先日アップした以下の記事の訳の苦労した点というか、楽しんだ点というか。

  フレイバーにテキストを添えて/Add Text to Flavor
  https://regiant.diarynote.jp/202001140642309735/

 言い訳がましくならないように気を付けつつ。

 まずタイトルについて。

 原文のタイトルは「Add Text to Flavor」。実はあまり意味を読み解けてない。「Add Text to Flavor ~」で最後に名詞が来ていたら「~に風味をつけるためのテキスト」で分かりやすいんだけど……その名詞が省略されてるのかなあ。

 いずれにしても「テキストを味付けに使いました」という意味だろう、と思って上記の訳にした。「テキストを隠し味に」とか「最後に少しテキストを足して」とかもありだったかな。

 でも「フレイバー」は必要だろうし(なんの記事がタイトルで分かってもらうために)これでいいか。良しとしよう(自分に言い聞かせるように)。

 次は翻訳以外の件。
原文:
 The sentiment was best summed up in a letter by Will Mistretta that was sent to me personally, posted on our Magic message boards, and appeared as an article on StarCityGames.com:
拙訳:
 以下に紹介するのはその中の1つ、ウィル・ミストレッタからのメッセージだ。
 多くのプレイヤーが私の記事に対して抱いたであろう激しい感情を上手く要約してくれたこのメッセージは、私個人宛にメールで届けられただけでなく、公式サイトの掲示板にも投稿され、さらに StarCityGamesのサイトに記事としてもアップされた。

 Star City Gamesにもアップされているというのでダメ元で検索したらまだ残ってた。差分を訳して補足という形で足しこむか、と思ってたらリンク切れになった。コピッておくべきだった。残念。

 ただそれほど大きな差異はなくて、あえて1つ挙げるとすれば註釈として足したグラフ(フレイバーテキストのうち何割が古典からの引用で、何割が歴史家的な第3者視点で……を示したパイグラフ)があったことくらい。

 公式サイトの掲示板にもアップされた、とあるけどそれは見つけられなかった。さすがに17年前だしなあ。
原文:
 "Bones scattered around us joined to form misshapen bodies, We struck at them repeatedly -- they fell, but soon formed again, with the same mocking look on their faceless skulls."
日本語訳:
 我らの周囲に散らばった骨が集い、ちぐはぐな体に組み上がっていく。我らは何度も何度もそれを攻撃し、打ち倒した。しかし、すぐにまた、顔のない髑髏があざ笑うように立ち上がってくるのだった。

 これは《蠢く骸骨/Drudge Skeletons》のフレイバーテキストで、ここで触れたいのは訳の話ではなくレイアウトの話。

 DiaryNoteは記事の編集操作がシンプルで、太字か斜体か赤文字か青文字くらいしかフォントをいじれない。その中で、どうやって「ここは文章じゃなくてフレイバーテキストです」と示すかで迷った。正直、毎回迷ってる。

 青文字や赤文字ではあまりに強すぎるし、Blockquoteを使って箱で囲うと注釈文と紛らわしくなる。今回は小文字(フォントサイズを1段階小さくする)で対応してみたけど、正解かどうか分からない。

 大人しくそのままフォントをいじらないのが正解かもしれない……アンケートとりたいけど、そんな機能はないし、そもそも回答サンプルが2桁集まるとも思えないので、今後も試行錯誤を続けるしかないか。
原文:
 Funny undead? Did you really think Magic needed an even less funny psuedo-Jerry Seinfeld?
 "What is the deal with those Drudge Skeletons? I mean really! What is up with that?"
拙訳:
 笑えるアンデッドですか? 本気でマジックにお笑い芸人が必要だと信じていらっしゃるのでしょうか? 「何度壊しても元通りだぞ。これが本当の骨折り損のくたびれ儲けだ!」

 ポイントは「Jerry Seinfeld」。前にも著者の記事に登場したのでこれが英国のコメディドラマの主人公(かつタイトル)であることは知ってた。ちなみに日本語のWikipediaでは「となりのサインフェルド」の項目で紹介されてる。

