今週のCard of the Day (2016年09月 第2週) とか
2016年9月11日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
満を持して(?)カラデシュのカードたちの紹介。クリーチャー、プレインズウォーカー、アーティファクト、ソーサリーと様々なカードタイプのカードが紹介されている。それ以上の「隠されたテーマ」的なものはないもよう。
余談2:月曜日 《航空船に忍び寄るもの/Skyship Stalker》
さてここでこの《航空船に忍び寄るもの/Skyship Stalker》を、同じ4マナで赤いドラゴンである《チビ・ドラゴン/Dragon Whelp》と比べてみよう。
<1.種族>
・《チビ・ドラゴン》は「ドラゴン」
・《航空船に忍び寄るもの》は「ドラゴン」
結果:互角
<2.コストと能力値>
・《チビ・ドラゴン》は「(2)(赤)(赤) 飛行 2/3」
・《航空船に忍び寄るもの》は「(2)(赤)(赤) 飛行 3/3」
結果:ほぼ互角
<3.能力>
・《チビ・ドラゴン》は赤マナごとに「+1/+0」(なお4マナつぎ込むと死ぬ)
・《航空船に忍び寄るもの》は赤マナ1点ごとに「+1/+0、先制攻撃、速攻」
結果:《航空船に忍び寄るもの》の勝ち
<4.名前とイラスト>
・《チビ・ドラゴン》はチビかわいい
・《航空船に忍び寄るもの》は忍び寄ってくるし怖い
結果:《チビ・ドラゴン》の勝ち
なるほど。ほぼ互角だな。
《航空船に忍び寄るもの》「ビデオ判定を要求する」
要求は却下します。
余談3:火曜日 《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
能力4つも持ってて、4マナなのに初期忠誠度が4点もあって、バラエティに富んだ汎用性の高い能力がそろってる……ように見える。ただマジックの面白いところは環境次第では「強いカード」が強いとは限らないことなので活躍されるかどうか暖かい目で見守ることにする。
余談4:水曜日 《生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force》
ニッサの胸のサイズってカードごとに随分とまちまちな気がする。なお生命の力に満ち溢れているはずのこのニッサが一番小さいような……追放されてて栄養のある食事がとれなかったのかもしれない。
カードイラスト:《生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force》
http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/en_ITMHMOYYf0.png
余計なお世話はさておき訳の話。
色々あるので順番に。
1つ目として「but true to form」という言い回し。知らなかったんだけど「true to form」で「いつもどおり、例によって」という意味になるらしい。なんか字面からはしっくり来ないので暗記するしかないな。
2つ目として「living magic of Kaladesh」を「all the man-made artifice」に見出すという文章。語順通りに正しく訳すなら「カラデシュの生命の魔法」を「すべての人工の機械に見る」なんだけど、個人的にしっくり来なかったので意訳した。ギリギリセーフ(いや、どちらかというとギリギリアウトの部類だろ)
3つ目が最大の難関で「Elementals made of smashed machinery?」が分からなかった。カラデシュのカードの中に「ジャンク品から作られたエレメンタル」がいるかと思ったら見つからなかった。
これ、どのカードを指してるんだろう……一応、それっぽいクリーチャーとしては《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》というのがいるんだけど、別にエレメンタルじゃないんだよなあ。
余談5:木曜日 《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》
自己完結しているようでし切れていないカード、かつ勝利条件カードのようで勝利条件カードでもないカード。イラストはとても綺麗なので1枚欲しいかも。
カードイラスト:《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》
http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/en_KuDOnPV1qn.png
訳の話。
ご想像のとおり「should win a million dollars for wholeheartedly embracing absurdity」が苦労した箇所。「そこまで馬鹿を貫けば一等賞だ」ってことだと思うんだけど、原文にある英単語を使いながらそれを自然な日本語で表現する、って難易度高すぎだろ。
なお上記であげた箇所以外も含めて分からない単語が多くて困った。例えば「mundane」「municipal」「exquisitely」「wholeheartedly」「absurdity」などなど。
「mundane」だけギリギリ分かった。「トーキョーNOVA」で見た気がする。
余談6:金曜日 《失われた遺産/Lost Legacy》
同名のボードゲームがあったな。ラブレターのルールの派生版みたいなゲームで、フレイバー性は遥かに上がっているけれど、かわりに元のゲームの肝であったシンプルなルールが犠牲になっている。初見の人にも3分でルール説明できた原作はやっぱりすごい。
Lost Legacy/ロストレガシー
http://one-draw.jp/lostlegacy/top.html
杉浦ノボルさんの絵は好き。あと訳の話。
あいだに挟まっている「その名は口にされることはなくとも」は、元の記事がフレイバーテキストにかかっているのだろうと推測してのもの。ちなみにフレイバーテキストは「That name shall not be spoken」。おそらく反逆者として表舞台からも記録からも名前が抹消されたんだろうな。
満を持して(?)カラデシュのカードたちの紹介。クリーチャー、プレインズウォーカー、アーティファクト、ソーサリーと様々なカードタイプのカードが紹介されている。それ以上の「隠されたテーマ」的なものはないもよう。
余談2:月曜日 《航空船に忍び寄るもの/Skyship Stalker》
さてここでこの《航空船に忍び寄るもの/Skyship Stalker》を、同じ4マナで赤いドラゴンである《チビ・ドラゴン/Dragon Whelp》と比べてみよう。
<1.種族>
・《チビ・ドラゴン》は「ドラゴン」
・《航空船に忍び寄るもの》は「ドラゴン」
結果:互角
<2.コストと能力値>
・《チビ・ドラゴン》は「(2)(赤)(赤) 飛行 2/3」
