今週のCard of the Day (2016年10月 第4週) とか
2016年10月30日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
統率者2016で初めてお目見えした「4色のレジェンド」たち。なお4枚しかないサイクルということで、トップバッターの月曜日は過去の4色代表ことネフィリムさんが出張ってる。
余談2:月曜日 《砂丘生みのネフィリム/Dune-Brood Nephilim》
イラストが怖い。なんだろ、こういう「大の大人すら飲み込みそうな巨大な口」が怖い。単なる巨大な穴より怖く感じるのはきっと「食われる」ということに対する本能的な恐怖なんじゃないか、と勝手に分析している。あと「うじゃうじゃと虫のような生物が集まっている」のもつらい。つまり総合的にツラい。
余談3:火曜日 《法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors’ Voice》
シンガポール出張に行くとほぼ必ず食べるのが現地のラーメンこと「ラクサ」。日本ではあまり使われないハーブと甘辛いソースで、如何にも海外でないと食べられない感じ……と思ってたらカップヌードルから「ラクサ味」が出てビックリした。
名前から連想されたそんな話はさておき訳の話。
こういうときの「Your」ってどう訳すのが適切なんだろ。「君の目の前に現れる1枚目」だとしても、それを入れ込もうとすると、なんか文章がいびつになるんだよな……
ところで「Behold!」って言われると「the might of Stormwind!」って続けたくなるハースストーン脳。始めたばかりの頃は構築でお世話になったし、しばらくして構築デッキからは抜ける頃になると、今度はアリーナでお世話になる。つまりずっとお世話になってる。
そんな《ストームウィンドの勇者/Stormwind Champion》さん。頼りになる。
余談4:水曜日 《エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper》
「ブレイヤが戦場に出たとき ~ プレイヤー1人を ~ ブレイヤは そのプレイヤーに ~」という感じのテキストになってて、レイヤだらけだ。
《黎明をもたらす者レイヤ》「呼んだ?」
呼んでないよ。
余談5:木曜日 《不撓のサスキア/Saskia the Unyielding》
カード名の「不撓」の読みは「ふとう」なのか。「ふぎょう」かと思ってた。「僥倖」の「僥」かと思ったら、偏が違うのね。英語どころか日本語もまだまだだな……。
ちなみに「不撓」の意味は「不屈」とほぼ同じらしい。対応する英語の「Unyielding」は「(物理的に)硬い、意志が固い、譲らない」などの意味があるそうな、というわけで訳の話。
正しい訳としては「対象にとっていない相手との仲を深めるのが上手い」かな。ただ「ある意味いじめっ子かもしれないけど、対象にとっていない相手と仲良くなるのは上手い」って、イマイチ日本語っぽくないし、かつネタが伝わらない気がした。
そう考えて、最初は「サスキアはある意味いじめっ子かもしれないけど、標的とした相手以外とは逆にとても仲良くなれるんだ」と訳して、これもしっくりこない気がして、色々試した挙句に上記の拙訳と相成った。
余談6:金曜日 《大渦を操る者、イドリス/Yidris, Maelstrom Wielder》
訳の話、前半。
「身の程知らず」とか「驚いたことにどうやら」とかちょいちょい意訳してみた。あと「Harness」は「制御する」のほうが日本語っぽいけど、ちょっと砕けた口調に対応させるために固さをとりたかったので、あえてカタカナの「コントロール」で。
訳の話、後半。
日本語が原文に対してめっちゃ長くなってる。原文にある英語だけを使って日本語の文章を作るとしたらこんな感じか。
幸いなことに
ほとんどのオーガは
魔術師を目指さない
拙訳で対応する部分を書き出してみると以下のような感じか。Card of the Dayって元が短文だから「ネタ的要素は伝わる人に伝わればいいや」くらいの勢いなんだけど、しっかり伝わるよう大事をとろうとするとこれくらい必要になる(気がする)。
恐ろしい話だが、幸いなことに
オーガがそもそもほとんどいないから後続は生まれないだろう
魔術師を目指そうなんて
統率者2016で初めてお目見えした「4色のレジェンド」たち。なお4枚しかないサイクルということで、トップバッターの月曜日は過去の4色代表ことネフィリムさんが出張ってる。
余談2:月曜日 《砂丘生みのネフィリム/Dune-Brood Nephilim》
イラストが怖い。なんだろ、こういう「大の大人すら飲み込みそうな巨大な口」が怖い。単なる巨大な穴より怖く感じるのはきっと「食われる」ということに対する本能的な恐怖なんじゃないか、と勝手に分析している。あと「うじゃうじゃと虫のような生物が集まっている」のもつらい。つまり総合的にツラい。
余談3:火曜日 《法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors’ Voice》
シンガポール出張に行くとほぼ必ず食べるのが現地のラーメンこと「ラクサ」。日本ではあまり使われないハーブと甘辛いソースで、如何にも海外でないと食べられない感じ……と思ってたらカップヌードルから「ラクサ味」が出てビックリした。
名前から連想されたそんな話はさておき訳の話。
原文:
Behold the first of your upcoming four-color commanders!
