今週のCard of the Day (2017年05月 第4週) とか
2017年5月28日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
アモンケットの新カードたちが紹介されていた、という以外には特に共通点や隠されたテーマ(最近公開された映画に関連する単語をカード名に含むもののみなど)は無かったもよう。
ところで毎週のように書いてるこの「週のまとめ」だけどあまり説明したことがなかった気がするので簡単に説明してみると「各カードに関する雑感と、日ごとの記事を訳した際の気づきを(原文と拙訳を併記した上で)書いてる」もの。
そんだけ。
余談2:月曜日 《新たな視点/New Perspectives》
訳の話。
ジョニーという名称が「コンボ好き」を指すというのはどれくらい知られてるんだろう。少なくとも普通にマジックを遊んでるだけだったら触れることのない情報だよな。
まあ、それより難しかったのは「combo-enabler」だけどね。やっぱり「コンボ専用カード」しかないかなあ……「コンボを可能にするカード」のほうが訳としては正しそうだけど、日本語としてはイマイチ。
余談3:火曜日 《黄昏+払暁/Dusk+Dawn》
訳の話。
本来の慣用句としては「夜明けの直前がもっとも暗い」なんだけど、カード名と絡めたネタなので、仕方なしに「黄昏」とした。ところでこのカード名の「黄昏」って読みは「こうこん」らしい。なんという初見殺し。
マジックのカードで読みが難しいと言えば、そうだなあ、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》かな。英語版から入った身としてはいつまでも「ソープロ」なんだけど、日本語版から入った人たちは「けんすき」とか「けんくわ」とか呼んでたらしい。なお正解は「つるぎをすきに」。
余談4:水曜日 《オケチラの碑/Oketra’s Monument》
この名前を聞くと、妙に小動物的な可愛らしさが連想されるんだけど、その要因がようやく分かった。チンチラに響きが似てるからだ。
そんだけ。じゃあ訳の話。
あまり難しい文章じゃなかった。ただ、良く出てくる表現でありながら、訳すたびにどうするのが最適か少し迷ってしまうのは「white decks」のような「デッキの色」で、シンプルに「白デッキ」でいいのかどうか。
白が少しでも入っていれば(タッチであっても)「white decks」に含まれるような気もする。「白デッキ」だとそれより「白が濃い」イメージがある。うーん。ここらへんはもう完全に主観というかフィーリングの問題だな。おとなしく「白デッキ」でいいか(そしてあらためて「白いデッキ」にするかどうかという問題が生じる)。
まったく関係ない話だけど、最近、身の回りで「フィーリング」って聞かなくなった気がする。自分でも使わなくなった。「感覚的に、主観的な、大体の、おおよその」を意味する便利な単語だったけど。(感想は個人のものです)
余談5:木曜日 《異臭の池/Fetid Pools》
そういえばデュアルランドに類するカード(= 基本土地タイプを2つ以上もつ特殊地形)を所有したことが一度もない。初代はType2で使えなかったから不要だったし、2代目以降が出たときにはすでにマジックから遠ざかってた。
いや、待てよ……後輩か誰かにイタリア語版リバイズド(通称:イタリバ)のデュアランをもらったことがあったような……気のせいかな。たぶん気のせいだ。まあいいや。訳の話。
「cycle ~ has begun」をどう訳すか困って、結局そのまま訳した。でもどうなんだろう。「サイクル」って「始まる」ものなんだろうか。サイクルが「収録」されたり「欠けて」たりするなら分かるんだけど。
余談6:金曜日 《呪われた者の王/Lord of the Accursed》
金曜日分がいつまで経っても更新されないな、と思ってたら公式サイトの記事が日付順に並んでなかった。単純に「数字順」になってしまってるわけでもないし、コピペする場所を間違えたのかな。見つけられたから良しとする、ということで訳の話。
素直な文章で訳しやすかった。ただ「retired」とか「some creatures ~ their names」とかは、単語を訳したというより、全体的な意味を訳した。
「retired」は一般的には「引退」と訳されることが多い。MTG的には「廃止」が一番近いかな。ただ「もう無くなってしまった。でも一部には残ってる」という流れの文章にしたかったので「失われたように見えるが、その名残が見られる」としてみた。後悔はない。
アモンケットの新カードたちが紹介されていた、という以外には特に共通点や隠されたテーマ(最近公開された映画に関連する単語をカード名に含むもののみなど)は無かったもよう。
ところで毎週のように書いてるこの「週のまとめ」だけどあまり説明したことがなかった気がするので簡単に説明してみると「各カードに関する雑感と、日ごとの記事を訳した際の気づきを(原文と拙訳を併記した上で)書いてる」もの。
そんだけ。
余談2:月曜日 《新たな視点/New Perspectives》
訳の話。
原文:
This combo-enabler has had Johnnies salivating since the day it was revealed.
