先日アップした以下の記事の訳の苦労した点というか、楽しんだ点というか。
【翻訳】テンペストの中で輝いて/In a Teapot【DailyMTG】
https://regiant.diarynote.jp/201812040105436564/
言い訳がましくならないように気を付けつつ。
まず最初にタイトルについて書いてみる。元の「In a Teapot」というタイトル、初見時にはとても不思議だった。なんで「Teapot(ティーポット)」なんだろう。テンペストにお茶会的なカードとかあったっけ。そんな風に首をひねりながら調べてみたところ……
Google先生「英語には Tempest in a teapot という慣用句があってな?」
知らんかった。ちなみに意味は「些細なことで大騒ぎをすること」もしくは「狭い世界で互いに争うこと」らしい。日本語で似た言葉を探すなら「大山鳴動して鼠一匹」とかかなあ。
つまりこのタイトルは「テンペストと書かずしてテンペストという言葉を表現している」、かつ「マジックのセット1つのデザインという限られた世界の中での様々な出来事」を示しているものと思われる。すごい。
それにならった和訳を考えようとして色々考えて「嵐の中で輝いて」という好きな歌のタイトルを使うことにした。
これ以外で「嵐(あらし)」を含む題名は「あらしのよる」とか「嵐が丘」とかしか思いつかなくて、なんか上手く行かなかった。いや「嵐が丘」で「テンペスト買おっか」というのも思い付きはしたんだけど……止めた判断に後悔はないな。うん。
大して難しかったというわけでもないけどちょっと触れておくと「needed to have a Legend for Greven」は、より原文に沿う形で訳すなら「伝説を作る必要があった」、もしくは「伝説の~を作る必要があった」となる。
さすがにそれは不自然だよね、ということで「伝説のクリーチャー」と補った形で訳した。そういえば当時は伝説ってクリーチャーしかなかった気がする。非クリーチャーの伝説っていつからだっけ。思い出せない。
語りたいポイントは2つ。1つは「本来は存在しなかったカード名」の和名をどうするか。もう1つは長い一文をどう扱うか。
1つ目の「本来は存在しないカード名」はここでは「Meld」の部分。基本的にこのブログではカード名の表記を《日本語名/English Name》で統一しているので英語のみだとなんか落ち着かない……ということで勝手に和名を付けてる。多分、ホントはダメ。
ちょっと今回の記事と関係ない話。今のマジックには「Meld」というキーワードがあるのね。MTG Wiki によると「合体カードの組を第2面同士で組み合わせて戦場に出すことを表す」らしい。ああ、「合体」の英語名って「Meld」だったのか。知らなかった。閑話休題。
2つ目の長文を2つに分けるという方法。実際のところ、元の原文はそれほど長くない。でも日本語にしようとすると、どうにも長くなる。「このカードはソーサリーとして始まった……そのソーサリーの名前は Meld といった……その Meld はプレイヤーに2体のクリーチャーを融合させてくれるものだった」という文がバケツリレーのように後ろを修飾してく形。どうしても分ける以外に自然な日本語にすることができなかった。
ちょっと全くマジック関係ない話を挟ませてもらう。上の文の「してく形」をタイプしてるとき間違って「くかたち」で変換してしまったら「盟神探湯」になった。ナニコレ。えーと……?
Google先生「古代日本の裁判だよ。神様に正か邪かを裁いてもらうものだ」
へえ。読みは「くがたち、くかたち、くかだち」のいずれもアリらしい。なんで「湯」なんだろう……ああ、熱湯に身を触れさせて火傷したら「邪悪」なのね……魔女裁判かな?
