悪意の大梟/Baleful Strix - 統率者(2013年版)
Baleful Strix / 悪意の大梟 (青)(黒)
アーティファクト クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行、接死
悪意の大梟が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
1/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Baleful+Strix/

 面白いトリビアを紹介しよう。《悪意の大梟/Baleful Strix》は再録カードだが、一度もスタンダードでリーガルだったことはない。さて、そんなことがありえるのだろうか?
 その答えは、最初に収録されたのが(この統率者(2013年版)と同じく)特殊セットであるプレインチェイス2012だったからだ。先週の金曜日の記事(註1)にある鳥に関するこのトリビア集で君の知識を試してみよう!

(註1) 先週の金曜日の記事
 原文では以下のURLへリンクが張られている。マジックの鳥(Bird)に関するクイズ(註2)が出されている。
 http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1370

(註2) クイズ

【翻訳】クイズ:マジックの鳥たち/Quiz: Birds in Magic【Daily MTG】
Trick Jarrett
2013年11月22日
元記事:http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1370

 来週、ここアメリカでは祝日となるサンクスギビングの日がある。この日は友達や家族と集まり、ターキーをメインにした料理を食べるのが主流だ。そこで今日はマジックに登場する鳥(Bird)に関するクイズを出そうと思う。

※ 究極の注意事項

 こういったクイズで答え合わせをすると必ずと言っていいほど、Eメールやらツイッターやらで「おい、多相と《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》を忘れてるぞ?」というツッコミが入る。そこで事前にあらかじめ伝えておこう。私は意図的に、そして望んでこいつらを答えから除外している。

問題1(難易度:低)
 鳥(Bird)は5色の全てに存在し、最も青に多い。さて最も少ない色は?
 なお、ここでは単色のみ問題にしている。


白だと思う人は以下を反転
不正解だ。これは2番目に多い色で、それは主にエイブン(Aven)のおかげだ。
黒だと思う人は以下を反転
不正解だ。確かに少ないが禿鷹(Vulture)のおかげで最下位はまぬがれている。
赤だと思う人は以下を反転
不正解だ。確かに鳥(Bird)の数には困っているがロック(Roc)の存在に救われている。
緑だと思う人は以下を反転
正解だ!! 《極楽鳥/Birds of Paradise》はマジックでもトップクラスに有名だが、鳥の数は非常に少ない。なんと、たったの5枚しかないのだ!

問題2(難易度:低)
 テーロスには鳥(Bird)のサブタイプを持つカードは1枚しかない。
 さて、そのカードの名前は?


答え → 《金床鋳込みの猛禽/Anvilwrought Raptor》


問題3(難易度:中)
 現実世界には飛べない鳥がいっぱいいるが、マジックには5枚しかない。
 そのうちの1枚はドラゴンの迷路に収録されている。さて思いだせるかな?


答え → 《青銅嘴の恐鳥/Bronzebeak Moa》


問題4(難易度:中)
 ファルコン(Falcon)が名前につくカードとアーティファクトの鳥(Bird)。
 どっちがより多い?


答え → アーティファクト・鳥のクリーチャーは7体いるが、名前にファルコン(Falcon)が入るカードは全部で12体いる。これで答えは分かっただろう。

問題5(難易度:高)
 統率者(2013年版)は私たちに《浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician》をもたらしてくれた。これは伝説の鳥(Bird)・ウィザード(Wizard)だ。この新たに収録されたカードについては「Friday Nights」の動画に詳しい。しかし伝説の鳥(Bird)は、このデリーヴィーが最初ではない。さて、以下に並ぶ伝説の鳥(Bird)のうち、最初に印刷されたのはどれだろうか?


《司令官イーシャ/Commander Eesha》だと思う人は以下を反転
不正解だ。ジャッジメントの発売は2002年だった。
《巣を守るものカンジー/Kangee, Aerie Keeper》だと思う人は以下を反転
正解だ! カンジーはインベイジョン初出で、発売は2000年10月だ。
《隊長補佐カーター/Lieutenant Kirtar》だと思う人は以下を反転
不正解だ。この隊長補佐はオデッセイが初出で、その発売は2001年10月だ。
《ティーロ大隊長/Major Teroh》だと思う人は以下を反転
不正解だ。この大隊長はトーメントで登場した。発売は2002年の2月だ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar - ウルザズ・レガシー
Raven Familiar / ワタリガラスの使い魔 (2)(青)
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
エコー(2)(青)(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
ワタリガラスの使い魔が戦場に出たとき、あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。それらのうちの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
1/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Raven+Familiar/

 青には81体の鳥(Bird)がおり(註1)、そのうち6体(註2)が君にライブラリの上のカードを垣間見せてくれる。しかし実際にカードを手札に加えさせてくれるのはこの小さな使い魔だけだ。ありがとう、相棒!

