海檻の怪物/Sealock Monster - テーロス
Sealock Monster / 海檻の怪物 (3)(青)(青)
クリーチャー — タコ(Octopus)
海檻の怪物は防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしていないかぎり攻撃できない。
(5)(青)(青):怪物化3を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを3個置く。これは怪物的になる。)
海檻の怪物が怪物的になったとき、土地1つを対象とする。それはそれの他のタイプに加えて島にもなる。
5/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Sealock+Monster/

 《海檻の怪物/Sealock Monster》の1つ目の能力を持ったクリーチャーはマジックの歴史の中で28体いる(註1)。全てというわけではないが、その多くは海に生息するクリーチャーたちだ(もちろん君のことは忘れてないよ、《呉の大都督 周瑜/Zhou Yu, Chief Commander》)。
 この能力はその昔、俗に「Landhome(生息条件)」(註2)(註3)と呼ばれたメカニズムの半分だ(青の場合は「Islandhome(生息条件 (島))」となる)。

(註1) 28体いる
 原文ではテキストに「Unless」「Defending」「Player」「Controls」「Island」が含まれるカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

(註2) 俗に ~
 原文では以下のURLへリンクが張られている。2009年当時の全キーワード能力に対して Doug Beyer がコメントしているコラム。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/27

(註3) 「Landhome(生息条件)」
 原文ではテキストに「Unless」「Defending」「Player」「Controls」「Control」「No」「Sacrifice」が含まれるカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
繁殖池/Breeding Pool - ギルド門侵犯
Breeding Pool / 繁殖池
土地 — 森(Forest) 島(Island)
((T):あなたのマナ・プールに(緑)か(青)を加える。)
繁殖池が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかった場合、繁殖池はタップ状態で戦場に出る。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Breeding+Pool/

 シミックの議事会はこれら《繁殖池/Breeding Pool》を常用しているが、新たに定めた「固着の原則」からは外れることのないよう配慮している。
 この原則は手短に言うと次の通りだ。「自然から決して遥か遠くへと離れて「漂流」しないようにとギルド員へと忠告する哲学的教義を触発した――ギルドのかつての行きすぎと野望を繰り返さないようにという訓戒が込められている」(註1)。
 かつて行き過ぎたシミックギルドは破壊の権化である《クラージ実験体/Experiment Kraj》を生み出してしまった。それによってシミックは世論を敵に回し、あやうくギルドの存続すら危ぶまれる事態となったのだ。

(註1) この原則
 原文は「advises guild members never to stray so far from nature that they become ’adrift’—a veiled warning against the excesses and ambitions of the guild’s previous iteration」で、これは以下のコラムからの引用。

  Planeswalker’s Guide to Gatecrash: Part 2
  http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/225

 上記の日本語訳は以下の公式サイトにある日本語訳からの引用。

  プレインズウォーカーのための「ギルド門侵犯」案内 その2
  http://mtg-jp.com/reading/translated/004152/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
形見持ちのゴルゴン/Keepsake Gorgon - テーロス
Keepsake Gorgon / 形見持ちのゴルゴン (3)(黒)(黒)
クリーチャー — ゴルゴン(Gorgon)
接死
(5)(黒)(黒):怪物化1を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。これは怪物的になる。)
形見持ちのゴルゴンが怪物的になったとき、対戦相手がコントロールするゴルゴン(Gorgon)でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
2/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Keepsake+Gorgon/

 古代ギリシャの神話や物語はもちろん今よりずっと昔の時代を舞台にしたものだが、ゴルゴンに関する神話はヘレニズム時代(註1)の当時ですらすでに「昔」だったことが残された資料から判明している。専門筋による神話の解釈によると、この神話は紀元前15世紀にまで遡る。さらにそれより1000年以上前と推測する人もいるらしい。
 マジックにおいて、現在のスタンダードという時代こそがゴルゴンの全盛期(註2)だが、このサブタイプの初出は遥か黎明期、レジェンド(註3)にまで遡る。

(註1) ヘレニズム時代
 原文では以下のURLへリンクが張られている。Wikipediaの Hellenistic Period の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Hellenistic_period

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。正しくはこっちは ヘレニズム の項目。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

(註2) ゴルゴンの全盛期
 原文ではサブタイプが「Gorgon」で、かつフォーマットが「スタンダード」のカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