・《航空船に忍び寄るもの》は「(2)(赤)(赤) 飛行 3/3」
結果:ほぼ互角
<3.能力>
・《チビ・ドラゴン》は赤マナごとに「+1/+0」(なお4マナつぎ込むと死ぬ)
・《航空船に忍び寄るもの》は赤マナ1点ごとに「+1/+0、先制攻撃、速攻」
結果:《航空船に忍び寄るもの》の勝ち
<4.名前とイラスト>
・《チビ・ドラゴン》はチビかわいい
・《航空船に忍び寄るもの》は忍び寄ってくるし怖い
結果:《チビ・ドラゴン》の勝ち
なるほど。ほぼ互角だな。
《航空船に忍び寄るもの》「ビデオ判定を要求する」
要求は却下します。
余談3:火曜日 《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
能力4つも持ってて、4マナなのに初期忠誠度が4点もあって、バラエティに富んだ汎用性の高い能力がそろってる……ように見える。ただマジックの面白いところは環境次第では「強いカード」が強いとは限らないことなので活躍されるかどうか暖かい目で見守ることにする。
余談4:水曜日 《生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force》
ニッサの胸のサイズってカードごとに随分とまちまちな気がする。なお生命の力に満ち溢れているはずのこのニッサが一番小さいような……追放されてて栄養のある食事がとれなかったのかもしれない。
カードイラスト:《生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force》
http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/en_ITMHMOYYf0.png
余計なお世話はさておき訳の話。
原文:
A world of metal and technology isn’t the kind of place where Nissa feels at home,
but true to form, she sees the living magic of Kaladesh under all the man-made artifice.
Elementals made of smashed machinery? Sure!
拙訳:
金属とテクノロジーの世界ではニッサも居心地よくはないだろうね。
ただそれでもニッサはいつものとおり何にだって生命の力を見出すのさ。カラデシュにあふれる人の手で作り出したアーティファクトの中にだってだ。
叩き壊された機械からでさえ精霊は生まれるんだからね。
色々あるので順番に。
1つ目として「but true to form」という言い回し。知らなかったんだけど「true to form」で「いつもどおり、例によって」という意味になるらしい。なんか字面からはしっくり来ないので暗記するしかないな。
2つ目として「living magic of Kaladesh」を「all the man-made artifice」に見出すという文章。語順通りに正しく訳すなら「カラデシュの生命の魔法」を「すべての人工の機械に見る」なんだけど、個人的にしっくり来なかったので意訳した。ギリギリセーフ(いや、どちらかというとギリギリアウトの部類だろ)
3つ目が最大の難関で「Elementals made of smashed machinery?」が分からなかった。カラデシュのカードの中に「ジャンク品から作られたエレメンタル」がいるかと思ったら見つからなかった。
これ、どのカードを指してるんだろう……一応、それっぽいクリーチャーとしては《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》というのがいるんだけど、別にエレメンタルじゃないんだよなあ。
余談5:木曜日 《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》
自己完結しているようでし切れていないカード、かつ勝利条件カードのようで勝利条件カードでもないカード。イラストはとても綺麗なので1枚欲しいかも。
カードイラスト:《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》
http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/en_KuDOnPV1qn.png
訳の話。
原文:
Also, anyone who uses the Reservoir’s second ability to kill off a creature should win a million dollars for wholeheartedly embracing absurdity.
拙訳:
それはそれとして、もしこの貯蔵庫の2つ目の能力をクリーチャー除去に使うプレイヤーがもしいたら、その一途なまでに不条理を貫く心意気は100万ドルの賞金に値するよ。
ご想像のとおり「should win a million dollars for wholeheartedly embracing absurdity」が苦労した箇所。「そこまで馬鹿を貫けば一等賞だ」ってことだと思うんだけど、原文にある英単語を使いながらそれを自然な日本語で表現する、って難易度高すぎだろ。
なお上記であげた箇所以外も含めて分からない単語が多くて困った。例えば「mundane」「municipal」「exquisitely」「wholeheartedly」「absurdity」などなど。
「mundane」だけギリギリ分かった。「トーキョーNOVA」で見た気がする。
余談6:金曜日 《失われた遺産/Lost Legacy》
同名のボードゲームがあったな。ラブレターのルールの派生版みたいなゲームで、フレイバー性は遥かに上がっているけれど、かわりに元のゲームの肝であったシンプルなルールが犠牲になっている。初見の人にも3分でルール説明できた原作はやっぱりすごい。
Lost Legacy/ロストレガシー
http://one-draw.jp/lostlegacy/top.html
杉浦ノボルさんの絵は好き。あと訳の話。
原文:
Kiran Nalaar will never be forgotten!
拙訳:
キラン・ナラー、その名は口にされることはなくとも忘れられることもないのだ!
あいだに挟まっている「その名は口にされることはなくとも」は、元の記事がフレイバーテキストにかかっているのだろうと推測してのもの。ちなみにフレイバーテキストは「That name shall not be spoken」。おそらく反逆者として表舞台からも記録からも名前が抹消されたんだろうな。
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