Card of the Day - 2012/02/23
2012年2月23日 Card of the Day清麻呂の末裔/Descendant of Kiyomaro - 神河救済 アンコモンDescendant of Kiyomaro / 清麻呂の末裔 (1)(白)(白)
クリーチャー - 人間(Human) 兵士(Soldier)
あなたの手札のカードの枚数がどの対戦相手よりも多い限り、清麻呂の末裔は+1/+2の修整を受けるとともに「このクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたび、あなたは3点のライフを得る。」を持つ。
2/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Descendant+of+Kiyomaro/
神河救済の麻呂サイクルのクリーチャーたち(註1)には全てその名を冠したカードが存在している。しかしその中で「末裔」を持つのは清麻呂、増麻呂、そして空麻呂だけだ。影麻呂は「手中/Clutch」(註2)を持ち、仇麻呂は「凝視/Gaze」(註3)を持っている。これらはそれぞれオーラとインスタントのため、関連する伝説のクリーチャーの「末裔」と呼ぶことができなかったのだ。
(註1) 麻呂サイクルのクリーチャーたち
神河救済のサイクルの1つで、5枚の伝説のクリーチャーのこと。
《初めて立ったもの、清麻呂/Kiyomaro, First to Stand》
《初めて夢見たもの、空麻呂/Soramaro, First to Dream》
《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer》
《初めて欲したもの、仇麻呂/Adamaro, First to Desire》
《初めて生きたもの、増麻呂/Masumaro, First to Live》
(註2) 「手中/Clutch」
《影麻呂の手中/Kagemaro’s Clutch》のこと。
(註3) 「凝視/Gaze」
《仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaro》のこと。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0212
Card of the Day - 2012/02/24
2012年2月24日 Card of the Day塹壕馬/Trenching Steed - プロフェシー コモンTrenching Steed / 塹壕馬 (3)(白)
クリーチャー - 馬(Horse) レベル(Rebel)
土地を1つ生け贄に捧げる:塹壕馬はターン終了時まで+0/+3の修整を受ける。
2/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Trenching+Steed/
それまで畑でうねを耕すのに用いていた農耕馬を、迫りくる敵に対抗するため戦場へと連れ出し、人のうねりを飛び越すのに用いたものが《塹壕馬/Trenching Steed》だ。
今週の Card of the Day のテーマは「アカデミー賞ノミネート作品」で、このカードはスピルバーグの「戦火の馬(War Horse)」を表すのにぴったりのカードだ。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0212
今週のCard of the Day (2012年02月 第4週) とか
2012年2月26日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
金曜日にネタばれがあったように、今週のテーマは「アカデミー賞ノミネート作品」にちなんだカードたちだったらしい。カードと映画との対応は(おそらく)以下の通り。
<カード名> <映画>
《ガチャガチャ自動人形/Jangling Automaton》 :ヒューゴの不思議な発明 (原題:Hugo)
《Goblin Mime》 :アーティスト (原題:The Artist)
《水晶球/Crystal Ball》 :マネー・ ボール (原題:Moneyball)
《清麻呂の末裔/Descendant of Kiyomaro》 :ファミリー・ツリー (原題:The Descendants)
《塹壕馬/Trenching Steed》 :戦火の馬 (原題:War Horse)
ポイントは「一言も言葉を発してはならない《Goblin Mime》」で「サイレント映画のアーティスト」を表現したところなんじゃないかと。
余談2:月曜日 《ガチャガチャ自動人形/Jangling Automaton》
一般に使えないレアと言われているカードをなんとかして使ってやろうと考えてしまうのはどの国の人も変わらないんだな。こういう「マジックが好きなら国は違えど考えることは同じ」という話はなごむ。
余談3:火曜日 《Goblin Mime》
無言でゲームを進めるのは大変だよな、と考えていてふと思ったのが「言葉に出さないで投了するのってどうやるんだろう?」ということ(反則負けせずに)。
場の札を勝手に山に加えたりしたら反則だし、とか色々考えた挙句に「どうせ投了するなら《Goblin Mime》が墓地送りになってもいいじゃないか」という身もふたもない結論に達した。
余談4:水曜日 《水晶球/Crystal Ball》
記事でネタにされていたように「メカニズムとフレイバーがガッチリ噛み合った」カード。
未来が垣間見えるという点だけでなく、この水晶球で占った未来はそれだけじゃ単なる情報に過ぎず(=場に影響を与えず)、実際に運命を変えるのはプレイヤーの行動(=その後、実際に唱えられる呪文)である、という点がいわゆる「占い」だなと思った。
余談5:木曜日 《清麻呂の末裔/Descendant of Kiyomaro》
麻呂サイクルだから手札枚数を参照する、というとピンと来ないかもしれないけど、MAROサイクルだから手札枚数を参照する、というと「ああ、なるほど」となる。出た当初は日本語版スポイラーばかり見てたから気づかなかった。
余談6:金曜日 《塹壕馬/Trenching Steed》
Trenchという言葉に「長々と列状に伸びる段差のある部分」というような意味があって、原文にある「畑のTrench」と「戦場のTrench」の対比を上手いこと日本語訳に反映できたんじゃないかな、と思ってる(自画自賛)。
ただそのあいだに挟まれた部分(迫りくる敵に~、の箇所)は、原文に沿った形には訳せているけれど日本語として自然かどうか(カッコいいかどうか)となるとちょっと自信がない。
金曜日にネタばれがあったように、今週のテーマは「アカデミー賞ノミネート作品」にちなんだカードたちだったらしい。カードと映画との対応は(おそらく)以下の通り。
