余談0:ハースストーン
久しぶりにアリーナで12勝できたのでデッキをさらす。細かい話はまた「余談7」で語る。
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
カラデシュの新カードの中で2色マルチカラーのカードたち。それぞれ効果や能力にその2色の特徴が強く出てる……ような気がする。木曜日のカードだけそうでもないかも。
他に何か共通点がないかなと思って調べてみたところ、MTG Wiki曰く、これらは「アンコモンの2色カードのサイクル」とのこと。へえ。そうなのか。
余談2:月曜日 《雲先案内人/Cloudblazer》
カード名の訳がいいなあ。これはテンプレートを無視していいパターンだ。どういった生業のクリーチャーなのかも伝わってくるし、言葉の響きもいい。カード名はこれくらいにして訳の話。
あまり語るところもないな。どこで遊んだかは一目瞭然だから。あえて話すとすれば「単語ごとに訳す」のではなくて「文章全体のふわっとした意味」をなんとなく日本語の文章にしてみたというか。
若干、文章のリズムというか語呂が悪いような気はする。
余談3:火曜日 《禁制品の黒幕/Contraband Kingpin》
カード名の英語がまったく分からない。どっちが「禁制品」で、どっちが「黒幕」なのかすら怪しい。えーと、どうやら「Contraband = 禁制品」で「Kingpin = 重要人物、中心人物、要となる人」らしい。
2マナのアンコモンの分際で「黒幕、重要人物」気取りなのか、と思ったら、イラストの貫禄はなかなかのものだった。伝説のクリーチャーすら名乗れそうなキャライラストだな、こいつ。
カードイラスト:禁制品の黒幕/Contraband Kingpin
http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_48H40PzwmF.png
ところでカード名に使われている「Kingpin」という単語がなぜ「重要人物」を指すのかというと、元々は「ボウリングの5番ピン」を指す言葉だったらしい。そこから転じて「要となるものや人」を意味するようになったという流れ。つまりこの単語はボウリングよりあとに生まれた単語ということか。
この訳の中で迷ったり分からなかったりした単語は「strong」「scry engine」「icing」「blue-black cake」のあたり。
「strong」は意外と面倒な単語で「強い」とした場合、「強い2ターン目のブロッカー」とか「2ターン目の強いブロッカー」となってしまい、日本語としてはイマイチ弱い。
「scry engine」は「継続的に占術を使わせてくれるカード」という意味なんだけど、じゃあそれが「占術エンジン」という言葉で伝わるかというと、まあ、無理だよね。
「icing」は単純に知らない単語だった。打ち身などを冷やす「アイシング」とは全く関係なく、「砂糖細工」とか「砂糖のコーティング」などを意味するらしい。
「blue-black cake」は上記の「砂糖細工」という単語ありきの言葉。英語だと「砂糖細工にしか見えないよ、青黒のお菓子に乗っているね」という語順になるからいいけど、日本語は逆になるんだよな。
ところであらためて拙訳を読んでて誤字を見つけたので修正する。ついでに「青黒のお菓子」より「青黒のケーキ」のほうがアメリカの菓子っぽいので、それも合わせて修正した。
Card of the Day - 2016/10/04(修正後)
http://regiant.diarynote.jp/201610232354228828/
余談4:水曜日 《無許可の分解/Unlicensed Disintegration》
この日の記事でもネタにされてたけど、そもそも「許可された分解」ってなんだよ、という話。無印の《分解/Disintegration》も許可とってないんだよな……。
ところでこの日の記事は、なぜか原文の文章にピリオドがついてなかった。単なるミスかな。特に文章の内容に引っ掛けたネタではないもよう。
余談5:木曜日 《通電の喧嘩屋/Voltaic Brawler》
訳の話。
うん。そりゃね、どう考えても「かみなりパンチ」なんだ。でもやっぱりそれじゃダメだと思うんだ。もしそれをやるんだったら「エネルギー」じゃなくて「雷エネルギー」になっちゃうし。
そんなことを考えてたら、エレブーは2枚のエネルギーで40点ダメージを生み出す化け物だったな、とか懐かしく思い出した(50%の確率で、だけど)。
余談6:金曜日 《品種改良の力/Engineered Might》
まずはイラストを見て欲しい。
カードイラスト:品種改良の力/Engineered Might
http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_HuL0qPi9xX.png