拙訳:
このコンボ専用としか思えないカードは、初めて紹介されたそのときからジョニー垂涎の品だ。
ジョニーという名称が「コンボ好き」を指すというのはどれくらい知られてるんだろう。少なくとも普通にマジックを遊んでるだけだったら触れることのない情報だよな。
まあ、それより難しかったのは「combo-enabler」だけどね。やっぱり「コンボ専用カード」しかないかなあ……「コンボを可能にするカード」のほうが訳としては正しそうだけど、日本語としてはイマイチ。
余談3:火曜日 《黄昏+払暁/Dusk+Dawn》
訳の話。
原文:
Contrary to popular proverbs, the darkest time for your opponents will likely be just after Dawn.
拙訳:
黄昏の直前がもっとも暗い、とはよく言うけど、このカードに関して言えば対戦相手の目の前が真っ暗になるのは払暁の直後だろうね。
本来の慣用句としては「夜明けの直前がもっとも暗い」なんだけど、カード名と絡めたネタなので、仕方なしに「黄昏」とした。ところでこのカード名の「黄昏」って読みは「こうこん」らしい。なんという初見殺し。
マジックのカードで読みが難しいと言えば、そうだなあ、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》かな。英語版から入った身としてはいつまでも「ソープロ」なんだけど、日本語版から入った人たちは「けんすき」とか「けんくわ」とか呼んでたらしい。なお正解は「つるぎをすきに」。
余談4:水曜日 《オケチラの碑/Oketra’s Monument》
この名前を聞くと、妙に小動物的な可愛らしさが連想されるんだけど、その要因がようやく分かった。チンチラに響きが似てるからだ。
そんだけ。じゃあ訳の話。
原文:
If you think this Monument only fits in white decks, you may need to reconsider your Limited strategies.
拙訳:
この石碑が、平地の入っていないデッキには入らないカードだと思っているなら、君のドラフト戦術は見直しが必要だね。
あまり難しい文章じゃなかった。ただ、良く出てくる表現でありながら、訳すたびにどうするのが最適か少し迷ってしまうのは「white decks」のような「デッキの色」で、シンプルに「白デッキ」でいいのかどうか。
白が少しでも入っていれば(タッチであっても)「white decks」に含まれるような気もする。「白デッキ」だとそれより「白が濃い」イメージがある。うーん。ここらへんはもう完全に主観というかフィーリングの問題だな。おとなしく「白デッキ」でいいか(そしてあらためて「白いデッキ」にするかどうかという問題が生じる)。
まったく関係ない話だけど、最近、身の回りで「フィーリング」って聞かなくなった気がする。自分でも使わなくなった。「感覚的に、主観的な、大体の、おおよその」を意味する便利な単語だったけど。(感想は個人のものです)
余談5:木曜日 《異臭の池/Fetid Pools》
そういえばデュアルランドに類するカード(= 基本土地タイプを2つ以上もつ特殊地形)を所有したことが一度もない。初代はType2で使えなかったから不要だったし、2代目以降が出たときにはすでにマジックから遠ざかってた。
いや、待てよ……後輩か誰かにイタリア語版リバイズド(通称:イタリバ)のデュアランをもらったことがあったような……気のせいかな。たぶん気のせいだ。まあいいや。訳の話。
原文:
The fourth cycle of dual-typed lands has begun!
拙訳:
4つ目となるデュアルランドサイクルの始まりだ!
「cycle ~ has begun」をどう訳すか困って、結局そのまま訳した。でもどうなんだろう。「サイクル」って「始まる」ものなんだろうか。サイクルが「収録」されたり「欠けて」たりするなら分かるんだけど。
余談6:金曜日 《呪われた者の王/Lord of the Accursed》
金曜日分がいつまで経っても更新されないな、と思ってたら公式サイトの記事が日付順に並んでなかった。単純に「数字順」になってしまってるわけでもないし、コピペする場所を間違えたのかな。見つけられたから良しとする、ということで訳の話。
原文:
The "Lord" creature type may have been retired, but some creatures carry on its legacy in their names.
拙訳:
ロード (Lord) というクリーチャータイプは確かに失われたかもしれない。しかしその名残はいまだ一部のカード名に残されている。
素直な文章で訳しやすかった。ただ「retired」とか「some creatures ~ their names」とかは、単語を訳したというより、全体的な意味を訳した。
「retired」は一般的には「引退」と訳されることが多い。MTG的には「廃止」が一番近いかな。ただ「もう無くなってしまった。でも一部には残ってる」という流れの文章にしたかったので「失われたように見えるが、その名残が見られる」としてみた。後悔はない。
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