 問題は、このドラマと登場人物が日本で知られているとは思えないこと、かつ見たことがないのでそれをネタしたセリフをそれらしく訳せる自信がないこと。

 ここでかなり詰まってしまって、最後は固有名詞を使って訳すことを諦めた。勝手に作ったギャグの部分は……うーん……これのせいで筆者であるウィルさんが誤解されてしまったら申し訳ないな、とは感じる。
原文:
 We hate the storyline and we hate the jokes.
 Check the websites, check the newsgroups and message boards, ask the players face-to-face.
拙訳:
 ストーリーなど要りません。ジョークも要りません。それが私たちの総意です。
 ネットの意見をチェックしてみてください。ファンニュースでも掲示板でもいいです。プレイヤーに面と向かって確認するのもいいでしょう。

 あらためて見ると「newsgroup」をどうして「ファンニュース」にしたのかよく分からない。「ファンサイト」が一番適切な気がする。そのうち直すかも。

 あとマジック全然関係ない話としては、「Message Board」を「掲示板」としたあと「そういえばネットでの掲示板といえば BBS(Bulleton Board System)という略称が一般的だった時代があったな」とふと思い出した。
原文:
 We’ve hated every storyline since Mirage/Visions with a passion. We’d rather have Jar Jar Binks in Magic than Gerrard or Kamahl.
拙訳:
 私たちはミラージュ・ビジョンズ以降のストーリー志向を心から嫌悪しています。ジェラードやカマールが登場するマジックより、ジャー・ジャー・ビンクス(註)が登場するほうがまだマシと私たちは考えます。

 ここを読んだときは、ジャー・ジャー・ビンクスって本当に嫌われてるんだな、と思った。正直、友人たちと自宅に集まって見たときも不人気だった。

 2002年の記事に登場してるということは……そうか、初登場は1999年なのか。20年以上前の前世紀だ。スターウォーズシリーズの新三部作すらそんな昔になってたとは。

 ただ昔の映画とはいえスターウォーズの知名度は(「となりのサインフェルド」と比べて)日本でも高いから固有名詞を出してもいいかと思ってそのまま使った。ただ念のためと注釈はつけたけど。
原文:
 These annoying character make the flavor text impersonal and monotonous.
拙訳:
 これら不快なキャラクターたちが登場するフレイバーテキストは単調なだけでなくそこにはプレイヤーが介在せず感情移入できません。

 翻訳の補足と言いつつあまり訳に関する話をしていないので、ここらで触れておく。ここで迷ったのは「Impersonal」という単語の訳。

 最初、「特定のキャラクターのセリフがダメ」という話をしているのになんで「Impersonalである(非個人的である、個人に関連しない、客観的である)」という論調なのかが不思議だった。

 あらためて文章全体をを読むと「プレイヤーという本当の主人公がないがしろにされている」という意味での「主体の喪失」なのね。理解した。
原文:
 They take the focus off the players and thrust it onto a bunch of unlikable, one-dimensional characters and situations that seem like they were drawn from some 16-year-old pothead’s half-baked D&D campaign.
拙訳:
 プレイヤーという存在から目を背けた結果、生まれたのはまるで途中で完成を投げ出したD&Dキャンペーンのような世界観と画一的で好感のもてないキャラクターたちです。

 「some 16-year-old pothead’s half-baked D&D campaign」という表現の妙をどうしたらいいのか悩んだ挙句に上記の訳になった。「16歳」の部分を「中学生」「高校生」「ティーネイジャー」「中高生」とか色々試したけど、どうにも文章の中で浮いてしまうので最後はバッサリ切った。

 あと「Pothead」という単語。「マリファナ常用者」を指す言葉らしい。なので直訳気味に訳すなら「16歳のマリファナ常用者が最後までちゃんと作り込まなかったD&Dのキャンペーン」だけど、比喩表現だろうから「薬でラリッた16歳が最後までちゃんと作り込まなかったD&Dのキャンペーン」のほうがそれらしいか。

 とか色々やってたけど、どうしても「浮いて」しまうので簡略化してしまった。原文の妙に味のある文章が消えてしまうのであまり良くない。もしかしたら直すかもしれない。
 ・十人十色/Different Strokes
 ・何が問題なのか/The Rub
 ・背景ストーリーについて/Here’s a Story
 ・大鴉曰く/Quoth the Raven
 ・まとめ/To Sum Up

