余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
相も変わらずアモンケットの新カードたち。宣伝も兼ねて、今週末に開催されている(開催できる)ドラフト・ウィークエンドがテーマだったもよう。
余談2:月曜日 《ホネツツキ/Bone Picker》
ドラフトでこっちの盤面が空っぽの状態からこいつばかり引いてグヌヌってなりそう、と思ったら別に4マナ払えば普通に出せるのね。そんな勘違いはさておき訳の話。
ポイントは2つかな。
1つ目は記事のネタ部分であるあだ名部分で、英語だと「Bone Picker ばかりを Pick してたら あだ名が Bone Picker Picker になっちゃうかもね」という文章になってるのを日本語名の「ホネツツキ」でどうするか。まあ、そう悪くなく処理できたんでないかと(自画自賛)
もう1つはドラフト・ウィークエンドというイベントについて調べるのが大変だったこと。MTG Wikiを見ると「アモンケットから初めて開催されてる」とあったので「じゃあ公式サイトに説明ページあるだろうからリンク張ろう」と思ったら英語版しか見つからなくて……
色々探してたらやっと見つけたけど、日本語の公式ホームページは目的のトピックを探すのが大変だなあ、と思ったよ。
余談3:火曜日 《感電/Electrify》
書きたいことは大体当日の余談で書いてしまったな。あえていえば記事に登場してたカード名に懐かしいものが多かった、とか。
《猿術/Pongify》を初めて見たときは「サルって3/3なんだ……羊がどんなに束になっても勝てないし、槍を持った部隊を3つも用意して、ようやく被害なしで捕らえられるんだ……」と戦慄した。
余談4:水曜日 《活力のカルトーシュ/Cartouche of Strength》
訳の話。
余談の余談だけど、原文にちょいちょい挟まる [autocard] のタグは読みづらいから消してる。先々週にネタにしたし、もういいかな、って。
それはさておき訳の話。大して迷うところも難しいところもなかった。ただ1つだけ「どうしようかな」と思ったのは「but」の扱い。
反語ということは「前回はソーサリーだったけど残念なことに今回はエンチャントなんだよね」という残念な響きが含まれていると考えたんだけど……大差ないよね? 唱えられるタイミングも同じだし。
正直、何が「but」なのか分からなかったけど、今あらためて考えてて「そうか。対応して破壊されると弱い状態で格闘しないといけないのか。それはソーサリー版にはないデメリットだな」とやっと気づいた。
……いやでも同じだよ、こんなん。
余談5:木曜日 《風案内のエイヴン/Aven Wind Guide》
訳の話。
ポイントは2つかな。
1つ目は「the ability to create an army of flying, tactically advanced mummies」という言葉。意外と難しかった。用意された単語を全部使いつつ、自然な日本語になるように並び替える作業だった。ただ「Ability」を「手段」としたのは意訳というか、勝手にいじった点というか。
もう1つは最後の「this all-star」をどうするか。普通は「オールスター」と言えば「スター全員が一堂に会する」という意味でありその場には複数名いるものだけど、今回は「this」で始まっているから「1人でなんでもこなせてしまうスター」という意味にとりつつ、名詞が必要になったので「カード」を補った。
余談6:金曜日 《排斥/Cast Out》
クリーチャーを手札に戻しつつカードを1枚引ける呪文かと思ったら違った。それは《排撃/Repulse》だ。面白いのは、名前以外は、色も時代もカードタイプもまったく違うのに「一時的に脅威を取り除く」という効果だけ見ると同じなこと。
最初に訳してみたときの没案は以下。ついでなので英文も(和文に語順が合うよう順序を変えて)併記しとく。
― 同じ効果の《忘却の輪/Oblivion Ring》に比べて1点追加でマナが必要だが、
(An extra generic mana on an Oblivion Ring is )
― これでは対応しきれないような敵の脅威が終盤に迫ってきた際、
(in favor of a bigger threat during the late game )
