【余談】 ハースストーンとマジックで名前が共通のカードについて
2018年1月12日 ハースストーン コメント (4) 某所で「MTGのカードのうち、日英両方の名前でハースストーンのカードとカブってるのは、今の所、青の呪文にしかない」という書き込みを見た。そうかな。青以外にもあったような気がする。
というわけで、検索エンジンなどを使って調べた結果、全色に「日英ともに同じカード名」があることを確認した。あとそれ以外にも「惜しい」カードが結構あったので、まとめて紹介してみる。
▼ 日英ともに一致
まずは完全に一致したものの中から、マジックの5色それぞれから1枚ずつ。
【ハースストーン】
【マジック・ザ・ギャザリング】
《粉砕/Shatter》
赤:《粉砕/Shatter》
《滋養/Nourish》
緑:《滋養/Nourish》
《ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar》
青:《ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar》
《生命吸収/Drain Life》
黒:《生命吸収/Drain Life》
《目には目を/Eye for an Eye》
白:《目には目を/Eye for an Eye》
▼ 日本語訳がカタカナと漢字の対比
また英語名は同じで日本語訳が異なるものも多くあった。
そのもっとも大きな理由は、ハースストーンの和名は原語準拠のカタカナが多いのに対し、マジック・ザ・ギャザリングは漢字を優先しているため(《Pyroblast》が《紅蓮破》とか)。
マジックの和訳が始まった頃はまだ「旧来のファンタジー小説の翻訳調」が主流の時代だったのかもしれない(指輪物語には粥村や馳男が、ナルニア国ものがたりには泥足にがえもんがいた頃)
そこを基点として訳のテンプレート化が進んだマジックと、それに対して「シンプルに分かりやすく肩ひじ張らずに現代風味」のハースストーンとだと差が顕著なのではないかと(憶測)。
【ハースストーン】
【マジック・ザ・ギャザリング】
《ファイアーボール/Fireball》
《火の玉/Fireball》
《ファイア・エレメンタル/Fire Elemental》
《炎の精霊/Fire Elemental》
《ウォーター・エレメンタル/Water Elemental》
《水の精霊/Water Elemental》
《アース・エレメンタル/Earth Elemental》
《大地の精霊/Earth Elemental》
《ライトニングボルト/Lightning Bolt》
《稲妻/Lightning Bolt》
《フォーク・ライトニング/Forked Lightning》
《四筋の稲妻/Forked Lightning》
《ミスディレクション/Misdirection》
《誤った指図/Misdirection》
《ライトニングストーム/Lightning Storm》
《稲妻の嵐/Lightning Storm》
《マインドゲームス/Mindgames》
《理性のゲーム/Mind Games》
《パイロブラスト/Pyroblast》
《紅蓮破/Pyroblast》
▼ マジックのカードが英語のみ
上記以外の「日本語名が不一致」なパターンとしては、マジック側に「日本語版が存在しない」がある。シンプルなカード名は当然ハースストーンとマジックで同名のものが多いが、マジック側の「シンプルなカード名」はやはり黎明期のものが多く、再録されなかったものは日本語名が存在しないことになる。
【ハースストーン】
【マジック・ザ・ギャザリング】
《ブリザード/Blizzard》
《Blizzard》
《聖なる光/Holy Light》
《Holy Light》
▼ あと一歩で賞
最後は「なんか惜しいところで一致しなかった」と個人的に感じるもの。
【ハースストーン】
【マジック・ザ・ギャザリング】
《野生の繁茂/Wild Growth》
《繁茂/Wild Growth》
《呪文相殺/Counterspell》
《対抗呪文/Counterspell》
《謙遜/Humility》
《謙虚/Humility》
《神聖なる恩寵/Divine Favor》
《神聖なる好意/Divine Favor》
《森林オオカミ/Timber Wolf》
《森林狼/Timber Wolves》
最後のとか本当に惜しいよね。
というわけで、検索エンジンなどを使って調べた結果、全色に「日英ともに同じカード名」があることを確認した。あとそれ以外にも「惜しい」カードが結構あったので、まとめて紹介してみる。
▼ 日英ともに一致
