【Diarynoteのまとめ:その3】翻訳してきた記事を紹介する1
2022年3月20日 翻訳のまとめ コメント (2) 気に入った奴を紹介していこうと思ってたけどもう最後だし片っ端から紹介というか感想を書いていくことにする。需要があるかないかはもう知らない。なおそれぞれ冒頭に記した日付はアップした日。
■2010年12月11日
【翻訳】刻印より出づるもの/Out of Imprint【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201012110110059581/
記念すべき(?)一番最初の「翻訳」カテゴリの日記。記憶が曖昧だけど翻訳スレ用に訳した奴を転載したやつだと思う。もう11年以上前か……この頃、小学生だった子がもう就職しててもおかしくないわけだ(実質、近い実例がいるけど)
ミラディンブロックで初登場した「刻印」というキーワード能力に関する記事。筆者は Tom LaPille 氏。この方の記事は Mark Rosewater 氏の次に訳してると思う。理由は彼が担当している Developmentコーナーの記事を毎週のように訳してた時期があるから。
記事の内容は「刻印」というキーワード能力の持つ特徴(欠点?)に関するもの。カード開発の裏話、特に反省点に関する記事は好きなので、この記事も結構好き。
■2010年12月23日
非動詞化な名詞もの/Nouns Unverbed : Magic Arcana
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201012241407286091/
翻訳記事というか、単なる休暇連絡を訳したもの。この頃はもう Card of the Day を訳すのを日課にしてたので、更新がしばらく空くことの背景を説明するついでに訳した……んだったっけ?(うろ覚え) これが翻訳カテゴリの2つ目の日記だった、というのは自分でも意外だった。
■2010年01月07日
時間旅行/Time Traveling : Daily MTG
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201101100437461128/
また Tom LaPille 氏の記事。この頃はまだ「序文」とか「チームメンバーの紹介」とかを割愛する柔軟さが残ってたらしい。その後、翻訳精度の低さに対して、せめて記事全文を訳すくらいはするか、とメンバー紹介なども基本的に全部訳すようになった(そのせいでアップするまでにかかる時間が増えた)。
記事の内容はマスターズエディションというオンライン専用のセットに関するもの。ネットを拾い読みしただけだけど、そこまで評判が良かったわけでもないらしい。
マジックオンラインにお金を使ってない身としては、単に懐かしいカード名が多かったから、という理由と、ドラフトをどう想定して収録カードを決めたのかの解説が面白かったから、という理由で訳した(んだと思う、多分)
今みたらペンティーノさんからコメントもらってた。嬉しかっただろうな、当時の自分(さすがにその感情までは思い出せない)
■2011年01月12日
【翻訳】《 》の話。いや、だから《 》の話だよ。ほら、アンヒンジドのあいつ/Blankety-Blank【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201101130407484233/
いまマジックをプレイしている人の何割が知ってるのか怪しいアンヒンジドというジョークセットに登場した名前を持たないカードに関する記事。
「Seinfeld(邦訳:となりのサインフェルド)」という人気海外ドラマがあったことはこの記事を訳して知った。後日、海外のゲームショップで、この「Seinfeld」を題材としたモノポリーを見かけて「へえ、これか。本当に人気ドラマなんだな」と思ったことをうっすら覚えてる。
文中で《Now I Know My ABC’s》とのコンボが紹介されてて「なるほど、そんなコンボが! AからZまで含む名前にしてしまえばいいのか!」と思ったら、ちゃんと「変更することの出来るカード名は実在するマジックのカード名のみ」というルールがあるらしく、そのうえでどうやってコンボを最適化するか、の解説だった。
あとこの頃は文末に註釈を全部集めてた。個人的に文中と文末(文庫本の場合、文中と巻末)を行ったり来たりするのが面倒で嫌いなので、途中からは文中に即註釈の内容を入れ込んでた。読者に、どっちがいいとか悪いとか意見を求めたことなかったけど、聞いてみれば良かったかな。
この記事の註釈をみてると「2004年の当時はまだマナバーンが健在」とか「バザーるでござーる」とか時代を感じさせ過ぎる文章が並んでて隔世の感がある。