― Cyclingで別のカードを探しに行けるようになった必要経費と考えれば安い
(a small price to pay for the option to cycle it )
ポイントは「bigger threat」が何を指すか。
原文を素直に読むなら「自分のデッキに入っているより強いカード」だと思う。理由はそれのために「このカードをサイクリングするオプションを得る」だから。
ただそれだとイマイチ訳しづらくて、なんで更なる脅威を探しに行くかといえば対戦相手が「更なる脅威」を出してきたからだよなあ、と訳しやすいようにわざと誤訳したのが上記の没案。
でも、まあ、そんな理由で変えちゃダメだよね。
余談7:ハースストーン
アリーナを「1ヶ月以内に30回以上プレイ」しつつ高勝率を残すと公式サイトに載るらしいと聞いて、とりあえず30回以上プレイしてみるか、と試してみた。幸い、コインは3000G以上貯金してたので資金不足の心配はない。
結果から言うと、1ヶ月で21回しかプレイできず、平均は4.67勝どまり。
この平均は正直なところ想定よりも高くも低くもなかった。何しろ今までプレイしたアリーナの総回数が大体230回くらい、その平均が5.05勝なことを考えると、やっぱりそのあたりに収束したか、と。
どちらかというときつかったのは「30回」という閾値。帰宅してからその他の日課をこなしつつ2回以上アリーナをプレイするのも大変だし、体調崩して寝込んでる日にもプレイはしないし、毎日1回と決めるとそれはもう「義務」だし、そうして回数こなすためだけに起動したアリーナはやっぱり勝率落ちるし。
5月はどうしようかなあ。もう1回、30回プレイ以上を目指そうかしら。
母数が少ないので大した判断材料にはならないかもしれないけど、一応つけてたプレイ記録は以下の通り。左から「プレイ回数、勝敗数、勝率、ヒーロー名」の順。
6回 35勝 17敗 (67.3%) パラディン
6回 25勝 18敗 (58.1%) ローグ
4回 14勝 12敗 (53.8%) ウォーロック
2回 05勝 06敗 (45.5%) ハンター
1回 07勝 03敗 (70.0%) シャーマン
1回 06勝 03敗 (66.7%) メイジ
1回 06勝 03敗 (67.7%) ドルイド
----------------------------------------------------------------
計:21回 98勝 62敗 (61.3%)
敗北数を見てもらえれば分かるかもしれないけど、パラディンで1回だけ12勝してるのが大きい。これがなかったら「平均:4.1勝、平均勝率:58.9%」まで落ちる。
あとは、0勝が1回もなかったことも大きいかな(1勝どまりが3回、2勝どまりと3勝どまりが2回ずつ)。1勝どまり3回のうち2回が(4回しか遊んでいない)ウォーロックだった。
なお、ウォーロックの勝率が悪いのは、新カード《Chittering Tunneler》を使いこなせなかったせい。どうしても「発見で欲しいカードを選ぶ」という行為をノーリスクで続けてきたせいで「その分だけライフが減る」という副次効果が頭から抜けてしまう。
ついついノータイムで《Syphon Soul》とか選んで、敵ミニオンより先にこっちが死ぬ。
あと、新環境がどうとか語れるほどのプレイ回数ではまだないけど1つだけアドバイス的なことが言えるとしたら「テックは忘れた頃に来る。だから忘れるな」かな。
さて、5月も30回プレイできるかトライしてみるか。
相も変わらずアモンケットの新カードたち。宣伝も兼ねて、今週末に開催されている(開催できる)ドラフト・ウィークエンドがテーマだったもよう。
余談2:月曜日 《ホネツツキ/Bone Picker》
ドラフトでこっちの盤面が空っぽの状態からこいつばかり引いてグヌヌってなりそう、と思ったら別に4マナ払えば普通に出せるのね。そんな勘違いはさておき訳の話。
原文:
Grabbing one of these every time you see it during Draft Weekend is not only a solid strategy, it also opens up the possibility of earning yourself the sweet nickname of "Bone Picker Picker."