(註3) 初出はレジェンド
 原文では《Infernal Medusa》のカードデータへのリンクが張られている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
刻まれた大怪物/Etched Monstrosity - 新たなるファイレクシア
Etched Monstrosity / 刻まれた大怪物 (5)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
刻まれた大怪物は、その上に-1/-1カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。
(白)(青)(黒)(赤)(緑),刻まれた大怪物から-1/-1カウンターを5個取り除く:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。
10/10
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Etched+Monstrosity/

 このカードはミラディンの「刻まれたアーティファクト」シリーズ(註1)の3枚目に当たる。このシリーズはミラディンの次元に進行する変化を表現している。1枚目が相対的な平和、2枚目は徹底抗戦、3枚目は完全なる姿だ。
 これらのクリーチャーにはそれ以外にもリンクがある。それとないメカニズムの共通性、および5色のマナとの関連性だ(そして後者はミラディンの5つの太陽との関連性でもある)。

(註1) 「刻まれたアーティファクト」シリーズ
 原文ではカード名に「Etched」が含まれ、タイプが「アーティファクト」かつ「クリーチャー」のカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。なお検索結果は以下の3枚。

  ・《刻まれた巫女/Etched Oracle》
  ・《刻まれた勇者/Etched Champion》
  ・《刻まれた大怪物/Etched Monstrosity》

 余談だが日本語の「刻まれた」で検索すると追加で1枚、《切り刻まれた軍勢/Severed Legion》がヒットする。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
残酷なハイソニア/Hythonia the Cruel - テーロス
Hythonia the Cruel / 残酷なハイソニア (4)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ゴルゴン(Gorgon)
接死
(6)(黒)(黒):怪物化3を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを3個置く。これは怪物的になる。)
残酷なハイソニアが怪物的になったとき、すべてのゴルゴン(Gorgon)でないクリーチャーを破壊する。
4/6
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Hythonia+the+Cruel/

 もし君もゴルゴンデッキ(註1)を組もうと考えており、さらにはこの《残酷なハイソニア/Hythonia the Cruel》および一回り小さな《形見持ちのゴルゴン/Keepsake Gorgon》の怪物化の能力を最大限に生かそうと考えているなら、次の情報が訳に立つだろうね。
 まずテーロスの時点でマジックには12体のゴルゴンがいるということ(註2)、さらにクリーチャーではないゴルゴンカードが何枚かあること(註3)、そしてゴルゴンとの関連性を感じるカード(《花崗岩の凝視/Gaze of Granite》、《殺意の凝視/Killing Glare》、《貴重な発見/Treasured Find》)があること、そしてもちろん忘れちゃいけない《見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen》の存在だ。

(註1) ゴルゴンデッキ
 原文では以下のURLへリンクが張られている。怪物化ウィークに書かれた「Monstrosity in Three Acts」という記事で、ゴルゴンデッキのサンプルが載っている。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/sf/273

(註2) 12体のゴルゴンがいるということ
 原文ではサブタイプが「Gorgon」のカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

(註3) クリーチャーではないゴルゴンカードが何枚かあること
 原文ではカード名に「Gorgon」が含まれ、かつクリーチャーではないカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
アクロスの巨像/Colossus of Akros - テーロス
Colossus of Akros / アクロスの巨像 (8)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
防衛、破壊不能
(10):怪物化10を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを10個置く。これは怪物的になる。)
アクロスの巨像が怪物的であるかぎり、これはトランプルを持つとともに、それが防衛を持たないかのように攻撃できる。
10/10
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Colossus+of+Akros/

 飛行を持っていないクリーチャーの常として、この馬鹿でかいゴーレムも《地震/Earthquake》の影響を受けてしまう。もっともXに何点つぎこまれようとこの巨像は「破壊不能」であり倒れるようなことはない。
 なぜそんな分かりきったルールの確認をするのかって?
 巨大地震の呪文に耐えきることが出来るということは、現実に起きたこと(註1)を考えると非常に重要なことだからだ。実際の巨像は紀元前226年に起きた地震によって膝が折れて倒壊しているのだ(完成してから56年後のことだ)。

(註1) 現実に起きたこと
 原文では以下のURLへリンクが張られている。Wikipediaの Colossus of Rhodes の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Colossus_of_Rhodes

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B9%E5%B3%B6%E3%81%AE%E5%B7%A8%E5%83%8F