拙訳:
刮目して見よ! 4色の統率者、これが1枚目だ!
こういうときの「Your」ってどう訳すのが適切なんだろ。「君の目の前に現れる1枚目」だとしても、それを入れ込もうとすると、なんか文章がいびつになるんだよな……
ところで「Behold!」って言われると「the might of Stormwind!」って続けたくなるハースストーン脳。始めたばかりの頃は構築でお世話になったし、しばらくして構築デッキからは抜ける頃になると、今度はアリーナでお世話になる。つまりずっとお世話になってる。
そんな《ストームウィンドの勇者/Stormwind Champion》さん。頼りになる。
余談4:水曜日 《エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper》
「ブレイヤが戦場に出たとき ~ プレイヤー1人を ~ ブレイヤは そのプレイヤーに ~」という感じのテキストになってて、レイヤだらけだ。
《黎明をもたらす者レイヤ》「呼んだ?」
呼んでないよ。
余談5:木曜日 《不撓のサスキア/Saskia the Unyielding》
カード名の「不撓」の読みは「ふとう」なのか。「ふぎょう」かと思ってた。「僥倖」の「僥」かと思ったら、偏が違うのね。英語どころか日本語もまだまだだな……。
ちなみに「不撓」の意味は「不屈」とほぼ同じらしい。対応する英語の「Unyielding」は「(物理的に)硬い、意志が固い、譲らない」などの意味があるそうな、というわけで訳の話。
原文:
Saskia may be kind of a bully, but she’s great at making friends with the players she isn’t targeting.
拙訳:
サスキアはある意味いじめっ子かもしれないけど、友達を作るのもとても上手いんだ。標的にしないよ、って伝えるだけでいいんだからね。
正しい訳としては「対象にとっていない相手との仲を深めるのが上手い」かな。ただ「ある意味いじめっ子かもしれないけど、対象にとっていない相手と仲良くなるのは上手い」って、イマイチ日本語っぽくないし、かつネタが伝わらない気がした。
そう考えて、最初は「サスキアはある意味いじめっ子かもしれないけど、標的とした相手以外とは逆にとても仲良くなれるんだ」と訳して、これもしっくりこない気がして、色々試した挙句に上記の拙訳と相成った。
余談6:金曜日 《大渦を操る者、イドリス/Yidris, Maelstrom Wielder》
訳の話、前半。
原文:
Only an Ogre would be crazy enough to use his magic to try to harness the Maelstrom, but I guess it worked.
拙訳:
自身の魔術で大渦をコントロール下におけるかもしれないなんて考える身の程知らずはオーガくらいしかいないだろうね。ところがどっこい、驚いたことにどうやら成功してしまったらしい。
「身の程知らず」とか「驚いたことにどうやら」とかちょいちょい意訳してみた。あと「Harness」は「制御する」のほうが日本語っぽいけど、ちょっと砕けた口調に対応させるために固さをとりたかったので、あえてカタカナの「コントロール」で。
訳の話、後半。
原文:
Thankfully, most Ogres don’t aspire to be Wizards.
拙訳:
恐ろしい話だが、幸いなことに魔術師を目指そうなんてオーガがそもそもほとんどいないから後続は生まれないだろう。
日本語が原文に対してめっちゃ長くなってる。原文にある英語だけを使って日本語の文章を作るとしたらこんな感じか。
幸いなことに
ほとんどのオーガは
魔術師を目指さない
拙訳で対応する部分を書き出してみると以下のような感じか。Card of the Dayって元が短文だから「ネタ的要素は伝わる人に伝わればいいや」くらいの勢いなんだけど、しっかり伝わるよう大事をとろうとするとこれくらい必要になる(気がする)。
恐ろしい話だが、幸いなことに
オーガがそもそもほとんどいないから後続は生まれないだろう
魔術師を目指そうなんて
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