(註1) 81体の鳥(Bird)がおり
 原文ではサブタイプが「Bird」で、かつ色が青のカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

(註2) そのうち6体
 原文ではサブタイプが「Bird」で、色が青で、かつテキストに「Look」「Cards」「Library」が含まれるカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
青銅嘴の恐鳥/Bronzebeak Moa - ドラゴンの迷路
Bronzebeak Moa / 青銅嘴の恐鳥 (2)(緑)(白)
クリーチャー — 鳥(Bird)
他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、青銅嘴の恐鳥はターン終了時まで+3/+3の修整を受ける。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Bronzebeak+Moa/

 モアはニュージーランドに生息していた飛べない鳥(註1)で、彼らは14世紀頃にはほぼ(というか完全に)絶滅していたという。しかしこのセレズニアによって武装化されたモアがマジックに初めて登場したモアというわけではない。その栄冠はウルザズ・デスティニーの《狩りをする恐鳥/Hunting Moa》に与えられている。

(註1) ニュージーランドに生息していた飛べない鳥
 原文では以下のURLへリンクが張られている。Wikipediaの Moa の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Moa

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%A2

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
金床鋳込みの猛禽/Anvilwrought Raptor - テーロス
Anvilwrought Raptor / 金床鋳込みの猛禽 (4)
アーティファクト クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行、先制攻撃
2/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Anvilwrought+Raptor/

 小説ジュラシックパーク(註1)のおかげでラプター(Raptor)というとヴェロキラプター(Velociraptor)(註2)を指すことが多くなってしまったが、それ以前は主に猛禽(Bird of Prey)(註3)を指す言葉だった。さらに名前の由来を遡るとこれは過去の生物分類名である Raptores (註4)からきている。なお現在では Raptores は複数の分類に分けられている。

(註1) ジュラシックパーク
 原文では以下のURLへリンクが張られている。Wikipediaの Jurassic Park (novel) の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Jurassic_Park_%28novel%29

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF

(註2) ヴェロキラプター
 原文では以下のURLへリンクが張られている。Wikipediaの Velociraptor の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Velociraptor

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%AB

(註3) 猛禽
 原文では以下のURLへリンクが張られている。Wikipediaの Bird of Prey の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Bird_of_prey

 同項目の日本語版Wikipediaは以下に転送される。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%9B%E7%A6%BD%E9%A1%9E

(註4) Raptores
 原文では以下のURLへリンクが張られている。Wikipediaの Raptores の項目。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Raptores

 同項目の日本語版Wikipediaは以下。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%9B%E7%A6%BD%E9%A1%9E

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113
Free-Range Chicken - アングルード
Free-Range Chicken (3)(緑)
Summon — ニワトリ(Chicken)
(1)(緑):6面ダイスを2個振る。ゾロ目のとき、Free-Range Chickenはターン終了時まで+X/+Xの修整を受ける。Xはそれらのダイスの出目である。そうでない場合、その合計の出目が、このターンの間に別にFree-Range Chickenのために振ったダイスの出目の合計に等しい場合、Free-Range Chickenを生け贄に捧げる。
3/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Free-Range+Chicken/

 Mark Rosewaterの書いた記事「Get It?(註1)」によると以下の通りだ。
 「《Free-Range Chicken》のイラストに描かれているニワトリはこれからターザンのようにツタにつかまって飛ぼうとしているところだ。イラストレーターはこのニワトリがジャングルに生きる野生のニワトリであることを表現したかったらしい」
 記事にはさらなるアングルードの小ネタが(あえて言えば99個くらい)載っている。

(註1) Get It?
 原文では以下のURLへリンクが張られている。記事にあるとおり、アングルードの小ネタ、というかアングルードのカードに隠されたジョークを100個紹介しているコラム。
 http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/feature/225

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1113

1 2

 

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索