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion - テーロス
Fleecemane Lion / 羊毛鬣のライオン (緑)(白)
クリーチャー — 猫(Cat)
(3)(緑)(白):怪物化1を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。これは怪物的になる。)
羊毛鬣のライオンが怪物的であるかぎり、これは呪禁と破壊不能を持つ。
3/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Fleecemane+Lion/

 ご推察のとおり、《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》はネメアーの獅子(註1)からのトップダウンデザインだ。Multiverse(註2)に残された開発者のメモが読んでいて楽しいのは、たまにまぎれこんでいる小ネタを見つけたときだ。
 《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》に残された最後のメモは「Erikは緑白で3/3が好きだね ( ´ー`)」だった。しかしこのライオンは最初から2マナで3/3だったわけではない。
 Mutliverseによるとこのカードのデータで最後の最後に決まったのがマナコスト(と怪物化コスト)だったらしい。前述のリードデベロッパーErik Lauer(註3)の残したメモにそう書いてあった。

(註1) ネメアーの獅子
 原文では以下のURLへリンクが張られている。Wikipediaの Nemean Lion の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Nemean_Lion

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%A1%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%8D%85%E5%AD%90

(註2) Multiverse
 マジックの開発部が用いているチャット的なデータベース。

(註3) Erik Lauerの記事
 原文では以下のURLへリンクが張られている。Erik Lauerが書いた記事のリスト。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/archive.aspx?author=Erik%20Lauer

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
船壊しのクラーケン/Shipbreaker Kraken - テーロス
Shipbreaker Kraken / 船壊しのクラーケン (4)(青)(青)
クリーチャー — クラーケン(Kraken)
(6)(青)(青):怪物化4を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを4個置く。これは怪物的になる。)
船壊しのクラーケンが怪物的になったとき、クリーチャーを最大4体まで対象とし、それらをタップする。それらのクリーチャーは、あなたが船壊しのクラーケンをコントロールし続けているかぎり、それらのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
6/6
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Shipbreaker+Kraken/

 クラーケンを解き放て!(註1) 敵のクリーチャーどもを動けなくするのだ!
 マジックにおいて、1体以上のクリーチャーを(対戦相手の次のアンタップステップまで)タップし続ける効果は非常に数多く存在する。多いと言ったら多い(註2)。
 クリーチャーで、戦場に出た際にその効果を誘発できる能力を持ったのは《地下牢の霊/Dungeon Geists》と《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage》の2体が初めてだが、複数相手に効果を発揮できるクリーチャーはこのクラーケンが初だ。

(註1) クラーケンを解き放て!
 原文では太字。Clutchというバンドに同名の歌があるのでそれかな。

(註2) 多いと言ったら多い
 原文ではテキストに「Tap」「Untap」「Creature」が含まれ、かつ「Don’t」「Doesn’t」のいずれかが含まれるカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
翼のコアトル/Winged Coatl - 統率者(2013年版)
Winged Coatl / 翼のコアトル (1)(緑)(青)
クリーチャー — 蛇(Snake)
瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
飛行
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えた場合、それだけで破壊される。)
1/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Winged+Coatl/

 おそらくフレイバーテキスト(註1)にあるような「毒の矢」ほどの力強さは感じられないだろうが、実際の「コアトル(Coatl)」という単語の語源はアステカ文明の言葉の「Nahuatl」で、その意味は「蛇」だ。
 アステカ文明の「コアトル(Coatl)」はアラーラとは違い、普通の蛇のため翼を持っていなかった。しかし「ケツァルコアトル(Quetzalcoatl)」は翼を持つ蛇だ。
 1976年に発売された「ダンジョンアンドドラゴンズ モンスターマニュアル」には翼を持つ蛇としてのコアトルがいた(ちなみにつづりは「Couatl」だ)。「コアトル」と言えば翼を持つ蛇という伝統が生まれたのはそれ以来だ。

(註1) フレイバーテキスト
原文:
 The nacatl called this new species "vetli," their word for poison arrows.

