余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 アモンケットの新カードたち。特にそれ以上の共通点とかテーマとかは無いもよう

余談2:月曜日 《不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable》

 訳の話。
原文:
 Rhonas is the first creature ever to naturally have both deathtouch and indestructible, making him an unstoppable force of destruction.

拙訳:
 生まれながらに「接死」と「破壊不能」を持つクリーチャーはこのロナスが史上初だ。それによって彼は止めるのことできない破壊の力と化している。

 なんというか、素直な文章だったな。逆にどこまでひねった訳にするか迷うほどに素直なネタだった。そのまま訳したので、どっからどう見ても「英語を翻訳した日本語」だなあ……いっそ「破壊の権化」とかにしたほうが良かったかも。でも「unstoppable force」だし……まあいいか。

余談3:火曜日 《食餌+給餌/Mouth+Feed》

 分割カード特有の熟語の時間。どうやら「Mouth to feed」で「扶養家族、養わないといけない頭数」という意味があるらしい。いや、でもさすがに日本語のカード名を「扶養」「家族」にはできないよね。

余談4:水曜日 《迷宮の守護者/Labyrinth Guardian》

 訳の話。
原文:
 We have gotten many questions about how exactly one can embalm an Illusion,
 but luckily Mark Rosewater has already provided a thorough answer:
 ”Very carefully.”
 Thanks, Mark!

拙訳:
「イリュージョンが一体全体どうやってゾンビとなって復活できるのか?」について本当にたくさんのプレイヤーからご質問いただいている。
 ありがたいことにマーク・ローズウォーターがすでにこの問題に対する十分な回答を準備してくれていた。
 では、マーク、回答をどうぞ。
「気合で」
 ありがとう、マーク。

 正しく訳すなら「質問」は「イリュージョンを不朽するなんて誰がどうやったら出来るんですか?」なんだけど、日本語の「Embalm」の訳が「不朽」のせいで、マジック用語に沿って訳そうとするとまったく意味が通らない(原語の「Embalm」は「~をミイラにする」という意味がある)。

 原文のネタとしては「幻影に包帯巻いてミイラ化するってどうやるんだよ?」に対する「ゆっくりと慎重にやるんだよ」というギャグ回答という流れなんだけど、日本語のカードテキストからそれで分からない気がするので、あえて変えてみた。

 というわけで「質問」はカードテキストに合わせて「イリュージョンが一体全体どうやってゾンビとなって復活できるのか?」として、じゃあ、マーク・ローズウォーターの「回答」をどう訳すか。

 シンプルすぎて難しい。最初は可能な限り英語に沿って訳そうとして「とても慎重にやればできるんだよ」「非常に丁寧な仕事で」としてみたけど、これじゃギャグにならない。

 最後は開き直り。でも個人的にすごいしっくりきてる。

余談5:木曜日 《副陽の接近/Approach of the Second Sun》

 めっちゃムズかった訳の話。
原文:
 As the second sun approaches, let your dreams shift from picking up some power converters to brewing some sweet, sweet jank.

拙訳:
 副陽が接近してるとなれば、カード同士のシナジーなんて考える必要はないね。カードパワーの強い順にでも全部ぶち込んで混ぜちまえばなんとかなるもんさ。

 この訳、そもそも合ってるのかどうか。ちょっと分解して再確認してみるか。

   (1) As the second sun approaches,
   (2) let your dreams shift from
   (3) picking up some power converters
   (4) to
   (5) brewing some sweet, sweet jank.

 簡易訳としては「副陽が接近するにつれて、君の夢を (3) から (5) へとシフトさせるべきだ」という感じ。そこまでは、まあ、間違えようもないか。問題はここからだ。

 対比させてるからには (3) と (5) は同じカテゴリの内容のはず。

 前半の (3) は「Picking って言ってるからドラフトの話かな? Power Converter って英語のマジック特有の言い回しなのかな?」とか色々悩んだ。最終的には(後半で構築デッキのテンプレート名が出てるから)構築の話ととらえた。

 後半の (5) は「Brewing ってデッキ作成の表現でたまに使われるけど訳し方に悩むなあ」とか「sweet jank ってなんだ? Junk じゃなくて Jank なのか? どう違うんだ?」とかこっちも悩んだ。最終的には「ジャンクデッキ(グッドスタッフ)」を指してるものとらえた。

 あとは……勢いで訳した。本当に間違ってるかもしらん。

余談6:金曜日 《栄光の神バントゥ/Bontu the Glorified》

 記事のネタで「二足歩行の巨大なトカゲ(a massive bipedal crocodile)」と書かれていて「あれ? トカゲ?」と思った。いや、公式サイトの画像サイズだとイヌ科の生物に見えたんだよね。アヌビス的な。

  画像:《栄光の神バントゥ/Bontu the Glorified》
  http://magiccards.info/akh/en/82.html

 原因は首の後ろに反り返ったローブのせいだ。これが耳に見えて、イヌ科っぽい外見に感じられたんだな。目元もツリ気味で狐っぽいし。

 訳の話というほど大したことじゃないのでこのまま書いてしまうと「a massive bipedal crocodile」の「crocodile」は「トカゲ」と訳してしまった。「ワニ」でも良かったんだけど、さらっとネタにしていることを考えると「巨大なトカゲ」でいいかなあ、って。

 あと「bipedal」が分からなかったので調べた。これで二足歩行って意味なのか。へえ。「tripedal」で「3本足の、三脚の」になる。ふむふむ、「ped-」が古い言葉で「足首より下部分の足」を指すのか。

 足と関連する単語で「Ped-」って結構ありそう。えーとたとえば「歩行者 = Pedestrian」とか「足踏み板 = Pedal」とか「歩数計 = Pedometer」とか……多いな。よし、これでもう「Bipedal = 二足歩行」は忘れないな。

余談7:ハースストーン

 5月のアリーナの成績は05月06日時点で以下の通り。やっぱり強いヒーローと弱いヒーローがいるよね(パラディンの0勝から目を背けながら)。しかし1ヶ月で30試合消化を目指すなら1日平均して1試合こなさないといけないのにすでにビハインド状態。

  ・パラデ 0勝 3敗
  ・ローグ 9勝 3敗
  ・メイジ 7勝 3敗
  ・シャー 2勝 3敗
  ・ローグ 6勝 3敗
  ------------------------
  ・合計 24勝 15敗(平均:4.8勝、勝率 61.5%)

 すぐ平均5勝へと収束し始める。

 現環境のアリーナ遊んでて思うのは「《始祖ドレイク/Primordial Drake》が強すぎる」。ホント、完全な負け試合を何度救ってもらったか分からない。上記の5試合のうち、7勝以上は全部「始祖ドレイクあり」だったし。

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