今週のCard of the Day (2017年05月 第2週) とか
2017年5月14日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
アモンケットの新カードたち……ではない(再録カードもあるし)。今週末のプロツアーアモンケットで活躍しそうなカードたちと言えばいいのかな。
余談2:月曜日 《暗記+記憶/Commit+Memory》
ついにあの謎の [autocard] カード名 [/autocard] が解消されて、ちゃんとカード名がカードデータにリンクされるようになった。めでたしめでたし。
余談3:火曜日 《過酷な指導者/Harsh Mentor》
訳の話。
ポイントは2つかな。1つは「this harsh jerk」の訳を「この過酷な指導に定評のある《過酷な指導者/Harsh Mentor》」と意訳したこと。
もう1つは文末の「first」をどうするべきだったか、ということ。そのまま訳するなら「君にまず恩恵を与える前に、対戦相手を罰する」という感じなんだけど、日本語にすると、どこに入れてもイマイチ浮いてしまうんだよなあ(感じ方には個人差があります)
余談4:水曜日 《心臓貫きのマンティコア/Heart-Piercer Manticore》
訳の話。
英語の言葉遊びを訳すのはやっぱり難しい。日本語のカード名が《ハート貫きのマンティコア》だったら簡単だったんだろうけど、まさかそんな訳にするわけがない。
心臓がある、ということを「内臓がある(ガッツがある)」というパターンも考えたけど、まあ無理だった。日本語で「ガッツ = 内臓」なんて連想そもそもしないし。
余談5:木曜日 《ドレイクの安息地/Drake Haven》
カードをサイクリングすると安息地にドレイクが生まれる。これは……フレイバー的にはどう解釈すればいいんだろう。サイクリングという行為がゲーム世界でどういう意味を持つか……(長考)……うん、分からん。訳の話。
本当は「ドレイクたちが本当にどれだけ高く飛べるのかは今週末のプロツアーアモンケットで分かるだろう」なんだけど、なんかもう少しドレイクたちに優しい文章にしたくなった。
あと前半が意外に難しかった。「already」と「quite a bit of tinkering」の関係性に悩んで、結局は上記の通り訳してしまったけど、もしかしたら「すでにこのひねった使い方を求められるカードを使いこなしてる人もいるようだが」みたいな意味だったりするのかな……うーん。難しい。
余談6:金曜日 《マグマのしぶき/Magma Spray》
なんか懐かしいカード名だなあ、と思って調べてみたら、案の定、アラーラの断片が初出の再録カードだった。ちなみにアラーラの断片は2008年発売のセット。約10年前か。時がたつのは本当に早いものだ。
ところで「アラーラ」と聞くたびに「神秘の世界エルハザード」のアレーレを思い出してしまう方が他にいらっしゃいましたら握手しましょう。あれも今思えば異世界転生無双のテンプレートそのものだな、という本当にどうでもいい話はさておき訳の話。
原文を忠実に訳すなら本当はこんな感じだろうか。
Pro Tour Amonkhet may be when
(プロツアーアモンケットは ~ するときなのかもしれない)
Scrapheap Scrounger finally accepts its own obsolescence
(《屑鉄場のたかり屋》が ついにその自身の凋落を受け入れる)
でも、屑鉄場(= 墓地)が本来の居場所であるべき《屑鉄場のたかり屋》がいちいちそこから飛び出して来なくなる、という風にとらえてみたほうが面白いかな、と思った。
のでそう訳してみた。
アモンケットの新カードたち……ではない(再録カードもあるし)。今週末のプロツアーアモンケットで活躍しそうなカードたちと言えばいいのかな。
余談2:月曜日 《暗記+記憶/Commit+Memory》
ついにあの謎の [autocard] カード名 [/autocard] が解消されて、ちゃんとカード名がカードデータにリンクされるようになった。めでたしめでたし。
余談3:火曜日 《過酷な指導者/Harsh Mentor》
訳の話。
原文:
this harsh jerk is the only one who directly punishes your opponents instead of benefitting you first.