■2011年01月15日
【翻訳】タイムマシンの作り方/How to Make a Time Machine【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201101160649345352/
またしても Tom LaPille 氏の記事、かつまたしてもマスターズエディションに関する記事。前回よりもさらに詳しく、どうリミテッド(ドラフト)でまともに遊べるようにするか苦慮した話がなされている。古いカードのテキストもちゃんと文中に記載しているので興味ある人は読んでみて欲しい。
あとひみつ日記(Diarynoteの特徴的な仕様で相互リンクメンバー同士しか読めないようになってる日記の追記部分)によると、2011年にアップしたこの記事の誤植を2018年に修正したらしい。たまに自分の過去日記を読み返してたんだろうな(他人事)
■2011年01月26日
【翻訳】この土地は君の土地/This Land Is Your Land【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201102090457431141/
最初に書いておくとリンク先に翻訳記事は存在しない。理由は、訳し終えたあとに公式訳を発見してしまったため。WebArchiveにしかないならまだしも、ちゃんと公式サイトに載ってたので、さすがに取り下げた。
なお、ひみつ日記に丸ごと貼り付けてあるのは秘密。
いま日記についてるコメント見て気づいたけど、公式訳の存在は人に教えてもらって気づいたらしい。覚えてなかった。
■2011年01月29日
【翻訳】カード名が殺されるとき/Name Killers【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201101290607062000/
個人的に訳してきた記事の中でトップクラスにお気に入りの記事。内容は「カード名に使えない名前がある。その理由は……」というもの。
その名前がすでにカード名に使われているから、という基本中の基本なものから、既存のマジックにおける共通認識と矛盾するから、という解説を聞いてみれば「言われてみれば」なものや、将来のためにとっておいた大事な単語が使われてるから、という開発部特有の視点からのものなど多岐に渡る理由が紹介されてる。
おそらくマジックに限らず、どのTCGも同じ問題を抱えているはずなので、マジックに詳しくなくても(半分くらいは?)楽しめると思う(多分)
■2011年02月05日
【翻訳】リチャード・ガーフィールド博士によるメタゲーム考察/the metagame【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201102050434584649/
これまた個人的に訳してきた記事の中でトップクラスにお気に入りの記事。自分が訳してきた記事を1つだけ紹介しろと言われたらたぶんこれを挙げる。
そしてこれまたマジックという枠組みに収まらない「メタゲームとはなんぞや」という内容なので、TCGに興味ある人や「メタゲーム」という単語に興味ある人におススメしたい(面白くなかったらごめんなさい)
余談。この記事には大量にボードゲームやTCGの名前が登場する。それらの邦訳がないかどうか調べたり、どんなゲームなのか簡単な説明を付けるために調べたり、と骨を折った記憶がある。楽しかった。
【翻訳】世界侵略:インベイジョン決戦/Body Snatchers of the Invasion【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201102120926434131/
比較的人気の高いインベイジョンのカード個別解説記事。インベイジョンに慣れ親しんだことのある人にはおススメだけど、インベイジョン環境に馴染みがなくてもカード開発の裏話が好きな人は楽しめると思う。
余談。Mark Rosewaterがマジックにメカを登場させることに否定的なコメントを残してたのどの記事だっけな、と思ったらこの記事だった(リンク先は前編で、後編の《力の鎧/Power Armor》で述べてる)。具体的には原文で以下の通り。ただ当時においても過去形だったので最近はどうなのか知らない。
以下、引用:
For the record, I hated the mechs. Hated them! The only thing in the history of Magic I despised more in the creative was the guns in Portal: Second Age.