最初に訳そうとしたときは「Text Splicing」を日本語にできないかどうかをチェックしてみた(対応する公式の訳語があるのかどうか)。
なさそうだった。それに原文でもわざわざ意味が付記されてるくらいだからあまり一般的なマジック用語ではないのだろう、ということで、英語を残して原文そのままに括弧で意味を説明してみた。しっくりきた。良し。
意外と難しかったのは「my love of science fiction」。直訳するなら「私のサイエンスフィクションの愛」で、まあ、さすがにそれはないとして「私のSFへの愛」や「私のSFを愛する心」など色々試すも、どれもしっくりこない。あーでもないこーでもない、を続けて、最終的には上記の訳になった。「日本語」にはなってると思う。たぶん。
ここは何度も書き直した。何度か《エンチャント・キッド/Enchanto Lad》と書いたり、原文通り《エンチャント・ラッド/Enchanto Lad》にしたり、または《エンチャント少年》とか《エンチャント坊や》とかも候補に挙がった。
いや、だって「~ラッド」で「~少年」を意味するって日本語にしたとき伝わる気がしなかった。英語だと大人が小さい男の子に「Hi, lad」って呼びかけるのは自然だけども「キッド/Kid、ボーイ/Boy」に比べると知名度の差が段違いすぎる。
なので「ボーイ」か「キッド」に勝手に変えてしまおうか、とも思ったんだけど……問題はこのあとに「コズミック・ボーイ/Cosmic Boy」という形で「ボーイ」が出て来たり、「キッド」という名称も出て来たり。
そんなこんなで迷ったあげくに結論は「原文を尊重しつつ、注釈をつける」ということになった。今回の記事はカードデータを引用形式で表記してるので文章の中に別の引用形式を挟みたくなかったけど、まあ、しょうがない。
訳とは関係ない話。ちょっと今この部分を読み返してて、ふと思ったのは「最近のプレイヤーって《ハルマゲドン/Armageddon》知ってるのかな」ということ。カードの効果を付記すべきだった気がする。
能力の説明は括弧付きにしたほうが分かりやすいかな、ということで原文にはない括弧表現で訳した……というのは余談で、本題は「we were fooling around with」をどう訳すか、という話。
この「Fooling around」は「油を売る、放蕩する、あれこれいじってみる、色々試す、なんとなく時間をつぶす」みたいな……なんというか……結構ふんわりした意味の英語なので、なんでもありな分、難しかった。
ポイントは「heads, something good happens; tails something bad happens」の部分をどう訳すか。最初は普通に「何かいいことが……何か悪いことが……」としたけど、ふと気が変わって上記の訳にした。正しいかどうかはさておき、この訳はかなり気に入っている。
テンペストの《ミリーの悪知恵/Mirri’s Guile》は調整版《森の知恵/Sylvan Library》として使われる想定だったがそうはならなかった……という話以外にとりようがないのでそう訳したけど、そもそも原文の「it never really caught on though」って本当にそういう意味なのか自信がない、という話。「catch on」って意外と難しい。
「Play by my rule」は、単語の意味としては「私が制定したルールに従って行動せよ」であって、原文に忠実に訳すのであれば「私のルールで遊べ」になる……ところをちょっとひねってみた。個人的には上手くいったと思ってる。
多分これ、原文を訳してない。原文の「need to be careful」とか「let it take us to the point」とかに当たる部分がどこか言えない。なんとなくこういう意味だろう、というタイプの訳。ヘタすると普通に間違ってる可能性のある奴(おいおい)
このネタはなんか見覚えあるぞ、と思ったら、前に訳してた以下のコラムでも触れられてたネタだった(スピリットという種族についての特集記事)
【翻訳】これぞマジック・スピリット!/That’s the Spirit【DailyMTG】
https://regiant.diarynote.jp/201808191336405844/
確かに今回のテンペストに関する記事の冒頭で「過去にすでに語ってしまったネタを繰り返してしまうかもしれないけど許して欲しい」と書かれていたが、実はこのスピリットに関する記事のほうがあとに書かれたものだったりする(テンペストの記事が2002年、スピリットの記事は2004年)。
他にも色々と訳してて気になった点とか、訳が難しかった点とか、懐かしいカードとかあるけど、とりあえず今回のまとめはこれで終わり。
また何か訳す(はず)なので、そのときも気になったこととかあとで思い返してみようと思う。