拙訳:
今週末のドラフト・ウィークエンドで、見かける端からこいつをかき集めることのはドラフト戦略としても悪くないから良いドラフトデッキをゲットできるだろうし、もしかしたら合わせて「ホネツツキ憑き」というイカした愛称も合わせて手に入るかもしれないぞ。
ポイントは2つかな。
1つ目は記事のネタ部分であるあだ名部分で、英語だと「Bone Picker ばかりを Pick してたら あだ名が Bone Picker Picker になっちゃうかもね」という文章になってるのを日本語名の「ホネツツキ」でどうするか。まあ、そう悪くなく処理できたんでないかと(自画自賛)
もう1つはドラフト・ウィークエンドというイベントについて調べるのが大変だったこと。MTG Wikiを見ると「アモンケットから初めて開催されてる」とあったので「じゃあ公式サイトに説明ページあるだろうからリンク張ろう」と思ったら英語版しか見つからなくて……
色々探してたらやっと見つけたけど、日本語の公式ホームページは目的のトピックを探すのが大変だなあ、と思ったよ。
余談3:火曜日 《感電/Electrify》
書きたいことは大体当日の余談で書いてしまったな。あえていえば記事に登場してたカード名に懐かしいものが多かった、とか。
《猿術/Pongify》を初めて見たときは「サルって3/3なんだ……羊がどんなに束になっても勝てないし、槍を持った部隊を3つも用意して、ようやく被害なしで捕らえられるんだ……」と戦慄した。
余談4:水曜日 《活力のカルトーシュ/Cartouche of Strength》
訳の話。
原文:
Hunt the Weak returns to Limited as an Aura, but this time it adds trample and costs less!
拙訳:
あの《弱者狩り/Hunt the Weak》がリミテッドでまた使えるぞ! 今度はオーラだけど、トランプルが付いてくる上にコストも安いぞ!
余談の余談だけど、原文にちょいちょい挟まる [autocard] のタグは読みづらいから消してる。先々週にネタにしたし、もういいかな、って。
それはさておき訳の話。大して迷うところも難しいところもなかった。ただ1つだけ「どうしようかな」と思ったのは「but」の扱い。
反語ということは「前回はソーサリーだったけど残念なことに今回はエンチャントなんだよね」という残念な響きが含まれていると考えたんだけど……大差ないよね? 唱えられるタイミングも同じだし。
正直、何が「but」なのか分からなかったけど、今あらためて考えてて「そうか。対応して破壊されると弱い状態で格闘しないといけないのか。それはソーサリー版にはないデメリットだな」とやっと気づいた。
……いやでも同じだよ、こんなん。
余談5:木曜日 《風案内のエイヴン/Aven Wind Guide》
訳の話。
原文:
One of the things Magic has been missing is the ability to create an army of flying, tactically advanced mummies.
Until now.
Keep an eye out for this all-star during Draft Weekend!
拙訳:
マジックにはもう長いこと、戦術的に優れた空飛ぶミイラ軍団を作る手段に欠けていたように思われる。
しかし、それも今日までだ。
今週末のドラフト・ウィークエンドではこの万能強化カードを見逃さないためにも目を皿のように見開いといてくれよ!
ポイントは2つかな。
1つ目は「the ability to create an army of flying, tactically advanced mummies」という言葉。意外と難しかった。用意された単語を全部使いつつ、自然な日本語になるように並び替える作業だった。ただ「Ability」を「手段」としたのは意訳というか、勝手にいじった点というか。
もう1つは最後の「this all-star」をどうするか。普通は「オールスター」と言えば「スター全員が一堂に会する」という意味でありその場には複数名いるものだけど、今回は「this」で始まっているから「1人でなんでもこなせてしまうスター」という意味にとりつつ、名詞が必要になったので「カード」を補った。
余談6:金曜日 《排斥/Cast Out》
クリーチャーを手札に戻しつつカードを1枚引ける呪文かと思ったら違った。それは《排撃/Repulse》だ。面白いのは、名前以外は、色も時代もカードタイプもまったく違うのに「一時的に脅威を取り除く」という効果だけ見ると同じなこと。
原文:
An extra generic mana on an Oblivion Ring is a small price to pay for the option to cycle it in favor of a bigger threat during the late game.
