今週のCard of the Day (2017年08月 第4週) とか
2017年8月27日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
先週に引き続き、統率者2017のカードの紹介。月曜日だけ先週からの猫ネタを引き継いだあとは全て伝説のクリーチャーたちが取り上げられてた。なんかこの「月曜日だけ毛色が違う」ってことがちょいちょいあるような……ちゃんと統計とってみるかな。
余談2:月曜日 《飢えたオオヤマネコ/Hungry Lynx》
淡々と訳の話。
内包された大量の猫ネタを順番に拾ってみる、パート2
・paw-some
「awesome(素晴らしい)」と「paw(猫の手)」がかかってる
・litter-ally
「literally(実際のところ)」と「litter(トイレの砂)」がかかってる
・kitten around
「kidding around(ふざける)」と「kitten(子猫)」がかかってる
・tabby
「tubby(太り過ぎ、やり過ぎ)」と「tabby(トラ猫)」がかかってる
・send us lynx
「send us link(リンク(情報)を下さい)」と「lynx(山猫)」がかかってる
・cheetahs
「cheater(卑怯者、ズルい奴)」と「cheetah(チーター)」がかかってる
原文通りに訳すことより、文章を全体的に同じ意味にしつつ、同じような位置に「猫ネタ」を放り込む、を試みたのが以下の拙訳。
上記について特に説明することはないけど、ご参考までに猫ネタのためにひっかき集めた単語群だけ紹介しておく。括弧でくくっているのは使用した奴。
キャット、とら、ライオン、【チーター】、ベンガル、メインクーン、ミケ、
ひっかき、しっぽ、【けがわ】、【リンクス】、リュンクス、ねこまた、
スフィンクス、【サーバル】、ツメ、獅子、バケネコ、けだま、【ヒゲ】、
タイガー、パンサー、【ライガー】、鳴き声、ニャー、みゃー、ニャン、キバ
余談3:火曜日 《オジュタイの達人、テイガム/Taigam, Ojutai Master》
最初、原文の「Brightest-timeline」の意味が分からなくて、ネットを色々検索してたらもう1人のテイガム、《シディシの手、テイガム/Taigam, Sidisi’s Hand》について「Darkest-timeline うんぬん」と言及している記事を発見し、そこから芋づる式に関連情報が引き出せて「歴史改変前と後」という情報にたどり着けた。
関係ないけど「Taigam」と言われると「タイガム」って読みたくなる。「Taygam」だったら初見でも「テイガム」って読むところ。まあ、日本語も英語も初見で読めない名前なんて大量にあるか。「麻美さん」を「あさみさん」と読むか「まみさん」と読むかは運試し。それでも「麻美子さん」は「まみこさん」一択になる……って分かるのがネイティブチェックになるんだろうな。
余談4:水曜日 《ドラゴン・エンジン、レイモス/Ramos, Dragon Engine》
見覚えのある名前だと思ったら本当に「あの」レイモスだった。古参としては感慨深いというか、なんか嬉しい。しかしアーティファクト・クリーチャーだったのか……そうか。まあ、昔話はさておき訳の話。
訳しがいがあるのは最初の文章の「to send into maximum gear」と、ラストの「before you try to upshift」だと思う。「こう訳さないといけない」というよりも「どう訳したらカッコいいかな」と思わせてくれる表現というか。
余談5:木曜日 《血滾りの司令官、リシア/Licia, Sanguine Tribune》
ヴァンパイアも「絆魂」という能力でフレイバーを表現できるようになって強くなったなー。黎明期の「ダメージを与えたクリーチャーが同ターンに死亡したら強化される」は、フレイバー的には分かりやすいんだけどカードパワー的にはとにかく弱くなりがちだった。
そこらへんを往年の伝説の吸血鬼たちが語り合ってる座談会ネタが以下。
【翻訳】ヴァンパイアに聞いてみよう!/Interview With Some Vampires【Daily MTG】
原文:http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr215
拙訳:http://regiant.diarynote.jp/201103050019455223/
余談6:金曜日 《シディシの手、テイガム/Taigam, Sidisi’s Hand》
訳の話。
初っ端の「Darkest-timeline」については火曜日の記事で触れているので良いとして、それ以外のポイントとしては「is kind of a jerk」と「as if it needed help」かな。
「Jerk」は、もう「クズ野郎」以外にない。ではその前の「a kind of」はどうしようか。「ある意味」「言ってみれば」「ある種の」「どちらかというと」などの候補がある。どれも同じだろ、という思いをいかにねじ伏せて1つ選ぶか。
「as if it needed help」は、英語の意味はよく分かるしスッと入ってくる……んだけど、さてどう日本語にするか。上記の拙訳は「日本語の訳としては間違ってないけど原文のシンプルさが失われている」という感じで、正直あまり上手い訳だとは思ってない。
先週に引き続き、統率者2017のカードの紹介。月曜日だけ先週からの猫ネタを引き継いだあとは全て伝説のクリーチャーたちが取り上げられてた。なんかこの「月曜日だけ毛色が違う」ってことがちょいちょいあるような……ちゃんと統計とってみるかな。
余談2:月曜日 《飢えたオオヤマネコ/Hungry Lynx》
淡々と訳の話。
原文:
While Cat puns are paw-some, too many could litter-ally kill someone, so it might be time to stop kitten around.
Luckily, this is all we have (though six puns is not too tabby). And please don’t send us lynx to any more; we don’t want to be cheetahs.