 各章のタイトルをまとめて並べてみる。訳しづらいものも多かったのでここのサイトに載せてる文章でも和英両方載せてみた。

 それぞれ原文の持つ面白み(ネタ)を無視して分かりやすさを優先したり、極力近い形に訳そうとしたり、と訳し方が統一されていない。どちらかに合わせるべきだったかもしれない。

 前者(分かりやすさ優先)の例としては、背景ストーリーの是非に触れている「Here’s a Story」がある。これは話を始める前置きとして使われる英語の定型句で、あえて訳すなら「こういうことだ。つまり~」という感じ(たぶん)。さらにここでは同時に言葉の意味をそのまま読んで「ストーリーがここにあって……」と読んでも、背景ストーリーについて語っている内容にフィットする。

 そんな両方の意味にとれるような日本語のことわざや慣用句を見つけられれば最高なんだろうけど、労力がすごいかかりそうだったのでパスした。こういうところで悩み始めると一気に作業が停滞することを経験則で知ってるので。

 あらためて何か妙案はなかったものかと再考してみると……うーん、カタカナの「ストーリー」が入ってる日本語の慣用句はそうそうない。ストーリーという単語の入ってる作品名をネタにするのもなかなか難しい(ネバーエンディングストーリー? 空からこぼれたストーリー?)。

 やっぱり無理しなくて正解だった気がする(逃げ)

 対して、原文に近い形に訳そうとした例としては「大鴉曰く/Quoth the Raven」がある。一応説明しておくと読者からの投稿の中にエドガー・アラン・ポーの小説から引用されたフレイバーテキストが紹介されていて、そのエドガー・アラン・ポーの有名な作品の1つに「大鴉(おおがらす)」と呼ばれる作品があって、その中で有名な一節が「Quoth the Raven」。意味は「大鴉曰く(= 大鴉の言葉を引用すると)」。

 というわけで「現実の小説からの引用について」という章の内容、および読者が引用の例としてエドガー・アラン・ポーを挙げていたことなどを合わせ考えて、原文ではこの章タイトルになったものと思われる。

 余談。この「Quoth the Raven」の中で繰り返し用いられる言い回しに「Nevermore」があり、マジックには同名のカード、《金輪際/Nevermore》がある。このカードが公式サイトの「Card of the day」で取り上げられたときの記事が以下で、かつこの週に紹介されたカードは、すべてエドガー・アラン・ポー作品に関連づけられたカードたちだった。

  Card of the Day - 2012/03/09
  https://regiant.diarynote.jp/201203092231401932/

  今週のCard of the Day (2012年03月 第2週) とか (※関連付けの考察)
  https://regiant.diarynote.jp/201203111223131373/

 最後にもう1個だけ章のタイトルの訳に触れておく。「Different Strokes」を「十人十色」と訳したのについては、章の内容が好みに関する問題なので「蓼食う虫も好き好き」のほうが適切かもしれない……という思いも浮かんだんだけど、あまりに「和風」だなあ、と避けてしまった。そんだけ。
原文:
 Our goal here at Wizards is to create the game that all of you want. The better we satisfy this need, the more you enjoy the game and the happier everyone is all around.
拙訳:
 ウィザーズで働く私たちの目指すべきゴールは「君たちの誰もが求めているゲームを作ること」だ。この目的の達成に近づけば近づくほど、君たちはよりゲームを楽しめるはずであり、全員が幸せになれるはずだ。

 特に失敗したとは思っていないけど、あらためて読むと訳が固いなあ(いかにも翻訳した文章で、日本語としては若干不自然だなあ)と思う。

 意訳を含むなら「ウィザーズで働く私たちは、君たちプレイヤー全員に例外なく楽しんでもらえるゲームを作ろうと日夜努力している。この目標に近づけば近づくほど、より君たちはゲームを楽しめるはずだし、誰もが幸せになれるはずだからだ」かな。