拙訳:
同じ効果の《忘却の輪/Oblivion Ring》に比べて1点追加でマナが必要だけど、そのかわり、ゲームの終盤には更なる脅威を探しに行くこともできるサイクリングというオプションの追加経費と考えれば安いものと言えるだろうね。
最初に訳してみたときの没案は以下。ついでなので英文も(和文に語順が合うよう順序を変えて)併記しとく。
― 同じ効果の《忘却の輪/Oblivion Ring》に比べて1点追加でマナが必要だが、
(An extra generic mana on an Oblivion Ring is )
― これでは対応しきれないような敵の脅威が終盤に迫ってきた際、
(in favor of a bigger threat during the late game )
― Cyclingで別のカードを探しに行けるようになった必要経費と考えれば安い
(a small price to pay for the option to cycle it )
ポイントは「bigger threat」が何を指すか。
原文を素直に読むなら「自分のデッキに入っているより強いカード」だと思う。理由はそれのために「このカードをサイクリングするオプションを得る」だから。
ただそれだとイマイチ訳しづらくて、なんで更なる脅威を探しに行くかといえば対戦相手が「更なる脅威」を出してきたからだよなあ、と訳しやすいようにわざと誤訳したのが上記の没案。
でも、まあ、そんな理由で変えちゃダメだよね。
余談7:ハースストーン
アリーナを「1ヶ月以内に30回以上プレイ」しつつ高勝率を残すと公式サイトに載るらしいと聞いて、とりあえず30回以上プレイしてみるか、と試してみた。幸い、コインは3000G以上貯金してたので資金不足の心配はない。
結果から言うと、1ヶ月で21回しかプレイできず、平均は4.67勝どまり。
この平均は正直なところ想定よりも高くも低くもなかった。何しろ今までプレイしたアリーナの総回数が大体230回くらい、その平均が5.05勝なことを考えると、やっぱりそのあたりに収束したか、と。
どちらかというときつかったのは「30回」という閾値。帰宅してからその他の日課をこなしつつ2回以上アリーナをプレイするのも大変だし、体調崩して寝込んでる日にもプレイはしないし、毎日1回と決めるとそれはもう「義務」だし、そうして回数こなすためだけに起動したアリーナはやっぱり勝率落ちるし。
5月はどうしようかなあ。もう1回、30回プレイ以上を目指そうかしら。
母数が少ないので大した判断材料にはならないかもしれないけど、一応つけてたプレイ記録は以下の通り。左から「プレイ回数、勝敗数、勝率、ヒーロー名」の順。
6回 35勝 17敗 (67.3%) パラディン
6回 25勝 18敗 (58.1%) ローグ
4回 14勝 12敗 (53.8%) ウォーロック
2回 05勝 06敗 (45.5%) ハンター
1回 07勝 03敗 (70.0%) シャーマン
1回 06勝 03敗 (66.7%) メイジ
1回 06勝 03敗 (67.7%) ドルイド
----------------------------------------------------------------
計:21回 98勝 62敗 (61.3%)
敗北数を見てもらえれば分かるかもしれないけど、パラディンで1回だけ12勝してるのが大きい。これがなかったら「平均:4.1勝、平均勝率:58.9%」まで落ちる。
あとは、0勝が1回もなかったことも大きいかな(1勝どまりが3回、2勝どまりと3勝どまりが2回ずつ)。1勝どまり3回のうち2回が(4回しか遊んでいない)ウォーロックだった。
なお、ウォーロックの勝率が悪いのは、新カード《Chittering Tunneler》を使いこなせなかったせい。どうしても「発見で欲しいカードを選ぶ」という行為をノーリスクで続けてきたせいで「その分だけライフが減る」という副次効果が頭から抜けてしまう。
ついついノータイムで《Syphon Soul》とか選んで、敵ミニオンより先にこっちが死ぬ。
あと、新環境がどうとか語れるほどのプレイ回数ではまだないけど1つだけアドバイス的なことが言えるとしたら「テックは忘れた頃に来る。だから忘れるな」かな。
さて、5月も30回プレイできるかトライしてみるか。
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