイプに関するカードが紹介されていたもよう。
月曜と火曜が亡霊(スピリット)、水曜は狼男、木曜はゾンビ、金曜は吸血鬼……って、あらためて見ると、ホントこの世界って人間に優しくないなあ……。
ところでマジック全然関係ない話だけど「跳梁跋扈」についてネット辞書を引いたら、用例が「ラッシュ時の電車内は痴漢、スリが跳梁跋扈している」だった。地獄絵図だな。
余談2:月曜日 《薬剤師の霊/Apothecary Geist》
よく考えてみたら薬剤師の霊だから回復してもらえるって不思議な話だよね。別に手元に薬を持ってるはずないし、あったとしても幽体の一部だろうし……ああ、でも実際の薬を調合するノウハウはあるのか。
「ghostly」とか「pretty reliable」とか、ふわふわした感じの形容詞が多くてどう訳そうか迷った。前者は「幽霊っぽい」とか「体が透けてる」とか、後者は「それなりに信頼のおける」とか「なかなか頼れる」とか「そこそこ使える」とか。
余談3:火曜日 《本質の変転/Essence Flux》
個人的には「変転という割には何一つ変わらずに戻ってくるのかー」という感じ。スピリットだと+1/+1カウンターが置かれるわけだけど、それって「成長」とか「増強」って感じで、あまり「変転」というイメージじゃないなー。
なんて訳せばいいのやら、と悩んだのはラストの「That’s living the dream」。「生きている状態で見る最高の夢」というか「まさに夢見た状態を生きながらにして味わう」というか、まあ、そんな感じ。
日本語にもそんな感じの言い回しがありそうなものだけど思いつかなかった。英語の別の言い方だと「Dream comes true」とかそんな感じだよね。きっと。
余談4:水曜日 《吠え群れの復活/Howlpack Resurgence》
「Pack」という英単語が「群れ」を意味するということはマジックで覚えた気がする。だけどどのカードで覚えたかイマイチ思い出せない。アライアンスの《Gorilla Pack》あたりが怪しいんだけど、このカードは和訳版がないんだよね、という曖昧な記憶の話はさておき訳の話。
最初「pro-Werewolf」の意味を完全に勘違いしてしまって……「狼男や狼男(見習い)のための瞬速つきのエンチャント」と訳してしまった。
いや「prewar・postwar(戦前・戦後)」に使われる接頭辞とごっちゃになってしまい「狼男以前」という意味の単語と解釈してしまったよ。
しかし「pro-」で「~びいき」って意味なのね。ホントに知らなかった。
余談5:木曜日 《縫合の刻み獣/Stitched Mangler》
訳の話。
記事を読んで内容を理解するためにあらためてカードのイラストを見たら、確かにこれ怖いね。不意打ちされたら身がすくんで動けなくなるのもむべなるかな。ただ不意打ちしてきた側まで動けなくなってる(タップ状態で登場する)のはちょっと不思議だな。
ああ、もしかしたら壁の上から落っこちてくるのかもしれない。襲われたほうもビックリだし、このゾンビも地面に叩きつけられてしばらく動けなくなってるという感じ。個人的には納得がいった。
余談6:金曜日 《ステンシア仮面舞踏会/Stensia Masquerade》
創作の世界では本当によく聞く言葉だけど実在するのかしら。いや、なんの話かというと「仮面舞踏会」のことね。中世のある時期だけ流行っていた風習なのか、現在もひっそりと上流階級のあいだでは行われているのか……ちょっと気になる。少なくとも身近で聞いたり見たりしたことは一度もない。
対戦相手としては「先制攻撃を持ったパワー偏重をブロックしたくない でも通したら強化カウンターが乗ってしまう」という「どっちも損」な選択を迫られる。これを「Win-win」と表現している。
なんか「Win-win」とは違うような気もするけどなあ、と思いつつもそのまま「ウィン・ウィン」と訳した。日本語でも一応言うし、「一石二鳥」や「一挙両得」などの日本語も違うし。
イニストラードを覆う影の新カードたち、その中でも特にイニストラードを跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)するクリーチャータイプに関するカードが紹介されていたもよう。
月曜と火曜が亡霊(スピリット)、水曜は狼男、木曜はゾンビ、金曜は吸血鬼……って、あらためて見ると、ホントこの世界って人間に優しくないなあ……。
ところでマジック全然関係ない話だけど「跳梁跋扈」についてネット辞書を引いたら、用例が「ラッシュ時の電車内は痴漢、スリが跳梁跋扈している」だった。地獄絵図だな。
余談2:月曜日 《薬剤師の霊/Apothecary Geist》
よく考えてみたら薬剤師の霊だから回復してもらえるって不思議な話だよね。別に手元に薬を持ってるはずないし、あったとしても幽体の一部だろうし……ああ、でも実際の薬を調合するノウハウはあるのか。
原文:
the ghostly pharmacist offers a pretty reliable source of rejuvenation.