【翻訳】テンペストの中で輝いて/In a Teapot【DailyMTG】
https://regiant.diarynote.jp/201812040105436564/
言い訳がましくならないように気を付けつつ。
まず最初にタイトルについて書いてみる。元の「In a Teapot」というタイトル、初見時にはとても不思議だった。なんで「Teapot(ティーポット)」なんだろう。テンペストにお茶会的なカードとかあったっけ。そんな風に首をひねりながら調べてみたところ……
Google先生「英語には Tempest in a teapot という慣用句があってな?」
知らんかった。ちなみに意味は「些細なことで大騒ぎをすること」もしくは「狭い世界で互いに争うこと」らしい。日本語で似た言葉を探すなら「大山鳴動して鼠一匹」とかかなあ。
つまりこのタイトルは「テンペストと書かずしてテンペストという言葉を表現している」、かつ「マジックのセット1つのデザインという限られた世界の中での様々な出来事」を示しているものと思われる。すごい。
それにならった和訳を考えようとして色々考えて「嵐の中で輝いて」という好きな歌のタイトルを使うことにした。
これ以外で「嵐(あらし)」を含む題名は「あらしのよる」とか「嵐が丘」とかしか思いつかなくて、なんか上手く行かなかった。いや「嵐が丘」で「テンペスト買おっか」というのも思い付きはしたんだけど……止めた判断に後悔はないな。うん。
原文:
This was another top-down design. We knew we needed to have a Legend for Greven.
拙訳:
これも「トップダウン」タイプのデザインだね。司令官グレヴェンのために私たちは伝説のクリーチャーを作る必要があった。
大して難しかったというわけでもないけどちょっと触れておくと「needed to have a Legend for Greven」は、より原文に沿う形で訳すなら「伝説を作る必要があった」、もしくは「伝説の~を作る必要があった」となる。
さすがにそれは不自然だよね、ということで「伝説のクリーチャー」と補った形で訳した。そういえば当時は伝説ってクリーチャーしかなかった気がする。非クリーチャーの伝説っていつからだっけ。思い出せない。
原文:
This card started as a sorcery called Meld that allowed you to meld two creatures into one.
拙訳:
このカードは元々ソーサリーとして作られる予定だった。そのときのカード名は《融合/Meld》で、効果は2体のクリーチャーを融合させることができるというものだった。
語りたいポイントは2つ。1つは「本来は存在しなかったカード名」の和名をどうするか。もう1つは長い一文をどう扱うか。
1つ目の「本来は存在しないカード名」はここでは「Meld」の部分。基本的にこのブログではカード名の表記を《日本語名/English Name》で統一しているので英語のみだとなんか落ち着かない……ということで勝手に和名を付けてる。多分、ホントはダメ。
ちょっと今回の記事と関係ない話。今のマジックには「Meld」というキーワードがあるのね。MTG Wiki によると「合体カードの組を第2面同士で組み合わせて戦場に出すことを表す」らしい。ああ、「合体」の英語名って「Meld」だったのか。知らなかった。閑話休題。
2つ目の長文を2つに分けるという方法。実際のところ、元の原文はそれほど長くない。でも日本語にしようとすると、どうにも長くなる。「このカードはソーサリーとして始まった……そのソーサリーの名前は Meld といった……その Meld はプレイヤーに2体のクリーチャーを融合させてくれるものだった」という文がバケツリレーのように後ろを修飾してく形。どうしても分ける以外に自然な日本語にすることができなかった。
ちょっと全くマジック関係ない話を挟ませてもらう。上の文の「してく形」をタイプしてるとき間違って「くかたち」で変換してしまったら「盟神探湯」になった。ナニコレ。えーと……?
Google先生「古代日本の裁判だよ。神様に正か邪かを裁いてもらうものだ」
へえ。読みは「くがたち、くかたち、くかだち」のいずれもアリらしい。なんで「湯」なんだろう……ああ、熱湯に身を触れさせて火傷したら「邪悪」なのね……魔女裁判かな?
原文:
In development, the card was changed from text splicing (meaning the ability was given to the creatures) to simply using tapping as a cost of the activation.
