今週のCard of the Day (2017年10月 第3週) とか
2017年10月22日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
イクサランの新カードをフレイバー面から紹介。どちらかというとルールテキスト面を取り扱ったネタが多かったかな。こういうの好き。
余談2:月曜日 《秘儀での順応/Arcane Adaptation》
訳の話。
意外と難しかったのが冒頭の「This truly is a magical world.」だった。「Magical world」に当たる日本語がない気がする。なんだろ。「ファンタジー世界」かな。原文準拠で「魔法」という単語入れたかったからやめたけど。
あとオチがよく分からない。なんで「Turtle」で落としたんだろ。不思議。
余談3:火曜日 《再誕の司教/Bishop of Rebirth》
訳の話。
最初に読み始めたときは、出だしの訳は「太陽のタイタン! 太陽のタイタンじゃないか!」になるかなあ、と思ったけど、ちょっと読み進めたら違うことが分かった。
あとよく英語には「姉、兄」と「妹、弟」を区別する単語がなくてうんぬんって話があるけど「姉弟」を指す言葉はあるんだよね。あまり使わないけど。
上記の訳に関する余談としては……ああ、そうそう「we had a good run」という表現は、調べてもなんか上手く意味を見つけられなかったけど、なんとなくこういう意味だろうなあというのが伝わってきた。
余談4:水曜日 《小綺麗なスクーナー船/Sleek Schooner》
なんか昔、「クリーチャーとして船(Ship)というのはなんかおかしいから今後もう船(Ship)は出さないよ」という時期があった気がする。
アーティファクトの機体(Vehicle)という概念が生まれたことでまたフレイバーの幅が広がったんだな、とあらためて思った。いや、まあクリーチャー化した機体(Vehicle)を《生命吸収/Drain Life》できるという現象は起きてしまうわけなんだけども。
さらに余談だけど、フレイバーの幅を広げるという意味では個人的に一番の成功は装備品(Equip)だと思ってる。過去の《空飛ぶ絨毯/Flying Carpet》とか《水銀の短剣/Quicksilver Dagger》という積み重ねからの終着点。
余談5:木曜日 《轟く棘背びれ/Thundering Spineback》
訳の話。
冒頭の「Have you ever thought to yourself」は深いこと考えずに「自問自答したことあるかい?」で良かったかなあ、いやイマイチ日本語っぽくないよな、とか迷ってるうちに上記の訳になった。
それより迷ったのは「an army of Dinosaurs」。実質的に1枚なのに軍隊を組んでいるに等しい、という意味と判断した。そのうえでどう訳すか……という話。意外と難しかった。
余談6:金曜日 《板歩きの刑/Walk the Plank》
後ろ手に縛られたまま海に落とされてもマーフォークだったら困らないよね、というフレイバーにあふれたカード……とはいえ、まあ、ツッコミ待ちと言うか、むしろ「お題」だよな、これ。はい、というわけで始まりました。
お題:なんで( )が水に落とされて死ぬんだよ!
① 魚
マーフォークが平気となればこいつをあげないわけにはいかない。だって魚だよ? 《島魚ジャスコニアス/Island Fish Jasconius》が水に放り込まれたからって死ぬか?
海賊「でも《島魚ジャスコニアス》も板歩きの刑で死んでたよ」
俺「いやいや、おかしいだろ。エラ呼吸だぞ?」
海賊「板歩かせてる最中にエラをパクパクさせて、そのあと動かなくなった」
俺「……ああ、エラ呼吸だからか」
② スピリット
あいつらって要は幽霊だろ? 水中に落ちたからってそもそも呼吸してないんだから死ぬわけないし、大体からして板の先まで行ったあと、下に落ちるのか? 飛べよ。
海賊「でも死んだよ」
俺「そもそもが死んでるだろうが!」
海賊「すまん。正しく言うと浄化された。海の塩気で」
俺「塩気で?」
海賊「ほら、清めの塩って言うし」
俺「その理屈でいったら《海の精/Sea Spirit》で死んでね?」
海賊「だからどの大会で姿を見せなかったでしょ?」
俺「え、見かけなかった理由って死んでたからなの?」
海賊「そうだよ」
③ 神
そもそも神が板歩きの刑に処せられてる状況が意味不明だよな。素直に従ってないで一喝してやればいいのに……海賊ごとき相手に大人しく死んであげる理由が分からない。
海賊「いや、死なないよ」
俺「え?」
海賊「だからさすがに神様は死なないよ」
俺「そうなの?」
海賊「だって大体が破壊不能でしょ」
俺「言われてみれば確かにそうだな……」
結論:問題なし
余談7:宣伝
完結したので一応書いとく。
カクヨム:女騎士と四畳半と行方知れずの大賢者・前日譚
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884212302
イクサランの新カードをフレイバー面から紹介。どちらかというとルールテキスト面を取り扱ったネタが多かったかな。こういうの好き。
余談2:月曜日 《秘儀での順応/Arcane Adaptation》
訳の話。
原文:
This truly is a magical world.
Dinosaurs can be Nephilim, Vampires can be Badgers, and?most importantly and magnificently-every single creature can be a Turtle.
拙訳:
魔法に満ち溢れた世界ってことがよく分かるね。
恐竜をネフィリムにだって変えられる。吸血鬼をアナグマにだって変えられる。でもなんと言っても一番重要かつ素晴らしいのは、どんなクリーチャーだろうと海亀に変えることができることさ!
