余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
新セットの発売ということで霊気紛争の新カードたちが取り上げられ、いつものようにカードギャラリーの紹介もされていた。いつもと違うのは、カードギャラリーの紹介が毎回でなく最初の1回だけだったこと。
なお、いつもは(引用元の表記があるように)ネットからカードテキストをコピペしてきているんだけど、新セットのカードは発売前なのでまだカードテキストの紹介がされておらず、カード画像を見ながらの手打ち作業となる。打ち間違いがあったら指摘してもらえると嬉しいので、ぜひ。
余談2:月曜日 《発明品の唸り/Whir of Invention》
過去に生み出されてきた発明品の数々を元にして、その場にもっとも必要とされるまったく別のアーティファクトが生み出される。うん、フレイバーは伝わってきた。
即席というコスト軽減があるとはいえ、(青) 3点必要という重みが無茶なコンボの種火になるのを防いでくれそう。コンボスキーからすると悪いニュースだろうけど。
訳の話。
気になったポイントは2つ。1つは「full swing」、もう1つは「inventing up」。
前者は、普通に考えるなら「フルスイング」と訳すところなんだけど、そうした場合の「霊気紛争のプレビューはフルスイング中だ」という表現で意味が伝わるのかどうか。「力いっぱい、全力で今プレビューをおこなっているよ!」ということを伝えるなら、こうかなあ、という意訳。
後者の「inventing」は、カラデシュというストーリーが発明家たちの物語であることを考えると「発明」という単語に結び付けたかったけど「嵐を引き起こそうとしている」という行為にその単語を結びつけるのが非常に困難だったため、諦めてしまった。せめてもの抵抗として多少は近しい言葉である「生み出す」を用いてみた。
余談3:火曜日 《ピアの革命/Pia’s Revolution》
仲間の発明品を理不尽な暴力で破壊されることを「力尽くで脅しつけてでも」防ごうとするエンチャントであり、脅しに屈せずにアーティファクトを破壊してきた相手には遠慮なく3点ダメージを叩き込む、我らがピア・ナラー女史の革命力(かくめいぢから)を見事表現してるなあ、と思った。
余談4:水曜日 《致命的な一押し/Fatal Push》
フレイバー的には良く分かる。軽い力(1マナ)で突き落とそうとしてるから、当然のように小柄な相手(2マナ以下)しか対象にとれない。さらに、物が破壊されたり人が死んだりしてる紛争の最中であれば、その混乱に乗じてもう少し体格のいい相手(4マナ以下)でも突き落とすことができる。
ただこの紛争って陰鬱とほぼ同じな気が……すでに似た能力語があるのに、わざわざ新しいルールを増やしてると、マジックが複雑化してく一方だと思うんだけどなあ。
……とはいえ、陰鬱もこれもその単語自体には意味がないから別に増やしても問題ないっちゃあ問題ないのか。アーティファクトがテーマなんだし、クリーチャーだけが対象の陰鬱だとイマイチ合わないと判断した、と言われたら頷くしかない。
訳の話。
ポイントは「topple」をどう訳そうかなあ、という点。やっぱり「転覆」かな、と思って訳してみたバージョンは「改革派たちは圧政を敷く領事府を転覆させるチャンスを狙ってる」。
特に問題はない……「once and for all」さえなければ。
この「徹底的に、完膚なきまでに」という表現と「転覆」という言葉が個人的にどうしても相いれなかったので、色々試した挙句に別に言葉を使うことにした、という経緯。
新セットの発売ということで霊気紛争の新カードたちが取り上げられ、いつものようにカードギャラリーの紹介もされていた。いつもと違うのは、カードギャラリーの紹介が毎回でなく最初の1回だけだったこと。
なお、いつもは(引用元の表記があるように)ネットからカードテキストをコピペしてきているんだけど、新セットのカードは発売前なのでまだカードテキストの紹介がされておらず、カード画像を見ながらの手打ち作業となる。打ち間違いがあったら指摘してもらえると嬉しいので、ぜひ。
余談2:月曜日 《発明品の唸り/Whir of Invention》
過去に生み出されてきた発明品の数々を元にして、その場にもっとも必要とされるまったく別のアーティファクトが生み出される。うん、フレイバーは伝わってきた。
即席というコスト軽減があるとはいえ、(青) 3点必要という重みが無茶なコンボの種火になるのを防いでくれそう。コンボスキーからすると悪いニュースだろうけど。
訳の話。
原文:
Aether Revolt previews are in full swing, and the renegades are inventing up a storm!
拙訳:
霊気紛争のプレビューは今まさに全速前進中だ! 改革派たちも今まさにその手で嵐を生み出さんとしている!
気になったポイントは2つ。1つは「full swing」、もう1つは「inventing up」。
前者は、普通に考えるなら「フルスイング」と訳すところなんだけど、そうした場合の「霊気紛争のプレビューはフルスイング中だ」という表現で意味が伝わるのかどうか。「力いっぱい、全力で今プレビューをおこなっているよ!」ということを伝えるなら、こうかなあ、という意訳。
後者の「inventing」は、カラデシュというストーリーが発明家たちの物語であることを考えると「発明」という単語に結び付けたかったけど「嵐を引き起こそうとしている」という行為にその単語を結びつけるのが非常に困難だったため、諦めてしまった。せめてもの抵抗として多少は近しい言葉である「生み出す」を用いてみた。
余談3:火曜日 《ピアの革命/Pia’s Revolution》
仲間の発明品を理不尽な暴力で破壊されることを「力尽くで脅しつけてでも」防ごうとするエンチャントであり、脅しに屈せずにアーティファクトを破壊してきた相手には遠慮なく3点ダメージを叩き込む、我らがピア・ナラー女史の革命力(かくめいぢから)を見事表現してるなあ、と思った。
余談4:水曜日 《致命的な一押し/Fatal Push》
フレイバー的には良く分かる。軽い力(1マナ)で突き落とそうとしてるから、当然のように小柄な相手(2マナ以下)しか対象にとれない。さらに、物が破壊されたり人が死んだりしてる紛争の最中であれば、その混乱に乗じてもう少し体格のいい相手(4マナ以下)でも突き落とすことができる。
ただこの紛争って陰鬱とほぼ同じな気が……すでに似た能力語があるのに、わざわざ新しいルールを増やしてると、マジックが複雑化してく一方だと思うんだけどなあ。
……とはいえ、陰鬱もこれもその単語自体には意味がないから別に増やしても問題ないっちゃあ問題ないのか。アーティファクトがテーマなんだし、クリーチャーだけが対象の陰鬱だとイマイチ合わないと判断した、と言われたら頷くしかない。
訳の話。
原文:
The renegades are looking to topple the oppressive Consulate once and for all when Aether Revolt releases on January 20!
拙訳:
改革派たちは圧政を敷く領事府を徹底的に叩き潰すつもりだぜ……霊気紛争が01月20日に発売され次第な!
ポイントは「topple」をどう訳そうかなあ、という点。やっぱり「転覆」かな、と思って訳してみたバージョンは「改革派たちは圧政を敷く領事府を転覆させるチャンスを狙ってる」。
特に問題はない……「once and for all」さえなければ。
この「徹底的に、完膚なきまでに」という表現と「転覆」という言葉が個人的にどうしても相いれなかったので、色々試した挙句に別に言葉を使うことにした、という経緯。
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