拙訳:
その後、デベロップメントへと移った際に、Text Splicing(クリーチャーのテキスト欄に能力を継ぎ足す形)という能力から、単にエンチャントの起動コストとしてクリーチャーのタップを要求する形に変更になった。
最初に訳そうとしたときは「Text Splicing」を日本語にできないかどうかをチェックしてみた(対応する公式の訳語があるのかどうか)。
なさそうだった。それに原文でもわざわざ意味が付記されてるくらいだからあまり一般的なマジック用語ではないのだろう、ということで、英語を残して原文そのままに括弧で意味を説明してみた。しっくりきた。良し。
原文:
This card was influenced by my love of science fiction. A common sci-fi archetype is the alien that gains the abilities of creatures near it.
拙訳:
私のSF愛が生み出したカードがこれだ。SFによく見られるネタの1つに、傍にいる生き物の能力をコピーするエイリアンというネタがある。
意外と難しかったのは「my love of science fiction」。直訳するなら「私のサイエンスフィクションの愛」で、まあ、さすがにそれはないとして「私のSFへの愛」や「私のSFを愛する心」など色々試すも、どれもしっくりこない。あーでもないこーでもない、を続けて、最終的には上記の訳になった。「日本語」にはなってると思う。たぶん。
原文:
It has to do with its playtest name, Enchanto Lad.
拙訳:
このカードのプレイテスト中の仮の名前は《エンチャント・ラッド/Enchanto Lad》だったんだ。能力そのままだね。
ここは何度も書き直した。何度か《エンチャント・キッド/Enchanto Lad》と書いたり、原文通り《エンチャント・ラッド/Enchanto Lad》にしたり、または《エンチャント少年》とか《エンチャント坊や》とかも候補に挙がった。
いや、だって「~ラッド」で「~少年」を意味するって日本語にしたとき伝わる気がしなかった。英語だと大人が小さい男の子に「Hi, lad」って呼びかけるのは自然だけども「キッド/Kid、ボーイ/Boy」に比べると知名度の差が段違いすぎる。
なので「ボーイ」か「キッド」に勝手に変えてしまおうか、とも思ったんだけど……問題はこのあとに「コズミック・ボーイ/Cosmic Boy」という形で「ボーイ」が出て来たり、「キッド」という名称も出て来たり。
そんなこんなで迷ったあげくに結論は「原文を尊重しつつ、注釈をつける」ということになった。今回の記事はカードデータを引用形式で表記してるので文章の中に別の引用形式を挟みたくなかったけど、まあ、しょうがない。
原文:
During development, the team got scared of its interaction with Armageddon
拙訳:
しかしデベロップメントチームはこのカードが《ハルマゲドン/Armageddon》と同時に使われることを心配して、この一文を追加したんだ。
訳とは関係ない話。ちょっと今この部分を読み返してて、ふと思ったのは「最近のプレイヤーって《ハルマゲドン/Armageddon》知ってるのかな」ということ。カードの効果を付記すべきだった気がする。
原文:
During earlyTempest design, we were fooling around with cards that had a triggered ability when they were drawn.
拙訳:
テンペストの開発が始まった頃、私たちは「引かれたときに能力を誘発させるカード」というアイデアを試していた。
能力の説明は括弧付きにしたほうが分かりやすいかな、ということで原文にはない括弧表現で訳した……というのは余談で、本題は「we were fooling around with」をどう訳すか、という話。
この「Fooling around」は「油を売る、放蕩する、あれこれいじってみる、色々試す、なんとなく時間をつぶす」みたいな……なんというか……結構ふんわりした意味の英語なので、なんでもありな分、難しかった。
原文:
Too many of the previous random elements had been too stark: heads, something good happens; tails something bad happens.