 ただこれだと、ざっくり同じような意味をもつ文章を書いてるだけであって、翻訳と呼んでいいのか怪しい気がしてくる。でもあまりに不自然な文章のままにするのもなんだし……という行ったり来たりが楽しくて翻訳してる節はある。
原文:
 For example, we conduct a particular kind of market research called a "godbook study." A "godbook" is just a printout of all the cards.
拙訳:
 例を挙げよう。私たちは「Godbook調査」という市場調査を行っている。「Godbook」というのはマジックのカードをそのまま一覧にして載せている本だ。

 末尾の「just a printout of all the cards」をどう訳せばいいのか。本物の「Godbook」の見た目が分からないこともあってなかなか難しかった。

 一番楽しようとすれば「Godbookは、すべてのカードのただのプリントアウトだ」となる。さすがにこれはない。「~が載っている」くらいは欲しい。

 次に「Godbookは、すべてのカードのただのプリントアウトが載っているものだ」となる。「ただの」の位置がいまいちなので変える……というような感じでちょいちょい変えていくと最終的には上記のような拙訳になる(変わりすぎでは?)
原文:
 Werebear, for example, shows that basic puns seem to be frowned upon (for more on puns, see the sidebar at the end of this article).
拙訳:
 例えば《熊人間/Werebear》は分かりやすい定番なダジャレだが受けをとれなかった(余談。マジックのダジャレに関して興味や意見がある人はこの記事の最後に付けた追記も読んでくれ)

 まず「basic puns seem to be frowned upon(基本的なダジャレは眉をひそめられてしまうようだ)」の部分はかなり変えてる。「Frowned upon」が難しかった。「眉をひそめる」だとちょっと深刻すぎるというか固すぎる。「つまらない」「嫌われる」なども考えたけど、最後は上記の通りで。

 あと公式の日本語訳だとどこがダジャレなのか伝わらないので解説を付けた。ただ公式の日本語訳がダメというんじゃなくて……このフレイバーテキストをダジャレ込みの日本語にしようとすると「クマった」とか「熊手」とかを登場させる羽目になりそうで、銀枠ならまだしも通常のマジックじゃ無理(銀枠はそもそも英語版しか存在しないけど)。
原文:
 One of Magic’s strengths is that it’s many things to many people.
 Mechanically, R&D solves this problem by creating different styles of cards for different styles of players.
 The result of this philosophy is that we create cards that are beloved by some and bemoaned by others.
拙訳:
 マジックの強みとは何か。その1つは、様々なプレイヤーごとに全く違ったゲームの側面を見せる、ということが挙げられる。
 それを踏まえて、開発部が今回の問題をどう解決しているかというと、異なるタイプのプレイヤーに向けて異なるタイプのカードを提供することで対応している。
 さて、この哲学に沿ってカードを生み出すことによって何が起きるか? 生み出されるカードたちは、あるプレイヤーには愛されるものの、別のプレイヤーには渋面をもって迎えられることとなるのだ。

 引用が長くなってしまった。

 ここはホントに色々難しかった。1行目は、シンプルでエレガントな「it is many things to many people」がどうにもシンプルかつエレガントに訳せなかった。悔しい。「人によって全く違った面を持つ」だとまた違うし。

 2行目は、冒頭の「Mechanically」をどう訳すかという点が難所だった。あと特筆すべき点としては英語で「Style(スタイル)」となっているのをあえて別のカタカナ語である「タイプ」と訳したこと。

 3行目はダジャレの場所で触れた「be frowned」をどう訳すべきか、というのと似た問題で、シンプルに「愛される/嫌われる」の対比でも良かったんだけど、なんか原文をもう少し尊重したい気持ちになってたらしく「bemoaned(渋面)」としてる
原文:
 This puts the creative director between a rock and a hard place. Making one group happy upsets another.
拙訳:
 この事実がクリエイティブチームのリーダーを板挟みにする。なぜならあるグループを楽しませようとすると別のグループが楽しくなくなってしまうためだ。

 原文の「between a rock and a hard place」という言い回しを初めて知った。日本語にすらまだまだ知らない言い回しやら慣用句やらがたくさんあるのに、いわんや英語ときたら。

 全ての本を読み終われないと同じで(新しく生まれるものを除いても)全ての言葉を知ることなんて無理なのかもしれないから、あまり深刻にならずにいよう。
原文:
 Goblins are a good example of where the two groups merge.
 Goblins are by design humorous and thus are a more palatable way to introduce humor in a flavorful way into the game.
拙訳:
 両方のグループを満足させ得る良い例としてはゴブリンたちだ。
 ゴブリンはそもそもがユーモアを感じさせるデザインなので、フレイバーを重視しつつも無理なくユーモアを導入することができる。