まずは完全に一致したものの中から、マジックの5色それぞれから1枚ずつ。
【ハースストーン】
【マジック・ザ・ギャザリング】
《粉砕/Shatter》
赤:《粉砕/Shatter》
《滋養/Nourish》
緑:《滋養/Nourish》
《ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar》
青:《ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar》
《生命吸収/Drain Life》
黒:《生命吸収/Drain Life》
《目には目を/Eye for an Eye》
白:《目には目を/Eye for an Eye》
▼ 日本語訳がカタカナと漢字の対比
また英語名は同じで日本語訳が異なるものも多くあった。
そのもっとも大きな理由は、ハースストーンの和名は原語準拠のカタカナが多いのに対し、マジック・ザ・ギャザリングは漢字を優先しているため(《Pyroblast》が《紅蓮破》とか)。
マジックの和訳が始まった頃はまだ「旧来のファンタジー小説の翻訳調」が主流の時代だったのかもしれない(指輪物語には粥村や馳男が、ナルニア国ものがたりには泥足にがえもんがいた頃)
そこを基点として訳のテンプレート化が進んだマジックと、それに対して「シンプルに分かりやすく肩ひじ張らずに現代風味」のハースストーンとだと差が顕著なのではないかと(憶測)。
【ハースストーン】
【マジック・ザ・ギャザリング】
《ファイアーボール/Fireball》
《火の玉/Fireball》
《ファイア・エレメンタル/Fire Elemental》
《炎の精霊/Fire Elemental》
《ウォーター・エレメンタル/Water Elemental》
《水の精霊/Water Elemental》
《アース・エレメンタル/Earth Elemental》
《大地の精霊/Earth Elemental》
《ライトニングボルト/Lightning Bolt》
《稲妻/Lightning Bolt》
《フォーク・ライトニング/Forked Lightning》
《四筋の稲妻/Forked Lightning》
《ミスディレクション/Misdirection》
《誤った指図/Misdirection》
《ライトニングストーム/Lightning Storm》
《稲妻の嵐/Lightning Storm》
《マインドゲームス/Mindgames》
《理性のゲーム/Mind Games》
《パイロブラスト/Pyroblast》
《紅蓮破/Pyroblast》
▼ マジックのカードが英語のみ
上記以外の「日本語名が不一致」なパターンとしては、マジック側に「日本語版が存在しない」がある。シンプルなカード名は当然ハースストーンとマジックで同名のものが多いが、マジック側の「シンプルなカード名」はやはり黎明期のものが多く、再録されなかったものは日本語名が存在しないことになる。
【ハースストーン】
【マジック・ザ・ギャザリング】
《ブリザード/Blizzard》
《Blizzard》
《聖なる光/Holy Light》
《Holy Light》
▼ あと一歩で賞
最後は「なんか惜しいところで一致しなかった」と個人的に感じるもの。
【ハースストーン】
【マジック・ザ・ギャザリング】
《野生の繁茂/Wild Growth》
《繁茂/Wild Growth》
《呪文相殺/Counterspell》
《対抗呪文/Counterspell》
《謙遜/Humility》
《謙虚/Humility》
《神聖なる恩寵/Divine Favor》
《神聖なる好意/Divine Favor》
《森林オオカミ/Timber Wolf》
《森林狼/Timber Wolves》
最後のとか本当に惜しいよね。
コメント
シャドウバースや遊戯王でも名前被りがありそうですが、独自の世界観を構築しているので意外に少ないのかもしれませんね。
そうらしいですねえ。でもやっぱりナルニア国ものがたりなどでも独特な固有名詞訳を披露されているので、あれは瀬田貞二さんの味な部分も大きいんじゃないかなー、と個人的には思ってます。
>シャドウバースや遊戯王でも名前被りがありそうですが
残念ながらそっちは詳しくないので誰か有識者にお任せしたいところです。
MtGには翻訳テンプレがある以上、ハースストーンの和訳に関するガイドラインがどうなっているか気になりますね。
でもまだまだ同じ名前ありそうですよね。
ハースストーンの和訳は自由すぎるのがいいですよね。英語の方のカード名も結構ギャグが多いので訳す人は大変ながらも楽しそうだなあ、と(勝手に)思ってます。