余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 アモンケットの新カードたち。レアリティが高め(レア以上)とか、全部パーマネント(プレインズウォーカー、クリーチャー、エンチャント)とか、こじつけ的な無理をしないと特に共通点は見つけられなかった。

余談2:月曜日 《賞罰の天使/Angel of Sanctions》

 元記事の Card of the Day のサイトでは、基本的に上に最新のカードが来るようにカードと記事が並べてある。4月であれば一番上に(平日のみ更新なので)04月28日の記事がきて、そこから順に27日、26日、25日と下へ並んでいる。

 だけどたまに、何か理由があるのか単なるミスなのかは分からないけど順番が違うことがある。この「04月10日」の記事もそれだった。4月が下から順に「10日、3日、4日、5日 ~ 」と並んでる。多分だけど、カレンダー日付の日にちを2桁管理してないからだろうな。

 あとなんか語ることあるかな……カード名の「Sanction」を見ると「経済制裁」の意味が「賞罰」より先に浮かぶとかそれくらいかな。

余談3:火曜日 《蓋世の英雄、ネヘブ/Neheb, the Worthy》

 英語の「Worthy」は知ってるけど日本語の「蓋世」は知らないな。どういう意味だろう、えーと……「世を覆いつくすほどの優れた人物、それだけの能力を持つこと。原典は『史記』」……らしい。へえ。使い道がピンとこないな。使うことないだろうけど。

 あと「ネヘブ」をどこかで聞いたことあるような気がしてたけど、単に「デネブ」に音が似てるだけだった。そうは言いつつ、デネブが何なのかすぐに思い出せない。夏の大三角形の1つで合ってるかな……合ってた。

 えーと、夏の大三角形は「はくちょう座 デネブ、わし座 アルタイル、こと座 ベガ」の3つか。そういえばこの3つの星座をもじったキャラ名の3人が主人公の漫画が最近最終回を迎えてたな。

  ななしのアステリズム(全5巻)
  http://www.ganganonline.com/contents/nanashino/

 あ、もう最終巻でてたのか。気づかんかった。

余談4:水曜日 《自然に仕える者、ニッサ/Nissa, Steward of Elements》

 なんかニッサが多すぎて「ニッサが青に転んだことは驚くべきこと」かどうかすらもうよく分からない。青緑のプレインズウォーカーってキオーラしかいなかったんだっけか。まあいいや。ついで(?)なので、なんとなく歴代ニッサイラストランキング。完全に主観。

  ■ 1位 精霊信者の賢人、ニッサ/Nissa, Sage Animist
  http://magiccards.info/ori/en/189b.html
  《メモ》:緑のモノトーンに統一されてのに単調感が無いところが好き

  ■ 2位 生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force
  http://magiccards.info/kld/en/163.html
  《メモ》:背景の空の青と雲の白が良いコントラスト。ただ顔が特に怖い

  ■ 3位 世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker
  http://magiccards.info/m15/en/187.html
  《メモ》:絵のタッチが優しい。あとニッサにしては露出度が高い

  ■ 4位 自然に仕える者、ニッサ/Nissa, Steward of Elements
  http://magiccards.info/akh/en/204.html
  《メモ》:顔がしっかり描かれてるからかな。アメリカのアニメっぽい

  ■ 5位 ゼンディカーの代弁者、ニッサ/Nissa, Voice of Zendikar
  http://magiccards.info/ddr/en/1.html
  《メモ》:躍動感あふれすぎてるせいか、ニッサらしくない気がする

  ■ 6位 ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane
  http://magiccards.info/zen/en/170.html
  《メモ》:光の加減か、髪型がパンチパーマっぽく見える

  ■ 7位 自然の職工、ニッサ/Nissa, Nature’s Artisan
  http://magiccards.info/kld/en/270.html
  《メモ》:ちょっと色合いが派手、かつ強すぎるような

  □ 選外 世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker
  http://magiccards.info/mbp/en/103.html
  《メモ》:イベント限定のブラックフォイル版イラスト

余談5:木曜日 《造反の代弁者、サムト/Samut, Voice of Dissent》

 造反の代弁者ってなんか分かるような分からんような。とりようによっては、本人には造反するつもりがないみたいにも聞こえるけど、鬼気迫る表情を見る限りそうとは思えない。まあいいや。訳の話。
原文:
 When she’s not competing with Atraxa to have the most keyword abilities, Samut likes to spend her time trying to expose the horrifying truth that lies behind the society of Amonkhet. You know, normal hobbies.