カード名を見たあとにこれを見て思ったことは「品種改良の力を得たのはどっちなんだろう。尋常でないデカさと形をしている大木だろうか、それともそんな大木をものともせずに運んでいる人たちだろうか」。
フレイバーテキストを読めば分かるかもしれないと思ったら、そもそもフレイバーテキストがなかった。うーん。個人的には「品種改良」は植物がされるものというイメージが強いので、大木が品種改良されたのだろう、という結論に達してた。
でもこの日の Card of the Day の記事によると違うみたいだなあ。まあ、いいや。カード名の話はそれくらいにして訳の話。
うーん、自然な日本語にしようということに気を取られすぎて弱気すぎたかもしれない。なんの話かというと「豆知識」のこと。もう少し踏み込んで「面白い豆知識」とか、いっそ「明日使えるトリビア」まで……いや、それは攻めすぎだ。
あともう1つ、訳のセンスが問われそうな個所として「Kaladeshi ingenuity」がある。素直に訳すなら「カラデシュ人の創意工夫」なんだけど「カラデシュの一族しか知らない秘伝の技」みたいな意味にもとれるので「一子相伝」とか「秘伝」とか色々と面白くできそうな気がした。出来たかどうかはさておき。
余談7:ハースストーン
1年ぶり(!)にアリーナで12勝できたのでデッキをさらしてみた。正直、ローグの強い除去カードはほとんど入ってない気がする。《腹裂き/Eviscerate》とか《暗殺/Assassinate》とか《SI:7諜報員/SI:7 Agent》とかそういうの。
ただそれ以上に「マナカーブが綺麗」「弱いカードがほぼない(全体的に及第点以上)」「息切れしやすい構成の中に終盤に強い2枚の激励(Inspire)持ち」がそろっていて、序盤からミニオンを展開、中盤に複数ミニオン、終盤に激励(Inspire)で押し切る、と方向性がしっかりしていたのが強み。
あとは正直なところ運が良かった。2マナと3マナが豊富だったこともあってほとんど事故らなかったし、なんと言っても一度も全体除去を打たれなかったのが大きい(シャーマンの《ライトニングストーム/Lightning Storm》、パラディンの《聖別/Consecration》、メイジの《ブリザード/Blizzard》《フレイムストライク/Flamestrike》)。
そういう意味では終盤にほとんどメイジと当たらなかったことも運が良かったといえるのかも。ちなみに対戦相手は順に「ウォリアー」「ドルイド」「メイジ」「メイジ」「ウォーロック」「ウォーロック」「パラディン」「シャーマン」「ウォリアー」「ウォリアー」「パラディン」「ローグ」「ウォーロック」「メイジ」。最終戦のメイジから飛んできた火力は《ファイアーボール/Fireball》と《フレイムキャノン/Flamecannon》くらいだった。
なお狙ってたシナジーは特に起こせなかった。《掘り起こされたラプター/Unearthed Raptor》は何もコピーしなかったし、《マッドボンバー/Mad Bomber》は《アマニの狂戦士/Amani Berserker》に1点与えてくれたりしなかったし、《ドラゴンキン・ソーサラー/Dragonkin Sorcerer》を対象に呪文を唱えたこともなかった。
何にせよ12勝できたのはやっぱり嬉しい。
余談8:宣伝
「宣伝してみたけど増えた?」と聞いたら「1人も増えてないよ」と悲しそうだったので、ラスト1回だけギルドの宣伝を打っとく。
というわけで、ちまたで流行しているオンラインMMO「Tree of Savior(ツリーオブセイヴァー)」の「ライマ」サーバで遊ばれている方で、もしどのギルドに属するかお悩み中の方がいたら「ギルド名:Dobble(読み:どぶる)」がギルドメンバーを募集中らしいです。宜しくお願い致します。
久しぶりにアリーナで12勝できたのでデッキをさらす。細かい話はまた「余談7」で語る。
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
カラデシュの新カードの中で2色マルチカラーのカードたち。それぞれ効果や能力にその2色の特徴が強く出てる……ような気がする。木曜日のカードだけそうでもないかも。
他に何か共通点がないかなと思って調べてみたところ、MTG Wiki曰く、これらは「アンコモンの2色カードのサイクル」とのこと。へえ。そうなのか。
余談2:月曜日 《雲先案内人/Cloudblazer》
カード名の訳がいいなあ。これはテンプレートを無視していいパターンだ。どういった生業のクリーチャーなのかも伝わってくるし、言葉の響きもいい。カード名はこれくらいにして訳の話。
原文:
Does anything say ”white-blue creature” more than a cantrip flier with life gain?