日本語訳:
 ナカティルはこの新種を、彼らの言葉で毒矢を意味する「ヴェトリ」と呼んだ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
定命の者の宿敵/Nemesis of Mortals - テーロス
Nemesis of Mortals / 定命の者の宿敵 (4)(緑)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake)
定命の者の宿敵を唱えるためのコストは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき(1)少なくなる。
(7)(緑)(緑):怪物化5を行う。この能力を起動するためのコストは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき(1)少なくなる。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを5個置く。これは怪物的になる。)
5/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Nemesis+of+Mortals/

 パワーとタフネスが両方とも3以上の蛇(Snake)は13体おり(註1)、そのうちの3体はテーロスのカードだ。全ての蛇(Snake)の中で最も大きいのがこの《定命の者の宿敵/Nemesis of Mortals》である。
 この巨大な蛇の発想の元は古代ギリシャのアルカイック時代(紀元前800~480年)の神話に登場するラドン(註2)から来ている。ラドンに関する神話は数が多く、互いに矛盾する点もなくはないが、1つの点については共通している。不死を授ける黄金のリンゴが生るという木に巻き付き、眠らぬ番人としてリンゴを守っていたという点だ。

(註1) パワーとタフネスが両方とも3以上の蛇(Snake)は13体
 原文ではサブタイプが「Snake」であり、パワーとタフネスが共に3以上のカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

(註2) ラドン
 原文では以下のURLへリンクが張られている。Wikipediaの Ladon (mythology) の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Ladon_%28mythology%29

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%B3

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
桜族の長老/Sakura-Tribe Elder - 統率者(2013年版)
Sakura-Tribe Elder / 桜族の長老 (1)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake) シャーマン(Shaman)
桜族の長老を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
1/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Sakura-Tribe+Elder/

 神河の世界における大蛇(Orochi)とは、蛇を擬人化した4本腕の種族だ。神河で彼らは3つの部族に分かれている。そのうちの1つ、桜族(Sakura Tribe)はシャーマニズムとスピリチュアリズムと強く結びついた一派だ。
 ちなみにこっちの世界における大蛇(Orochi)とは「八岐大蛇(Yamata no Orochi)(註1)」を縮めた呼び名であり、これは「8つの頭を持つ巨大な蛇」もしくは「8つの頭を持つドラゴン」を意味する。

(註1) 八岐大蛇(Yamata no Orochi)
 原文では以下のURLへリンクが張られている。WikipediaのYamata no Orochiの項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Yamata_no_Orochi

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%83%8E%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%83%81

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
ネシアンのアスプ/Nessian Asp - テーロス
Nessian Asp / ネシアンのアスプ (4)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake)
到達
(6)(緑):怪物化4を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを4個置く。これは怪物的になる。)
4/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Nessian+Asp/

 巨大であるというだけではキャラが立たないと思ったのか、《ネシアンのアスプ/Nessian Asp》は Polycephalic でもある(これは多頭であることを意味する言葉だ)。
 多頭なクリーチャーは神話の世界ではそれほど珍しいことではなく、古代ギリシャの神話にもいくつか例が見受けられる(註1)。さらに《ネシアンのアスプ/Nessian Asp》のユニークな外見とその複数ある頭について面白い話を聞きたければ、この LoadingReadyRun のビデオ「The Trial」(註2)がおススメだよ。

(註1) 古代ギリシャの神話にもいくつか例が見受けられる
 原文では以下のURLへリンクが張られている。WikipediaのPolycephalyの項目内でも特にギリシャ神話に登場する多頭のクリーチャーについて触れている箇所。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Polycephaly#Greek_mythology

 上記では「ケルベロス(Cerberus)」「ラドン(Ladon)」「キメラ(Chimera)」「ヒドラ(Hydra)」「オルトロス(Orthrus)」「ヤヌス(Janus)」などが紹介されている。

(註2) LoadingReadyRun のビデオ「The Trial」
 原文では以下のURLへリンクが張られている。LoadingReadyRunという団体が作成した動画(註3)の紹介。
 http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/269

(註3) LoadingReadyRunという団体が作成した動画
 実際の動画のURLは以下のとおり。
 http://www.youtube.com/watch?v=tTyL108Vf1Y
 今回のカードである《ネシアンのアスプ/Nessian Asp》に関する動画部分だけ訳してみる。動画では2人のおっさんがソファに座っているところから始まる。

 「これなによ?」
 と《ネシアンのアスプ/Nessian Asp》のカードを示す。

 「それはアスプだよ」
 めんどくさそうに一瞥して答える。

 「いや、そうじゃなくて、頭が2つもあるよ?」
 「そういうこともあるだろ」
 話を終わらせようとする。
 「そんなわけないだろ」
 と、相手が話を終わらせようとするのを食い下がる。

