余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 新セットの発売ということで霊気紛争の新カードたち。そういえば先週のまとめで「まだカードテキストの紹介がされておらず(中略)手打ち作業となる。打ち間違いがあったら指摘して」と書いてて、実際今週は色々と打ち間違いの指摘をいただいた……んだけど、すべて既存カードの内容についての間違いだった。ダメだね。

余談2:月曜日 《アジャニの誓い/Oath of Ajani》

 イラストがなんか面白いと方々で話題になってたカード。

  イラスト:アジャニの誓い/Oath of Ajani
  http://media.wizards.com/2016/c1lRLirbrl_AER/GDjkmreEE7.png

 なんか「誓い」という言葉と対極的な「軽さ」を感じるのがネタにされる理由なんだろう、と思うんだけど……何が「軽さ」を感じさせるのかなあ。

 姿勢がまっすぐでなくてなんかリラックスしてるところ、手に武器を持ったままで何かのついでっぽいところ、創作物で一般的に「誓っているポーズ」とされる仕草と大きく異なること……そこら辺かなあ。

余談3:火曜日 《戦利品の魔道士/Trophy Mage》

 既存カードの能力を散々間違えて、散々コメントで指摘いただけた件は、まあ、いいじゃないか(良くない)。いや、ありがとうございました。

 というわけで、訳の話。
原文:
 While she may not officially know them, it’s nice to imagine that Trophy Mage gets together with [autocard]Treasure Mage[/autocard] and [autocard]Trinket Mage[/autocard] for artifact hunts every once in a while.

拙訳:
 オフィシャルの背景設定を真面目に考えると互いに出会うことはないクリーチャーたちかもしれないけど、それでもこの《戦利品の魔道士/Trophy Mage》が《宝物の魔道士/Treasure Mage》や《粗石の魔道士/Trinket Mage》と連れだってアーティファクト探しの旅にちょくちょく出かけたりしてるのかなー、なんて、想像するだけでも楽しいよね。

 かなーり砕けた口調に訳しつつ、さらに原文にない言葉を(ノリと勢いを誇張するためだけに)ちょいちょい追加してみた、そんな訳。

 なお、なぜか [autocard] と [/autocard] というHTML(?)っぽい何かが挟まっているのは原文ママ。今日時点(01月15日)でもまだこの表記のまま残ってる。

 そういえばしばらく前から、既存のカード名からカードデータへリンク張るのをやめちゃったな、Card of the Day の記事。面倒だったからなのか、評判悪かったのか、何か別の理由があるのか……真相は闇の中。

余談4:水曜日 お休み

 なぜか Card of the Day が1日お休みだった。特にアメリカの祝祭日というわけでもないみたい……会社の創立記念日とかかなあ(適当)

余談5:木曜日 《領事府の弩級艦/Consulate Dreadnought》

 「Dreadnought(ドレッドノート)」といえばあのカード、という連想が出来るプレイヤーがどれだけいるんだろう……ちなみに初代ドレッドノートこと《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》が世に出たのは1996年(!)、若いプレイヤーたちはまだ生まれてすらいない、と一部のプレイヤーが不安になるような話題はさておき訳の話。
原文:
 Seeing ”Dreadnought” on a Magic card again should be enough to make every Timmy giddy beyond belief.

拙訳:
 ティミーたちがあまりの驚きに腰を抜かすのはどんなときだって? マジックのカード名に「Dreadnought」の文字が復活したときさ!

 素直に訳すなら以下の通り。

  マジックのカードに今再び「Dreadnought」の文字があるのを見つけたら、
  どんなティミーだってあまりの信じられなさに目まいを起こしてしまうだろうね


 この「あからさまに翻訳文」なままでもいいかなあ、と思いつつも、少し意地を見せてみることにしたのが今アップしている拙訳。個人的には気に入ってる。

余談6:金曜日 《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》

 伝説の猿トークンのイラストが、このカーリ・ゼヴのイラストの一部(猿の部分)をそのまま拡大したものかと思ったら、そんな手抜きなわけなかった。

  カーリ・ゼヴのイラスト
  http://media.wizards.com/2016/c1lRLirbrl_AER/jp_Axayzebyrp.png
  猿トークンのイラスト
  http://mtg-jp.com/publicity/img/20170107a/jp_rzqBW60kOg.jpg

 勘違いはさておき訳の話。
原文:
 This card seems great...until you realize that it means there’s a legendary Monkey token to be had. Then it becomes amazing.

拙訳:
 このカードを見たらどう思うかな。「へえ、面白そう」って感じかもね。
 でもそれも君がこのカードの意味を本当に理解するまでだ。そうこのカードがあるということ……それはつまり「伝説のクリーチャー・猿トークン」が登場するってことさ。
 となれば、もう「超面白そう!」って感じだろ?

 原文の意味はざっくり訳すと「最初は Great って思うかもしれないけど、それも (A) するまでだ。それ以降は Amazing って思うだろうね」という感じ。

 おそらく英単語の表す凄さの度合いが「Great < Amazing」という順になっている、と解釈した。(A) が判明することでさらに凄いと思うだろうね、というネタ。

 ただ、あらためて考えるともしかしたら「Great」と「Amazing」で次元の違う「スゴさ」を表してるのかもしれない(日本語でいう「カッコいい」と「可愛い」みたいに、どっちが上というわけではない、という感じで)。

 個人的には、英語の「Amazing」には「面白い、楽しい、ヘンテコ」みたいな意味合いが強いと思ってる。「Great」はもう少し汎用的な感じ、もしくは「強い」を意味する感じ。

 そもそも「このカードがあるってことは、伝説の猿トークンがあるってことか!」という連想と驚きと喜びを覚えるプレイヤーってそんなに多いんだろうか……という意味でも訳してて不安だった。

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