■2011年02月26日
【翻訳】このカードはゾンビですか?/I cc: Dead People【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201102260801103424/
比較的おススメの記事。
Mark Rosewater がたまに書いてる種族ネタの記事の1つでゾンビを主題にしたもの。マジックになかなかゾンビカードが増えないことに業を煮やしたゾンビ組合の長が、開発部に送ってきた手紙を紹介する、という形になっている。セットごとのゾンビの数に一喜一憂する組合長の反応が面白い。
このブログで訳してきた記事の中でもかなり反応が良かった記事。キャラの口調や手紙という形式のレイアウトの工夫を含めて、訳すのは色々と大変だったけどその分思い出深い。
■2010年12月11日
【翻訳】刻印より出づるもの/Out of Imprint【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201012110110059581/
記念すべき(?)一番最初の「翻訳」カテゴリの日記。記憶が曖昧だけど翻訳スレ用に訳した奴を転載したやつだと思う。もう11年以上前か……この頃、小学生だった子がもう就職しててもおかしくないわけだ(実質、近い実例がいるけど)
ミラディンブロックで初登場した「刻印」というキーワード能力に関する記事。筆者は Tom LaPille 氏。この方の記事は Mark Rosewater 氏の次に訳してると思う。理由は彼が担当している Developmentコーナーの記事を毎週のように訳してた時期があるから。
記事の内容は「刻印」というキーワード能力の持つ特徴(欠点?)に関するもの。カード開発の裏話、特に反省点に関する記事は好きなので、この記事も結構好き。
■2010年12月23日
非動詞化な名詞もの/Nouns Unverbed : Magic Arcana
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201012241407286091/
翻訳記事というか、単なる休暇連絡を訳したもの。この頃はもう Card of the Day を訳すのを日課にしてたので、更新がしばらく空くことの背景を説明するついでに訳した……んだったっけ?(うろ覚え) これが翻訳カテゴリの2つ目の日記だった、というのは自分でも意外だった。
■2010年01月07日
時間旅行/Time Traveling : Daily MTG
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201101100437461128/
また Tom LaPille 氏の記事。この頃はまだ「序文」とか「チームメンバーの紹介」とかを割愛する柔軟さが残ってたらしい。その後、翻訳精度の低さに対して、せめて記事全文を訳すくらいはするか、とメンバー紹介なども基本的に全部訳すようになった(そのせいでアップするまでにかかる時間が増えた)。
記事の内容はマスターズエディションというオンライン専用のセットに関するもの。ネットを拾い読みしただけだけど、そこまで評判が良かったわけでもないらしい。
マジックオンラインにお金を使ってない身としては、単に懐かしいカード名が多かったから、という理由と、ドラフトをどう想定して収録カードを決めたのかの解説が面白かったから、という理由で訳した(んだと思う、多分)
今みたらペンティーノさんからコメントもらってた。嬉しかっただろうな、当時の自分(さすがにその感情までは思い出せない)
■2011年01月12日
【翻訳】《 》の話。いや、だから《 》の話だよ。ほら、アンヒンジドのあいつ/Blankety-Blank【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201101130407484233/
いまマジックをプレイしている人の何割が知ってるのか怪しいアンヒンジドというジョークセットに登場した名前を持たないカードに関する記事。
「Seinfeld(邦訳:となりのサインフェルド)」という人気海外ドラマがあったことはこの記事を訳して知った。後日、海外のゲームショップで、この「Seinfeld」を題材としたモノポリーを見かけて「へえ、これか。本当に人気ドラマなんだな」と思ったことをうっすら覚えてる。
文中で《Now I Know My ABC’s》とのコンボが紹介されてて「なるほど、そんなコンボが! AからZまで含む名前にしてしまえばいいのか!」と思ったら、ちゃんと「変更することの出来るカード名は実在するマジックのカード名のみ」というルールがあるらしく、そのうえでどうやってコンボを最適化するか、の解説だった。
あとこの頃は文末に註釈を全部集めてた。個人的に文中と文末(文庫本の場合、文中と巻末)を行ったり来たりするのが面倒で嫌いなので、途中からは文中に即註釈の内容を入れ込んでた。読者に、どっちがいいとか悪いとか意見を求めたことなかったけど、聞いてみれば良かったかな。
この記事の註釈をみてると「2004年の当時はまだマナバーンが健在」とか「バザーるでござーる」とか時代を感じさせ過ぎる文章が並んでて隔世の感がある。
■2011年01月15日
【翻訳】タイムマシンの作り方/How to Make a Time Machine【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201101160649345352/