内包された大量の猫ネタを順番に拾ってみる、パート2
・paw-some
「awesome(素晴らしい)」と「paw(猫の手)」がかかってる
・litter-ally
「literally(実際のところ)」と「litter(トイレの砂)」がかかってる
・kitten around
「kidding around(ふざける)」と「kitten(子猫)」がかかってる
・tabby
「tubby(太り過ぎ、やり過ぎ)」と「tabby(トラ猫)」がかかってる
・send us lynx
「send us link(リンク(情報)を下さい)」と「lynx(山猫)」がかかってる
・cheetahs
「cheater(卑怯者、ズルい奴)」と「cheetah(チーター)」がかかってる
原文通りに訳すことより、文章を全体的に同じ意味にしつつ、同じような位置に「猫ネタ」を放り込む、を試みたのが以下の拙訳。
拙訳:
猫のダジャレネタは決してヒゲしたものでもないけど、やりすぎると鼻につくきライガある。ここらでこのネタとはおサーバルしたいと思う。
幸か不幸か、ちょうどネタは使い果たしたところだ(ツメ混み過ぎたというほどでもないけどね)。だからもうこれ以上こっそり各種猫ネタへのリンクスを送って来なくていいよ。人のネタをこっそり自分の手柄にするようなケガワらしいことはしたくないからね。
上記について特に説明することはないけど、ご参考までに猫ネタのためにひっかき集めた単語群だけ紹介しておく。括弧でくくっているのは使用した奴。
キャット、とら、ライオン、【チーター】、ベンガル、メインクーン、ミケ、
ひっかき、しっぽ、【けがわ】、【リンクス】、リュンクス、ねこまた、
スフィンクス、【サーバル】、ツメ、獅子、バケネコ、けだま、【ヒゲ】、
タイガー、パンサー、【ライガー】、鳴き声、ニャー、みゃー、ニャン、キバ
余談3:火曜日 《オジュタイの達人、テイガム/Taigam, Ojutai Master》
最初、原文の「Brightest-timeline」の意味が分からなくて、ネットを色々検索してたらもう1人のテイガム、《シディシの手、テイガム/Taigam, Sidisi’s Hand》について「Darkest-timeline うんぬん」と言及している記事を発見し、そこから芋づる式に関連情報が引き出せて「歴史改変前と後」という情報にたどり着けた。
関係ないけど「Taigam」と言われると「タイガム」って読みたくなる。「Taygam」だったら初見でも「テイガム」って読むところ。まあ、日本語も英語も初見で読めない名前なんて大量にあるか。「麻美さん」を「あさみさん」と読むか「まみさん」と読むかは運試し。それでも「麻美子さん」は「まみこさん」一択になる……って分かるのがネイティブチェックになるんだろうな。
余談4:水曜日 《ドラゴン・エンジン、レイモス/Ramos, Dragon Engine》
見覚えのある名前だと思ったら本当に「あの」レイモスだった。古参としては感慨深いというか、なんか嬉しい。しかしアーティファクト・クリーチャーだったのか……そうか。まあ、昔話はさておき訳の話。
原文:
It only takes two other cards to send this Engine into maximum gear: Amulet of Vigor and Door to Nothingness. Just make sure you’ve got five counters on Ramos before you try to upshift.
拙訳:
このカードを最高に生かそうと思うなら他に必要なのはたった2枚のカード、《精力の護符/Amulet of Vigor》と《空虚への扉/Door to Nothingness》だけだ。ただしコンボ開始前にちゃんとカウンターが5個以上のってるかどうかの確認を怠らないようにね。
訳しがいがあるのは最初の文章の「to send into maximum gear」と、ラストの「before you try to upshift」だと思う。「こう訳さないといけない」というよりも「どう訳したらカッコいいかな」と思わせてくれる表現というか。
余談5:木曜日 《血滾りの司令官、リシア/Licia, Sanguine Tribune》
ヴァンパイアも「絆魂」という能力でフレイバーを表現できるようになって強くなったなー。黎明期の「ダメージを与えたクリーチャーが同ターンに死亡したら強化される」は、フレイバー的には分かりやすいんだけどカードパワー的にはとにかく弱くなりがちだった。
そこらへんを往年の伝説の吸血鬼たちが語り合ってる座談会ネタが以下。
【翻訳】ヴァンパイアに聞いてみよう!/Interview With Some Vampires【Daily MTG】
原文:http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr215
拙訳:http://regiant.diarynote.jp/201103050019455223/
余談6:金曜日 《シディシの手、テイガム/Taigam, Sidisi’s Hand》
訳の話。
原文:
Darkest-timeline Taigam is kind of a jerk, but he makes Necropotence even better (as if it needed help).
拙訳:
改変前の歴史のこのテイガムは言ってみればクズ野郎だ。ただ彼がいれば《ネクロポーテンス/Necropotence》の強さをより実感できるはずだ(そもそも強さを実感するのに助けを必要とするカードでもないが)。
初っ端の「Darkest-timeline」については火曜日の記事で触れているので良いとして、それ以外のポイントとしては「is kind of a jerk」と「as if it needed help」かな。
「Jerk」は、もう「クズ野郎」以外にない。ではその前の「a kind of」はどうしようか。「ある意味」「言ってみれば」「ある種の」「どちらかというと」などの候補がある。どれも同じだろ、という思いをいかにねじ伏せて1つ選ぶか。
「as if it needed help」は、英語の意味はよく分かるしスッと入ってくる……んだけど、さてどう日本語にするか。上記の拙訳は「日本語の訳としては間違ってないけど原文のシンプルさが失われている」という感じで、正直あまり上手い訳だとは思ってない。
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