意外と難しかったのが冒頭の「This truly is a magical world.」だった。「Magical world」に当たる日本語がない気がする。なんだろ。「ファンタジー世界」かな。原文準拠で「魔法」という単語入れたかったからやめたけど。
あとオチがよく分からない。なんで「Turtle」で落としたんだろ。不思議。
余談3:火曜日 《再誕の司教/Bishop of Rebirth》
訳の話。
原文:
Oh hey, Sun Titan! I didn’t know you had a younger sibling! And a Vampire, too? No wonder you guys don’t talk much.
Anyway, we had a good run, but I’m looking for someone Standard-legal to help me resurrect my Longtusk Cubs.
拙訳:
おいおい、太陽のタイタンさん、あんたに弟がいたとは知らなかったぜ。しかもあんたと違って吸血鬼なんだって? そりゃ兄弟仲もいいってわけにはいかないか。
まあ、あんたともなかなか楽しくやらせてはもらってたけど、ちょっと今は《牙長獣の仔/Longtusk Cub》を復活させてくれるスタンダードリーガルな面子を探してるところでね。
最初に読み始めたときは、出だしの訳は「太陽のタイタン! 太陽のタイタンじゃないか!」になるかなあ、と思ったけど、ちょっと読み進めたら違うことが分かった。
あとよく英語には「姉、兄」と「妹、弟」を区別する単語がなくてうんぬんって話があるけど「姉弟」を指す言葉はあるんだよね。あまり使わないけど。
上記の訳に関する余談としては……ああ、そうそう「we had a good run」という表現は、調べてもなんか上手く意味を見つけられなかったけど、なんとなくこういう意味だろうなあというのが伝わってきた。
余談4:水曜日 《小綺麗なスクーナー船/Sleek Schooner》
なんか昔、「クリーチャーとして船(Ship)というのはなんかおかしいから今後もう船(Ship)は出さないよ」という時期があった気がする。
アーティファクトの機体(Vehicle)という概念が生まれたことでまたフレイバーの幅が広がったんだな、とあらためて思った。いや、まあクリーチャー化した機体(Vehicle)を《生命吸収/Drain Life》できるという現象は起きてしまうわけなんだけども。
さらに余談だけど、フレイバーの幅を広げるという意味では個人的に一番の成功は装備品(Equip)だと思ってる。過去の《空飛ぶ絨毯/Flying Carpet》とか《水銀の短剣/Quicksilver Dagger》という積み重ねからの終着点。
Flying Carpet / 空飛ぶ絨毯 (4)
アーティファクト
(2),(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Flying+Carpet/
Quicksilver Dagger / 水銀の短剣 (1)(青)(赤)
エンチャント - オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「(T):プレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーは、そのプレイヤーに1点のダメージを与える。あなたはカードを1枚引く。」を持つ。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Quicksilver+Dagger/
余談5:木曜日 《轟く棘背びれ/Thundering Spineback》
訳の話。
原文:
Have you ever thought to yourself, ”I wish there were one card that’s actually somehow an army of Dinosaurs”?
Of course you have.
拙訳:
「1枚なのにほとんど恐竜の軍隊そのものみたいなカードがあればなあ」と思ったことはないかい?
もちろんちゃんとあるよ!
冒頭の「Have you ever thought to yourself」は深いこと考えずに「自問自答したことあるかい?」で良かったかなあ、いやイマイチ日本語っぽくないよな、とか迷ってるうちに上記の訳になった。
それより迷ったのは「an army of Dinosaurs」。実質的に1枚なのに軍隊を組んでいるに等しい、という意味と判断した。そのうえでどう訳すか……という話。意外と難しかった。
余談6:金曜日 《板歩きの刑/Walk the Plank》
後ろ手に縛られたまま海に落とされてもマーフォークだったら困らないよね、というフレイバーにあふれたカード……とはいえ、まあ、ツッコミ待ちと言うか、むしろ「お題」だよな、これ。はい、というわけで始まりました。
お題:なんで( )が水に落とされて死ぬんだよ!
① 魚
マーフォークが平気となればこいつをあげないわけにはいかない。だって魚だよ? 《島魚ジャスコニアス/Island Fish Jasconius》が水に放り込まれたからって死ぬか?
海賊「でも《島魚ジャスコニアス》も板歩きの刑で死んでたよ」
俺「いやいや、おかしいだろ。エラ呼吸だぞ?」
海賊「板歩かせてる最中にエラをパクパクさせて、そのあと動かなくなった」
俺「……ああ、エラ呼吸だからか」
② スピリット
あいつらって要は幽霊だろ? 水中に落ちたからってそもそも呼吸してないんだから死ぬわけないし、大体からして板の先まで行ったあと、下に落ちるのか? 飛べよ。
海賊「でも死んだよ」
俺「そもそもが死んでるだろうが!」
海賊「すまん。正しく言うと浄化された。海の塩気で」
俺「塩気で?」
海賊「ほら、清めの塩って言うし」
俺「その理屈でいったら《海の精/Sea Spirit》で死んでね?」
海賊「だからどの大会で姿を見せなかったでしょ?」
俺「え、見かけなかった理由って死んでたからなの?」
海賊「そうだよ」
③ 神
そもそも神が板歩きの刑に処せられてる状況が意味不明だよな。素直に従ってないで一喝してやればいいのに……海賊ごとき相手に大人しく死んであげる理由が分からない。
海賊「いや、死なないよ」
俺「え?」
海賊「だからさすがに神様は死なないよ」
俺「そうなの?」
海賊「だって大体が破壊不能でしょ」
俺「言われてみれば確かにそうだな……」
結論:問題なし
余談7:宣伝
完結したので一応書いとく。
カクヨム:女騎士と四畳半と行方知れずの大賢者・前日譚
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884212302
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