拙訳:
この過酷な指導に定評のある《過酷な指導者/Harsh Mentor》だけが、君に恩恵をもたらすかわりに対戦相手をまず罰する唯一の指導者だ。
ポイントは2つかな。1つは「this harsh jerk」の訳を「この過酷な指導に定評のある《過酷な指導者/Harsh Mentor》」と意訳したこと。
もう1つは文末の「first」をどうするべきだったか、ということ。そのまま訳するなら「君にまず恩恵を与える前に、対戦相手を罰する」という感じなんだけど、日本語にすると、どこに入れてもイマイチ浮いてしまうんだよなあ(感じ方には個人差があります)
余談4:水曜日 《心臓貫きのマンティコア/Heart-Piercer Manticore》
訳の話。
原文:
The greatest gift one can give a Metalwork Colossus is the feeling that it has a heart,
so consider using this generous Manticore to give a Colossus a proper send-off toward your opponent’s face.
拙訳:
君は《金属製の巨像/Metalwork Colossus》って知ってるかい? アイツは「心があるね」って思われることが何より嬉しいらしいよ。
となれば、ぜひともこのマンティコアでその「心」を貫かせてもらって、対戦相手の顔に送り付けてやろうじゃないか。
英語の言葉遊びを訳すのはやっぱり難しい。日本語のカード名が《ハート貫きのマンティコア》だったら簡単だったんだろうけど、まさかそんな訳にするわけがない。
心臓がある、ということを「内臓がある(ガッツがある)」というパターンも考えたけど、まあ無理だった。日本語で「ガッツ = 内臓」なんて連想そもそもしないし。
余談5:木曜日 《ドレイクの安息地/Drake Haven》
カードをサイクリングすると安息地にドレイクが生まれる。これは……フレイバー的にはどう解釈すればいいんだろう。サイクリングという行為がゲーム世界でどういう意味を持つか……(長考)……うん、分からん。訳の話。
原文:
This build-around has already seen quite a bit of tinkering,
but Pro Tour Amonkhet this weekend will really show how high these Drakes can fly.
拙訳:
こんな感じにサイクリングと絡めたメカニズムを見るのは初めてじゃないが、さてこのカードの真価はいかほどのものか。
今週末のプロツアーアモンケットで、この安息地から飛び立つドレイクたちがどれほどの高みにまで達するのか、楽しみに待っていようじゃないか。
本当は「ドレイクたちが本当にどれだけ高く飛べるのかは今週末のプロツアーアモンケットで分かるだろう」なんだけど、なんかもう少しドレイクたちに優しい文章にしたくなった。
あと前半が意外に難しかった。「already」と「quite a bit of tinkering」の関係性に悩んで、結局は上記の通り訳してしまったけど、もしかしたら「すでにこのひねった使い方を求められるカードを使いこなしてる人もいるようだが」みたいな意味だったりするのかな……うーん。難しい。
余談6:金曜日 《マグマのしぶき/Magma Spray》
なんか懐かしいカード名だなあ、と思って調べてみたら、案の定、アラーラの断片が初出の再録カードだった。ちなみにアラーラの断片は2008年発売のセット。約10年前か。時がたつのは本当に早いものだ。
ところで「アラーラ」と聞くたびに「神秘の世界エルハザード」のアレーレを思い出してしまう方が他にいらっしゃいましたら握手しましょう。あれも今思えば異世界転生無双のテンプレートそのものだな、という本当にどうでもいい話はさておき訳の話。
原文:
Pro Tour Amonkhet may be when Scrapheap Scrounger finally accepts its own obsolescence.
拙訳:
もしかしたら今週末のプロツアーアモンケットでは、ついにあの往生際の悪い《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》も本人の屑鉄場行きを受け入れざるを得ないかもしれないね。
原文を忠実に訳すなら本当はこんな感じだろうか。
Pro Tour Amonkhet may be when
(プロツアーアモンケットは ~ するときなのかもしれない)
Scrapheap Scrounger finally accepts its own obsolescence
(《屑鉄場のたかり屋》が ついにその自身の凋落を受け入れる)
でも、屑鉄場(= 墓地)が本来の居場所であるべき《屑鉄場のたかり屋》がいちいちそこから飛び出して来なくなる、という風にとらえてみたほうが面白いかな、と思った。
のでそう訳してみた。
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