 「頭が2つ以上ある蛇だっているんだから別にいいじゃないか」
 「それじゃハイドラだろ。全然違うよ。あいつらはいくつあったっていいんだ」

 熱弁を振るう相手に、メガネを外してゆっくりと答える。
 「カードをよく見てごらんよ。そいつは家よりデカいんだぜ?」
 「ますますハイドランな感じじゃないか」

 食い下がる相手に、再びメガネをかけてから答える。
 「まず、それを言うならハイドラ的と言うべきだ。
  それとそんだけデカくなったアスプなら頭が2つあったっていいじゃないか。
  どっちにしても蛇なのは間違いない」
 手にしたペンでカードのクリーチャータイプ欄を指し示す。
 「ほら。蛇って書いてある」

 話は終わりとばかりに本を読み始める相手になおも噛みつく。
 「クリーチャータイプなんて当てにならないよ。後から変わったりするじゃん。
  《イシュトヴァーンおじ》は種族名もイシュトヴァーンおじだったのに、
  今じゃ単なるクソつまらない人間だぜ?」

 本を閉じて相手に向き直る。
 「それが今回の話に何か関係あるのか?」
 「僕がイシュトヴァーンおじだったらキレるね」

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
蛇術師/Ophiomancer - 統率者(2013年版)
Ophiomancer / 蛇術師 (2)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
各アップキープの開始時に、あなたが蛇(Snake)をコントロールしていない場合、接死を持つ黒の1/1の蛇クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Ophiomancer/

 マジックのカードンにおいて「Ophi-」がカード名についたのは《蛇術師/Ophiomancer》が初めてというわけではない。ご存知のとおり、最初に「Ophi-」と名付けられたのは《知恵の蛇/Ophidian》だ(近代ラテン語で「蛇」を意味するしゃれた単語だ)。
 もし君が蛇デッキを作りたいと考えているなら、いいニュースがある。今現在、64体もの蛇がいること(註1)(そのうちの4体は接死持ちであること(註2))、さらに名前に蛇が含まれるクリーチャーではないカードが5枚あり(註3)、そして数枚の実質的に蛇なカード(註4)があることだ。

(註1) 64体もの蛇がいること
 原文ではサブタイプが「Snake」であるクリーチャーカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

(註2) 4体は接死持ち
 原文ではサブタイプが「Snake」であり、カードテキストに「Deathtouch」を持つクリーチャーカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

(註3) 名前に蛇が含まれるクリーチャーではないカードが5枚
 原文ではカード名に「Snake」が含まれており、かつクリーチャーではないカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

(註4) 数枚の実質的に蛇なカード
 原文では《毒蛇製造器/Serpent Generator》と《蛇の皮/Serpent Skin》と《大蛇の贈り物/Serpent’s Gift》のカードデータへのリンクが張られている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 新セット名物ことFAQの時間なんだけど、なんかリリースノートって名称になってる……って、これ前にも言ったな。まあいいか。なお名称はリリースノートだけどダウンロードできるファイル名にはFAQと銘打たれている(例:JP_MTGC13 FAQ 090513.doc)。

余談2:月曜日 《神秘の障壁/Mystic Barrier》

 マジックのカードテキストに「右か左を選べ」という文面が出てくるたびに思い出すのは《Raging River》というカード。その実用性を度外視したフレイバーのかたまりのような効果のせいで妙に印象的。
Raging River (赤)(赤)
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーが1体以上攻撃するたび、各防御プレイヤーは自分がコントロールする飛行を持たないすべてのクリーチャーを「左」の山と「右」の山にわける。その後、あなたがコントロールする各攻撃しているクリーチャーについて「左」か「右」かを選ぶ。そのクリーチャーはこの戦闘で、飛行を持つクリーチャーと選ばれたほうの山のクリーチャーを除いてブロックされない。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Raging+River/

