余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 イクサランの新カードたち。月曜から、恐竜、海賊、海賊と新たにフィーチャーされた種族が紹介されてた……と言い切れるほど明確にテーマ性があったわけでもないか。3日分しかないし。

 そうそう。なぜか14日と15日が休みだった。特にアメリカの祝祭日があったわけでもなく、2015年や2016年は普通にこれらの日は更新されてるのでウィザーズ社の固有の休みでもなさそう。

 もしかしたら新作のリリースイベントとか、そういう今年特有の何かかもしれない。

余談2:月曜日 《猛竜の幼生/Raptor Hatchling》

 名前を見てるとハースストーンの「1マナ 2/1 で墓地に落ちたときに山札に『1マナ 4/3』を加える」という恐竜を思い出す。

  《ラプターの幼生/Small Raptor》(リンク先は英語)
   https://hearthstone.gamepedia.com/Raptor_Hatchling

 ところでこの幼生は赤クリーチャーなのにダメージを食らった際に駆けつけて来るのは緑の恐竜なのね。なんか不思議。同じ種族じゃないのかな……複雑な生態を感じる。

余談3:火曜日 《秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker》

 名前を見て「Sa・Ga2 秘宝伝説」を思い出した人が他にもいると信じてる。
原文:
 Vraska’s abilities have become distinctly more Pirate-y since we last saw her on Ravnica. This can likely be attributed to her becoming a Pirate during that time.

拙訳:
 ヴラスカの能力ときたら最後にラヴニカで見た頃に比べると随分とまあ海賊っぽくなったものだ。まさに当時が海賊になりかけだったってことになるのかもしれないね。

 1文目は簡単で悩むこともなかった。2文目でいきなり難易度が跳ね上がった。

 てっきり最初は「1文目:すごい海賊っぽくなったよね」を受けての「2文目:後追いで当時も海賊だったってことに今からなるかもね」というクリーチャータイプ的な話かと思ったけど、そもそもこの最新のカードでも海賊のタイプは獲得してない。

 「~ be attribute to A」で「Aが原因で~になった」というような意味なのに「A = 彼女が当時海賊になった」となっているように読めたので「彼女が当時海賊になった理由が今の能力が海賊寄りになったから???」と混乱した。

 最終的には「こう訳せば日本語の意味が通る」という逆算的な逃げの訳でとりあえず終わらせておいた。この次の水曜日の記事といい、3日分しかないのに悩んだ時間は並みの5日分の倍近い気がする。

余談4:水曜日 《蠱惑的な船員/Captivating Crew》

 訳が難しかった。いや、むしろいまだに訳せてるかどうかよく分からない。
原文:
 His party may have laughed at him when this Pirate min-maxed toward charisma, but now he even has Ogres fawning over him like love-struck schoolboys.

拙訳:
 この船員の仲間たちは大笑いしたもんだ。何しろオーガたちのボスに向かって、逆に威張り散らすなんて無茶を始めたんだからね。ところが敵の子分のオーガたちさえまるで恋に落ちたかのようにいきなり彼のご機嫌を取り始めたのを見たら、その笑いも引っ込んだってなもんさ。

 色々あるんだけど一言でいえば「when this Pirate min-maxed toward charisma」に凝縮される。なんだよ「min-max」って……なんか調べるとゲームでの定石とかTRPGでのキャラメイクとかいろいろ出てきたよ。

 調べた限りで分かったことをまとめると「自分の弱みを最小に、強みを最大に見せること」らしい。うーん。つまり「虚勢を張る」とか「ハッタリで乗り切る」とかそういう感じ?

 この最大の難所だけでも乗り切れるか分からないのに、どういう位置関係にあるのか分からない登場人物たち(his party, charisma, ogres)がわんさか周りを固めていて、もうしっちゃかめっちゃか。

 イラストにオーガっぽい生物がいること、船員ということは当然仲間のクルーがいるはずということ、能力を使う相手は敵対する勢力のはずということ、などを推測して、勝手に脳内ストーリーを作り上げた結果が上記の拙訳で、原文にない単語を追加した、とかそんな生易しいレベルではない意訳となってる。

 ああ、そうそう。他に比べたらどうでもいいレベルの悩みだけど「love-struck schoolboys」も面倒だった。「学生」という単語を入れられないか試みたのはほんの一瞬で、すぐ諦めた。

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