拙訳:
この体が透けてる薬剤師もそこそこ使える回復薬を提供してくれるはずさ。
「ghostly」とか「pretty reliable」とか、ふわふわした感じの形容詞が多くてどう訳そうか迷った。前者は「幽霊っぽい」とか「体が透けてる」とか、後者は「それなりに信頼のおける」とか「なかなか頼れる」とか「そこそこ使える」とか。
余談3:火曜日 《本質の変転/Essence Flux》
個人的には「変転という割には何一つ変わらずに戻ってくるのかー」という感じ。スピリットだと+1/+1カウンターが置かれるわけだけど、それって「成長」とか「増強」って感じで、あまり「変転」というイメージじゃないなー。
原文:
~ like, say, Apothecary Geist’s on top of it? That’s living the dream.
拙訳:
そのうえ《薬剤師の霊/Apothecary Geist》みたいな「戦場に出たとき」を使いまわすことができたなら? ホント、最高だね。
なんて訳せばいいのやら、と悩んだのはラストの「That’s living the dream」。「生きている状態で見る最高の夢」というか「まさに夢見た状態を生きながらにして味わう」というか、まあ、そんな感じ。
日本語にもそんな感じの言い回しがありそうなものだけど思いつかなかった。英語の別の言い方だと「Dream comes true」とかそんな感じだよね。きっと。
余談4:水曜日 《吠え群れの復活/Howlpack Resurgence》
「Pack」という英単語が「群れ」を意味するということはマジックで覚えた気がする。だけどどのカードで覚えたかイマイチ思い出せない。アライアンスの《Gorilla Pack》あたりが怪しいんだけど、このカードは和訳版がないんだよね、という曖昧な記憶の話はさておき訳の話。
原文:
Turns out Werewolves and pro-Werewolf enchantments with flash work pretty well together.
拙訳:
そんなわけで狼男たちと狼男びいきの瞬速エンチャントはなかなかいいコンビに成り得るってわけさ。
最初「pro-Werewolf」の意味を完全に勘違いしてしまって……「狼男や狼男(見習い)のための瞬速つきのエンチャント」と訳してしまった。
いや「prewar・postwar(戦前・戦後)」に使われる接頭辞とごっちゃになってしまい「狼男以前」という意味の単語と解釈してしまったよ。
しかし「pro-」で「~びいき」って意味なのね。ホントに知らなかった。
余談5:木曜日 《縫合の刻み獣/Stitched Mangler》
訳の話。
原文:
Yeah, we’d all be paralyzed with fear for a turn if a slimy Zombie crab-walked down a wall at us waving a bear trap.
拙訳:
そうだね。手に持ったクマバサミを振り回しながら粘液にまみれたゾンビが壁を這いおりてきたら誰だって1ターンのあいだ動けなくなってしまうよね。
記事を読んで内容を理解するためにあらためてカードのイラストを見たら、確かにこれ怖いね。不意打ちされたら身がすくんで動けなくなるのもむべなるかな。ただ不意打ちしてきた側まで動けなくなってる(タップ状態で登場する)のはちょっと不思議だな。
ああ、もしかしたら壁の上から落っこちてくるのかもしれない。襲われたほうもビックリだし、このゾンビも地面に叩きつけられてしばらく動けなくなってるという感じ。個人的には納得がいった。
余談6:金曜日 《ステンシア仮面舞踏会/Stensia Masquerade》
創作の世界では本当によく聞く言葉だけど実在するのかしら。いや、なんの話かというと「仮面舞踏会」のことね。中世のある時期だけ流行っていた風習なのか、現在もひっそりと上流階級のあいだでは行われているのか……ちょっと気になる。少なくとも身近で聞いたり見たりしたことは一度もない。
原文:
Your opponent won’t want to block...but they also won’t want to let anything through. That’s a win-win on your side of the table!
拙訳:
対戦相手としてはブロックしたくない……かといって通したくもない。完全にウィン・ウィンだね……君にとってだけね!
対戦相手としては「先制攻撃を持ったパワー偏重をブロックしたくない でも通したら強化カウンターが乗ってしまう」という「どっちも損」な選択を迫られる。これを「Win-win」と表現している。
なんか「Win-win」とは違うような気もするけどなあ、と思いつつもそのまま「ウィン・ウィン」と訳した。日本語でも一応言うし、「一石二鳥」や「一挙両得」などの日本語も違うし。
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