 全プレイヤーの片側にだけバリアーを張ってしまう《神秘の障壁/Mystic Barrier》はちょっと似ているような気もするし全然違うカードのような気もする。

余談3:火曜日 《易者の霊/Diviner Spirit》

 占い師の幽霊が誰かを傷つけるとその与えた傷の深さに応じて被害者と加害者の両方に膨大な情報を与えてくれるらしい。こう書くと、なんか狂った霊みたいだ。

余談4:水曜日 《毒の濁流/Toxic Deluge》

 大量の毒が濁流となってクリーチャーを襲う。生み出す毒の量が多いほどに術者も命を削られるし、もちろん毒なので無生物(エンチャント・アーティファクト・土地)には影響はない。うん、フレイバー的にはほぼ完璧だ。

 あえて細かいことを言うとプレインズウォーカーに影響ないのがちょっと不思議。

余談5:木曜日 《復讐の誘惑/Tempt with Vengeance》

 新しい能力語「誘引(Tempting Offer)」は、X人の対戦相手もカードの恩恵を受けることを選んだ場合、唱えたプレイヤーはさらにX倍の効果を受けられる、というもの。

 英語名の「Tempting Offer」というのは、いわゆる日本語で言う「上手い話」であり、サイクルのカード名全てに「誘惑」が付いていることからも「へえ、俺もその効果もらってもいいんだ。じゃあありがたくもらうか……え、お前はさらに得するのかよ!? 誘惑に負けたせいでエラい目にあったわ。やっぱ上手い話には裏があるんだな」ということっぽい。

余談6:金曜日 《捕食の呪い/Curse of Predation》

 リリースノートの内容が最初よく分からなかった。
リリースノート原文:
 クリーチャーがエンチャントされているプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーに攻撃した場合、この能力は誘発しない。

 上記の文章は「A が B を攻撃した場合には効果が無い」ということなんだけど、この A と B が何なのかで勘違いしてしまった。最初読んだとき……

 「A が B を攻撃した場合には効果が無い」

  A:クリーチャーがエンチャントされているプレイヤー
  B:コントロールしているプレインズウォーカー

 ……という読み方をしてしまって、何が何だか分からなくなった。プレイヤーがプレインズウォーカーに攻撃した場合がどうしたって?

 おそらく「~ が ~ している」という形が1つの文に2つ入っていたため、どこで文章が切れるのかが分からなくなってしまったらしい。なお、言うまでもないことかもしれないけど正解は以下の通り。

 「A が B を攻撃した場合には効果が無い」

  A:クリーチャー
  B:エンチャントされているプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカー
捕食の呪い/Curse of Predation - 統率者(2013年版)
Curse of Predation / 捕食の呪い (2)(緑)
エンチャント — オーラ(Aura) 呪い(Curse)
エンチャント(プレイヤー)
クリーチャー1体がエンチャントされているプレイヤーを攻撃するたび、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Curse+of+Predation/

以下、統率者(2013年版)のリリースノート(註1)から引用:

 呪い呪文はプレイヤーを対象とし、他のオーラ呪文と同様に対象をエンチャントする。そして呪いは他のオーラと同様に戦場に残ったままとなる。(中略)クリーチャーがエンチャントされているプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーに攻撃した場合、この能力は誘発しない。

(註1) 統率者(2013年版)のリリースノート
 原文では以下のURLへリンクが張られている。統率者(2013年版)のリリースノート。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/270

 日本語版は以下のリンク先からダウンロードできる。
 http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/cmd13/JP_MTGC13%20FAQ%20090513.doc

(余談)
 このリリースノートは 呪い/Curse の項目の箇所からの引用であり、《捕食の呪い/Curse of Predation》という固有カードのリリースノートではない。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
復讐の誘惑/Tempt with Vengeance - 統率者(2013年版)
Tempt with Vengeance / 復讐の誘惑 (X)(赤)
ソーサリー
誘引 ― 速攻を持つ赤の1/1のエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。各対戦相手はそれぞれ速攻を持つ赤の1/1のエレメンタル・クリーチャー・トークンをX体戦場に出してもよい。そうしたなら、それを行ったプレイヤー1人につき、速攻を持つ赤の1/1のエレメンタル・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Tempt+with+Vengeance/

以下、統率者(2013年版)のリリースノート(註1)から引用:

 あなたの左隣にいる対戦相手から順番に、それぞれがその提案を受け入れるか否かを選択する。(中略)対戦相手全員が選択を行った後、提案を受け入れた対戦相手全員に同時にその効果が発生する。

(註1) 統率者(2013年版)のリリースノート
 原文では以下のURLへリンクが張られている。統率者(2013年版)のリリースノート。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/270