拙訳:
私は以前からランダムな効果について考えていた。既存のカードのランダムな効果はどれもこれもあまりに極端すぎた。コインの表が出たら大吉、裏が出たら大凶という感じだ。
ポイントは「heads, something good happens; tails something bad happens」の部分をどう訳すか。最初は普通に「何かいいことが……何か悪いことが……」としたけど、ふと気が変わって上記の訳にした。正しいかどうかはさておき、この訳はかなり気に入っている。
原文:
This card was supposed to be a new Sylvan Library-it never really caught on though.
拙訳:
こうしてこのカードがポスト《森の知恵/Sylvan Library》として作られたわけだが……残念ながらそうは上手くはいかなかった。
テンペストの《ミリーの悪知恵/Mirri’s Guile》は調整版《森の知恵/Sylvan Library》として使われる想定だったがそうはならなかった……という話以外にとりようがないのでそう訳したけど、そもそも原文の「it never really caught on though」って本当にそういう意味なのか自信がない、という話。「catch on」って意外と難しい。
原文:
Taxing, by the way, has been shifted to white in the current color pie shuffle-it made more sense because white is the “play by my rules” color.
拙訳:
ちなみに「税」について付け加えておくと、今ではこの効果はカラーパイの役割上では白に属している。そのほうが筋が通っているからだ。何しろ白こそ「ルールは私が決める」の色だからね。
「Play by my rule」は、単語の意味としては「私が制定したルールに従って行動せよ」であって、原文に忠実に訳すのであれば「私のルールで遊べ」になる……ところをちょっとひねってみた。個人的には上手くいったと思ってる。
原文:
While simplicity is important, I think we need to be careful when we let it take us to the point that a card is stripped of its original flavor.
拙訳:
分かりやすさは重要だ。しかしそれによって元の大事なフレイバーを失ってしまうのであれば、引き返す勇気もまた大事なのではないか、と私は思う。
多分これ、原文を訳してない。原文の「need to be careful」とか「let it take us to the point」とかに当たる部分がどこか言えない。なんとなくこういう意味だろう、というタイプの訳。ヘタすると普通に間違ってる可能性のある奴(おいおい)
原文:
I always felt thatThunder Spirit was an excellent card. But before I arrived at Wizards, it was stuck on a reserved list, meaning it could never be reprinted.
拙訳:
私はずっと《Thunder Spirit》は素晴らしいカードだと思っていた。しかし残念ながら私がウィザーズに入社したとき、すでにそのカードは再版禁止リスト(訳注:主にコレクター的な理由から同型再版の作成が禁じられているカードのリスト)入りしていた。
このネタはなんか見覚えあるぞ、と思ったら、前に訳してた以下のコラムでも触れられてたネタだった(スピリットという種族についての特集記事)
【翻訳】これぞマジック・スピリット!/That’s the Spirit【DailyMTG】
https://regiant.diarynote.jp/201808191336405844/
確かに今回のテンペストに関する記事の冒頭で「過去にすでに語ってしまったネタを繰り返してしまうかもしれないけど許して欲しい」と書かれていたが、実はこのスピリットに関する記事のほうがあとに書かれたものだったりする(テンペストの記事が2002年、スピリットの記事は2004年)。
他にも色々と訳してて気になった点とか、訳が難しかった点とか、懐かしいカードとかあるけど、とりあえず今回のまとめはこれで終わり。
また何か訳す(はず)なので、そのときも気になったこととかあとで思い返してみようと思う。
コメント
>そういえば当時は伝説ってクリーチャーしかなかった気がする。非クリーチャーの伝説っていつからだっけ。
伝説の土地が、「Legends」でクリーチャーと同時に初ですね。《カラカス》とか《ペンデルヘイヴン》とか。
当時は、クリーチャーはクリーチャー・タイプとして「レジェンド/Legend」、クリーチャー以外は「伝説の/Legendary」と区別されていたので、原文のLegendもクリーチャー・タイプを指したものでしょうね。現在は廃止されているタイプなので、翻訳で「伝説のクリーチャー」と補うのは適切だと思います。
あー、そういえばミラージュで《テフェリーの島/Teferi’s Isle》を使ってました。ありましたね。伝説の土地。すっかり忘れてました。フォローもありがとうございます。