またしても Tom LaPille 氏の記事、かつまたしてもマスターズエディションに関する記事。前回よりもさらに詳しく、どうリミテッド(ドラフト)でまともに遊べるようにするか苦慮した話がなされている。古いカードのテキストもちゃんと文中に記載しているので興味ある人は読んでみて欲しい。
あとひみつ日記(Diarynoteの特徴的な仕様で相互リンクメンバー同士しか読めないようになってる日記の追記部分)によると、2011年にアップしたこの記事の誤植を2018年に修正したらしい。たまに自分の過去日記を読み返してたんだろうな(他人事)
■2011年01月26日
【翻訳】この土地は君の土地/This Land Is Your Land【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201102090457431141/
最初に書いておくとリンク先に翻訳記事は存在しない。理由は、訳し終えたあとに公式訳を発見してしまったため。WebArchiveにしかないならまだしも、ちゃんと公式サイトに載ってたので、さすがに取り下げた。
なお、ひみつ日記に丸ごと貼り付けてあるのは秘密。
いま日記についてるコメント見て気づいたけど、公式訳の存在は人に教えてもらって気づいたらしい。覚えてなかった。
■2011年01月29日
【翻訳】カード名が殺されるとき/Name Killers【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201101290607062000/
個人的に訳してきた記事の中でトップクラスにお気に入りの記事。内容は「カード名に使えない名前がある。その理由は……」というもの。
その名前がすでにカード名に使われているから、という基本中の基本なものから、既存のマジックにおける共通認識と矛盾するから、という解説を聞いてみれば「言われてみれば」なものや、将来のためにとっておいた大事な単語が使われてるから、という開発部特有の視点からのものなど多岐に渡る理由が紹介されてる。
おそらくマジックに限らず、どのTCGも同じ問題を抱えているはずなので、マジックに詳しくなくても(半分くらいは?)楽しめると思う(多分)
■2011年02月05日
【翻訳】リチャード・ガーフィールド博士によるメタゲーム考察/the metagame【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201102050434584649/
これまた個人的に訳してきた記事の中でトップクラスにお気に入りの記事。自分が訳してきた記事を1つだけ紹介しろと言われたらたぶんこれを挙げる。
そしてこれまたマジックという枠組みに収まらない「メタゲームとはなんぞや」という内容なので、TCGに興味ある人や「メタゲーム」という単語に興味ある人におススメしたい(面白くなかったらごめんなさい)
余談。この記事には大量にボードゲームやTCGの名前が登場する。それらの邦訳がないかどうか調べたり、どんなゲームなのか簡単な説明を付けるために調べたり、と骨を折った記憶がある。楽しかった。
【翻訳】世界侵略:インベイジョン決戦/Body Snatchers of the Invasion【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201102120926434131/
比較的人気の高いインベイジョンのカード個別解説記事。インベイジョンに慣れ親しんだことのある人にはおススメだけど、インベイジョン環境に馴染みがなくてもカード開発の裏話が好きな人は楽しめると思う。
余談。Mark Rosewaterがマジックにメカを登場させることに否定的なコメントを残してたのどの記事だっけな、と思ったらこの記事だった(リンク先は前編で、後編の《力の鎧/Power Armor》で述べてる)。具体的には原文で以下の通り。ただ当時においても過去形だったので最近はどうなのか知らない。
以下、引用:
For the record, I hated the mechs. Hated them! The only thing in the history of Magic I despised more in the creative was the guns in Portal: Second Age.
■2011年02月26日
【翻訳】このカードはゾンビですか?/I cc: Dead People【Daily MTG】
日記リンク:https://regiant.diarynote.jp/201102260801103424/
比較的おススメの記事。
Mark Rosewater がたまに書いてる種族ネタの記事の1つでゾンビを主題にしたもの。マジックになかなかゾンビカードが増えないことに業を煮やしたゾンビ組合の長が、開発部に送ってきた手紙を紹介する、という形になっている。セットごとのゾンビの数に一喜一憂する組合長の反応が面白い。
このブログで訳してきた記事の中でもかなり反応が良かった記事。キャラの口調や手紙という形式のレイアウトの工夫を含めて、訳すのは色々と大変だったけどその分思い出深い。
コメント
翻訳かくあるべし、といつも(心の中で)参考にさせていただいていました。センスをください。
あと自分が本格勢だったことをここで初めて知りました。(ありがとうございます)
途中からは、原題はあまり気にせず、内容がストレートに伝わるように、特に内容の「自分が面白いと感じた部分」が伝わるように(俗な言い方をするとクリックしてもらいやすくなるように)訳してました。
苦労したものやスッと思いついたものなど色々あったので、そこも楽しんでもらえていたのであれば嬉しいです。