 日本語版は以下のリンク先からダウンロードできる。
 http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/cmd13/JP_MTGC13%20FAQ%20090513.doc

(余談)
 このリリースノートは 誘引/Tempting Offer の項目の箇所からの引用であり、《復讐の誘惑/Tempt with Vengeance》という固有カードのリリースノートではない。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1013
毒の濁流/Toxic Deluge - 統率者(2013年版)
Toxic Deluge / 毒の濁流 (2)(黒)
ソーサリー
毒の濁流を唱えるための追加コストとしてライフをX点支払う。
すべてのクリーチャーは、ターン終了時まで-X/-Xの修整を受ける。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Toxic+Deluge/

以下、統率者(2013年版)のリリースノート(註1)から引用:

 ライフの支払いは追加コストである。《毒の濁流》が打ち消されても、支払ったライフは失う。

(註1) 統率者(2013年版)のリリースノート
 原文では以下のURLへリンクが張られている。統率者(2013年版)のリリースノート。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/270

 日本語版は以下のリンク先からダウンロードできる。
 http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/cmd13/JP_MTGC13%20FAQ%20090513.doc

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1013
易者の霊/Diviner Spirit - 統率者(2013年版)
Diviner Spirit / 易者の霊 (4)(青)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
易者の霊がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたとそのプレイヤーはそれぞれその点数に等しい枚数のカードを引く。
2/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Diviner+Spirit/

以下、統率者(2013年版)のリリースノート(註1)から引用:

 《易者の霊》がそのコントローラーに(戦闘ダメージが移し替えられたなどの理由で)戦闘ダメージを与えた場合、そのプレイヤーはその点数の倍の枚数のカードを引く。

(註1) 統率者(2013年版)のリリースノート
 原文では以下のURLへリンクが張られている。統率者(2013年版)のリリースノート。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/270

 日本語版は以下のリンク先からダウンロードできる。
 http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/cmd13/JP_MTGC13%20FAQ%20090513.doc

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1013
神秘の障壁/Mystic Barrier - 統率者(2013年版)
Mystic Barrier / 神秘の障壁 (4)(白)
エンチャント
神秘の障壁が戦場に出たとき、またはあなたのアップキープの開始時に、「左」か「右」のいずれかを選ぶ。
各プレイヤーは、最後に選ばれた方向で一番近い席に座っている対戦相手およびそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーにのみ攻撃できる。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Mystic+Barrier/

以下、統率者(2013年版)のリリースノート(註1)から引用:

 《神秘の障壁》は各プレイヤーがコントロールするクリーチャーがどのプレイヤーおよびプレインズウォーカーをコントロールできるかのみに影響する。どのプレイヤーを呪文や能力、その他の作用の対象にできるかには影響しない。

(註1) 統率者(2013年版)のリリースノート
 原文では以下のURLへリンクが張られている。統率者(2013年版)のリリースノート。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/270

 日本語版は以下のリンク先からダウンロードできる。
 http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/cmd13/JP_MTGC13%20FAQ%20090513.doc

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1013
合肥の勇将 張遼/Zhang Liao, Hero of Hefei - ポータル三国志
Zhang Liao, Hero of Hefei / 合肥の勇将 張遼 (4)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
合肥の勇将 張遼が対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。
3/3
参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Zhang+Liao%2C+Hero+of+Hefei/

 ポータル三国志のカードの多くと同様にこのカードも実在の人物を題材としている。実世界の張遼(註1)は曹操(註2)に仕える偉大な将軍だった(ちなみに曹操も《魏公 曹操/Cao Cao, Lord of Wei》としてカード化されている)。張遼がそのカード名に「勇将」の異名を得ることが出来たのは、合肥(註3)の砦を敵対する将軍から守り通したためだ。

(註1) 張遼
 原文では以下のURLへリンクが張られている。英語版Wikipediaの Zhang Liao の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Zhang_Liao

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B5%E9%81%BC

(註2) 曹操
 原文では以下のURLへリンクが張られている。英語版Wikipediaの Cao Cao の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Cao_Cao

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B9%E6%93%8D

(註3) 合肥
 原文では以下のURLへリンクが張られている。英語版Wikipediaの Hefei の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Hefei

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E8%82%A5%E5%B8%82

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1013

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