拙訳:
飛んでて、キャントリップがついてて、ライフゲインできる。これ以上に「青白クリーチャー」っぽいクリーチャーがいるだろうか? いやいない(反語)
あまり語るところもないな。どこで遊んだかは一目瞭然だから。あえて話すとすれば「単語ごとに訳す」のではなくて「文章全体のふわっとした意味」をなんとなく日本語の文章にしてみたというか。
若干、文章のリズムというか語呂が悪いような気はする。
余談3:火曜日 《禁制品の黒幕/Contraband Kingpin》
カード名の英語がまったく分からない。どっちが「禁制品」で、どっちが「黒幕」なのかすら怪しい。えーと、どうやら「Contraband = 禁制品」で「Kingpin = 重要人物、中心人物、要となる人」らしい。
2マナのアンコモンの分際で「黒幕、重要人物」気取りなのか、と思ったら、イラストの貫禄はなかなかのものだった。伝説のクリーチャーすら名乗れそうなキャライラストだな、こいつ。
カードイラスト:禁制品の黒幕/Contraband Kingpin
http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_48H40PzwmF.png
ところでカード名に使われている「Kingpin」という単語がなぜ「重要人物」を指すのかというと、元々は「ボウリングの5番ピン」を指す言葉だったらしい。そこから転じて「要となるものや人」を意味するようになったという流れ。つまりこの単語はボウリングよりあとに生まれた単語ということか。
原文:
A strong turn-two blocker that turns your artifacts into a scry engine?
Honestly, lifelink just seems like icing on the blue-black cake.
拙訳:
君のアーティファクトをすべて占術の元に変えてくれる上に手堅いブロッカーにもなってくれるクリーチャーが2ターン目に出せるんだって?
なんてこった、それを聞いたら絆魂なんて青黒のお菓子に上に乗ったオマケの砂糖細工にしか見えないよ。
この訳の中で迷ったり分からなかったりした単語は「strong」「scry engine」「icing」「blue-black cake」のあたり。
「strong」は意外と面倒な単語で「強い」とした場合、「強い2ターン目のブロッカー」とか「2ターン目の強いブロッカー」となってしまい、日本語としてはイマイチ弱い。
「scry engine」は「継続的に占術を使わせてくれるカード」という意味なんだけど、じゃあそれが「占術エンジン」という言葉で伝わるかというと、まあ、無理だよね。
「icing」は単純に知らない単語だった。打ち身などを冷やす「アイシング」とは全く関係なく、「砂糖細工」とか「砂糖のコーティング」などを意味するらしい。
「blue-black cake」は上記の「砂糖細工」という単語ありきの言葉。英語だと「砂糖細工にしか見えないよ、青黒のお菓子に乗っているね」という語順になるからいいけど、日本語は逆になるんだよな。
ところであらためて拙訳を読んでて誤字を見つけたので修正する。ついでに「青黒のお菓子」より「青黒のケーキ」のほうがアメリカの菓子っぽいので、それも合わせて修正した。
Card of the Day - 2016/10/04(修正後)
http://regiant.diarynote.jp/201610232354228828/
余談4:水曜日 《無許可の分解/Unlicensed Disintegration》
この日の記事でもネタにされてたけど、そもそも「許可された分解」ってなんだよ、という話。無印の《分解/Disintegration》も許可とってないんだよな……。
ところでこの日の記事は、なぜか原文の文章にピリオドがついてなかった。単なるミスかな。特に文章の内容に引っ掛けたネタではないもよう。
余談5:木曜日 《通電の喧嘩屋/Voltaic Brawler》
訳の話。
原文:
With just a little extra energy, you can turn your punches into electric punches.