拙訳:
 普段はおもに《法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors’ Voice》と「私のほうがキーワードが多い」と言い争って過ごしている彼女だが、それ以外の時間はみんなとそう変わらない普通の趣味に時間を当てているよ。たとえば、そうだね、表面的には平和そのもののアモンケットの背後に、どんな恐ろしい真実が隠されているかをあばきだそうとしたりしてる。

 以下は原文順に直訳を併記したもの。冒頭の数字は、拙訳時の文章順。

  (2) When she’s not competing with Atraxa
   (アトラクサと争っていないときは)
  (1) to have the most keyword abilities,
   (最も多くキーワード能力を保持しているのが誰か)
  (3) Samut likes to spend her time
   (サムトは ~ して過ごすのが好きだ)
  (6) trying to expose the horrifying truth
   (恐ろしい真実を白日の下にさらそうとすること)
  (5) that lies behind the society of Amonkhet.
   (アモンケットの社会の背後に潜んでいる)
  (4) You know, normal hobbies.
   (皆さんご存知のとおり、よくある趣味だ)

 実際にどう訳してみたかというと……

  (2) When she’s not competing with Atraxa
   (普段はおもにアトラクサと ~ と言い争って過ごしている彼女だが)
  (1) to have the most keyword abilities,
   (「私のほうがキーワードが多い」と)
  (3) Samut likes to spend her time
   (彼女だが、それ以外の時間は ~ に時間を当てているよ。)
  (6) trying to expose the horrifying truth
   (どんな恐ろしい真実が隠されているかをあばきだそうとしたり)
  (5) that lies behind the society of Amonkhet.
   (表面的には平和そのもののアモンケットの背後に)
  (4) You know, normal hobbies.
   (たとえば、そうだね、みんなとそう変わらない普通の趣味)

 ……という感じ。

余談6:金曜日 《ギデオンの介入/Gideon’s Intervention》

 原文と訳の話。
原文:
 [autocard]Nevermore[/autocard] will your opponents be meddling with you or your [autocard mvid=”179547”]mages[/autocard] once this hits the battlefield.

拙訳:
 そうだね、このカードさえ戦場に出せれば、もう対戦相手は金輪際、君のことを翻弄する魔道士たることはできないだろうね。

 とりあえず上記の「原文」が実際にブラウザ上に表示されてる文章(他人の画面でどう見えるかは分からないけど)。なんかタグ設定ミスってるのか、単に表示させてるこっちのブラウザの問題なのかは不明。

 記事の内容としては、既存のカード名を単語として文章に使ってある「かけ言葉」系。それはいいとして、問題は使われているカード名が何なのか。2枚使われているそれぞれは以下の通り。

  ・[autocard]Nevermore[/autocard]
  ・[autocard mvid=”179547”]mages[/autocard]

 前者は分かりやすい、というか、そのまま《金輪際/Nevermore》を指していると分かる。後者はこれだけだと分からない。IDらしき番号もあるけど、それをどう使うとカードを特定できるのか分からない。

 幸い、ヒントになりそうな単語がある。「be meddling with you」というのがそれで、今回ネタにされているカードの効果、もう片方のカードが《金輪際/Nevermore》であることを合わせ考えると、まあ、《翻弄する魔道士/Meddling Mage》だろうなあ、と。

 これでようやく材料がそろったところで、料理開始。まず直訳。

  ― Nevermore will your opponents
   (もう二度と君の対戦相手は ~ ないだろう)
  ― be meddling with you or your mages
   (君や君の魔道士たちを翻弄するようなこと)
  ― once this hits the battlefield.
   (このカードが戦場に出さえすれば)

 これを日本語の語順になるように並べ替えつつ、かつ《金輪際》と《翻弄する魔道士》というカード名を紛れ込ませれば完成。

コメント

nophoto
F
2017年5月1日9:17

>IDらしき番号もあるけど、それをどう使うとカードを特定できるのか分からない。

Gathererでカードを表示させるとURLの最後に番号が付いています。
そこを書き換えれば番号に対応するカードを表示できます。
179547はその通り、翻弄する魔道士ですね。

re-giant
2017年5月1日12:41

試したつもりだったんですがなんか勘違いしてました。やっと理解しました。

正解:
 gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=382795

 gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?mvid=179547

 gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?mvid=”179547”

そういうことか。ありがとうございました。

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