<カード名> <映画>
《ガチャガチャ自動人形/Jangling Automaton》 :ヒューゴの不思議な発明 (原題:Hugo)
《Goblin Mime》 :アーティスト (原題:The Artist)
《水晶球/Crystal Ball》 :マネー・ ボール (原題:Moneyball)
《清麻呂の末裔/Descendant of Kiyomaro》 :ファミリー・ツリー (原題:The Descendants)
《塹壕馬/Trenching Steed》 :戦火の馬 (原題:War Horse)
ポイントは「一言も言葉を発してはならない《Goblin Mime》」で「サイレント映画のアーティスト」を表現したところなんじゃないかと。
余談2:月曜日 《ガチャガチャ自動人形/Jangling Automaton》
一般に使えないレアと言われているカードをなんとかして使ってやろうと考えてしまうのはどの国の人も変わらないんだな。こういう「マジックが好きなら国は違えど考えることは同じ」という話はなごむ。
余談3:火曜日 《Goblin Mime》
無言でゲームを進めるのは大変だよな、と考えていてふと思ったのが「言葉に出さないで投了するのってどうやるんだろう?」ということ(反則負けせずに)。
場の札を勝手に山に加えたりしたら反則だし、とか色々考えた挙句に「どうせ投了するなら《Goblin Mime》が墓地送りになってもいいじゃないか」という身もふたもない結論に達した。
余談4:水曜日 《水晶球/Crystal Ball》
記事でネタにされていたように「メカニズムとフレイバーがガッチリ噛み合った」カード。
未来が垣間見えるという点だけでなく、この水晶球で占った未来はそれだけじゃ単なる情報に過ぎず(=場に影響を与えず)、実際に運命を変えるのはプレイヤーの行動(=その後、実際に唱えられる呪文)である、という点がいわゆる「占い」だなと思った。
余談5:木曜日 《清麻呂の末裔/Descendant of Kiyomaro》
麻呂サイクルだから手札枚数を参照する、というとピンと来ないかもしれないけど、MAROサイクルだから手札枚数を参照する、というと「ああ、なるほど」となる。出た当初は日本語版スポイラーばかり見てたから気づかなかった。
余談6:金曜日 《塹壕馬/Trenching Steed》
Trenchという言葉に「長々と列状に伸びる段差のある部分」というような意味があって、原文にある「畑のTrench」と「戦場のTrench」の対比を上手いこと日本語訳に反映できたんじゃないかな、と思ってる(自画自賛)。
ただそのあいだに挟まれた部分(迫りくる敵に~、の箇所)は、原文に沿った形には訳せているけれど日本語として自然かどうか(カッコいいかどうか)となるとちょっと自信がない。
Card of the Day - 2012/02/27
2012年2月27日 Card of the Day陰惨な発見/Gruesome Discovery - 闇の隆盛 コモンGruesome Discovery / 陰惨な発見 (2)(黒)(黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。
陰鬱 ― このターン、いずれかのクリーチャーが死亡していた場合、代わりにそのプレイヤーは自分の手札を公開し、あなたはその中からカードを2枚選ぶ。その後、そのプレイヤーはそれらのカードを捨てる。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Gruesome+Discovery/
《陰惨な発見/Gruesome Discovery》のイラストに描かれているのは、イニストラードの貴族が死体となって彼の妻に発見された瞬間のシーンだ。
イラストレーターは恐ろしい暴力のあとそのものを描写するかわりに妻の反応からその彼女の受けた恐怖が伝わるように描いている。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0212
Card of the Day - 2012/02/28
2012年2月28日 Card of the Day入念な研究/Careful Study - オデッセイ コモンCareful Study / 入念な研究 (青)
ソーサリー
カードを2枚引き、その後カードを2枚捨てる。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Careful+Study/
「カードを引く」というメカニズムはマジックのカード上において様々な方法で表現されており、それは《Ancestral Recall》が遠まわしに「祖先の知識を思い起こす」のを表現しているところまで遡ることができる。
もっとも一般的な表現方法は《入念な研究/Careful Study》に見られるように「カードを引く」ことが「知識」を意味するものだ。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0212
Card of the Day - 2012/02/29
2012年2月29日 Card of the DayQuestion Elemental? - アンヒンジド アンコモンQuestion Elemental? (2)(青)(青)
クリーチャー - エレメンタル(Elemental)
飛行
あなたが質問でないことを言ったとき、その事実を最初に指摘したプレイヤーがQuestion Elemental?のコントロールを得ることを知っていますか?
3/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Question+Elemental%3F/
この《Question Elemental?》の原型は、結局発売されることのなかったアングルードIIに収録されていたもので、そのカード名はアメリカの某有名クイズショーにちなんで《Jeopardy》(註1)と名付けられていた。
ウェザーライトのクルーたちが実際にこのクイズに参加しているところを描いたイラストはここ(註2)で確認することができる。
(註1) Jeopardy
日本語版ウィキペディアにこの番組の紹介があったのでリンクを張っておく。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%91%E3%83%87%E3%82%A3!
(註2) ここ
原文では以下のURLにリンクが張られている。文中にあるとおりのイラスト。
http://www.wizards.com/mtg/images/daily/mm/mm48_jeopardy.jpg
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0212
1 2