拙訳:
エネルギーをほんの1点つぎ込むだけで君の一撃を稲妻の一撃に変えられるんだ。
うん。そりゃね、どう考えても「かみなりパンチ」なんだ。でもやっぱりそれじゃダメだと思うんだ。もしそれをやるんだったら「エネルギー」じゃなくて「雷エネルギー」になっちゃうし。
そんなことを考えてたら、エレブーは2枚のエネルギーで40点ダメージを生み出す化け物だったな、とか懐かしく思い出した(50%の確率で、だけど)。
余談6:金曜日 《品種改良の力/Engineered Might》
まずはイラストを見て欲しい。
カードイラスト:品種改良の力/Engineered Might
http://media.wizards.com/2016/bVvMNuiu2i_KLD/jp_HuL0qPi9xX.png
カード名を見たあとにこれを見て思ったことは「品種改良の力を得たのはどっちなんだろう。尋常でないデカさと形をしている大木だろうか、それともそんな大木をものともせずに運んでいる人たちだろうか」。
フレイバーテキストを読めば分かるかもしれないと思ったら、そもそもフレイバーテキストがなかった。うーん。個人的には「品種改良」は植物がされるものというイメージが強いので、大木が品種改良されたのだろう、という結論に達してた。
でもこの日の Card of the Day の記事によると違うみたいだなあ。まあ、いいや。カード名の話はそれくらいにして訳の話。
原文:
Fun fact: spiral trees are even heavier than normal trees, so some Kaladeshi ingenuity may be needed when transporting them.
拙訳:
豆知識:イラストに描かれている螺旋状の木は普通の木よりもずっと重たい。そのため運ぶときにはカラデシュの秘伝の技を使う必要がある。
うーん、自然な日本語にしようということに気を取られすぎて弱気すぎたかもしれない。なんの話かというと「豆知識」のこと。もう少し踏み込んで「面白い豆知識」とか、いっそ「明日使えるトリビア」まで……いや、それは攻めすぎだ。
あともう1つ、訳のセンスが問われそうな個所として「Kaladeshi ingenuity」がある。素直に訳すなら「カラデシュ人の創意工夫」なんだけど「カラデシュの一族しか知らない秘伝の技」みたいな意味にもとれるので「一子相伝」とか「秘伝」とか色々と面白くできそうな気がした。出来たかどうかはさておき。
余談7:ハースストーン
1年ぶり(!)にアリーナで12勝できたのでデッキをさらしてみた。正直、ローグの強い除去カードはほとんど入ってない気がする。《腹裂き/Eviscerate》とか《暗殺/Assassinate》とか《SI:7諜報員/SI:7 Agent》とかそういうの。
ただそれ以上に「マナカーブが綺麗」「弱いカードがほぼない(全体的に及第点以上)」「息切れしやすい構成の中に終盤に強い2枚の激励(Inspire)持ち」がそろっていて、序盤からミニオンを展開、中盤に複数ミニオン、終盤に激励(Inspire)で押し切る、と方向性がしっかりしていたのが強み。
あとは正直なところ運が良かった。2マナと3マナが豊富だったこともあってほとんど事故らなかったし、なんと言っても一度も全体除去を打たれなかったのが大きい(シャーマンの《ライトニングストーム/Lightning Storm》、パラディンの《聖別/Consecration》、メイジの《ブリザード/Blizzard》《フレイムストライク/Flamestrike》)。
そういう意味では終盤にほとんどメイジと当たらなかったことも運が良かったといえるのかも。ちなみに対戦相手は順に「ウォリアー」「ドルイド」「メイジ」「メイジ」「ウォーロック」「ウォーロック」「パラディン」「シャーマン」「ウォリアー」「ウォリアー」「パラディン」「ローグ」「ウォーロック」「メイジ」。最終戦のメイジから飛んできた火力は《ファイアーボール/Fireball》と《フレイムキャノン/Flamecannon》くらいだった。
なお狙ってたシナジーは特に起こせなかった。《掘り起こされたラプター/Unearthed Raptor》は何もコピーしなかったし、《マッドボンバー/Mad Bomber》は《アマニの狂戦士/Amani Berserker》に1点与えてくれたりしなかったし、《ドラゴンキン・ソーサラー/Dragonkin Sorcerer》を対象に呪文を唱えたこともなかった。
何にせよ12勝できたのはやっぱり嬉しい。
余談8:宣伝
「宣伝してみたけど増えた?」と聞いたら「1人も増えてないよ」と悲しそうだったので、ラスト1回だけギルドの宣伝を打っとく。
というわけで、ちまたで流行しているオンラインMMO「Tree of Savior(ツリーオブセイヴァー)」の「ライマ」サーバで遊ばれている方で、もしどのギルドに属するかお悩み中の方がいたら「ギルド名:Dobble(読み:どぶる)」がギルドメンバーを募集中らしいです。宜しくお願い致します。
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