 大した話ではなくて「Palatable」という英語が難しかった、ということ。ちなみに意味は「口当たり(が良い)、美味しい」というような感じ。「Palate」という単語で「口蓋(口の中の上部)、味覚」などの意味になるらしい。知らない言葉はニュアンスが馴染んでないので訳しづらかった。

 余談。ここの主張には「そうかなあ?」と思ってしまった。「あなたがゴブリン大好きなだけですよね」というか(著者のゴブリン好きは有名なので)……ゴブリン出しとけば多少ふざけたノリでも許されるだろう、というのが嫌いなプレイヤーもいるような気がする。

 とりあえず訳に関する補足はここまで。

 最後に、元記事の末尾に並んでいた「好かれたフレイバーテキスト・嫌われたフレイバーテキスト」の一覧の中でちょっと気になった奴を紹介してみる。
《花崗岩の装着/Granite Grip》(7th)
英語版:
 “Let me introduce you to Rocky.”
日本語版:
 君に岩男を紹介しよう。

 第7版のカードの中で「嫌い」のほうに入ってたフレイバーテキスト。このギャグは不発に終わったらしい。個人的には嫌いじゃない。

 日本語版もいい訳だとは思うけど、悩んだ挙句にこれなのか、大して悩まずにこれに決めたのか、がすごい気になる。ところでこれ、読みは「いわお」だよね?(原文が人名なので)
《針刺ワーム/Spined Wurm》(7th)
英語版:
 “I wouldn’t stand in front of that wurm, son. ‘Course, I wouldn’t stand behind it neither. In fact, standing anywhere near that wurm’s not much of a plan. Running, now that’s a plan!”
 -Wandering mage
日本語版:
 あのワームの前には立たないほうがいい。もちろん後ろにも立たないほうがいい。というより、あのワームのそばに立つこと自体やめたほうがいい。どうしたらいいかっていうと、走って逃げるんだ!
 ――さまよれる魔道士

 第7版のカードの中で「好き」のほうに入ってたフレイバーテキスト。

 最初に英語版を読んだときに「最初の文の末尾にある son がちょっと難しいな。息子でいい気もするけど、英語でこういう言いまわしのときって自分の息子に対してのときだけじゃないし」と思って、日本語版どうしてるんだろうと見たときの驚き。
《万力機械人/Viseling》(NE)
英語版:
 This may hurt a lot.
日本語版:
 こいつはうんと痛いかもしれんぞ。

《拷問機械人/Rackling》(NE)
英語版:
 This may hurt a little.
日本語版:
 これは少し痛いかもしれんぞ。

 両方とも「好き」のほうに入ってた。それぞれ《黒の万力/Black Vice》と《拷問台/The Rack》の能力を持つクリーチャー。フレイバーテキストも対になっていたのか。

コメント

高潮の
2020年1月29日0:21

newsgroupは「ニューズグループ」以外の訳はなさそうに思います。大抵の人は知らないでしょうけど、まあ今も一応この世の中に存在はしてますし。自分はインターネットのパブリックなところに初めて「投稿」したのがニューズグループだったので、ちょっと特別な思い入れがあります。2002年初頭ならまだ充分活発だったはずですね。

画像、必ずjpegにされるのと、ある程度以上大きい画像は自動で縮小されちゃうので、文字を上げるのには極めて向いてない環境だったかと思います。あらかじめ高画質で小さめのjpegにしとく、とかならいけるのかな。

re-giant
2020年1月30日13:04

ニュースグループと日本語でもちゃんと言葉があるようですね……意味も良く分かってなかったので、色々確認不足でした。

ちょっと話がズレますが、昔の記事を訳していると過去に使われていたネットワークコミュニケーションツールの名前が出てくることがあり、不思議な気持ちになります(シゲティの記事とか)

画像はもうダイアリーノートの限界と思って受け入れるしかないですね。代わりにシンプル・軽い・使いやすいのを利点と思って。

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