余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 マジックを取り扱ってる店舗向けにウィザーズからサポートを受けて開催できるイベント「スタンダード・ショーダウン」の宣伝週間だったもよう……で認識あってるかなー。

 あと特に週間テーマは関係ない話だけど、この週の火曜日に訳した記事が、このブログのちょうど1,500件目の Card of the Day カテゴリの記事だった。1,500件か……1年が約50週で1週間の平日は5日と考えると、単純計算で6年分。

 小学生が大学生になる時間か。思えば遠くに来たもんだ。

余談2:月曜日 《電招の塔/Dynavolt Tower》

 訳の話。
原文:
 Turning big energy into big damage is just one of the many roads to victory at Standard Showdown, which starts this weekend!

拙訳:
 エネルギーを特大ダメージへと変換して相手に叩きつけるのは数ある勝ち手段の中の1つに過ぎない……そう今週末から始まる「スタンダード・ショーダウン」のね!

 冒頭の「Big Energy を Big Damage に変換」というのを「大きなエネルギーを大きなダメージに変換」とか「特大エネルギーを特大ダメージに変換」とかすると、なんか冗長かなあ、と思って後者にしか修飾語をつけなかった。

 あとは「one of the many roads to victory」を原文の「Road」に近づけて「道筋」とかにすべきかなあ、とも思ったけど、日本語的な自然さ(※ 個人差あり)を優先してみた。

余談3:火曜日 《墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow》

 後家さんということはイシュカナさんの旦那さんだった誰かがいるのか……そしてすでにお亡くなりになってるのか。死因はあまり考えたくないな、という憶測はさておき訳の話。
原文:
 This beautiful lady is one of Black-Green Delirium’s shining stars, so you’ll definitely be seeing her hitting the battlefield at Standard Showdown!

拙訳:
 この美しい貴婦人は緑黒昂揚デッキの期待の星でもある……今週末から開催される「スタンダード・ショーダウン」でも彼女が戦場で光り輝くのを間違いなく見ることになるだろうね!

 前半は大丈夫かな。「Beautiful Lady」が意外と選択肢多いということくらいか

 後半の「seeing her hitting the battlefield」がちょっと困った。「hit the battle」という英語特有の……こう「テーブルに叩きつけられる感 = 派手な登場」を表現できる日本語がイマイチ見つからない。うーん。

余談4:水曜日 《静電気式打撃体/Electrostatic Pummeler》

 静電気式打撃体ってなんだ。そもそも打撃体ってなんだ。「サンドバッグ」か? 色んな種類の「打撃体」があって、その中でも「静電気で動く奴」を指して「静電気式打撃体」になるのか。

 フレイバーテキスト見れば何か分かるかな。

 ……フレイバーテキストなかった (´・ω・`)

余談5:木曜日 《ダッカラの孔雀/Dukhara Peafowl》

 個人的に「孔雀」は英語で「Peacock」だと思ってたんだけど……と思って調べてみたら「Peacock = 雄の孔雀、Peahen = 雌の孔雀、Peafowl = 孔雀(全体)」ということらしい。知らなかった。

 訳の話。
原文:
 This bird is considered a robotic delicacy by the gremlins of Kaladesh.
 Happy Thanksgiving!

拙訳:
 この鳥はカラデシュのグレムリンたちの目から見るとメカ的な意味でご馳走に見えるらしいよ。
 良き感謝祭を!

 難しかったのは「a robotic delicacy」。そもそも「Delicacy」を日本語の「デリカシー」ととらえてしまって良く分からなくなった。「ご馳走、珍味」という意味もあるのね。

 意味が分かったあとは、どう訳すか。原語に「Robot」と入ってるから「ロボ的な意味で」とか「美味しそうなロボット」とかにするのが自然かもしれない。でもグレムリンの好物は「機械一般」というイメージがあるので「ロボ」よりは「メカ」かなあ……とかそういう思考の果てが上記の拙訳。

余談6:金曜日 《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》

 訳の話。
原文:
 Do you want to throw down a turn-four Emrakul?
 It doesn’t matter.
 Aetherworks Marvel is going to get you one anyway.
 Standard Showdown starts tomorrow!

拙訳:
 4ターン目にエムラクールを盤面に叩きつけたいだって!?
 問題ないさ。
 この《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》が持ってきてくれるからね。
 さあ、明日から「スタンダード・ショーダウン」の始まりだ!

 正直言ってしまうと元の文章、特に2行目の意味がよく分かってない。

 そのまま訳すと「君が4ターン目に早々とエムラクールを呼び出したいかどうかは関係ない。どうせこのカードが君にエムラクールをもたらしてくれるからだ」って文章になる気がするんだけど……これだと変だよなあ……4ターン目という数字が妙に浮いてしまう。

 まあいいや(よくない)

コメント

M中
2016年12月19日8:03

>イシュカナ
 hitの持つ勢い、激しさを表現するなら強襲、襲来とか爆誕とかでしょうか。ビューティフル―レディーやシャイニングスターの語感を活かすなら舞踏会に見立てて「デビュー」と訳すのも面白いかもしれません。
>霊気池
 anywayはエムラの出るターンが早いか遅いかを指していると思うので、訳すなら「いずれ」とか「いつかは」などで時間のニュアンスを入れると自然になるのでは。

re-giant
2016年12月19日22:03

>イシュカナ
爆誕いいですね。いまだに一番好きなポケモンを聞かれるとルギアと答えてしまいます。次点でイワーク。デビューを使うなら、盤面じゃなくて舞台とか、何かしら雰囲気をそろえた単語も使いたいですね。

>霊気池
4ターン目というのはこの呪文が4マナであるということ以上に深い意味はない、ってことですね。深く考えすぎてたのかもしれません。

ありがとうございました。

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